カラーやパーマ、アレンジなどで大きく印象を変えることができるヘアスタイル。自分好みのスタイルにしておしゃれを楽しみたいですよね。
しかし、あまり奇抜な髪型・髪色にしてしまうと、「職場の人から怒られるかも……」と不安になる人もいると思います。
そこで、アルバイト中のヘアスタイルは、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。調査しました。
1.髪型・髪色に気をつけた経験がある人は約5割
10〜20代の男女に「アルバイト中のヘアスタイルで気をつけている(いた)ことはありますか」とアンケート調査を行ったところ、「ある」49.4%、「ない」50.6%という結果になりました。
髪型・髪色に関して“気をつけたことがある人”と“気をつけたことがない人”は、ほぼ同数であることが分かります。
2.何に気をつけているの?
“気をつけたことがある人”がどのような点に注意していたのかを調査したところ、髪の“長さ”と“色”、そして“清潔感”というワードが多く挙がりました。
「不衛生に見えないように」「髪の毛がお客さまの迷惑にならないように」といった理由で、「清潔感がある髪型」を意識する人が多いようです。
長さについては「きちんと整える」「のばしすぎない」「肩につかないようにする」など、短く整えておくという意見が目立ちました。
長い人は「邪魔にならないようにくくる」「髪の毛を上げる」「毛が乱れないようにピッシリと結んで、後れ毛はピンでとめる」という風に、ヘアアレンジをしてまとめるようです。
アレンジの際には「ヘアアクセサリーは付けない」と徹底している人もいました。
髪色については、「明るすぎない髪色」「黒髪」など、落ち着いたカラーを意識している人が多いようです。
3.髪型・髪色に気をつけたことが“ある人”と“ない人”の職種に違いはあるの?
ヘアスタイルに“気をつけたことがある人”と“気をつけたことがない人”がそれぞれどんなアルバイトをしていたのか調べたところ、“気をつけたことがある人”は、「カフェ」「ファミレス」「居酒屋」などの飲食店を多く挙げていました。
料理を提供する飲食店では清潔感が重視されるため、髪の長さや状態に気を使う人が多いと考えられます。
その他、「ドラッグストア」「書店」「靴屋」など、店頭で接客を行う販売の仕事も多く見受けられました。
一方、“気をつけたことがない人”は、「軽作業」「弁当製造」「パン工場」「イベント設営」といったアルバイトが目立ちました。
いずれもお客さまと対面することが少ない仕事だと分かります。
スーパーなどで働く場合も「総菜コーナーのキッチン」など、仕事中は帽子や三角巾で髪を覆うため、気にならないようです。
また、「コンビニ」という回答も複数ありました。各店でも方針や決まりは異なると考えられますが、他のアルバイトと比べると融通が利きやすい職場なのかもしれません。
4.髪型や髪色について注意された経験は?
アルバイト先で髪型や髪色に関して注意されたことのある人はどの程度いるのでしょうか。
ヘアスタイルに“気をつけたことがある人”に聞いたところ、「髪色が明るい」という点で注意されたという意見が最も多く挙がりました。
髪の長さやまとめ方などマニュアル化されやすいですが、色は見る人によって感じ方が異なります。
自分では暗めの色だと思っていても、職場ではNGというケースがあるので、注意が必要です。
5.まとめ
アルバイト中のヘアスタイルについて、気をつけている人と気をつけていない人の割合はほぼ同数でしたが、それぞれの職種は異なることが分かりました。
しかし、いずれにしても清潔感を意識することは大切なようです。また、髪色については自身だけでは判断が難しいようなので、事前に上司へ確認しておくと良いかもしれませんね。