
東京ガールズコレクションのプロデューサー!世界にイベントをしかける醍醐味とは?
株式会社W TOKYO天ヶ谷 泉紀
史上最大級のファッションフェスタ、東京ガールズコレクション(以下TGC)。
2005年にスタートしたTGCは、ファッションが大好きな10〜20代の女性にとって憧れの存在。
毎回のべ約3万人以上の来場者数を記録し、最近では東京だけでなく、北九州や富山、静岡、熊本など地方でも開催されています。
このTGCを企画・制作するのが、株式会社W TOKYO。
今回はTGC実行委員会のプロデューサーを務める天ヶ谷 泉紀さんにインタビュー。
現在は今年1月に新設されたブランディング事業局で、TGC関連の新規事業を担当しています。
仕事の魅力や、ワークライフバランスのこと、学生時代のアルバイト経験や就活の思い出など、じっくりお聞きしてきました!
Schedule1日の流れ
もともと、一部の役職においてはフレックスタイム制を導入。
出社時間は特に決まっておらず、出社と退社の時間は自由に決められるスタイルでした。
コロナ禍の現在は、リモートワークも可能になりましたが、社外での打ち合わせも多いので、出社することがほとんど。
「でも時差通勤できるので、電車もバスも通勤ラッシュにぶつからず、ゆとりを持って出社できます!」とポジティブに語ってくれました。

Interview朝起きてから何をしてるの?
〜朝のルーティンや出勤する時間は?〜
TGCを運営しているということで、ドキドキしながらオフィスへ向かうと、受付からとてもオシャレで気持ちが盛り上がっていきます!

扉を開けた瞬間からホワイトベースのオシャレな空間が目の前に広がるオフィス。こんなキレイなオフィスなら出勤も楽しそうですね♪
密着インタビュースタート!
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編集部
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本日は天ヶ谷さんのお仕事に1日密着させていただきますので、どうぞ宜しくお願いします!
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天ヶ谷
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はい、宜しくお願いします!
少し緊張しますが頑張ります(笑)。

天ヶ谷泉紀(あまがや・みずき)。2013年4月に新卒入社。営業局所属としてTGCへ協賛している企業さまの営業を約7年担当。TGCでの担当企業さまのステージ進行やブース制作を手掛ける。また「TGC地方創生プロジェクト」も任されており自治体とも一緒に仕事を行う。2020年1月より新設されたブランディング事業局でも、現在進行中のオーディションプロジェクトを担っており、TGCのプロジェクトに幅広く関わった経験を持っている。
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編集部
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よろしくお願いします!
いつも何時ごろ起きるんですか?
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天ヶ谷
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起きるのはいつも8時くらいです。
会社はフレックス制なので、仕事状況に合わせながら調整しています。
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編集部
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朝起きて、必ず行うルーティンはありますか?
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天ヶ谷
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水を飲んでから、メールやLINE、Instagramをチェック。
そのあと身支度を整えて出社です!
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編集部
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朝ごはんは食べないんですか?
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天ヶ谷
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もうずっと食べていないですね、毎朝、水だけ(笑)。
もうその生活に慣れちゃいました。

起きたらまずはミネラルウォーターで水分補給が朝のルーティンだそう
11:00
業務スタート!〜TGCのプロデューサーって、どんな仕事をするの?〜
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編集部
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午前中は、どんなお仕事をするんですか?
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天ヶ谷
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まずはメールのチェックを行います。
午前中から午後まで打合せづくしということも多いので、ひと通り目を通した後、急ぎのものはその時点で返信しています。
あっ、一旦打合せに行ってきますね!

コロナ禍なので、打ち合わせは、Zoomなどアプリを利用したオンラインミーティングも増えたとのこと
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編集部
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TGCのプロデューサーをされているとのことですが、どういったお仕事をされているんですか?
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天ヶ谷
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一言で言うと「イベントをゼロから作るお仕事」ですね。
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天ヶ谷
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約100名近い人気モデルが出演してのファッションショーや、音楽ライブやスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを企画していきます。
TGCは「10代や20代の女性たちが日常で楽しめるオシャレ」をコンセプトとした史上最大級のファッションフェスタで、ショーの様子をインターネットで配信し、モデルが着ている洋服をオンラインでリアルタイムに購入できるなど、ユニークなことをたくさん仕掛けてきました。
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編集部
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出演しているモデルさんたちは若い女の子たちにとって憧れなので良い仕組みですね!
それにTGCはガールズファッションの流行発信基地というイメージがあります。
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天ヶ谷
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そういったイメージが強いんですが、実は、少しずつイベントの内容も変わってきていて、「TGCを地方都市で開催することで、地方をもっと元気にしよう!」という「地方創生」やSDGs(※注)の推進、特に5番の「ジェンダー平等を実現しよう」の達成にも力を入れています。
(※注)
「SDGs」とは、Sustainable Development Goalsの略。
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。

「TGC地方創生プロジェクト」のTGC熊本とTGC広島を担当。「地方創生」はTGCにとって大切なキーワードと話す天ヶ谷さん
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天ヶ谷
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TGCが地方都市で行われれば、その街は盛り上がりますし、観光PRにもなりますよね。
商業施設や商店街との連携企画や事前イベントの展開など、その地域にとっても大きな経済効果をもたらします。
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天ヶ谷
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私はイベントのプロデューサーとして、地方の自治体や企業と打合せを行い、イベント内容を考えてきました。
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編集部
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先ほど、「イベントをゼロから作るお仕事」とおっしゃった意味が良くわかりました!
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天ヶ谷
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プリキュアなどの人気キャラクターとコラボしたコンテンツや、TGCオーディションの企画なども担当しています。
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編集部
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そういうコラボを仕掛けるのも、天ヶ谷さんたちのお仕事なんですね!
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天ヶ谷
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はい、そういったことも仕事の一つです。
コラボ企画を考えるうえではニュース性、タイミング、収益も考えながら、どのキャラクターやブランドとコラボするか、ということを考えています。
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編集部
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コラボ企画は大きくニュースで取り上げられるし、社会現象にもなりそうですね。
そういえば、今年も、TGCオーディションが開催されると聞きました!
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天ヶ谷
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そうなんです!
これは、TGCがプロデュースするスター発掘オーディションプロジェクト【TGC AUDITION】で、去年に引き続き、今年も開催しています。

2019年〜2020年に開催されたTGCオーディションの様子。ファイナリストは完全ドラフト制で、全員が大手プロダクションと所属契約できるそう
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編集部
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こういうイベントを制作するにあたり、今回の新型コロナウイルスの問題は大きなネックになったのでは?
イベントにはたくさんの人が集まりますし…。
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天ヶ谷
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そうですね。
今年の9月に行われたTGCもオンラインでLIVE配信されました。
ただ、時代にあわせ、イベントの概要を考えたり、体裁を整えたりすることも私たちの仕事です。
コロナ問題だけに限らず、イベントは普段から想定外のことが多いので、臨機応変に対応する力が必要ですね。
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編集部
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そうなんですね。今回も想定外の事態はありましたか?
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天ヶ谷
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もちろんありました…。
そういう時こそ、とっさに適切な判断をしてスムーズに進めるのがプロデューサーの役割。
特にイベントは開催の日時も決まっていますし、多くの人が関わる大規模なプロジェクトなので、「どんなことがあってもイベントを成し遂げる!」という強い想いが大事なんです。
ここがポイント
イベントプロデューサーに必要なものは、「決断力と判断力」と天ヶ谷さん。
どれだけ綿密にスケジュールを立て、計画を練っても、想定外のことは必ず起こるもの。
臨機応変に対応する力や的確に状況を判断し、ベストな解決策を考え出す力が必要。
もちろん、関係する企業や自治体ともコミュニケーションを図りながら、みんなでイベント成功のために、足並みを揃えることが大切だそう。
12:30
ランチタイム~いつも何を食べてるの?~
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編集部
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そろそろお昼ですが、ランチタイムは何時からなんですか?
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天ヶ谷
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時間は特に決まっていないので、仕事の合間に食べることが多いですね。
時間があるときは、同僚や後輩とお店でランチをすることもありますが、忙しいときは、デスクでメールをチェックしながらテイクアウトしたお弁当をかきこんでます…(笑)。
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天ヶ谷
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今日も、午後すぐに打ち合わせが入っているので、近くに来ているキッチンカーでサッとお弁当を買ってきますね!

お気に入りのガパオライス。これで750円前後だそう!意外とリーズナブル!
13:30
再び業務スタート!〜プロデューサーに必要な「力」とは?〜
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編集部
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午後も打ち合わせのオンパレードですね。
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天ヶ谷
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打ち合わせでプロジェクトの細かいことを決めていくので、とても大事な仕事の一つです。
打ち合わせの前には資料を作り、準備することも多いのですが、毎日、いろいろな人と関わり、話ができるので楽しいですよ!

社内でのミーティングは、広々とした打ち合わせスペースで。白を基調としたオシャレな空間
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編集部
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いろいろな人とお話しできるのは楽しいかもしれませんが、なかには気難しい人や怖い人もいませんか?
みんなとうまくやっていくのって、難しそうです…。
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天ヶ谷
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さっき、プロデューサーに求められるのは「想定外の事態に対応する力」って話しましたが、もう一つ、「コミュニケーション力」も重要だと考えています。
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編集部
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コミュニケーション力?
よく耳にしますけど、具体的にはどんな力のことですか?
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天ヶ谷
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ひとくちに「コミュニケーション力」といってもいろいろですよね。
人に正しい情報を伝えることや、必要な情報を聞き出すことも、コミュニケーション力。
こうした能力が高ければ、周囲の人たちとスムーズに考えを共有したり、物事を進めたりすることができますよね。
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編集部
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確かに。
でもコミュニケーション力って、どうすれば身につくんですか?
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天ヶ谷
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うーん、難しいけれど、私が普段意識していることは、「周囲の人をよく見る」ということかな。
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編集部
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「周囲の人をよく見る」ですか?
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天ヶ谷
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そうです。
例えば、どんな人ともテキパキと会話を進めることができたり、どんな局面でも的確な指示を出したりする人って、いるじゃないですか。
すごいなぁって思わず憧れるような人。
そういう人をよく観察して、その人の行動を真似します。
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編集部
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なるほど!
真似しているうちに、自然と身につくんですね。
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天ヶ谷
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あとは、いろいろな人と積極的に話す機会をつくって、「場数をふむ」ということも大事ですよね。
私は学生時代、居酒屋でアルバイトをしていたんですが、居酒屋って、年齢も性別も様々な人が来るじゃないですか。
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編集部
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たしかに。
年配の社長さん、若いOLさん、年齢は近そうだけど自分とは全く違う雰囲気の学生さんなど、さまざまな年代や性別のお客さんが来ますね。
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天ヶ谷
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そういう人たちと、きちんとした節度を保ちながら、フレンドリーに話すのって、意外と難しいんですよ。
堅苦しくてもいけないし、その場のノリだけでもダメ。
でもアルバイトを続けるうち、一人ひとりのお客さんをちゃんと見極め、その場の雰囲気に適した接客が少しずつできるようになってきたんです。
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編集部
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なるほど!
学生時代のそういう経験が、今に役立っているんですね。
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天ヶ谷
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店長とか上司とか、目上の人ともビジネス敬語で話す習慣も身につきました。
学生時代って、同じ年代の仲間だけで固まりがちじゃないですか。
でもいろいろな年代や職業の人たちと接する機会を持つことで、自然とコミュニケーション力が磨かれると思いますよ。
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編集部
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バイトの経験は社会人になって、大きく役立つこともあるんですね!
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天ヶ谷
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あとは今、コミュニケーションで役立っていると思うのは、ゴルフですね(笑)
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編集部
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ゴルフやられてるんですね!
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天ヶ谷
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先輩に誘われて去年からゴルフを始めたんです。
道具やウエアをそろえて、週末には先輩や取引先の方々と、ときどきラウンドに出ています。
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編集部
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えっ、始めたばかりで、もうラウンドですか!
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天ヶ谷
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ゴルフって、ラウンドしながらいろいろな話をするじゃないですか。
プライベートなことから仕事のことまで。
普段、会社の会議室などで話をしているときには見られない、その人の素顔なども垣間見えたりして、「あ、この人ってこんな一面もあるんだ」って、発見することも多いんですよ。
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編集部
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だから、世の中のお父さんたちはよくゴルフをするんですね(笑)。
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天ヶ谷
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そうだと思いますよ(笑)。
コースを回ると結構時間もかかりますから、終わるころにはすっかり親しい間柄になっていたり…。
実は、朝7時に打ちっぱなしに出かけて、そのあと出社することもあるくらい、ゴルフにハマっています!
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編集部
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えー、すごい!
仕事にも役立つし、ストレス解消や運動にもなる。
一石三鳥ですね!

体を動かすと、心もスッキリ!今年始めたばかりのゴルフでスコアがいきなり100に近づいてるそう。もしかして天才では!?
ここがポイント
コミュニケーションとは、「人間関係をスムーズに進めるために必要なもの」。
「どんな仕事でも人と関わらないものはほとんどない」ということを考えれば、コミュニケーション能力を磨くことが、仕事で活躍できる人材になるための一歩といえそう。
18:00
資料づくり〜どんなときでもポジティブに!〜
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編集部
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そろそろ18時ですね。
今日のお打ち合わせは終了ですか?
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天ヶ谷
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はい、おしまいです。
あとは今日の打ち合わせ内容をまとめて、明日の打ち合わせ資料を作ります。
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編集部
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今日1日密着をさせてもらいましたが、仕事の時はキリッと、インタビューの時はやわらかい表情をされているのがとても印象的でした!

打ち合わせの資料をまとめて1日の業務はおしまい
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編集部
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天ヶ谷さんは周りの人たちからどんなふうに見られることが多いんですか?
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天ヶ谷
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学生時代から「フワフワしている人」と言われることが多かったです(笑)。
嫌なことがあってもすぐに忘れてケロッとしているので…。

「イヤなことがあっても、ぐっすり眠って起きたらスッキリ!」と天ヶ谷さん
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編集部
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その性格は羨ましいです…!
後輩の方からもどんな人と思われているのか、ちょっと聞いてみてもいいですか?
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天ヶ谷
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えっ?いきなり…いいですけど緊張しますね(笑)。
そしたら同じチームの後輩を呼びますね。
え~と、あっ豊永さん!
今ちょっとだけ大丈夫?
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豊永
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はい!大丈夫です。
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編集部
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お仕事中、突然すみません!
本日は天ヶ谷さんに1日密着していまして、後輩の豊永さんから見て、天ヶ谷さんってどんな人か教えてください!
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豊永
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そうですね…。
天ヶ谷さんって、本当に物事に動じない人なんですよ。
トラブルが起こって「天ヶ谷さん、大変です!」って泣きついても、必ず、「ああ、それはね…」って冷静に対応してくれる。
いつもすごいなーって尊敬しています。

社歴2年目の豊永さん。一緒に夜ご飯を食べに行くなど、プライベートでも仲良し。インタビュー中も天ヶ谷さんを本当に頼りにしているのが雰囲気から伝わってきました!
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編集部
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それは頼もしい先輩ですね。
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豊永
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この仕事は、イレギュラーなことがつきものですが、どんなことがあっても動じることがなく、いつもニコニコしているので、とても相談がしやすい先輩で助かっています!
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編集部
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社内にそういった雰囲気の先輩がいると、わからないこともすぐ相談できるから安心できますよね。
豊永さんお忙しい中お時間ありがとうございました!
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天ヶ谷
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豊永さん、ありがとう!
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編集部
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物事に動じないってすごいですね…!
その性格は昔からなんですか?
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天ヶ谷
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あまり悲観的に考えないのは、もともとの性格かもしれません。
実は、W TOKYOに入社する前に、インターンシップのプログラムに参加していたんです。
競争率が高くて、自分でも受かるかどうか不安でしたが、面接ではとにかく元気とやる気をアピール!
その明るさを買ってもらったのかなと思っています(笑)
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編集部
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なるほど、インターンからの入社なんですね!
実際に働く前と後では、TGC やW TOKYOに対するイメージは変わりましたか?
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天ヶ谷
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「ファッションが好き」「おしゃれが好き」っていう理由でW TOKYOに興味を持ちましたが、入社前は、“おもて”の顔しか見えていませんでした。
TGCってキラキラして華やかで、おしゃれなイメージが強いじゃないですか。
でも実際、仕事で関わるようになったら、イメージがまったく変わったんです。
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編集部
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やらなければいけないことが多い分、イベントが完成したときの達成感も大きそうですね!
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天ヶ谷
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それは間違いないですね。
特に、イベントを見にきてくれたお客さまの、イキイキとした表情を見ることがとても幸せ。
イベントも躍動感に溢れていて、たくさんのスタッフで作り上げたという充実感もある。
本当にやりがいの大きな仕事だと実感しています。
ここがポイント
どんなに華やかに見えるイベントでも、成功するのは、影で動く裏方の人たちの努力があるからこそです。
実際にインターンシップなどで“裏方”の立場にたってみると、イベントを見る目が変わることもあります。
興味のある企業や業種を見つけたら、まずは、インターンシップを行っているかをチェックするのがおすすめ。
実際に、プロジェクトの一員として働く体験を通して、将来のビジョンが、もっと明確になるはずです!
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編集部
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プロデューサーとして、これからどんなTGCを作っていきたいと思いますか?
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天ヶ谷
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そうですね。
これまではリアルな会場での、リアルなイベントを実現するために突っ走ってきましたが、これからは、リアルとバーチャルを組み合わせることで、イベントの価値を最大化していきたいですね。
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編集部
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TGCがバーチャルになる?具体的にどういうことですか?
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天ヶ谷
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実は今年9月に行ったTGCでは、「バーチャルTGC」のベータ版(※注)が公開されたんです。
これは、現実の世界と連動した新しいバーチャルエンターテインメント空間を作ることを目指したもの。
視聴者がTGC会場をイメージしてつくられたバーチャル空間でステージを楽しめるよう、さまざまなテクノロジーが使われています。
(※注)
「ベータ版」とは正式サービスがスタートする前段階のサンプル版のこと。
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編集部
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今後のTGCは最先端技術を駆使するものになりそうですね!
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天ヶ谷
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現在は次回の開催に向けて、「バーチャルTGC」をさらにバージョンアップするための仕組みを考えているところなんです!
常に新しい技術を取り入れ、変化を続けながら、TGCも時代とともに進化していきたいですね。

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編集部
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天ヶ谷さんたちが作る、これからのTGCも楽しみにしていますね!
最後にこれから就職を控えている学生たちに、アドバイスをお願いします。
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天ヶ谷
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学生時代にはどんな経験でも、積極的にチャレンジしておくことが大事だなって、今を振り返ると思います。
私の場合、学生時代に行っていた居酒屋でのアルバイトがコミュニケーション力を磨くのに、とても役立ったと思います。
イベントプロデュースと居酒屋ってまったく結びつかないけれど、意外なところに共通項はあるもの。
そのときは「関係なさそう」と思っても、あとでどんなふうに影響するかわからないので、どんなことでもどんどんチャレンジしてください!
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編集部
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ちなみに、今大学生に戻れるとしたら、どんなアルバイトをしたいですか?
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天ヶ谷
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ホテルのラウンジ!
コーヒーや紅茶を運ぶ、サービススタッフをやりたいです!
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編集部
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即答ですね(笑)。
それもコミュニケーション力を磨くためですか?
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天ヶ谷
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それもありますが、なんと言っても制服がかわいいから!
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編集部
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やっぱり、ファッションが大好きなんですね(笑)
本日は密着取材ありがとうございました!
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天ヶ谷
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こちらこそ!ありがとうございました!
密着の最後にヒトコト

仕事をするうえでは、大変なことやイヤなこともたくさんあります。
迷うこととか、立ち止まることとかも、たくさんあります。
そんなとき、「自分がハッピーになるためには、どうしたらいい?」って考えるようにしています。
例えばイヤなことがあって、その感情が表情に出ていると、周囲の人たちもいい気持ちはしないですよね。
みんなに心配されるし、そこから笑顔は広がらない。
だから、大変なことやイヤなことがあったときこそ、笑顔を作るように意識しています。
失敗したら、ちゃんと反省することも大事。
だけど、必要以上に落ち込まないし、「まあ、仕方ない。次からちゃんと気をつけよう」ってスッパリ気持ちを切り替えます。
そして一晩寝たら、すべて忘れる!
とにかく、仕事では笑顔で居続けることがとても大事だと思っています。
もともと、感情が顔に出やすいので、出さないように気をつけているうち、いつのまにか笑顔が習慣になりました(笑)。
いつも笑顔でいたら、自然とハッピーがやってくる!
そんな気持ちで、毎日仕事をしています。
HAMIDEL編集部より
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、TGC実行委員会のプロデューサーを務める天ヶ谷 泉紀さんの1日を追いました!
『イヤなことがあっても、いつも笑顔でいるとハッピーになる』という言葉がとても印象に残りました。
キラキラ華やかな世界の中で、女の子たちの憧れの舞台を裏方から支えている仕事の魅力が伝わったのではないでしょうか。
もしご興味のある方は、上のボタン「W TOKYOの仕事をもっと見てみる」から他のお仕事もチェックしてみてくださいね!
More…もっと天ヶ谷さんを知りたい!
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名刺入れは入社以来ずっと愛用しているそう
小物もブランドがズラリと並びオシャレ -
LINEやInstagramをチェックすることが多いそう。
天気予報を確認して、翌日のコーディネートを決めるのにも活用してるそうです -
オフィスの打ち合わせスペース名には
世界のファッションフェスタが行われる都市名が使われています -
オフィスのB1は撮影もできるフリースペース。
夜の外観もオシャレな雰囲気に -
退社後は社内の人やパートナー企業の方とディナーにでかけることも
一問一答
Q:休日は何してる?
A:平日が仕事オンリーな分、土日はしっかり遊びます!
海が大好きなので、夏には泳ぎに出かけることが多いですね。
冬にはスノーボードにも行きます。
有給休暇も取りやすいので、コロナ前は、まとまった休みがとれたら、いつも旅行に出かけていました。
Q:最近、一番うれしかったことは?
A:クライアントと箱根へゴルフに行き、105というスコアを出したこと!
まだゴルフを始めて1年足らずなんですが、予想外に良い成績を出すことができて、とてもうれしかったです。
中学と高校でテニスをしていたので、ボールを飛ばすのは得意なのかも(笑)。
Q:尊敬している人は?
A:ベタですが、お母さん。
いま、一人暮らしをしているのですが、実家を出てみて、初めて母のスゴさがわかった感じがします。
母は働きながら私を育ててくれたのですが、仕事と家事を両立するなんて、私には絶対に無理。
外食だけじゃなくて、もっと自炊しなければと反省しています…(笑)。
Q:仕事道具を見せてください!
A:携帯電話は、プライベート用と仕事用が兼用なので一つだけ。
あとは、名刺入れと化粧ポーチくらいです。
名刺入れは、入社してすぐに買ったお気に入りのもの。
毎日たくさんの人とお会いするので、すぐパンパンになってしまうのが悩みです。
Q:スマホでは何をすることが多いですか?
A:LINEやInstagramをチェックすることが多いですね。
あと、仕事のスケジュールをスマホのカレンダーに記録しているので、それを確認したり…。
それから毎晩、翌日の天気を見て、服装を考えるのが日課。
雨が降りそうなら、濡れてもいい靴を用意します。
人にあまり会わない日は、服装が適当になることも(笑)。
Q:個人的なお気に入りマンガは?
A: 「鬼滅の刃」と「キングダム」。
マンガは移動時間を利用して、主にスマホで読んでいます。
あとはお風呂に入りながら読むことも。
お風呂で漫画を読みながらキュンキュンしています(笑)。
Q:自分のお仕事を一言で表現すると?
A: ずばり、「エンターテインメントを作ること」。
物を作ればお客さんが買ってくれるし、イベントを開けばたくさんの人が来てくれる。
自分の仕事を通じて、たくさんの人が動いてくれるということに、とてもやりがいを感じます。
Q:イベントプロデューサーならではの職業病だと思うことは?
A: 何をするにも「段取り魔」なこと。
たとえば友達と旅行をするときには、細かく予定を考えて、「これを見て、このバスに乗って、ここで食事して…」と、全部完璧にスケジューリングします。
なんといっても、イベントは段取りが肝心なので!