アルバイトの現場では、業界によってさまざまな専門用語や隠語が飛び交います。今回は、飲食バイトで使われる「アラカルト」の意味や使い方をわかりやすく解説。飲食店でアルバイトをしている方や、これから始めようとしている方はぜひチェックしてみてください。
「アラカルト」とは?飲食業界での意味
意味 | |
アラカルト | メニューの中から好きな料理を一品ずつ注文するスタイルのこと |
「アラカルト」とは、メニューの中から好きな料理を一品ずつ個別に注文するスタイルのことです。フランス語の「a la carte(ア・ラ・カルテ)」が語源とされています。
日本のファミレスや居酒屋ではアラカルトが基本の注文スタイルとなっており、「好きな料理だけを選べる」「食べる量を自分で調節できる」といった特徴が挙げられるでしょう。
「アラカルト」を使った会話例
続いて、「アラカルト」を使った実際の会話例を紹介します。特に飲食バイトの接客シーンで使われることが多いでしょう。
【アラカルトを使った会話例】
「当日のご予約ですと、コースではなくアラカルトでのご注文のみ可能となっております。」「コースに含まれているデザートは、アラカルトでもご注文いただけます。」
自身が働く飲食店で「アラカルトメニュー」と「コースメニュー」の両方が用意されている場合は、それぞれの内容の違いや仕組みなどを丁寧に説明できるよう準備しておくと安心です。
コース料理との違いは?メリット・デメリットも
アラカルト | コース | |
注文方法 | 一品ずつ自由に選ぶ | あらかじめ決まった内容 |
価格 | 料理ごとに個別設定 | 一括料金 |
所要時間 | 柔軟に調整可能 | あらかじめ決まった時間 |
自由度 | 高い | 低い(統一感あり) |
アラカルトとコースの違いは表のとおりです。
アラカルトのメリットとしては、
- 好きな料理だけを選べる
- 食べたい量や予算に応じて調整可能
- アレルギーにも対応しやすい
などが挙げられますが、一方で
- 注文がバラバラで、提供に時間がかかることも
- コースに比べて割高になる場合がある
といったデメリットも場合によっては考えられます。自身の状況やシチュエーションに合わせて選ぶことが大切です。