我々はMNB(マイナビバイト)編集部から、
「世の中にある気になるバイトの実態を調査せよ」という極秘指令が発令された。
社会にある数多の職業の中で一風変わった職種の現場に潜入し、
アルバイトの仕事を調べて報告すべしという特命である。むろん我々に拒否権はない。
今回の調査ターゲットは「ライターアシスタント」。
雑誌やウェブなどのさまざまな記事を制作するライターを補佐する仕事である。
そこで今回は、東京都世田谷区のとある会社に勤めるアルバイトスタッフを調査しにやって来た。
名前:日下部貴士(くさかべ たかし)
生年月日:1993年9月21日(23歳)
職歴:ライターアシスタント歴約2年
給与:日給7500円(※働くエリアや経験、スキルによって変わる可能性あり)
備考:高校時代に恋愛小説を書いたという黒歴史を持つ。文章を書く道を志し、現在はライター修行に日々励んでいるようだ
一通り調査をしたところで、休憩中のターゲットを発見。そこで我々はライターアシスタントの実態をさらに究明すべく突撃取材を試みた!
カメラマンを補助するレフ板係を任される日下部さん。ファッション撮影はまだ慣れないらしく、光の当たり具合の調節に四苦八苦しているようだ。
某ブランドデザイナーの仕事場に伺い、取材を行なっている様子。緊張した面持ちがピリついた空気を感じさせる。日下部さん曰く、「取材は緊張するが、新しいことを知れるのは楽しい」とのこと。
会社に戻り、原稿執筆に取りかかった日下部さん。手元にあるのは構成案だろうか。今日中に原稿を1本仕上げなければならないらしく、目にも留まらぬ速さで文字を入力していく。
好きなことを仕事にしている日下部さんは、たとえ雑用だろうと二つ返事で仕事をこなす。その姿からは、「何としてでもライターとして大成してやる」という強い決意が見て取れる。
アシスタント作業は一見すれば地味な仕事に思えるかもしれないが、取材スキルなどを現場で学べる貴重な機会であることは間違いない。
またライターという仕事についても、自分の裁量で仕事のペースを調整し、時間や場所にとらわれず自由に働くことが出来るといった新たな魅力を教えてもらうことが出来た。
自分の文章で世の中に対して発信していきたいと考えている人、まずはアシスタントからはじめてみてはいかがだろうか。