マイナビバイトでは「マイナビ Laughter Night」とコラボしてレアバイト体験を実施いたしました。
マイナビ Laughter Night とは・・・
「夢や目標に向かって頑張るすべての人を応援する」をミッションにTBSラジオがお送りする、リスナー投票型の「芸人発掘」ラジオ番組です。
イベント・オンエア・YouTubeを使い、漫才、コントなんでもアリで毎月およそ30組の若手芸人が、オンエア争奪ライブを繰り広げています。
本記事ではラフターナイトの制作を務める鳥山さんと阿部さんへお話を伺います!
【鳥山さんのプロフィール】
2003年TBSラジオ入社。番組制作、記者、TBSテレビ報道記者、イベント担当などを経て2023年より現職。
主な番組に「ニュース探究ラジオDig」(ギャラクシー賞選奨)
「SCRATCH 差別と平成」
(ABU賞、放送文化基金賞最優秀賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞ほか多数受賞)
「荒川強啓デイ・キャッチ!」など。自然災害現場への取材多数。
現在の担当番組は「こねくと」「空気階段の踊り場」「さらば青春の光がTaダ、Baか、Saワギ!」「エレ片のケツビ!」「かまいたちのヘイ!タクシー!」「サステバ」「VIVANTノベライズ」他
【阿部さんのプロフィール】
2007年TBSラジオ入社。ラジオニュース部、制作部、編成部、営業部などを経て現在、制作部に所属。
一番長く所属していたのは制作部で過去に担当していたのは…
「赤江珠緒たまむすび」「金曜たまむすび」「土曜朝6時 木梨の会。」「爆笑問題の日曜サンデー」「サンドウィッチマンのWe Love Rugby」などのバラエティ番組。
現在は…「マイナビラフターナイト」「大吉ポッドキャスト」「コサキンDEワァオ!」「ねむチキ」「朗読のヒロバ」などを担当しながら、特番やイベントのプロデューサーを担当。
ラジオの仕事に興味がある!という方はもちろん、お仕事選びのきっかけや、学生時代に何を意識して過ごせばよいか知りたい方にも参考になるお話を聞くことができました!
現在のお仕事について
担当しているお仕事の内容を簡単に教えてください
鳥山さん(以下:鳥山):TBSラジオで番組を作る仕事をしています。基本的にはプロデューサーという立場でディレクター、スタッフ、出演者と一緒に毎日の番組を作っていて、番組全部を一から十まで作るというわけではなく、どちらかというと全体を管理運営するっていう仕事が多いです。担当番組は20番組くらいですね。
阿部さん(以下:阿部):TBSラジオの制作部に所属しています。
テレビと連携した大きな特番や予算が決まった営業のスポンサーなど、様々な番組の企画相談所みたいな役割を担当しています。
色々な部署を回った経験を活かして、新しい会社のあり方や新しい音声コンテンツのヒットのさせ方を大きい視点で考えてほしいと言われており、一つの番組に集中するというよりは、担当番組を持ちながら特番プロジェクトも行ったり、複数掛け持ちしています。
お仕事の魅力・やりがいについてお伺いできますか?
鳥山:音声を作るという事は、特殊な環境でのもの作りになるので、表現の可能性を探る面白さがあります。
選挙特番やドキュメンタリー、ゲスト企画など、特別な番組もあれば「今日晴れてるね」という日常を生放送でリスナーさんと共有できるなど、色々な楽しさを届けられるのも魅力ですね。
阿部:私は主にプロデューサーという立場で仕事をすることが多いのですが、原稿作成からプロモーションまで、多くの仕事に実際に携わります。決定幅の範囲が広いので、一つの物事やクリエイティブに対して多角的に関われるというところに魅力を感じています。
新しいことに挑戦する時の心構えや意識について聞かせてください
阿部:ラジオは聴いている人も少ないし、若いリスナーがなかなか増えないと言われている一方、「今こそラジオ」というラジオ復権の流れもあります。
今聴いてくれているリスナーさんをなるべく置いていかない事を大事にしつつ、
人気のゲストをお呼びし、「推し活的に聞く」という入り口を設けて、新しい人にもラジオに向き合う時間を作ってもらえるよう心掛けています。
鳥山:私は、新しい事をする時に、それが本当に新しいのか、誰のためになるのか費用対効果を考えて、よりよい方向性を探るよう意識しています。
新しいから無条件にいいという事ではなく、新しい中にも「良くないもの」、「素晴らしいもの」があるので、そこを取捨選択する事をよく考えています。
このお仕事を選んだきっかけを教えてください
鳥山:世の中にどんなお仕事があるのかちゃんと知らなかったので、最初は楽器を弾いて暮らすか新聞記者になろうと思っていました。
楽器は大学時代からずっと弾いていて、それで自分の生活費を稼いだりしていました。
新聞記者は文章を上手になりたかったのと、色々なところに行ってみたいとか、それくらいの動機でしたね。
新聞記者には落ちたのですが、たまたまバイト先でTBSラジオが流れていて「こういう世界があるんだ」と知ったのが応募のきっかけでした。
阿部:私は本が好きだったので出版社を受けたんですが、受からなくて。
他にもテレビ局とか色々受けていた中にラジオ局もあったんです。
大学の先輩で当時放送局に勤めている方がいらっしゃって、その方の話をきいたり、子供の頃、実家や車でラジオをよく聴く環境だったので、受けてみようと思いました。
テレビに比べるとラジオの方が私の好きな文字媒体に近かったのも大きな理由の一つですね。
鳥山:私たちが受けた2003年〜2007年頃は「ラジオはダサい」という風潮でした。
今の方がラジオの価値は確実に上がっているので、就活の雰囲気も変わっていると思います。
TBSラジオの選考で言ったことや意識したことを教えてください
鳥山:ラジオをたくさん聴いていたわけではないので、深夜ラジオを聴いていたとか、そういった話は一切できませんでした。なので、自分が聴いていた夕方の番組や自分が弾いていた楽器の話をしました。
なぜ受かったのか、未だによくわかっていません。
阿部:嘘を付かないという事は意識していました。
自己PRというのが本当に苦手で就活でも苦労したんですけど、嘘を付くと「どの嘘ついたっけ?」って本当にぐったりしてしまって。そこは気を付けてやっていました。
学生時代のお話
学生時代に頑張っていたことで、今に繋がっているものはありますか?
阿部:就活に向き合えないまま過ごしていたんですが、結果的に役立ったのは、読書と映画ですね。
それから、全然分野は違うのですが、データ分析の研究室でアルバイトのようなことをやっていて、チームで動く感覚や、人との関係性作りはそこで鍛えられたと思います。
一番長く続いたアルバイトは塾の講師です。担当していた子が大学に受かったりするとすごく嬉しくて。その経験が共同作業で目的が達成されたときの喜びに通じているかもしれません。
鳥山:私の場合は楽器を通して多くの体験ができました。継続的にきちんと練習すること、人前に立つことや裏方としてバックアップすること、人と一緒に演奏するチームプレイなど、いろいろな視点を持てたと思います。
バイトはいろいろ経験しましたが、一番勉強になったのはホテルの厨房です。パーティーに間に合わせるために段取りを組んで決まった作業をすることの精度が高いホテルだったので、チームの目的に向けてどういうミッションを分担して進めるかという事を学べました。
楽器演奏でもバイトでも、お客さんを喜ばせたり興奮させたりするにはどうするかってことをずっと考えていましたね。
最後に
「ラフターナイト」の注目してほしいポイントがあれば教えてください
鳥山:これから先、様々な分野で活躍する芸人さんや制作スタッフの人生の一部を一緒に過ごせるという点ですね。非常に有意義で、貴重な体験だと思います。
どういった準備をして本番に臨んでいるか、そういった裏側部分に一緒に参加できるのは自分にとっても刺激のある環境です。
阿部:お笑いって、コントも漫才も3分、4分という時間制限がありますが、その中に芸人さんたちの技術が詰まっているので、それを聴いたり見たりできるすごく良い仕事だし、ありがたいと思っています。
TBSラジオは昔から若手や無名のパーソナリティを世に出すことを得意としている放送局なので、M-1やキングオブコントを準決勝から見たいようなタイプの人はぜひ聴いてもらえるといいんじゃないかと思います。
夢を持って頑張っている10代の方に一言いただけますか?
阿部:10代ぐらいの頃って、いろんな人がいろんな事をいうと思うんです。
私もそうでした。でも、決めるのは自分自身なので、自分を信じてやればいいと思いますし、時には深く落ち込んでもいいと思います。
私も落ち込むタイプでしたが、絶対浮上できるので、よく寝て、よく食べて、よく笑い、よく悩んでください。
数年たてば面白い話にできるので、自分を信じて日々やっていけば絶対に大丈夫です。未来は明るいと思います。
鳥山:阿部の発言にも少し被りますが、夢は覚めてもまた見ればいい。困ったら一旦寝て考え直しましょう。何事も1回では終わらないので、本当に体力が大事です。たっぷり寝た方がいいです。
いかがでしたでしょうか?
鳥山さん、阿部さんが携わっている「マイナビ Laughter Night」は毎週金曜日24:00~25:00に放送中です。
オンエア争奪ライブの予定も併せて、公式ページでチェックしてみてくださいね!
▼マイナビ Laughter Night 公式ページ
https://warai954.www.tbsradio.jp/index.html
マイナビバイトは、今後もあなたの「未来の第一歩」を応援する体験を定期的に企画していきます!
次回の募集もお楽しみに。
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