IT系ベンチャーで活躍し続ける秘訣は
生涯、学び続けること

株式会社FiNC Technologies久保田 遼

新型コロナウイルスの感染拡大もあり、健康やヘルスケアへの関心がさらに高まりつつある現在。
自分で健康を管理できるアプリやソフトもたくさん開発されており、各企業が高度な技術を競い合い、ユーザーが自分に合ったツールを選べる時代になっています。

その中でヘルスケアのベンチャー企業として、日本で注目を集めている企業の一つ、FiNC Technologies。
AIなどのテクノロジーを駆使し、ヘルスケアの常識を根底から覆す画期的なサービスを武器に、急成長を遂げています。
そんな企業のテクノロジーを支えるひとり、久保田 遼さんは、入社2年目ながらマネージャーを務める期待のエース。
そんな久保田さんに仕事の魅力ややりがい、ワークライフバランスのことなど、じっくりお聞きしてきました!

10:00
業務スタート!

編集部 編集部
仕事開始ですね。
まずは何からするんですか?
久保田 久保田
まずは、1日にやることを書き出して整理して、それからモニタリングツールの確認をします。
編集部 編集部
モニタリングツールってなんですか?
久保田 久保田
弊社は、一般のお客様や法人のお客様にさまざまなサービスを提供しています。
一般ユーザー向けのヘルスケア/フィットネスアプリ「FiNC」は、パーソナルトレーナーAIが内蔵されていて、その人に最適なトレーニングメニューを提案したり、歩数や食事、体重、睡眠時間などのライフログを管理できるサービスを提供しています。
そうしたさまざまなサービスが、不具合なく正確に提供されているかをチェックするのが、僕たちの部署の仕事です。

正しくサービスが稼働しているかチェックする久保田さん。まさに、システムの要

編集部 編集部
そもそも、久保田さんの職種の“SRE”って、なんの略ですか?
よく聞くSE(システムエンジニア、以下SE)とは違うんですか?
久保田 久保田
SREとは、サイト・リライアビリティ・エンジニアリング(Site Reliability Engineering)の略です。
近年、Googleが提唱した概念で、比較的、新しい職種なんですよ。
編集部 編集部
SREって職種、初めて聞きました。
久保田 久保田
まだ日本ではあまり知られていない職種ですが、アメリカでは多くのIT企業がSREという役職を置き始めています。
SREの役割は、システムがきちんと動くように、自動化できることは自動化して効率化を図ったり、障害に対応したり、パフォーマンスを管理したりすること。
SREのRは「リライアビリティ(信頼性)」の意味で、システムの信頼性を高めるために、あらゆる面から技術的にサポートすることを指しています。
編集部 編集部
SEとはどう違うんですか?
久保田 久保田
SREもSEもシステムを扱う仕事ですが、SEはシステムの設計を行うことがメイン。
一方、SREはどちらかというと、機能の開発とバランスを取りながら、システムを安定して動かしていくことがメインかなと思います。
編集部 編集部
なるほど。
やっぱりシステムとかパソコンとか、難しい専門知識がないとSREにはなれないんですか?
久保田 久保田
そんなことないですよ。
確かに学生時代にそうした知識を身につけておくことは、就職してからとても役に立ちますが、それより大事なのは、継続的に学び続ける意識だと思います。
編集部 編集部
学び続ける?
具体的には何を学ぶんですか?
久保田 久保田
たとえば僕が今、勉強しているのはRust(ラスト)というプログラミング言語。
勉強してすぐに業務に直結するわけではないですが、新しい言語やツールを学ぶことで、自分の中の技術的な引き出しが増えて、1つの課題に対して多様な解決策を出せるようになります。
単純に新しいことを学ぶことが好きな性格ということもありますが、空き時間や夕食後などを利用して勉強しています。
編集部 編集部
さすがですね!
勉強を毎日続ける上で、意識していることは何かあるんですか?
久保田 久保田
インプットを大事にしています。
僕は毎晩22時頃から寝る前まで、コードを書いたり、興味がある本を読んでいます。
働いているとアウトプットになりがちなので、インプットとアウトプットを両立することを大事にしています。

本を読んで常に新しい知識をインプット。理系タイプの久保田さんは、特に科学にちなんだ本を読むのが大好きとのこと

ポイントここがポイント

社会人になると仕事以外の時間を勉強にあてることが、仕事を効率よくすることにもつながります。
常に新しいことを吸収し、学び続ける意欲が、社会で活躍できる人材となるためにはとても大切。

12:30
ランチタイム

編集部 編集部
そろそろお昼ですね。
ランチはいつもどうしているんですか?
久保田 久保田
最近はリモートワークがメインなので、仕事のキリがいいところで、自分で昼食を作っています。
編集部 編集部
えっ、もしかして料理男子?
久保田 久保田
そんな凝ったものは作らないですよ。
玄米を炊いて納豆と食べたり……。
編集部 編集部
すごいヘルシー!
久保田 久保田
いや、ただ簡単だから、というだけです(笑)
時間がないときは、近くのカフェに出かけることもありますよ。

昼食は仕事の合間にササっと済ませる!昼食は自分で作っているそう

13:30
再び業務スタート!

編集部 編集部
午後はどういう作業をすることが多いんですか?
久保田 久保田
午前に引き続き、モニタリングツールを確認したり、コードを書いたり……。
あとは、ミーティングをすることもあります。
編集部 編集部
ミーティングもオンラインですか?
久保田 久保田
現在はオンラインが多いですね。
たいてい1日1、2回はミーティングをしています。
社内の人とのコミュニケーションツールはSlack(スラック)を使っていて、会話のようにチャットが飛び交うこともありますよ。

ポイントここがポイント

社会人になると、SlackやSkype(スカイプ)、Chatwork(チャットワーク)などチャットを使って仕事をすることも増えてきます。
自分や仕事先の業務に合わせて効率よくコミュニケーションをとるのもポイントです。

編集部 編集部
システム担当というと、黙々とパソコンに向かっている孤独な姿を思い浮かべるのですが、そういうわけではないんですか?
久保田 久保田
確かに、パソコンに向かって黙々とコードを書くこともありますが、アプリを運用するチームの人やセキュリティチームの人など、一つのシステムを作るにはさまざまな部署の人が関わっていて、協力をしながら業務を行うこともあります。

良いシステムを作るためには、たくさんの人たちとしっかりコミュニケーションをとることが絶対条件

編集部 編集部
なるほど。ひとりじゃシステムは作れないですもんね。
久保田 久保田
一人ひとりのレベルが高ければ、それだけ高度な仕事ができるし、価値のあるサービスが提供できる。
そもそも僕がこの会社に入ったのも、「とにかくレベルが高い人たちに囲まれたかったから」なんです。
編集部 編集部
「レベル」?
久保田 久保田
レベルというと、少し語弊があるかもしれないですが、僕がイメージする「レベルの高い人」とは、高度な技術を持ちながら、もっと自分のスキルを高めようと、常に努力し続けている人を指しています。
僕は大学3年生のときから、この会社でインターンをしているのですが、とにかく社内の人のレベルが高くて驚いたんです。
ここに入ったら、自分もさらに成長していけそうだと思い、入社を決めました。
編集部 編集部
FiNCさんだけでなく、いろいろな会社でインターンをしたんですか?
久保田 久保田
はい。
金融やコンサルティング会社などでもインターンをしましたが、社員全体のレベルが高く、若いうちから大きな仕事を任せてもらえるところは、FiNC Technologies以外にありませんでした。
僕の場合、VPoE(※注)の鈴木さんがメンターを務めてくれていたのですが、考え方がスマートで仕事も早く、「僕もこんな風になりたいな」と憧れる存在でした。

(※注)
「VPoE」とはVice President of Engineerの略。
技術系のマネジメント責任者のことで、専門職の人々をまとめ上げて、仕事が円滑に行えるように指導する役割です。


編集部 編集部
なるほど。
メンターを務められた鈴木さんに、当時のことをお聞きしてみてもいいですか?
久保田 久保田
えっ緊張するな。
今日出社してるはずなので呼んでみます!
ちょっと待ってくださいね。
鈴木 鈴木
こんにちは。
編集部 編集部
こんにちは!
本日、久保田さんに密着取材していまして、インターン時代に鈴木さんがメンターをしていたとのことで当時のお話をお伺いできますか?
鈴木 鈴木
はい、いいですよ。
編集部 編集部
インターン生としての久保田さんは、どんな感じだったんですか?
鈴木 鈴木
最初は大人しい子だなって思いました。
ボソボソ喋るし……(笑)
編集部 編集部
今のイメージとだいぶ違いますね!
鈴木 鈴木
入社してまだ2年目ですが、とても変わりました。
積極的になったし、負けず嫌い。
「もっと仕事をください!チャンスをください!」って、成長したい意欲がものすごく感じられます。

VPoEの鈴木さん。久保田さんの良き上司であり、憧れの存在でもある

編集部 編集部
そのアピール力、すごいですね!
鈴木 鈴木
そこが久保田くんのいいところです。
自分のキャリアプランを明確に定めていて、目標を達成するにはどうしたらいいか、きちんとステップを考えている。
教えたことをすぐに覚えるし、吸収が早いので、今から将来が楽しみです。
編集部 編集部
鈴木さんはベタ褒めですが、久保田さん、どうですか?
久保田 久保田
いやぁ、照れます(笑)
でも嬉しいです。
これからも頑張ります!

ポイントここがポイント

「この人はすごい!」と思える人と一緒に働くことは、自分をどんどん成長させていくための原動力になります。

働く場所を選ぶときには、「どんな人たちと一緒に働くか?」という視点も加えて選ぶと、将来、役立つかもしれません。

一問一答

Q:休日は何してる?
A:去年まではよく海外旅行に出かけていましたが、現在は無理なので、キャンプへ行くようになりました。
最近では長野の白馬や千葉に行きました。


Q:最近、一番うれしかったことは?
A:新しいテントが届いたこと!
届いてすぐ、キャンプに行きました(笑)。


Q:新型コロナウイルスで変化したことは?
A:通勤がなくなり、完全リモートワークになったこと。
今の働き方に合わせて、来年オフィスが移転するので、ますます働き方が大きく変わりそうです。

Q:尊敬している人は?
A:フランスの哲学者であり、数学者でもあるデカルト。
17世紀に活躍した人物ですが、めちゃくちゃ賢くて、「その時代にここまで知っていたのか!」と驚かされます。

Q:仕事道具を見せてください!
A:必需品は、パソコンや携帯電話の充電器。
どこでも作業ができるように、常備しています。


Q:スマホでは何をすることが多いですか?
A:仕事でのやりとりはSlackを使うことが多いので、こまめにチェックしています。
仕事では即レスが基本!
あとは、夜寝る前にバックギャモンのゲームをすることが多いですね。


Q:個人的なお気に入りマンガは?
A: 「あまりマンガは読まないのですが、『HUNTER×HUNTER』は好きです。

Q:自分のお仕事を一言で表現すると?
A: 「縁の下の力持ち」。
SREの仕事は、システム上でいちばん基盤となるところで、安定性を守る部署だから。

Q:職業病だと思うことは?
A: なんでも「効率化できないか?」と考えるところ。
もともと効率が悪いのが嫌いで合理的な性格。
プライベートでも効率化を大事にしていて、たとえば「洗剤が切れそうなときなど、LINEで通知してくれるサービスがあったらいいな」とか、いつも考えています(笑)

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