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逆引き成長バイト辞典
(著名人インタビュー編)

逆引き成長バイト辞典<br>(著名人インタビュー編)

著名人インタビュー

黒崎えり子(ネイルサロン主宰、ネイルスクール学院長)

ネイル業界のパイオニア
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みんなのこと、お店全体のことを 考えられる人がいい

経営者として、一緒に働きたいと思う人はどんな人?
技術は努力すれば、みんなできるようにはなると思うんです。でも、サロンでは10人以上のスタッフと仲間になるわけですから、中には子供がいるスタッフもいたり、みんな色んなシチュエーションで働いているので自分のことだけでなく他人のこと、お店全体のことを考えられる人がいいです。スタッフ同士、良い信頼関係が築けると、その良い空気感はお客様にも伝わりますので。スタッフ同士で補い合おうとしたり、互いに認め合う事は必要です。
黒崎えり子さんインタビュー

大好きだった原宿のアクセサリーショップで販売員として働けたこと

ネイリストの他に仕事で楽しかった思い出はありますか?
高校を卒業して、大好きなアクセサリーショップで働いている時は楽しかったです。小さなお店なんですが、色んなテイストの商品が置いてあり女の子なら嫌いな人がまずいなさそうな、そんなお店だったんです。自分が行って楽しい場所だからこそ、働いても本当に楽しくて、先輩スタッフもみんなが優しくて万が一失敗をしても、叱るというよりはちゃんと指導をしてくれる感じでした。スタッフも少人数で、その分コミュニケーションも取りやすくとても働きやすい環境だったと思います。

経営が傾いたことがきっかけで、若くして責任のある役職を任されてしまい、、、

そこで働いていて、逆に大変だったことはありますか?
ちょうどその頃にバブルがはじけて、お客様がぱったりと減ってしまい… 。その影響なのか、店長や先輩スタッフなどがどんどん辞め、入ってすぐの私が最終的に一番上になってしまい、仕入れの管理などを任されたんです。何が売れるかなど分からないながらも頑張っていたのですが、やはり売り上げにはむすびつかなくなってきて… それが一番辛かった。自分が好きなものはすぐ分かるけど売れるものはまたちょっと違ったりして、本当に難しいと感じました。売れ筋のものを中心にしたり、でもそれ以外も少し置いたり… その辺りの微妙な感覚って、長く働いている中でこそ培われるのだと思いました。
黒崎えり子さんインタビュー

工場とコンビニでのアルバイトは短期間でしたが貴重な経験でした。

学生時代のアルバイト体験について教えてください
高校生の夏休みに期間限定で、学校の友達3人と工場で働いたのが人生初のアルバイトです。その後、高校最後の半年くらいは近所のコンビニでアルバイトをしました。初めてちゃんと働いたのはここです。わずか半年という短い間でしたが、本当に多くのことを学びました。コンビニバイトの経験は”仕事をする”という点において、今の私の働き方の原点にもなっていると思います。その次はアクセサリーショップの店員、あと、ネイルスクールに通っている時には、近所の商店街にあるスーパーでレジの仕事もしました。
黒崎えり子さんインタビュー

接客から商品管理、雑用まで… 様々な経験ができるコンビニはオススメです。

黒崎さんが今の若者にオススメしたいアルバイトとは?
今って、会って話さなくてもスマホ1つで全てが片付いてしまうので、人と話すこと自体が少なくなっていますよね。バイトであれ、どんな仕事でも「上司がいて後輩がいる」という図式は変わらないと思うので、対話ができる接客業はいいんじゃないでしょうか?実体験からですが、コンビニのアルバイトではレジから品出し、商品管理、揚げ物調理までと、ひとつの仕事なのにいろんな事を経験できるから学生さんにとっては好きな事を見つけやすいのかもしれません。あとは掃除をするアルバイトもいい。どんな場所でも、裏でしっかりと頑張れたり、雑用ができる子っていうのは信頼できます。