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バイト代がぜんぶ学費と生活費に消える…「これからのお金」について一緒に考えよう

バイト

2018/11/05

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アルバイトをしている学生のなかには、稼いだアルバイト代が学費や生活に消えて「お金が足りない……」「貯蓄ができない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

しかし、周囲には同じようなアルバイトをしているのに、お金のやりくりが上手な人たちもいます。その違いは一体、どこにあるのでしょうか?自分のお金を上手に管理するコツを、お金のプロと一緒に考えてみましょう。

まずは「バランスシート」でお金の管理

アルバイト先から受け取った給料は上手にやりくりしたいですよね。そこで、何にお金を使ったのか記録する「帳簿」によって、自分自身のお金の流れを明確にしましょう。                

帳簿は「資産」と「負債」の両面で、受け取ったお金や使ったお金の用途を記載するものです。

たとえば、水道代や電気代として使ったものは「水道光熱費」、列車やタクシーの利用に使ったものは「旅費交通費」、借りている物件の家賃として使ったものは「地代家賃」など、支出方法を細かく分けることができます。これらは「勘定科目(かんじょうかもく)」と呼ばれています。また、このように記載することを「仕訳(しわけ)」と呼び、仕訳して記載した帳簿を「バランスシート」と呼びます。

実社会においてバランスシートは、会社のお金を管理するために100年以上も前から使われています。このバランスシートを学生生活の家計に当てはめて活用することで、お金を何に使っているのか、明確に把握することができます。それにより、使いすぎの部分を節約するなど、計画的にお金を管理できるでしょう。

20代の人脈投資。10年後に「倍」となるお金の考え方とは?

今、「人生100年時代」だと言われています。今後の人生をどのように生きていくのか、学生時代から考え始めてみるとよいでしょう。それを考える上でも「貯蓄」は重要です。

ここでご紹介したいのは、お金だけでなく人脈の貯蓄です。将来的な「お金」を連れてくるのは、やはり「人」です。数年という短いスパンではなく、10年後に「倍」になるお金の使い方を身につけたいものです。そのためにも、学生のうちから、数多くの社会人の知り合いを作ることを意識してみましょう。

自分より先に社会に進んだ先輩のなかには、社会人の仲間を作り、自らビジネスをしている人もいるかもしれません。もし、そういった人たちと接点があれば、手伝うのも1つの手段ですし、起業に関する話を聞くのもよいでしょう。

学生の特権は、「勉強したいから話を聞かせてください」とマナーを守って連絡をすれば、第一線の経営者やスペシャリストでも時間を確保してくれる可能性が高いことです。しかし、自分から行動を起こさなくては何も始まりません。まずは勇気を出して自分から連絡をするなどの行動を考えてみましょう。

また、SNSを使って自分がどのような方向に進んでいきたいのか発信することで、忙しい経営者の目にも留まるかもしれません。あまり打算的になることなく、長期的に取り組むことによって、10年後に「倍」となる人脈を形成することができるでしょう。

社会人になってから、「学生時代にもっと交友関係を広げておけばよかった」と後悔してもやり直すことはできません。ぜひ今のうちに、実際のお金とは別の「貯蓄」を作っておきましょう。毎日少しずつでも、できることから取り組んでみてはいかがでしょうか。

アルバイト先で「お金の流れ」を知ろう

学生のときから「お金の流れ」について把握しておくと、今のお金のやりくりだけではなく、将来社会人になったときにも役立ちます。

まずは、自分が働いているアルバイト先のお金の流れを考えてみましょう。この場合、最初に考えるべきことは「売上」です。当然ですが、アルバイト先に「売上」がなければ、あなたにアルバイト代を支払うことができません。基本的に売上は、お客さんの集客数に対して客単価(ひとりのお客さんがいくら支払ったか)を乗じたものです。

たとえば、飲食店では「アルバイトが迅速に動き、食事を早く届けること」「来店客の満足度を高め、追加注文してもらうこと」などが、売上を増やす方法として考えられます。このような売上を増やす方法を考えることは、社会人になるにあたってプラスになるでしょう。ぜひアルバイト先で考えてみることをおすすめします。また、将来的に就きたい職種が決まっているのであれば、その職種に近いアルバイトを選び、売上を通してお金の流れを知っておくとよいでしょう。

さらに売上をアルバイト代(給料)に置き換えて、個人のマネープランを考えてみましょう。まず、日々の支出をアルバイト代でまかなうことを前提とします。しかし、数ヶ月後に旅行や引っ越しなどが控えている場合、まとまった支出が予測されます。そのため、日々の支出にプラスして「貯蓄」を確保する必要があります。このときに給料を増やしていくのか、支出を切り詰めていくのか、まさに「バランスシート」の考え方が個人のマネープランでも役立つのです。こうしたマネープランを考える癖をつけていけば、きっと今よりもお金のやりくりが上手くできるようになるはずです。

返さない奨学金!?給付型奨学金の最新事情

「学費を稼ぐことに精一杯で、将来の仕事まで考えてアルバイトをするような余裕はない」という人には、奨学金を活用することをおすすめします。

現在注目されている奨学金は、原則として返還義務のない「給付型奨学金」です。この給付型奨学金は、家計が苦しい場合(世帯収入が一定程度)や各高等学校の推薦を得た生徒が対象となります。

代表的な給付型奨学金は、日本学生支援機構が運営しているものです。申込資格には、在学状況、家計等の要件があります。支給額についても設置者(国立、公立、私立)、通学方法によっても異なりますので、運営元のサイトをチェックしましょう。

また、大学によっては定員が数10名のところから、対象が1,000名を超える奨学金まで、様々な種類があります。さらに完全な給付型ではなくても、親の所得に応じて一部が給付型、一部が貸与型となるハイブリッドの給付金も設けられています。運営元ごとの適用条件をよく確認するようにしましょう。

 監修・執筆

工藤崇氏

ファイナンシャルプランナー(AFP)。北海学園大学法学部卒業後に上京し、資格試験予備校、不動産会社、建築会社を経てFP事務所MYS(マイス)を設立、代表に就任。(現在は株式会社FP-MYS)2009年、資格学校にて勤務をしている際、体調不良により手術、約10日間入院した際に「高額療養費制度」「医療費控除」の知識がなく、「もっと世の中のことを知らなければならない」とFPの資格を取得。執筆活動、個人コンサルを幅広く手掛ける。

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