短期バイトを探している人も多数 自粛中に生活を担保する長期レギュラーバイト希望のユーザーが多い中、29%と比較的多くのユーザーが短期バイトを希望していることが分かりました。短期バイトは求人数の多さ・バイト応募のしやすさが特徴的です。今すぐ稼ぎたい・とにかく働きたいというニーズを持ったユーザーが多く存在しているのではないでしょうか。短期バイトの中でも「単発」や「日雇い」、「日払い・週払い」など様々な条件のものがあります。自分の希望に合った短期バイトを探してみましょう。
短期バイトで働きたい職業 短期間でアルバイトを探しているユーザー全体の42%が「働きたい職種は問わない」と回答しており、とにかく働きたいというニーズが見て取れるのではないでしょうか。一方で軽作業のアルバイトをしたいと回答するユーザーが22%と2番目に割合が多く、早く楽に稼ぎたいというニーズも読み取れるかと思います。全体の10%を下回る割合ですが、オフィスワーク(9%)、販売・接客・サービス(7%)、飲食・フード(7%)が次いで回答を得ていました。
日雇いバイトの仕事内容 販売スタッフ 忙しい日に店舗に入り、販売のお手伝いをするアルバイトです。新しく覚えることが比較的少なく、入店後すぐ仕事に就けるので日雇いアルバイトの需要も高い傾向にあります。特に、陳列中の商品を畳むなど整理する機会が多いアパレル大型店では、日雇いスタッフも多く活躍しています。 結婚式場でのバンケットサービス 結婚式シーズンには人手がいくらあっても式場スタッフが足りないという状況になるため、日雇いアルバイトでの求人が増える傾向にあります。くわしい仕事内容ですが、結婚式場で参列者を案内したり、披露宴会場で客席を整えたり配膳をおこなったりします。この業種を専門とする人材派遣会社もあり、登録しておけばご自分の働きたい日程をあらかじめ決めて仕事に入れることも。 倉庫・工場での梱包ラベル貼りなどの軽作業 あまり体力を必要とせず、きまった作業を延々とおこなう単純作業全般を「軽作業」と呼びます。この仕事も、日雇いでの求人が多いのが特徴。男女や世代を問わずすぐに仕事を始められるため、未経験者でもチャレンジしやすい仕事でしょう。ただし、販売・サービス系や体力系の日雇いアルバイトよりは日給が安めになる傾向も。 派遣登録による日雇いアルバイト 派遣会社に日雇いアルバイト要員として登録し、都合の良い日程や時間帯をあらかじめ伝えてその都度仕事を紹介してもらう形になります。そのため、業種や職種が毎回変わることもある点が特徴。派遣会社の特色からどのような業種を紹介されやすいか、ある程度把握できることも多いです。したい仕事の傾向が決まっていれば、登録する派遣会社選びから慎重におこないましょう。 物流機関や工事現場などでの体力系アルバイト 物流作業(荷物運び)や引っ越し、工事現場での作業などは日雇いアルバイトの王道的な仕事ですが、日給が高いことから根強い人気があります。これらの職種の場合、先にご紹介した派遣登録の仕組みを活用して紹介がされることが多い点も特徴。ガッツリ稼ぎたい、働きながら体力作りをしたいなどの理由で体力系のアルバイトを求めている方は、体力仕事に強い派遣会社へ日雇い登録をするとよいでしょう。 資格や興味・関心を生かした日雇いアルバイト 免許や資格を持っているなら、日給が高く条件の良い日雇いアルバイトを選択できます。看護師など医療系の資格を持っていればイベント会場の救護室や臨時の献血コーナーなどで働けますし、仕事の条件に合う種類の運転免許をお持ちなら運転手の日雇いアルバイトができます。また、テレビや映画など映像制作の現場でも、つねに日雇いアルバイトが求められています。映画撮影のエキストラや、テレビ番組のスタジオやロケ現場でのアシスタントディレクター(AD)も、隠れた人気職種。これらの業種に興味があり、業界への就職をめざしている方なら、有効な下積みの機会にもなり得ます。
日雇いアルバイトで求められる能力 日雇いアルバイトに求められる能力といえば、まずは「すぐに仕事に入れること」でしょう。前にしていた日雇いバイトと仕事の内容がまったく異なっても、物怖じせず現場でてきぱき行動できる度胸や落ち着きは大切です。日雇いアルバイトの場合、研修などで仕事に関してじっくり教わる機会はないと考えたほうがよいでしょう。そのため、基本的なビジネスマナーや一般常識が身についていることがより重要になります。また、日雇いアルバイトは朝から夕方・夜まで丸一日仕事をするケースが中心。時間を守れないと職場全体を混乱させてしまいますから、どんな職場におもむく場合も遅刻などをせずきちんと時間が守れることは鉄則です。特に派遣登録をしている場合、遅刻などが多いと今後あまり仕事を紹介してもらえなくなるかもしれません。また、働く業界ごとに求められる能力も異なります。たとえば、軽作業などはスピーディに淡々と同じ作業をミスなくこなせる人が重宝されます。いっぽう、販売・サービス系ではとっさの機転が利く人や、周囲への目配りが上手な人が歓迎される傾向にあるでしょう。体力系の日雇いアルバイトなら、なんといっても体力がなければ仕事が務まりませんね。
日雇いアルバイトの給与の支払いは? 「日雇いバイトは、働いた日にお給料がすぐもらえるの?」と思っている方も多いでしょう。でも、働いた日に即お給料がもらえる「即日払いアルバイト」と、勤務の契約が1日単位となる「日雇いアルバイト」は、実は別物です。特に、派遣会社に日雇い登録をしている場合などは、雇用契約が1日単位であっても給与の締めは月単位となり、締め日まで働いた分が月1回でまとめて支払われるケースも少なくありません。「日雇い」と「即日払い」の違いを把握し、その日に働いたお給料をすぐにもらいたい場合には「お給料が即日払い制、または即日払いを選択可能な日雇いアルバイト」を選んでエントリーする必要がありますね。