「仮面ライダー」の商品を企画開発!子どもたちが憧れる人気おもちゃはどうやって創られる?

株式会社バンダイ五月女 翔

「夢・クリエイション」を企業スローガンに掲げ、「仮面ライダー」「機動戦士ガンダム」「たまごっち」など人気キャラクターのおもちゃから、菓子・食品、アパレル、生活用品などを幅広く手がけるバンダイ。
子どもから大人まで幅広い層に向けた商品・サービスを生み出す、創造性豊かな会社というイメージのバンダイではどんな「社員」が活躍しているのか気になりませんか?

そこで今回は、「仮面ライダー」の武器やアイテムなどの企画開発を担当しているブランドデザイン部の五月女 翔さんにインタビュー。
入社7年目でありながら、バンダイの看板商品を担当している五月女さんに密着取材し、この仕事のやりがいや面白さ、ご自身の多彩な趣味、さらには学生時代のアルバイト経験まで明らかにしていきます!

12:00
ランチタイム

編集部 編集部
そろそろランチの時間ですね。
お昼はどうしてるんですか?
五月女 五月女
社員食堂もありますが、お昼は外に行きたい派なので、1度リフレッシュするためにも同じチームのメンバーと外食することが多いですね。
編集部 編集部
オフィスは浅草ですし、おいしいお店も多そうですね!
いつもはどんなお店でお食事されているんですか?
五月女 五月女
そうですね、よく行くのは会社の裏の中華か喫茶店のカレー、あとは定食とかですね…。
会社のすぐ近くの決まったお店にしか行かないですね。

この日のランチは牛カツを食べたそうです。おいしそう…

編集部 編集部
チームメンバーの方と頻繁にランチへ行かれていたりと、社内の雰囲気がすごく良さそうに感じるのですが、バンダイの社員さんはどんな方が多いんですか?
五月女 五月女
う~ん…そうですね。
仕事もプライベートも本気で楽しむ人が多いですね。
良い意味で“まじめな人”が集まっているんです。
子どもたちが心から「楽しい!」と思ってもらえるおもちゃを、真剣に考えている大人たちがたくさんいるので、いつまでも遊び心を忘れずに働ける会社だなと、思っています。
編集部 編集部
お休みの日も会社の方と遊ぶことってあるんですか?
五月女 五月女
ありますよ。
今年は新型コロナウイルスの影響で行けていないですが、同期とは毎年恒例でBBQをしたり、同じ部署の先輩・後輩とはキャンプに行ったりしています。
休日もアクティブに自分たちが楽しいと思うことに取り組んでいる人が多いですね。

同期とのBBQは定期的に開催されているそう

ポイントここがポイント

仕事をしていると、思いがけない苦労や突然のトラブルに対応したりと、大変なことが多いですが、自分の好きなことを仕事にしているからこそ頑張れると五月女さん。
バンダイでは、希望を出すとやりたい仕事を任せてもらえるチャンスも多いのだそう。
好きなことを仕事にすること、そしてその好きなことをしっかり言葉にして伝えることが大切だということが感じられます。


13:00
再び業務スタート!

編集部 編集部
午後もまずはデスクワークからスタートですね。
今は何をしてるんですか?
五月女 五月女
担当商品の仕様書や商品開発進捗表の更新をしてます。

お話している時とはガラッと雰囲気が変わり仕様書をテキパキと作成する五月女さん。

編集部 編集部
あ、それは何ですか?

デスクには商品サンプルがたくさん!

五月女 五月女
中国の工場で試作された商品の開発サンプルです。
大体1日に2回、午前と午後でサンプルが送られてくるので、商品数は結構多いんです。
編集部 編集部
全てチェックして戻すんですか?
五月女 五月女
そうですね。
色や音などいろいろ確認して、良くても悪くてもサンプルチェックの資料を作ります。
編集部 編集部
良くても資料作るんですね…
あれっ?
もしかして中国語で作るんですか?
五月女 五月女
いえいえ、基本は日本語ですよ。
「BANDAI (SHENZHEN) CO., LTD.」の担当者に資料を送って、そこから各工場に指示を出してもらう仕組みなので。
場合によっては英語の時もありますが…。
編集部 編集部
英語の時もあるんですね!
カッコいい…。
あっ今度は何かの会議ですか?
五月女 五月女
はい。
新商品の検討会議です。

上司の井上さんと終始、和やかな雰囲気で会議が進行。
ここから子どもたちがワクワクするおもちゃが開発されているんですね!

編集部 編集部
企画するときってどんなことを考えて作ってるんですか?
五月女 五月女
子どもたちがワクワクするか、憧れる商品になっているかを、いつも意識してます。
子どもが理解できる、直感的な遊びになっているのかを常に自問自答していますね。
編集部 編集部
常に子ども目線で考えているんですね。
人気の商品を開発するのにプレッシャーは感じませんか?
五月女 五月女
もちろん感じますよ!
「仮面ライダー」はバンダイでも売上をけん引する主要商品で期待も高いですからね…。
それに、安全品質の基準も厳しい上に、テレビ番組と並走しての商品展開になるので、スケジュールとの戦いですね。
編集部 編集部
華やかなお仕事ですけどその分大変な部分もありますよね…。
五月女 五月女
ただ、リアルタイムの商品展開を待ちわびている子どもたちが多く、開発としてはとてもやりがいを感じますし、子どもたちの憧れである「仮面ライダー」の商品に携われることは純粋に嬉しいです!

五月女さんにとっておもちゃとは「心を温かくするもの」

一問一答

Q:休日は何してる?
A:自転車やクルマに乗ってどこまでも走り続けます!
遠出したり、大好きなラーメンを食べに行ったり。
休日もアクティブに楽しんでいます!

五月女さんお気に入りの自転車。オシャレ…!

Q:尊敬している人は?
A:「さまぁ~ず」のお二人。
いつも楽しそうなので、見ていて元気が出ますね。

Q:新型コロナウィルスによって、生活で変化したことは?
A:Uber Eatsの利用頻度が急激に上がりました(笑)。

リモートワーク中の自宅仕事環境。こちらも統一感がありオシャレ!

Q:娯楽は?
A:「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」や「PSYCHO-PASS サイコパス」。
それに「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「東京喰種トーキョーグール」とかも好きです。
あと最近は小説を読むターンに入りました(笑)。
読んでいるのは伊坂幸太郎さんの作品が多いですね。

Q:1日の平均スマホ時間は?主にスマホでしていることは?
A:暇さえあればスマホを触っています。おもちゃの企画開発をしているので、YouTubeの「遊んでみた」動画をよく見ていますよ。

Q:よく見るサイトは?
A:スニーカーや服が好きなので、「Hypebeast」を見てファッションに関する情報を仕入れています。

Q:いつも持ち歩く仕事道具は?
A:PCは必ず欠かせません!
あとは手帳、ノート、名刺入れ、オンライン会議用のイヤホンなどを持ち歩いていますね。


©2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
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