ライブ配信アプリで「ユーザーが幸せになれる世界」を目指す

株式会社ディー・エヌ・エー河野 有妃子

ゲームやSNSを楽しめるソーシャルサービス「Mobage」やプロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の運営などで知られているDeNA。
現在、さまざまな分野でサービスを提供し、ライブストリーミング、ヘルスケア、カーシェアなどのアプリも展開しています。
「インターネット×AI」を軸に、新しい挑戦を続けるこの会社で、実際に働いている「社員」って、どんな人で、どんな仕事をしているのでしょうか?

今回は、ライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」にて活躍している河野有妃子さんにインタビュー。
入社2年目にしてライバーとリスナーを盛り上げるイベントやグッズの企画を続々と手掛ける河野さんに密着取材し、この仕事のやりがいや面白さ、ワークライフバランス、さらには学生時代のアルバイト経験まで明らかにしていきます!

午後の業務スタート!


編集部 編集部
これから何をするんですか?
河野 河野
私より1年先輩のチームメンバーと企画の打ち合わせをします。
先輩H 先輩H
どうも!今日はよろしくお願いします。
編集部 編集部
お邪魔させてもらいますね。どんなことを話し合うんですか?
河野 河野
お互いの企画について、どうしたらより良いものになるのかを一緒に考えていきます。
編集部 編集部
今日はどんな企画について話し合うんですか?
河野 河野
ライバーさんとリスナーさんがお揃いのオリジナルグッズをゲットできる企画を考えているんで、それについてアドバイスをもらおうと思ってます。
先輩H 先輩H
河野さんは、これまでにも結構いろんなグッズ企画を手掛けているんですよ。
ユーザーに寄り添いいろいろ考えてくれてますね。
編集部 編集部
え〜っ!グッズそのものも河野さんが考えるんですか?
河野 河野
例えば昨年の「食欲の秋」をテーマにした企画では、パンケーキ模様のブランケットを賞品にし、好評をいただきました!
企画したイベントで入賞ライバーさんやリスナーさんが喜んでくださっている様子を見る時は、やっぱり楽しいものですね。

河野さんがこれまでに企画したグッズの一部を公開!スウェットやクッション、缶バッチ、トートバッグなど、カワイイものがたくさん!!

編集部 編集部
いろんなことができるお仕事なんですね。
ところでHさん、河野さんって、どんな人ですか?
先輩H 先輩H
明るくて元気な人ですね。
入社当初から、先輩の僕にも「それ、いいね〜!」とかフレンドリーに言ってきて、大物感というか、海外感が強めな人だなと(笑)。
編集部 編集部
大物感ですか(笑)。
チームの中ではどんな存在ですか?
先輩H 先輩H
ムードメーカー的なところがありますね。
落ち込んでる人がいたら、誰よりも早くそれを感じ取って、元気づけようとしてくれるんです。
相手の気持ちを察することができるから、ライバーさんに寄り添った企画を考えるのが得意な人だなと思います。

打ち合わせ中も笑いが絶えない2人。河野さんが最近始めた趣味のサーフィンの話など、仕事以外の雑談でも盛り上がっていました!

14:00
お気に入りの場所でデスクワーク


編集部 編集部
河野さんは、どんなところに仕事のやりがいを感じているんでしょうか?
河野 河野
私の仕事は、アプリ内外の企画を通して、ユーザーの方々に喜びを感じていただき、少しでも人生が豊かになったと感じていただけることだと思うんです。
だから、ライバーさんやリスナーさんの感情の動きに触れる瞬間が、1番大きなやりがいになっていますね。
編集部 編集部
感情の動きって、どういうことでしょうか?
河野 河野
ライバーの皆さんは、多くのリスナーさんに配信を見てもらえるように努力し、日々、成長しようと頑張っています。
イベント企画で入賞し、晴れ舞台を迎える時、努力が報われ喜んでいるライバーさんの笑顔や、そのライバーさんを応援してきたリスナーの皆さんが盛り上がっている姿を見ると、この仕事をやっていて良かったなと思います!

編集部 編集部
自分が企画したことで、みんなが喜んでくれるわけですもんね!
河野 河野
はい。
それと、ライバーという職業はまだまだ一般的ではなく、発展途上にあるので、そこをもっと変えていきたい!と思ってます。
現在、YouTuberは社会的に認知され、憧れられるようになりましたが、ライブ配信におけるライバーは、今まさにその過程にいると思っています。
編集部 編集部
確かに、ライバーって華やかなイメージですが、職業として認知している人は多くはないかも…。
河野 河野
一見、華やかに見えるライバーという職業ですが、皆さん陰では地道な努力を重ねていらっしゃいますし、仕事として真剣に取り組まれています。
なので、撮影の現場などで、ライバーさんから「親や友人が職業だと認めてくれない」という悩みを聞くと、私たちももっと頑張らなきゃ!と思いますね。
編集部 編集部
ライバーの皆さんを支えていく存在が、河野さんたちなんですね!
河野 河野
私は、ライバーという素敵な存在が社会からも認知されて、それを応援するリスナーさんも幸せになれる世界を目指したいと思っています。
そのためにも、ユーザーの方々の反応を見ながら、少しずつ形を作っていけるよう、地道な積み重ねを続けていきます。
編集部 編集部
ユーザーみんなが幸せになる世界って、すごく素敵です!
河野 河野
Pocochaのユーザーには、ライバーとリスナーという属性があります。
“どちらも含めたコミュニティー”という観点で、何が正しいのかを考えながら、みんなのためになる未来を作っていく必要があると感じます。
すごく複雑で難しいことだと思いますが、誰も正解を持っていないからこそ、自分たちで正解を作っていく面白さがありますね。

真剣に企画内容を考える河野さん。どの企画においても、「ユーザーがどう思うかを最優先に考えること」を大事にしているそう。

19:00
本日の業務終了!

編集部 編集部
本日は、お疲れ様でした!
河野さんはなぜこの仕事を目指したんでしょうか?
河野 河野
就活を始めるまでは、「こういう仕事がやりたい」とか、「こういう企業に入りたい」とか、特に考えていなかったんです。
でも、自分の頭で考えて、何かを形にしていくことが好きだったので、それができる環境がいいなと思っていました。
編集部 編集部
たくさんある企業の中から、DeNAを選んだのはなぜですか?
河野 河野
就活中に出会った社員の方々の考え方に共感したからですね。
仕事だけでなく、世の中全体に対する考えをしっかり持っていて、社会課題を解決したい、世の中を良くしていきたいという思いがある方ばかりでした。
それぞれ自分ができることに真摯に向き合い、腰を据えて行動していると感じて、「こういう人たちと一緒に働きたい。この会社を信じよう!」と思いました。

編集部 編集部
なるほど!
河野さんもPocochaのユーザーを幸せにしたいという思いがありますもんね!
それでは、河野さんが考える企画の仕事に向いてる人って、どんな人ですか?
河野 河野
考えながら手を動かし続けていける人ですね。
企画の仕事って、待ってるだけじゃ何も生まれない。
世の中にないものを自分で生み出さなくてはならないし、「ユーザーのために何を生み出すのか」が大事なんですよ。
そこを考える努力をできる人が向いていると思います。
編集部 編集部
世の中の流行も、ユーザーの考えてることもどんどん変わっていきそうですね。
河野 河野
そうなんです。
特にライブ配信アプリは、変化のサイクルが早いと思います。
もしも私が1カ月間、何も考えず、何も生み出すことができなかったら、何万人ものユーザーを待たせてしまうことになります。
スピード感を持ってどんどん実行していくことが大事ですね。
編集部 編集部
河野さんって、学生時代はどんな人だったんですか?
河野 河野
バイトに力を入れてましたね。
まず塾講師をやって、そこから塾が手掛けているWebメディアでライターをやったり、編集長をやったり。
カフェやお寿司屋さんの接客スタッフ、スーパーのレジ打ちにも挑戦しましたよ。
編集部 編集部
めちゃくちゃいろんなバイトをしてるんですね!
河野 河野
結果的に、その経験が今に生かされているなと感じます。
塾講師では保護者の方との面談も任されていたので、社会人として信頼されることの大切さを学びました。
Webメディアの編集長を務めた時には、「どうすればもっと読んでもらえる記事を作れるのか」を考えたので、企画の仕事の基礎となる経験ができたと思います。
編集部 編集部
学生時代に編集長って、すごい経験されてますね!
河野 河野
京大生が京大を目指す人に向けて発信するメディアでした。
どんなコンテンツを作るのか縛りなく自由に考えることができたし、いろんなところに取材に行けて、すごく楽しかったです。

オフィス内にはデスクがたくさん!この秋から、自分のデスクを持たず、どこで仕事してもOKなグループアドレス制になったそう。

編集部 編集部
幅広いジャンルでバイト経験されていますが、何を基準に選んでいたんでしょうか?
河野 河野
得意なことや興味があることに挑戦していきました。
塾では得意科目を教えましたし、飲食店に挑戦したのは接客をやってみたかったからです。
スーパーで働こうと思ったのは、商品がたくさん並んでいる棚を見るとワクワクするからでした(笑)。
編集部 編集部
確かにスーパーの棚ってワクワクするかも(笑)。
それじゃ、最後に学生に向けて、バイト選びについてアドバイスをお願いします。
河野 河野
学生時代って、興味のままにいろんな経験ができるラッキーな期間だと思います。
どんなバイトでも面白そうだと思ったら、深く考えることなく、取りあえずやってみるといいんじゃないかな。
そこで得た経験は、結果的に社会に出てから役立ってくるはずですよ!
編集部 編集部
河野さんもいろんなバイトに挑戦してますよね。
河野 河野
社会人になると、仕事は「自分がやりたいからやる」だけではダメで、会社や社会に対する責任を果たさなくちゃいけません。
それに比べて、学生時代のバイトって、やるもやらないも、どんなバイトをするかも自分の選択の自由なので、いろんな経験ができて、いろいろ試せるものなんですよね。
今となっては羨ましいです(笑)。

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