新規オープンするお店のオープニングスタッフは、人気がある求人。そのため求人の倍率も高くなかなかの難関で、採用されたら喜びもひとしおです。そんなオープニングスタッフですが、実際働いてみるとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?経験者の声をご紹介しましょう。
1. オープニングスタッフとして働くメリット
仲良くなりやすい
ちょうど学校に入学したときの感じをイメージしてみると近いものがあるかもしれません。みんな緊張しているけど「これから周りと仲良くなっていこう」という気持ちに溢れています。
お店を作っていくワクワク感
バイトスタッフの意見が大きく反映されるこうしたオープニングスタッフは、個人経営に近い規模のお店ならでは。大手チェーンのオープニングスタッフとは少し勝手が違いそうです。
お店がキレイ
働く環境がキレイだと、気持ちよく働けますよね。スタッフも自然と清潔感がある雰囲気になりそうです。
先輩として頼られるのが気持ちいい!?
別に偉そうにしたいわけではないけど……というところでしょうか。オープン当初からそこで働くスタッフには、職場の信頼も厚くなることでしょう。
お試し感覚でやれる場合も
求人によっては「短期~長期」で募集しているところがあります。スタッフがまだ定着していないオープニングスタッフは人の出入りも激しくなりがちです。
2. オープニングスタッフとして働くデメリット
乗り遅れると仲良くなりにくい?
これもまさしく、入学当初のクラスに近いものがありますね。早く仲間たちと馴染みたい人は、勇気を出して積極的に話しかけるなどするといいでしょう。
お店が営業に慣れてないことも
手探りの状態で営業が始まると、いろいろとバタバタしてしまいますよね。こうした最初の苦労を乗り越えて営業を軌道に乗せるまでが大変そうです。
暇なときと忙しいときが極端
ちょうどいい人数でシフトを組むには、それなりに営業を重ねて統計を取っていく必要があります。オープニングスタッフの場合、そこはある程度推測でまかなわなければならないのが難しそうです。
甘えは許されない!?
この状況も、人によってはデメリットではなく、やりがいを感じられるというメリットとして受け取れることでしょう。
ありえないくらい忙しい
話題のお店なら誰もが足を運んでみたくなるものです。働くスタッフはてんてこまいですが、忙しいのが好きな人には楽しい職場かも。
3. オープニングスタッフで人気の職種は!?
居酒屋・レストラン
人が多く人口密度が高い東京と大阪などは、特に居酒屋、レストランなど飲食店がしのぎを削る激戦区。夜の活気があふれ街が華やぐ大都市では日々、新店や話題店が続々とオープン、人気の的となっています。高収入かつ大量募集が頻繁にあるのもポイントです。
カフェ
情報感度が高く、トレンドに敏感な人が集うカフェは常に新しい店が出店されるバイト先のひとつ。新規オープン店、人気店にはテレビや雑誌の取材が入る確率も高く、そこで紹介されることでますます雰囲気のよい職場になるという好循環が生み出されることも。おしゃれなお店が多く、そこで働いていることで友達から一目置かれることもしばしば。
アパレル・ファッション関連
アパレル・ファッションのバイトは世界に冠たるファッション都市、東京や大阪を中心に集積しています。渋谷や原宿、ほかにも横浜などファッションセンスが良い人々が集まるだけに、行き交う人のセンスも光ります。クリエイティブな職種であるだけにスタイリングや髪形が自由で、シフトも柔軟に対応している募集も目立つのが特徴です。