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逆引き成長バイト辞典
(著名人インタビュー編)

逆引き成長バイト辞典<br>(著名人インタビュー編)

著名人インタビュー

黒崎えり子(ネイルサロン主宰、ネイルスクール学院長)

ネイル業界のパイオニア
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Profile
ネイルサロン「erikonail」主宰、「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長。2000年に日本人初のワールドチャンピオンシップ・スカルプチュアネイル部門で1位を獲得。同年、全米ネイリストランキング第1位に。

長い爪に国旗の描かれたネイルアートをみて「わたしもあんなネイルをしてみたい!」と思ったんです。

ネイリストという仕事に興味を持ったきっかけは?
小学生の頃から小さくて可愛いものはずっと好きで。高校生になって、まだネイルアートという言葉もないような頃に、国旗が描かれた長い爪の人を見てネイルというものにすごく興味を持ったんです。当時は付け爪なども少なく、それでも真似したくてハロウィン仕様のものを探して買ってきたり… 。ある時ふと、私もネイルをしてもらいたいと思い、雑誌でネイルサロンを見つけてお店に電話をかけました。でも当時はまだすごく高額で、それなら自分でできるようになりたいと思い、「ネイリストになるにはどうすればいいのか」とお店の人に聞いたんです。そこで初めてネイルスクールの存在を知り、すぐに調べて翌日にはスクールの説明会に行き、即入校を決めました。私、やりたいと思ったら即行動したいタイプなんです。

インストラクターを経てから、新店舗の店長としてネイリストデビューしました。

スクールの生徒から、ネイリストになるまでの道のりを教えてください
スクールを卒業した後すぐに、先生から声をかけていただき、インストラクターになりました。その後も新しいネイルサロンを立ち上げるのに誘われ、店長として出向いたのが実際にネイリストとしてお客様に施術をさせていただくネイリストとしての最初の仕事ですね。私がインストラクターに声を掛けて頂けたのはきっと、若いし、くじけないところ(笑)。先生からも、「何を言っても笑ってる」と言われたり、きっと技術面というよりはキャラクター的に良かったからなのかなと自分では思っています。その後、ネイルスクールを開校することになりました。
黒崎えり子さんインタビュー

実践を通じて培った経験を伝えていきたいと思うようになったからです。

ネイルスクールを開校したきっかけは?
違うスクールで教えてもらった生徒さんだと、技術面は一緒でもやり方やスタイルが違ったりするんです。それを一から私たちが実践を通じて培った経験でベストだと思うやり方に直すのはとても大変で。私が初めから教えたら生徒さん自身も、私たちもスムーズですし、今まで自分がやって来た事をちょうど伝えていきたいタイミングでもあったので、節目となる2000年にスクールを出す話になりました。

ひたすら練習あるのみ!

ネイルのスキルアップのために重要なことは?
「技術を要するお仕事に近道はない」と私は考えています。ひたすら練習あるのみです。創った作品に対して客観的な評価をいただけるコンテストは、自分の技術が上達しているかどうかを知る良い機会になりました。また、コンテストという明確な目標は日々の練習の励みになりましたし、1 位をいただくことで自信につながりましたし、サロンワークの技術も飛躍的にあがり、もっとネイルが好きになり、もっと仕事が楽しくなりました。

日常で目にするあらゆるものが、
デザインの参考になっています

新しい技術やデザインやアイディアはどのようにして生まれるのですか?
例えば、普段街を歩いていて、ふと目に留まった広告や看板のデザインがネイルの色合わせの参考になったり… 。雑誌やお洋服、目にするものは何でも「ネイルのデザインに生かせないか」といつも考えています。