ライブイベントの設営バイトはきつい、失敗したら怒られる、そんなイメージを持っている人がいるかもしれません。たしかに、ライブイベントやコンサートを裏から支える設営のバイトは力仕事がメイン。重い荷物を運んだり資材を組み立てたり、立ちっぱなしで動き回ることも少なくありません。しかし、縁の下の力持ちとも表現されるライブイベント設営バイトは、きついだけでなく、やりがいもあります。
本記事では、仕事内容をわかりやすく紹介しながら、バイトの体験談を交えてメリット・デメリット面についても詳しく解説。時給相場の情報もお届けするので、ライブイベント設営バイトをお考えの人は、ぜひ一読ください。
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ライブイベント設営バイトの仕事内容
まずは、ライブイベント会場の設営バイトがどのようなことをするのか、具体的な仕事内容を見てみましょう。
搬入
ライブイベント設営バイトの1日は、荷物の搬入作業からスタートするのが一般的。搬入とは、会場設営用の大道具、照明や楽器、椅子などの荷物を、舞台や荷物置き場に運び込む作業です。迅速に舞台を組む必要があるので、スタッフはシステマチックに動いて、荷物を運び込む必要があります。
設営バイトでは、設営をスムーズに進めるためにトラックから荷物を降ろす「荷降ろし班」と、台車に乗せた荷物を舞台へ運ぶ「台車班」に分かれて作業することも。グループで効率よく、ムダのない作業をすることが求められます。
座席の準備
ライブイベント会場によっては、座席を並べることもあります。1000人以上を収容する会場の場合は、責任者の指示に従い、あらかじめどのスペースにどうやって座席を作るのかを決めておくと効率的です。
その他、座席を並べる際に、座席番号の貼り付けを行うこともあります。お客さまが席を探す時にわかりやすいよう、見えやすい位置に貼るなど細かいところまで気を配ることが大切です。
ミーティング
ライブイベント設営バイトでは、作業開始時や休憩後などに、タイミングを見ながらミーティングを行います。作業班を決めたり、段取りを変更したりする重要な打ち合わせです。すぐに作業をしたいと思うかもしれませんが、作業効率を大きく左右するのできちんとメモを取り、わからないことは質問するなどしてその場で解消しておきましょう。
関連記事:イベントスタッフバイトってどんな感じ?実際の仕事内容や時給に関する体験談・口コミを紹介
ライブイベント設営バイトの時給相場と勤務時間
ライブイベント設営バイトを検討している人にとって、特に気になるのは時給相場や勤務時間ではないでしょうか。詳しく見ていきましょう。
時給相場
下記は、マイナビバイトが調査したエリア別のイベント設営バイトの平均時給です。
| 北海道・東北 | 1,105円 |
| 関東 | 1,410円 |
| 甲信越・北陸 | 1,068円 |
| 東海 | 1,246円 |
| 関西 | 1,275円 |
| 中国・四国 | 1,139円 |
| 九州・沖縄 | 1,099円 |
※集計期間:2025年10月1日~2026年3月31日
※参照:マイナビバイト2025年10月~2026年3月掲載の求人情報(直雇用:アルバイトパート エリア:全国)
エリアによってばらつきがありますが、イベント設営バイトの平均時給は1,200円前後です。特に関東の平均時給は1,410円で、他のエリアと比較して高い傾向にあります。ただし、実際の時給は応募先によって異なるため、こちらはあくまでも参考値として捉え、詳細は求人情報で確認するようにしましょう。
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勤務時間
ライブイベント設営バイトの勤務時間は、基本的に半日〜1日がかりの業務となる場合が多い傾向にあります。ただし、応募先によって1日限定の日雇いから1〜2週間の短期、シフト制の長期まで、その勤務形態はさまざまです。ライフスタイルに合わせて選択できるのは、ライブイベント設営バイトのメリットといえます。
ライブイベント設営バイトはきつい?知っておきたいデメリット

ライブイベントの設営・撤去バイトには、仕事内容がきついという噂があります。では、どのような部分が大変な仕事なのでしょうか。
重労働が多い
ライブイベント設営バイトは、重い荷物を運ぶ仕事がメインです。照明や楽器、設営道具など、さまざまな荷物があります。立ちっぱなしで動き回る場面も少なくないため、人によっては厳しい現場に感じられることも珍しくありません。
中でも、経験者からは音響用の機材であるミキサー卓が特に大変だという意見も。重さが100kgを超える場合があることに加えて、精密機械なので乱暴に扱うと故障してしまう恐れがあるため、搬入・撤去の際には細心の注意が求められます。
朝が早い
早朝出勤が多いことも、設営バイトの大変さの一つです。朝7時頃から仕事が始まるケースもあり、早起きをしなければなりません。前日の夜からしっかり寝て、キビキビ動けるようにしておく必要があります。
時間に追われる
ライブイベントは開始時刻が決まっているので、会場設営はそれまでに間に合うように作業しなければなりません。そのため、作業効率を意識し、テキパキと働くことが求められます。ミーティングやチームワークの大切さを感じられるポイントでもありますが、素早く判断・作業をしなければならないことを大変だと感じる人もいるようです。
天候の影響を受けやすい
天候に左右されることがあるのも、ライブイベント設営バイトがきついといわれる理由です。例えば、野外ライブでは暑さや寒さといった天候の影響を直接受けます。炎天下で体調不良リスクを避けるには、日焼けや熱中症対策が必須です。
雨天時では、雨具の着用によって作業効率が落ちたり体力を消耗しやすかったり、仕事中ストレスに感じることも増えるでしょう。
更に、天候が急変してイベント自体が中止になれば、突発的な設営・撤去作業が発生することもあります。アルバイトとはいえ、急なスケジュール変更にも柔軟に対応しなければならないのは、きついと感じやすいポイントの一つです。
きついだけじゃない?ライブイベント設営バイトのメリット

ライブイベント設営バイトには、他の仕事とは違った魅力もあります。ここでは、この仕事ならではのメリットを見てみましょう。
有名人に間近で会えるチャンスがある
イベントやコンサート会場は、歌手やアイドル、芸能人が来ることもあります。裏方として彼らを間近で見ることができる場合もあるでしょう。
人との出会いにつながる
イベントスタッフの仕事では、年齢や職業が異なる人たちと一緒に働く機会が増えます。普段の生活では出会えない人と接することで、自分の視野が広がるでしょう。さまざまな考えを持つ人と協力して作業すれば、コミュニケーション力やチームワーク力も自然と身に付きます。
ライブイベントの裏側が見られる
ライブイベントの裏側を体験できるのは、貴重な社会経験となります。舞台裏や設営の過程を間近で見られるため、将来イベントの企画や運営などの仕事に携わりたい人にとって、またとない学びの場になるでしょう。
また、スタッフ同士が一丸となって取り組んだイベントが成功した時の達成感は格別。来場者ではなく、裏方として参加するからこそ、イベントごとに新しい発見や学びを得られるのです。
日払いや週払いが多く履歴書不要のケースもある
ライブイベント設営バイトでは、給与支払が日払いや週払いであることも多くあります。そのため、「来週までにお金が欲しい」という時も、すぐに働いて短期で稼げるというメリットがあります。履歴書の提出が必要ない場合もあるため、書類の作成を煩わしく感じる人にも始めやすいのではないでしょうか。
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ライブイベント設営バイトの体験談
ここで、実際にライブイベント設営バイトをした人の体験談を紹介しましょう。
「長時間の労働となり大変でしたが、覚えやすい仕事内容で、かつ時給が高くてよかったです。」(10代・女性)
「マニュアルにないことに対応する場面が発生してしまい、フォローをして頂いたが、それでも大変でした。しかし臨機応変に対応する力とコミュニケーション能力を身に付けられたのでいい経験となりました。」(10代・男性)
「休憩時間まで動きっぱなしのことが多く、体力的にきつかったです。時給が高く、その場に応じた対応力を身に付けられた点はよかったと思います。」(60代・男性)
※イベント設営バイトについての調査
調査方法:WEBアンケート
調査期間:2024年11月
調査対象:イベント設営バイト経験者
ライブイベント設営バイトで身に付くスキル
ライブイベント設営バイト・撤去バイトは、きついことばかりではありません。現場での経験を通じて、社会に出てからも役に立つスキルを身に付けられるのは、この仕事を選ぶ魅力の一つです。
コミュニケーション能力
ライブイベント設営バイトでは、初対面の人と協力しながら業務を進めることが多いため、コミュニケーション能力が身に付きます。マニュアルどおりにいかないことも多く、作業を効率よく進めるには、スタッフ間での情報共有や連携が不可欠。相手の立場に寄り添いながらわかりやすく伝える力は、就職活動や他の職場でも大いに役立ちます。
接客マナー
ライブイベントでは、アーティストやジャンルによって訪れる観客の年齢層や雰囲気が大きく異なります。業務の中では会場の案内や誘導を行うこともあり、来場者と直接コミュニケーションを取る機会も自然と生まれるでしょう。
相手に合わせた言葉遣いや対応など、接客スキル・マナーが身に付くのは、多様な客層と接するライブイベント設営バイトならでは。体力が鍛えられるだけでなく、気配り力も向上します。
臨機応変な対応力
ライブイベントの現場では、機材の故障や天候の急変、来場者の体調不良など、予期せぬトラブルやアクシデントが付きものです。こうした場面では、マニュアルどおりに動くだけでなく、適切な判断を下して迅速に行動する力が必要となります。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、場数を踏めば踏むほど、臨機応変な対応力を伸ばせるでしょう。
ライブイベント設営バイトに関するよくある質問
ライブイベント設営バイトに関するよくある質問についてQ & A方式で紹介します。
Q. ライブイベント設営バイトは高校生でも働ける?
A. 高校生可の求人では高校生でも働くことができます。ただし、そもそも校則でアルバイト自体を禁止していたり、許可制にしていたりする高校もあるので、応募前に学校に確認しましょう。また、18歳未満の高校生は保護者の同意が必要になる可能性があるため、同意を得てからアルバイトを始めるのが好ましいです。
Q. 未経験でもライブイベント設営バイトはできる?
A. 未経験からでもライブイベント設営バイトに従事することは可能です。実際の募集内容でも経験不問としているものが多く、アルバイト未経験者でも応募できます。現場ではマニュアルやスタッフの指示に沿って作業を進めることが基本となるため、特別なスキルや経験がなくても問題ありません。一から会場設営することに面白さを感じる人には向いているバイトといえます。
慣れるまでは戸惑う場面もありますが、未経験でも徐々に慣れていくことができます。初めてのアルバイトでも挑戦しやすいアルバイトといえるでしょう。
Q. ライブイベント設営バイトに向いている人は?
A. 協力しながら重い機材を運ぶこともあるので、運搬が苦にならない人や、人と協力して仕事をすることが好きな人に向いているでしょう。もちろん、開催されるイベントに興味がある人にも貴重な経験となるのでおすすめです。
Q. ライブイベント設営バイトの探し方は?
A. ライブイベント設営バイトの募集の仕方は、大きく分けて以下の3種類があります。
- イベントを主催する会社が直接募集を募る
- イベントを主催する会社から委託を受けた会社が代行して募集を募る
- 派遣会社に登録してから仕事を紹介してもらう
募集するイベントごとに勤務時間や時給、交通費の有無などが異なりますので、自分の希望に合った条件の求人に応募するといいでしょう。
ライブイベント設営バイトはやりがいのある仕事!
ライブイベント設営バイトは、重い荷物を運んだり朝が早かったりと、大変なこともあります。天候によっては、服装にも気を使わなければなりません。しかし一方で、芸能人を間近で見られるチャンスがあることや、うれしい日払いなど、きついけど働いてよかったと感じることも多く、やりがい十分の仕事です。自分が作った会場を利用し、多くの人が楽しむ姿を見ると、きっとうれしい気持ちになれるでしょう。
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