この仕事は、子どもの笑顔、保護者の信頼、社会人としてのスキルなど、お金ではもらえないものをたくさんくれる仕事。

このお仕事をするにあたって、必要な能力・スキルはなんだと思いますか?

山上さん:コミュニケーションが一番必要なスキルです。それに加えて、最低限の礼儀と、自分には足りなかった謙虚さですね(笑)。みんなから室長との話し合い、というかもはや喧嘩(笑)が教室中に響いていたよ、とよく言われていました。
自分が納得できないことに対しても、ある程度聞き入れられる謙虚さが必要だと思いますが、一方で自分の軸を持つ、ということも必要だと思っています。謙虚さだけだと周囲に言われたことを全て自分でやろうと抱え込んでしまいパンクしてしまう恐れもあるので。それは社会人になる上でも必要な要素じゃないかなと思っていますね。

4年間お仕事を続けてこられて、ご自身の変化をどんなところに感じますか?

山上さん:元々「自分の考えはこうだ」と、結構主張が強いタイプでしたが、仕事をしていく中で、自分の考えが決してすべてではないというか、色々な価値観に触れることができたので、人の意見や行動について、すぐに自分の考えをぶつけるのではなく、一旦受け入れてみる、ということですかね。でもそれは、先ほど言った通り、何でも言うことを聞く、ということではなくて、しっかりと自分の考え、自分の軸を持った上で、一方でそれに固執し過ぎることなく、周りの声にも耳をしっかりと傾ける、ということだと思っています。

2015年4月から東京個別指導学院の社員になるということですが、
元々教師になりたいという思いから、どんな心境の変化があったんですか?

山上さん:英語の先生になりたかったのは、英語が好きというだけで、特に科目にこだわりはなかったんです。
得意な教科が何かあったところで社会で通用するわけでもないと思っているので、科目指導を中心とした学校の先生ではなく、その子たちの人間性・人間力・社会性の指導をしたいと思ったことがきっかけですね。
就職活動のときも、他の業種もいろいろ見た中で、そういうことができるのって人事部しかなく、新卒でいきなり人事部にいける確率はやっぱり低い。子どもたちに影響を与える、ということも絶対にやりたかったので、やはり塾だと思ったんです。
塾の中でも講師職と教室長職という2パターンがあるんですが、自分がやりたいのは科目指導中心の講師職ではなく教室長職で、その募集をしていたのは、4-5社しかなかったんです。そんな中、最終的に選択肢に残ったのがここの塾で、内定をいただきました。

これからのこの仕事につきたいと思っている人たちにアドバイスをお願いします。

山上さん:この塾は、社会人に必要な全てが身につくと思っています。問題発見能力、解決能力、コミュニケーション能力、積極性などですね。もちろん、それを身につけられるかどうかは自分次第なので、子どもたちが好きとかっていうのも大事ですが、自分のキャリアアップ/ブラッシュアップのためにこの仕事ができるかどうかというのも大切。そう考えられる人は、誰でも成長できると思います。この仕事は、子どもの笑顔、保護者の信頼、社会人としてのスキルなど、お金ではもらえないものをたくさんくれる仕事。形に残るものは何一つ残っていないかもしれません。でも形に残らないものは、たくさん得られたと思っています。

お話をしてくださったのは、株式会社東京個別指導学院の山上健一さん。大学4年間ずっと溝の口教室に
勤務され、15年4月から社員として様々な保護者・生徒さんの目標達成に向かって伴走している山上さん
に、このお仕事を始めたきっかけややりがいについて聞いてきました!(インタビュー時期:2014年9月)

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