アパレルのお仕事ってどんなものがあるの?
2015/04/02
アパレルの主な職種
「服が好き!」「ファッションに携わりたい!」という人がとても多いアパレル業界。でも実際どんな仕事があるのかよくわからない人も多いはず。アパレル企業で求人にはどのような仕事があるのでしょうか。主な職種を見てみましょう。
■アパレル販売・ショップスタッフ
■アパレルショップの店長・マネージャー
■デザイナー
■パタンナー
■バイヤー・仕入れ業務
■MD(マーチャンダイザー)
■営業
このほかにもショップの運営を管理する店舗運営や、商品の数量管理や入荷・出荷を担うサプライチェーン・物流、品質管理などの仕事もあります。
次の章では上記職種の具体的な仕事内容を見て行きましょう。
アパレル販売・ショップスタッフの仕事内容
アパレルの求人でも最も多いのが販売・ショップスタッフ。いったいどのような仕事をするのでしょうか。
主な仕事は接客とレジ。商品をお客様に提案して販売し、決定した商品のレジ打ち・包装などを担当します。
他にも商品の入出荷や、ディスプレイ、在庫管理などの商品周りの仕事、掃除や備品管理、顧客データの整理などの店舗運営に関する業務など多岐に渡ります。
アパレルの販売・ショップスタッフになるのに特別な資格は特に必要ありませんが、販売士やファッション販売能力検定、カラーコーディネーターなどの資格を持っていると接客に役立つでしょう。
アパレルショップの店長・マネージャーの仕事内容
アパレルショップの店長・マネージャーはショップ運営の責任者であり、ショップのすべての業務を管理します。
主な仕事としては、売上・予算の管理、スタッフの育成、商品や在庫管理、顧客管理などです。販売職の経験を積んで店長やマネージャーになることが多く、販売力の高さが求められます。
更に必要なスキルとしては、コミュニケーション能力、統率力、数値管理能力、人材育成能力などがあげられます。
デザイナーの仕事内容
アパレルのデザイナーは、アパレル企業で販売する洋服などのデザインをするのが主な仕事です。
シーズン毎のテーマやトレンドに基づいて、デザインのアイディアを出し、デザイン画に落とし込みます。また、素材選びをする場合も多く、決定したデザインの生地やボタンなどのアクセサリー、裏地などを選びます。
また、出来上がったデザイン画や素材などをパタンナーに渡し、どのような商品にしたいかを細かく説明することも求められます。
デザイナーは専門的な職業の為、ファッションの専門学校でデザイン課程を修了した人がほとんどと言えるでしょう。
パタンナーの仕事内容
パタンナーはデザイナーが作成したデザイン画に沿って、服の設計図であるパターンを作る仕事です。
パターンとは生地を裁断するときに必要な型紙の事で、デザイナーが作った平面のデザイン画を、立体にするのにはどう生地を裁断して縫製したらよいかを考えて作ります。
使用する素材によって裁断や縫製の方法も変わってくるのでとても専門的知識を必要とする職業です。
特に資格は必要ありませんが、ファッションの専門課程を修了した人が多く、「洋裁技術検定」や「パターンメーキング技術検定」を持っていると役立つでしょう。
バイヤー・仕入れ業務の仕事内容
バイヤー・仕入れ業務は、主にシーズン毎に必要となる商品を買い付ける仕事です。
前年・今年は何がどれくらい売れているか、次のファッショントレンドは何かを分析し、次のシーズンの買付の内容を決めます。
必要なスキルとしては、トレンド・数値の分析能力、マーケティング能力、情報収集能力、新しいものを自ら探し出す積極性・研究能力などです。
また、海外で買い付けすることも多いため、英語やフランス語、イタリア語などファッション先進国で通用する語学力があると重宝されます。
資格は特に必要ありませんが、ファッションビジネス能力検定、カラーコーディネーター検定などの資格を持っていると役立つでしょう。
MD(マーチャンダイザー)の仕事内容
MD(マーチャンダイザー)は、アパレルメーカーや百貨店などで、商品の企画や売上・予算管理、販売計画、スタッフへの商品トレーニングなどを総合的に担う仕事です。
いま自社や他社のブランドで何が売れているのか、これから何がトレンドになるのかを分析・マーケティングし、次のシーズンで何を作って販売するかを企画する仕事です。数値面だけでなく、トレンドの分析や店舗へ出向いてショップスタッフに売れ筋をヒアリングするなど、仕事の範囲が広いのが特徴です。
必要なスキルとしては、数値管理能力、トレンド分析力、語学力などです。
MDになるのに特に資格は必要ありませんが、ファッションビジネス能力検定やTOEICなどの英語の検定を受けると役立つでしょう。
最後に
これまでご紹介したように、アパレル業界には多数の職種があります。また、それぞれに求められる知識や能力が異なります。資格を持っていることが必須条件では無いケースが多いですが、興味のある職種に関する資格を取得することによって、業務の幅が広がる可能性がありそうですね。
アパレルのお仕事を探すなら
人気のアパレルのお仕事情報が満載のアパレルクローゼットへアクセス!