フリーターにおすすめのバイト17選!働き方・職種・選び方まで徹底解説【目的別】 | マイナビバイトTIMES
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    フリーターにおすすめのバイト17選!働き方・職種・選び方まで徹底解説【目的別】

フリーターとして働こうと思っても、「どのようなバイトを選べばいいのか分からない」「自分に合った仕事が見つかるか不安」という悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。未経験からのスタートや、安定した生活、将来のキャリアを見据えた働き方を考えると、どのような仕事を選ぶかは重要です。

そこでこの記事では、フリーターにおすすめのバイトを目的別に紹介し、働き方に応じた選び方や注意点、正社員登用を目指すステップまでを解説します。「自分にぴったりのバイトを見つけて、安心して働きたい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んで、理想のバイトを見つける第一歩を踏み出しましょう。

関連記事:フリーターとは?他の雇用形態との違いやメリット・デメリットを解説!


フリーターがバイトを選ぶ時に重視すべき5つのポイント

フリーターがバイトを選ぶ時に重視すべきポイントを、以下に5つ紹介します。

1. 働きやすいシフトか

バイト先を選ぶ際は、シフトの柔軟性が高いかどうかが重要なポイントです。特にフリーターの場合、複数のバイトを掛け持ちしていることもあるため、希望する日や時間に働ける職場を選ぶ必要があります。

例えば「週2日からOK」「当日相談可」などと記載された求人は、比較的自由度が高く、自分のライフスタイルに合わせやすい傾向があります。無理のない働き方を続けるためにも、シフトの柔軟さは事前にしっかり確認しておきましょう。

2. 高時給で稼げるか

限られた時間で効率よく収入を得るには、高時給のバイトを選ぶのが理想的です。

特に、一人暮らしをしている人や、自立を目指すフリーターにとっては、生活費や貯金、趣味の費用をまかなうためにも、安定した収入を確保する必要があります。

ただし、高時給のバイトは、業務内容がハードだったり、精神的な負担が大きかったりする場合もあるため、自分の性格やライフスタイルに合っているかどうかを見極めて選ぶことが大切です。

関連記事:バイトの時給の平均は?都道府県別の時給と高時給バイト10選を解説

3. 勤務地が通勤しやすいか

通勤のしやすさは、バイトを長く続けるうえで欠かせない要素です。どれだけ時給が良くても、職場が遠すぎたり、交通費が自己負担だったりすると、通勤そのものが負担となり、結果的に辞めてしまうこともあります。

通勤の負担を減らしたい人は、「駅チカ」や「交通費全額支給」などの条件が記載された求人を探してみると良いでしょう。ただし、自宅から近すぎて「知り合いに見られたり会ったりするのがいや」という場合は、電車で1~2駅ほど離れたエリアのバイトを探してみるのも一つの方法です。

関連記事:アルバイトでも交通費はもらえるの?条件や注意点について解説

4. 自分に合う仕事内容か

バイトを選ぶ際は、自分に合った仕事内容を選ぶことが大切です。例えば、人と話すことが好きな人であれば、飲食店やアパレルなどの接客業が向いています。

一方で、一人で黙々と作業するのが得意なタイプなら、倉庫での商品管理やデータ入力といったバイトのほうが働きやすいでしょう。このように、自分の性格や価値観と仕事内容が合っているかどうかは、「働く楽しさ」や「続けやすさ」に影響します。

短期間でバイトを転々とするよりも、自分に合った仕事を見つけて長く続けたほうが、スキルが積み重なり、職場からの信頼も得やすくなります。

5. 将来につながるスキルや正社員登用制度はあるか

バイトを選ぶ際は、「将来につながるスキルが得られるか」「正社員登用制度があるか」という点も重要なポイントです。

将来に役立つスキルの具体例としては、事務系のバイトであればパソコン操作やビジネスマナー、飲食店であれば接客力やチームをまとめる力などが挙げられます。

また、正社員登用制度がある職場では、努力次第で正社員へステップアップできる可能性もあります。実際にアルバイトから正社員になった人がいるか、登用実績がどれくらいあるかを事前に確認しておくことで、目標が立てやすくなるでしょう。

スキルの習得や正社員を目指すなど、バイトの目的が明確であれば、日々の業務にもやりがいを感じながら働けるはずです。


【目的別】フリーターにおすすめのバイト職種一覧

フリーターにおすすめのバイト職種を、以下の目的別に紹介します。

高時給でしっかり稼げるバイト

高時給でしっかりと稼げるバイトは、以下のとおりです。

コールセンター

コールセンターのバイトは、電話対応の業務が主であり、以下の2パターンに分かれます。

仕事内容 詳細
受信(インバウンド) 問い合わせ対応や注文受付など
発信(アウトバウンド) アンケート調査や商品の案内など

コールセンターの仕事は、声だけのやりとりになるため、言葉遣いや丁寧な対応が求められます。多くの職場ではマニュアルや研修が整っているため、未経験でも始めやすいのが特徴です。

時給は比較的高く、経験を積むことで時給アップやインセンティブが支給されるケースもあります。

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関連記事:コールセンターバイトの働き方は? 研修制度や服装などアンケートをもとに解説

夜勤コンビニ

夜勤のコンビニでは、接客・レジ業務のほかにも以下の業務を行います。

  • 商品の補充
  • 清掃
  • フライヤーなどの調理補助

夜勤のコンビニは、日中に比べて来店客が少ないため、落ち着いて業務に取り組みやすいのが特徴です。ただし、スタッフの人数が少ない分、一人で複数の業務をこなす場面も多くなります。

一方で、深夜帯(22時~翌5時)は深夜手当が付くことから、同じ作業内容でも時給が25%以上上昇するため、同じ勤務時間でも効率的に稼ぎたい人には適した働き方と言えるでしょう。

使用者が、午後十時から午前五時まで(厚生労働大臣が必要であると認める場合においては、その定める地域又は期間については午後十一時から午前六時まで)の間において労働させた場合においては、その時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の二割五分以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。

引用:労働基準法 第三十七条第四項

注意点としては、日勤と比べて生活リズムが崩れやすいため、体調管理をしっかり行うことが大切です。

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関連記事:コンビニバイトの平均時給と最低賃金はいくら?相場や深夜勤務、給料アップのポイントも紹介

パチンコ店

パチンコ店のバイトは、以下の業務を中心に行います。

  • ホールでの接客・清掃
  • 玉やメダルの交換
  • 景品カウンターでの業務

パチンコ店は多くのお客さまが出入りするため、体を動かす場面が多くなりやすい職場です。機械のトラブル対応や明るく元気な接客が求められるため、臨機応変に行動できる人に向いているでしょう。

一方で、パチンコ店特有の騒音や、慣れるまでの業務の多さに戸惑う可能性があります。仕事のギャップをなるべく埋めるためにも、実際に働く前に職場の雰囲気や仕事内容をしっかり確認しておくことが大切です。

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関連記事:パチンコ屋バイトはきつい?仕事内容や時給、メリット・デメリットについて解説

シフトの自由度が高いバイト

シフトの自由度が高いバイトを、以下に紹介します。

ネットカフェ・漫画喫茶

ネットカフェや漫画喫茶のバイトの業務内容は、以下のとおりです。

  • 受付業務
  • 会計処理
  • ブースの清掃
  • フードメニューの提供
  • ドリンクバーの補充
  • 在庫管理

ネットカフェや漫画喫茶の業務は、会計処理や清掃などシンプルな作業が多く、未経験でも比較的始めやすいのが特徴。24時間営業の店舗が多いため、シフトの自由度が高く、早朝や深夜など空いている時間を有効に活用できる点も魅力です。

コンビニと同じく夜間は来客が少ない傾向にあり、落ち着いた雰囲気の中で働けるため、静かな環境を好む人に向いている仕事と言えるでしょう。

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関連記事:ネットカフェ・漫画喫茶バイトはきつい?楽?仕事内容やメリットなどを紹介

フードデリバリー

フードデリバリーは、注文を受けた料理や商品をバイクや自転車で指定の場所へ届ける仕事です。スマートフォンのアプリで配達指示を確認し、配達完了まで基本的に一人で行動します。

フードデリバリーの最大の特徴は、シフトがなく、自分の好きなタイミングで働ける点です。都合の良い時間にアプリを起動すればすぐに仕事を始められるため、他のバイトとの掛け持ちや空き時間の活用にも最適です。

ただし、天候や交通状況に大きく左右されるため、安定して稼ぐにはエリア選びや稼働時間の工夫が必要になるでしょう。

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関連記事:デリバリーバイトはきつい?業務内容や時給、メリット・デメリットなどを解説

登録制イベント

登録制のイベントバイトは、コンサートや展示会、スポーツ大会などの単発業務に参加するスタイルの仕事です。仕事内容は設営や誘導、グッズ販売など多岐にわたりますが、事前に研修や説明があるため、未経験でも安心して始められます。

勤務は登録制で、働ける日だけ応募できるため、スケジュールの融通が利きやすい点も魅力です。特に「今週だけ働きたい」「来月は休みたい」といった自由な働き方が可能なため、他のバイトとの掛け持ちにも適しています。

仕事内容や条件をよく確認したうえで、自分のペースに合った案件を選びましょう。

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関連記事:【体験談あり】イベント設営バイトはきつい?仕事内容や時給相場、向いている人の特徴を解説

スキルアップ・将来に活かせるバイト

スキルアップや将来に活かせるバイトを探している人は、以下の職種がおすすめです。

一般事務・データ入力

一般事務やデータ入力のバイトの主な業務は、以下のとおりです。

  • 書類整理
  • 電話対応
  • パソコンを使った情報の入力・管理

一般事務やデータ入力のバイトは、決まったフォーマットに情報を打ち込む単純作業が多く、未経験でも始めやすい仕事です。

このバイトの魅力は、パソコン操作やビジネスマナーなど、社会人としての基礎力を実務を通じて身につけられる点にあります。今後の就職や転職にも活かせるでしょう。正確さとスピードが求められるため、集中して取り組む姿勢が重要です。

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関連記事:データ入力バイトはどんな感じ?メリットやデメリット・注意点について解説

塾講師

塾講師のバイトは、小・中・高校生を対象に、学校の授業の補習や受験対策を行う仕事です。教科ごとに担当が分かれているため、自分の得意科目を活かして働くことができます。

この仕事では、人に教える力や相手に合わせて伝えるスキルが身に付きやすいため、将来的に教育業界で働きたい方や、人前で話すスキルを磨きたい方にとっては貴重な経験となるでしょう。

学力だけでなく、コミュニケーション能力や責任感も求められる仕事であり、生徒の理解度や性格を見極めながら指導するには、柔軟な対応力も重要です。

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販売・接客

販売や接客のバイトの職種は、アパレルや飲食、家電量販店などさまざまあり、自分の興味のある分野を選べます。販売や接客の主な業務内容は、以下のとおりです。

  • 商品の説明
  • レジ対応
  • 在庫管理
  • クレーム対応

この仕事では、コミュニケーション力や接客マナーが自然と磨かれていきます。お客さまと直接やりとりする機会が多いため、臨機応変な対応力や丁寧な言葉遣いも身につき、社会に出た際にも役立つスキルとなるでしょう。

人と関わるのが好きな方や、成長を実感しながら働きたい方にとっては、やりがいのある職種と言えます。

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人と関わらず黙々とできるバイト

人と関わることが苦手な方には、以下のようなバイトが適しているでしょう。

関連記事:人と関わらないバイト11選!人と関わらない順に特徴や働き方を紹介

清掃業務

清掃業務のバイトは、主に以下の共用部分を綺麗に保つ仕事です。

  • オフィスビル
  • 商業施設
  • 病院
  • マンション

具体的な業務内容は、床の掃き掃除やモップ掛け、ごみの回収、トイレ清掃などです。黙々と一人で作業する場面が多く、接客の機会が少ないため、人と関わらない仕事を探している方に向いています。

また、作業の流れが決まっているため、慣れればスムーズにこなせるようになり、自分のペースを大切にしたい方にもおすすめです。清掃業務のバイトを行う際は、衛生面に配慮しながら、丁寧に作業する姿勢を心掛けましょう。

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倉庫内作業・ピッキング

倉庫内作業やピッキングは、商品の仕分け・梱包・棚からのピックアップなどを行う仕事です。大型の物流倉庫や通販会社の配送センターでの勤務が多く、作業内容は比較的単純ですが、集中力と丁寧さが求められます。

また、立ち仕事が中心で荷物を運ぶなどの力仕事もあります。基本的に黙々と作業を進めるスタイルが一般的なため、人と話すことにストレスを感じやすい方や、コツコツと作業をするのが得意な方に向いていると言えるでしょう。

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採点・データ処理

採点やデータ処理のバイトは、模試やアンケートの結果をパソコンに入力したり、決まったルールに沿って採点を行ったりする作業です。

対人コミュニケーションが少ないため、接客が苦手な人でも始めやすい仕事と言えます。特別なスキルは必要ありませんが、正確さとスピードの両方が求められるため、細かい作業が得意な人に向いています。

ただし、期間限定の案件も多いため、継続的に働きたい場合は、募集内容をよく確認しておきましょう。

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短期・単発のバイト

短期・単発のバイトでよくある職種を、以下に紹介します。

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試験監督

試験監督のバイトは、模試や資格試験の現場で、受験者の案内や試験中の監視、問題・解答用紙の配布・回収などを行う仕事です。業務は基本的に決められたマニュアルに沿って進めるため、特別なスキルは不要で、未経験でも比較的始めやすいのが特徴です。

また、勤務は1日限りのケースが多く、平日や土日に不定期で働きたい人にとっては、理想的な働き方と言えるでしょう。

試験時間中は、黙って立っている時間が長くなるため、集中力や忍耐力が求められます。静かな環境で、淡々と業務をこなしたい人に向いている仕事です。

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関連記事:試験監督バイトはきつい? 仕事内容やメリット・デメリットについて解説

交通量整理

交通量整理のバイトは、主に工事現場やイベント会場周辺で、車や歩行者の安全を確保する仕事です。通行の誘導や一時停止の指示など、現場によって仕事内容はさまざまですが、ルールにしたがって行動できる方であれば、未経験でも問題なく働けます。

一日単位での募集が多く、登録制で自分の都合に合わせて働けることが多いため、柔軟なシフトを組みたい人におすすめです。

ただし、屋外での勤務が基本となるため、夏の暑さや冬の寒さなど、天候の影響を受けやすい点には注意が必要になります。作業中は、こまめな水分補給や防寒対策を行いながら、安全第一で取り組みましょう。

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関連記事:交通量調査バイトはきつい? 仕事内容やメリット・ デメリット、求人の探し方を解説

引っ越し

引っ越しのバイトは、家具や段ボールなどの荷物を運び出し、トラックへの積み込み・搬入を行う仕事です。短時間で集中して働けるうえ、即日勤務や日払いに対応している案件も多いため、急な出費がある時にも重宝されます。

体を動かすのが好きな人にはぴったりの仕事です。ただし、重い荷物を扱う場面が多いため、腰や膝への負担がかかるといったデメリットもあります。

また、チームでの作業になるため、最低限のコミュニケーション力も求められます。現場は日によって異なることが多く、集合場所や開始時間が毎回変わるケースもあるため、スケジュールの確認や当日の動きやすさを考えて準備しておくことが大切です。

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関連記事:【体験談あり】引っ越しバイトはきつい? 仕事内容や時給相場、メリット・デメリットを分かりやすく解説

住み込みでできるバイト

住み込みでできるバイトには、以下のものがあります。

リゾート地やホテルでのフロント業務

リゾート地やホテルでのフロント業務は、以下のような接客が中心となる仕事です。

  • 宿泊客のチェックイン・チェックアウト対応
  • 予約管理
  • 観光案内

勤務先は温泉地や観光地が多く、住み込みで働くスタイルが一般的です。寮費や食事が無料、または格安で提供されることもあり、生活費を抑えながら働ける点は大きなメリットと言えるでしょう。

この仕事では、接客マナーや丁寧な言葉遣いが求められるため、礼儀正しく対応できる人に向いています。また、外国人観光客が多いエリアでは英語力を活かせる場面もあり、語学を学びたい人にも適した環境です。

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農家や酪農でのサポート業務

農家や酪農のバイトは、以下のように自然や動物を相手にする仕事です。

  • 野菜や果物の収穫
  • 苗の植え付け
  • 牛や鶏の飼育補助

農家や酪農の仕事も住み込みで働くケースが多く、都市部では味わえない自然豊かな環境での生活ができる点が魅力です。食費や住居が提供されることが多いため、出費を抑えながら働きたい人にとっては理想的な働き方と言えるでしょう。

仕事は早朝から始まることが多く、天候によって作業内容が変わるため、柔軟な対応力が求められます。都市生活では得られない経験や、人との温かい交流ができる、貴重な機会となるはずです。

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働き方別のおすすめバイト

この章では、働き方別のおすすめバイトを、以下に紹介します。

長く安定して働きたい人向けのバイト

安定して長く働きたい人には、社会保険の加入や長期勤務を前提とした、以下のようなバイトがおすすめです。

  • 事務職
  • 施設警備
  • 契約社員登用を前提とした飲食チェーン

これらの職場では労働条件が整っており、シフトも安定して組んでもらえるため、生活リズムが崩れにくい点が魅力です。

フルタイム勤務が可能な職場であれば、一定の収入を得ながら実務経験を積むことができ、将来的な正社員採用につながる可能性もあります。

ただし、安定性の裏側には責任や業務量の多さが伴う傾向にあるため、自分の希望と職場の期待値が合っているかを見極めることが大切です。

掛け持ちで働きたい人向けのバイト

複数のバイトを掛け持ちしたい場合は、短時間勤務やシフトの自由度が高い職場を選ぶことがポイントです。例えば、コンビニやフードデリバリーなどは、1日数時間や週1回からでも働ける求人が多く見られます。

登録制のバイトや、アプリを使って好きな時間に稼働できる業務委託型の仕事も、掛け持ちには適していると言えるでしょう。

ただし、無理のないスケジュール管理を心掛けないと、気付かぬうちに体調を崩すことがあるため、自分の生活スタイルに合った働き方を意識することが大切です。スケジュールを計画的に立てて、無理なく続けられる働き方を見つけましょう。

関連記事:掛け持ちバイトを成功させたい人必見!やめたほうがいいと言われる理由や確定申告のやり方についても解説

一人暮らしをしている人向けのバイト

一人暮らしをしている場合、生活費をまかなえる安定した収入が必要となるため、時給の高さや勤務時間の確保を重視したバイト選びが大切です。

例として、以下のバイトでは深夜手当が付くため、日中と比べて効率良く稼げます。

  • 夜勤のコンビニ
  • コールセンター
  • 工場勤務

まかない付きのバイトであれば、食費の節約や自炊の手間を省けるため、一人暮らしの人にも向いています。とはいえ、夜遅くまでの勤務が続くと生活リズムはどんどんと崩れていく可能性があるため、体調管理には十分注意しながらスケジュールを調整しましょう。

初めてバイトする人向けのバイト

バイトが初めての人は「未経験歓迎」と記載されていて、研修制度が整っている職場を選ぶと安心です。

例を挙げると、コンビニやスーパーの品出しなどは業務がシンプルで、先輩スタッフからのサポートも受けやすく、初めてでもスタートしやすい環境が整っています。

また、学生や同年代のスタッフが多い職場であれば、相談しやすく、職場になじみやすいというメリットもあります。

初めてのバイトで働きやすいかどうかは、最終的には職場の雰囲気による部分も大きいため、口コミや面接時の印象も参考にしながら選ぶと、失敗が少なくなるでしょう。

関連記事:高校生におすすめの初バイト23選!人見知りにぴったりな職種も紹介

フリーターから正社員を目指したい人向けのバイト

正社員を目指すフリーターにとって、実務経験を積めるバイトや、正社員登用制度のある職場は大きなチャンスです。

実際にアルバイトから正社員になった実績がある企業では、実務経験を踏まえて採用される可能性が高まります。採用情報に「登用実績あり」などの記載があるか、キャリア支援制度が整っているかをチェックすることも重要です。

ただし、正社員登用には勤続年数や勤務態度、職場での信頼などが重視されるため、目の前の仕事に真剣に向き合い、長期的な視点でスキルを積み重ねていくことが大切です。


フリーターとして働く際の4つの注意点

フリーターとして働く際の注意点は、以下のとおりです。

1. シフト管理と体調管理

フリーターとして働くうえでは、シフトの入れすぎや不規則な勤務が体調不良の原因となるため、注意が必要です。特に、深夜勤務や連勤が続くと睡眠不足や疲労が蓄積し、仕事のパフォーマンスにも悪影響を及ぼす可能性があります。

バイトを掛け持ちしている場合は、各シフトの間隔や移動時間も考慮し、無理のないスケジュールを組むことが大切です。また、生活リズムを整えるためにも、定期的な休養や十分な睡眠を意識しましょう。

体調を崩してしまえば収入も途絶えるため、自分の体の限界を理解し、余裕を持った働き方を心掛けることが、長く続けるためのポイントです。

2. 税金・保険の申告

バイトであっても、収入が一定額を超えると税金や社会保険の対象になることがあります。例えば、年間の収入が103万円や130万円を超えると、扶養から外れたり、所得税や住民税の申告が必要になったりする場合があります。

更に、勤務時間が長くなると、健康保険や厚生年金への加入が義務付けられることもあるので注意しましょう。初めてのバイトで不安がある場合は、雇用契約書をよく確認したうえで、税務署や市役所に相談しておくと安心です。

年間の収入を管理し、制度を正しく理解することで、トラブルを未然に防ぎましょう。

関連記事:フリーターが社会保険に加入する条件は?メリット・デメリットを徹底解説

参考:日本年金機構「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大」

3. 掛け持ち時の労働時間

複数のバイトを掛け持ちする場合は、トータルの労働時間が労働基準法の上限を超えないよう注意が必要です。

一つの勤務先では短時間でも、全体として週40時間を超えていると、法的には「時間外労働」とみなされる可能性があります。特に、雇用形態や契約内容によっては残業代の支払い対象となったり、勤務先が責任を問われるケースもあります。

そのため、自分自身でスケジュールをしっかり管理し、労働基準法の範囲内に労働時間をおさめることが大切です。収入を増やすことばかりに意識が向きがちですが、健康と法令の両面を考慮して、無理のない働き方を心掛けましょう。

参考:厚生労働省「副業・兼業の場合の労働時間管理について」

4. 収入によっては確定申告が必要

フリーターであっても、収入によっては確定申告が必要になる場合があります。年間の収入が103万円を超えると、所得税が発生する可能性があり、勤務先で年末調整が行われていない場合には、自分で確定申告を行う必要があります。

なかでも注意したいのは、複数のバイトを掛け持ちしているケースや、年内に退職している場合です。各勤務先での収入が年末調整で正しく処理されていない可能性があるため、すべての収入を合算して確定申告を行わなければなりません。

「自分には関係ない話」と思わず、まずは自身の年間収入や勤務状況を正確に把握することが大切です。

関連記事:【税理士監修】アルバイトでも確定申告が必要な人ってどんな人?無申告時のペナルティも覚えておこう

参考:国税庁「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」


フリーターから脱出するには?正社員登用のステップ

フリーターから脱出するための正社員登用制度を利用するためのステップを、以下に紹介します。

正社員登用制度がある職場を選ぶ

フリーターから正社員を目指すなら、求人票に「正社員登用制度あり」と記載されている企業を選びましょう。この表記がある企業は、一定の条件を満たすことで正社員への登用のチャンスがあることを明確に示しています。

そのため、将来的に正社員を目指しながら働くのであれば、こうした制度が整っている職場を優先的に選ぶことが重要です。

更に、実際に登用された実績があるかどうかも確認のポイントです。アルバイトから正社員になった人が在籍していれば、制度が形だけではない可能性が高いと言えるでしょう。

実績を積んで評価を得る

正社員登用を目指すには、日々の勤務で信頼を積み重ねることが重要です。以下のような、基本的な姿勢を徹底することで、周囲や上司からの評価につながることが期待できます。

  • 時間を守る
  • 丁寧に仕事をこなす
  • 急なシフトにも柔軟に対応する

正社員登用制度があっても、自動的に正社員になれるわけではなく、多くの場合は推薦や評価が前提となります。目の前の業務に誠実に取り組み、職場で必要とされる存在になることが登用への近道です。

更に、周囲と積極的にコミュニケーションを取り、チームの一員として貢献する姿勢も、評価につながる重要なポイントと言えるでしょう。

面接・試験に備える

正社員登用にあたっては、面接や筆記試験などの選考ステップが設けられていることがあります。バイトとして働いている職場だからといって油断せず、採用試験を受けるつもりでしっかり準備を進めておくことが大切です。

面接では、これまでの業務に対する貢献度や、今後どのように働きたいかといった意欲が問われることが多いため、自己PRや志望動機を事前に整理しておきましょう。

筆記試験がある場合は、一般常識や適性検査が中心となることが多いため、簡単な対策本を活用したり、ネットで練習問題に取り組んだりするのも効果的です。

正社員登用のチャンスを確実にものにするためにも、事前の準備を怠らないようにしましょう。

関連記事:【初めての人必見】バイトの面接前に準備・気をつけること7選! 面接当日のマナーや流れ・服装・質問について解説


フリーターでも働ける理想のバイトは「マイナビバイト」で探そう

この記事では、フリーターにおすすめのバイトを目的別・働き方別に紹介し、選び方のポイントや注意点、正社員を目指すためのステップまで幅広く解説しました。

自分のライフスタイルや将来の目標に合った仕事を選ぶことで、安定した収入やスキルアップにもつながります。理想のバイトを見つけたい方には、豊富な求人情報と便利な検索機能がそろった「マイナビバイト」がおすすめです。

条件を絞って簡単に検索できるので、あなたにぴったりのバイトを見つけて、一歩踏み出してみましょう。


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