例文あり!自己PRの書き方をマスターしよう

自己PRの書き方のポイント

自己PRは、自分の特技・経験・スキルをアピールする場です。
アルバイトの経験に限らず、活かせそうな自分の長所を採用担当者にアピールしましょう。
今回は、履歴書での書き方のポイントをご紹介します。

自己PRは、この構成で書くと分かりやすい!

一言で言うと

STEP01

履歴書に限らず、ビジネスの場では結論から先に言うことで相手に内容を分かりやすく伝える工夫が必要です。
話しのはじめが、「私は、笑顔で接客することが得意です」と、
「あれは1年前のことでした、ある朝私は~」とでは、
これからどんな話をするんだろう?というイメージの付きやすさが全然違いますよね。
小説だったら引き込まれそうな後者ですが、
自己PRの場合は何事も分かりやすく!簡潔に!を心掛けてください。
タイトルとして書いてもOKです。

STEP1記入例 STEP1記入例 STEP1記入例

具体的なエピソード

STEP01

STEP1で書いた自己PRに対し、具体的なエピソードを付け加えます。
どうしてその特技・経験・スキルを身に付けられたのか、きっかけや理由を書いてみましょう。
長々と書く必要はないので、簡単に概要が分かる程度で大丈夫です。

また、もし履歴書の自己PR欄が小さくてかけない、という場合には、省略してしまっても大丈夫です。
必要があれば、面接の時に伝えましょう。

STEP1記入例 STEP1記入例 STEP1記入例

バイトの中での、PRポイントの活かし方

STEP01

STEP1・2だけでも十分ですが、更に魅力的な自己PRにするには、
そのPRポイントは、バイトの仕事の中で、どう活かせるか?を書くことが大切です。
まだバイトをしたことがないから分からない!
と思うかもしれませんが、求人原稿や日々接するアルバイトの方の仕事から想像して、
どんなことに活かせそうか、考えてみると良いでしょう。
こちらも長々と書く必要はないので、一言、二言でまとめてしまって大丈夫です。

STEP1記入例 STEP1記入例 STEP1記入例

もう悩まない!自己PRの見つけ方

  • 今まで経験した仕事から考える

    仕事の経験は、自己PRに活かすことができます。過去に似たような業種の経験があれば、即戦力になれることをアピールできます。 全く違う業種しか経験がない場合でも、その仕事をする中でどんなことを頑張ったのか、またどんなトラブルをどのように対処したのかといった実体験から考えていくと、アピールできることがあるはずです。 また、これまでに多種多様な職種のバイトを経験したことがある人は、汎用性の高さをアピールできます。例えば、接客と事務職両方の経験があれば、笑顔で接することができることとパソコンを使えることをアピールができるなど、強みはたくさん見つかります。

  • 学校で頑張っていることを考える

    学生の場合、今勉強している内容がそのまま自己PRにつながることがあります。例えば、飲食店でのバイトであれば調理の勉強をしていること、事務職のバイトであればワードやエクセルを学んでいることなど。学校で習っていることと仕事内容をリンクさせることで、自分を強くアピールできます。 これまでの学校生活や私生活で頑張ったことを伝える方法もあります。一つの習い事を○年間続けてきた、運動部だったので体力や健康面に自信があるという経験談など、探せば自己PRに使えるポイントは見つかるはずです。

  • 自分の長所を探す

    これまでアルバイト経験がない場合や頑張ったエピソードが思い浮かばない人は、自分自身の長所をアピールする方法があります。「自分はこんな性格なので、友だちといるときはいつもこういう立ち回りをしています」などでもいいでしょう。もし、長所がなかなか見つからない場合は、自分が短所だと思う点を長所に言い換えてみたり、身近な人に長所を尋ねてみたりするのもいいです。

採用担当者に響く自己PRを書くコツとは?

●採用者の心に訴えかけることを第一に考える

住んでいる場所や学歴、保有資格や免許はそれぞれの欄を見れば分かりますが、それだけではあなたの性格や長所・短所までは伝わりません。どんな性格でどんな仕事ぶりを発揮してくれそうか、職場のスタッフと相性がいいか……などを知るために、採用担当者は自己PR欄を読むのです。だからこそ、何を書いていいか分からないから空欄のままで終わらすのは絶対にNGです。自己PR欄を書いていないと、「やる気がないのでは?」と不安に思われ、不採用となってしまうかもしれません。特に、応募者数が多い職場の場合、面接をする前に履歴書だけで選考することがあります。面接に備えてどれだけ準備をしても、履歴書が不十分なせいで面接試験に進めないかもしれませんよね。そんなことがないように、履歴書からあなたの良さが最大限に伝わるように仕上げることが必要です。

そのためには、相手が何を求めているのかを知り、それに応えるような自己PRを書くのがポイント。例えば、とある飲食店の求人に「元気で明るい人を求めています」と大きく書かれていたとしましょう。そこの店に応募し、いざ履歴書を書こうとして自己PR欄に「パソコン操作が得意です」と書くのはNG。元気で明るい人を求めている飲食店にとって、パソコン操作ができることはさほど重要ではないでしょう。それよりも「大きな声が出る」「笑顔が得意」という人の方が、きっとその飲食店は魅力的に感じるはずです。小さい自己PR欄に、採用担当者が知りたい情報を盛り込み、自分の良さをしっかりと伝えましょう。

●自己PRの魅せ方にも気を配ろう

自己PRは言うなれば自分の売り込みであり、自分の良さを知ってもらうチャンスです。だからといって嘘を書くのはよくありません。実際に働いてみたら、履歴書に書いてあった性格とまるで違う……、「できる」と書いてあったことが全くできていない……となると、採用者が「この人は嘘をつく人、信用できないかもしれない」と思う可能性も。せっかく採用してもらったのに、結局すぐに辞めることになったら元も子もありません。「嘘も方便」といえども、自己PRに関しては、嘘をつくのはやめておきましょう。

また、自己PR欄を9割以上埋めるように意識しましょう。内容が良ければ短くてもいいということはあまり通用しません。丁寧な字を心がけ、枠内にきっちり収まるように書くのは大前提。自己PR欄の半分だけ書いてる人と、枠内いっぱいに収まるよう計算して書く人、どちら印象がいいでしょうか? きっと後者だと思います。きちんと構成を考えて書いていたり、丁寧で読みやすい字を心がけていたりしていると、相手のことを考えて行動できる人だろう、仕事ができそうといった好印象を与えます。内容はもちろん大切ですが、読みやすさ、文量を考えて書くことは、立派な自己PRになります。

自己PRサンプルバイト未経験・学生編

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短い文章で自分のことを語るのは難しいもの。
そんなときは、「普段のサークルや部活動、ゼミで自分はどんな役回りか」とか
「飲み会の席の自分は、友達と比べてどんなタイプか」と考えてみると、
これまで気付かなかった自分が見えてくるかもしれません。
自分の得意分野がハッキリしている人は、迷わずアピールしましょう!

  • いつもみんなのリーダー役

    バスケットボールサークルの代表を務めています。 部内の練習プランを立てたり下級生にアドバイスをしたり、 また昨年は他大学のチームにも働きかけて合同練習を企画しました。 自分の意見を出しつつも、みんなの意見を調整してグループ全体を取りまとめていくことが得意です。 この力を活かして、アルバイトでも仲間と協力し、良いお店作りに貢献したいです。
  • 人を楽しませるのが好き

    所属しているテニスサークルでは、OBを呼んで年に1度200人を超える交流会を開いています。 私は毎回、開催場所やプログラム作りを担当しており、多くの人をもてなすことにやりがいを感じることができます。 貴社のお店でも、どうやったら楽しんでもらえるか、喜んでもらえるかを常に考えながら働きたいと思います。
  • いつも冷静で落ち着いている

    小さなころから音楽が好きで、多くの人の前で演奏をすることがよくあります。 ステージ設営や演奏当日には、機材の故障が起きたり天候が思わしくないなどの トラブルはつきものなので、 事前に対応策を頭に入れておき、冷静に対応するように心掛けています。 この心がけを仕事でも活かせると思います。
  • コミュニケーション能力に自信がある

    演技サークルで活動をしています。よりよい作品を作るために、リハーサルの時にお互いの思いや相手の欠点も含めてできるだけ 話をしながら、 お互いを高め合おうと心がけています。人との円滑なコミュニケーションには自信があります。 販売の仕事でも、お客様とコミュニケーションを取りながら、良い提案や接客ができると思います。
  • 年齢、性別問わず誰とでも仲良くできる

    演技サークルで活動をしています。よりよい作品を作るために、リハーサルの時にお互いの思いや相手の欠点も含めてできるだけ 話をしながら、 お互いを高め合おうと心がけています。人との円滑なコミュニケーションには自信があります。 販売の仕事でも、お客様とコミュニケーションを取りながら、良い提案や接客ができると思います。
  • 体力に自信がある

    中学以来、大学までサッカー部に所属し体力には自信があるので、夜勤や力仕事の多い職場で力を発揮できると思います。 また、チームで活動してきた経験から、 職場でも他のメンバーに配慮をしながら、皆と協力して仕事ができると考えています。
  • こつこつ努力派

    大学在学中にアメリカに留学をしたいと考えており、毎日欠かさずにこつこつと英語の勉強を続けています。 小さなことを積み重ねる仕事を、 正確にひとつずつこなすことが得意です。 貴社の業務では、覚えることも多く、ミスの許されない仕事も多いと思うので、この特技を活かすことができると考えています。
  • PCスキルに自信がある

    ゼミや他大学との研究発表会で文書作成をする機会が多くあり、ワード、エクセル、パワーポイントを日常的に使用しているため、 図やグラフを盛り込んだ見やすい資料を短時間で作成することができます。 貴社での事務サポートの仕事でも、資料作りのスキルを活かせると思います。

自己PRサンプルバイト経験者・フリーター編

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コツは経験したことのある仕事を細かく分けて考えること。
メインの仕事以外にも目を向けて、得意な仕事や楽しい仕事、
またスキルアップのために努力をしたことがないか、じっくり考えてみよう。
以前経験したことのあるバイトに応募する場合は、以前のバイト先で経験した仕事やその時の働きぶり・
心がけなどを書くと良いでしょう。
また、以前と異なる仕事の場合、共通して活かせる業務やスキル、心がけを考えてみましょう。

  • 経験バイト:飲食店でOPEN前の清掃気付いたら積極的に実行できる

    飲食店は衛生管理が第一です。私は開店2時間前に出勤し、エントランス、お客様のテーブル、トイレなどの清掃も率先して行っています。 これはお客様に心地よく過ごしていただくためには欠かせないことだと思います。 気付いたら率先して行う積極さが自分の強みだと思います。 貴社でも、細かいところに気を配った仕事をしたいと思います。
  • 経験バイト:テレホンオペレーター相手の話を聞いて的確なアドバイスができる

    これまで、お客様相談窓口で電話対応をしてきました。電話口での声だけのやり取りとなるために、丁寧に、 かつ誤解を与えない言葉で回答をすることが求められました。 お客様の話を聞き、臨機応変な対応ができることが 私の強みです。 このスキルを活かして、貴社のコールセンターでも働きたいと思います。
  • 経験バイト:コンビニのレジ仕事が早く、正確

    レジ打ち、袋詰め、お金の手渡しを、混雑する時間帯でも手際よく行わなければなりません。 しかもお客様によってタバコの購入や公共料金の支払いなど、 必要な対応は様々です。とくにお金に関わる仕事なので、 正確さが肝心です。私はいつもお昼時の最も混む時間帯にシフトに入っており、その時間でも仕事を早く、正確にこなすことができます。 貴社でも早く仕事を覚え、効率よく、正確な作業を心掛けたいと思います。
  • 経験バイト:飲食店のホール気配り上手

    レストランの仕事では複数のテーブルのお客様を担当し、 テーブルごとに異なる食事の進み具合に目配りをし、 タイミングよくお皿を下げたりお水を注いだりして いました。 相手をよく見て臨機応変できるところが長所です。 貴社でも、この経験を活かしてホールの仕事に努めたいと 思います。
  • 経験バイト:居酒屋フロアスタッフチームのまとめ役

    居酒屋のフロアリーダーとして、他のスタッフへの指示を出しながら、キッチンとの連携も図り、接客をしていました。 チームで仕事をする際には 特定の人に仕事が偏らないような配慮が必要だということを学びました。 チームとして仕事をすること、またそこでリーダーシップを 発揮することができます。 貴社でも長く働き、リーダーになれるよう努力していきたいと思います。

職種別自己PRの例文

  • コンビニ

    私は常日頃から挨拶を大切にしています。校内で上級生に会うと必ず自分から挨拶をしていました。それだけでなく、野球の試合相手にも自分から挨拶をするよう心がけていました。誰が相手でも常に敬意を払い、礼を尽くすことが私の信条です。働く中で、お客様や一緒に働く仲間に対しても、常に挨拶と相手に敬意を払うことを忘れず、全員にとって心地良い環境づくりに励みたいと思います。
  • カフェ

    私は笑顔と気配りには自信があります。以前レストランで働いていた時、レジでお客様の会計後に、「ありがとうございました」と頭を下げると、「あなたの笑顔で元気が出たよ。また来るね!」と言ってもらったことがあります。とてもうれしく、それからはより一層笑顔を心がけています。また、タイミングを見計らってお冷のおかわりをお持ちしたり、店員を探しているお客さんをいち早く見つけるようにしたりして、働く中で常にホール全体を見る癖もつきました。貴社でも、笑顔と気配りを忘れずにお客様の役に立てる仕事をしていきたいと思います。
  • アパレル

    ファストファッションのお店で働いていた経験があり、仕事の速さと正確性には自信があります。前職では毎日数百人単位のお客さんが来店されるため、お客さんに笑顔で対応しながら、品出し、商品の整理整頓、レジなども正確かつスピーディーにこなすことが求められました。そのため、自然とどの仕事も正確かつ速く行うことができるようになりました。このスキルを活かし、貴社のブランドを愛するお客様を大切にし、貴社に貢献していきたいと思います。
  • 塾講師

    中学生を対象に家庭教師をしたことがあります。受け持っていた生徒の中に集中力が続きにくく、分からないとすぐ諦めがちな人がいたので、私は家庭学習のスケジュールについてのアドバイスをしたり、分からないところはわかるようになるまで何度も繰り返し教えたりしました。生徒とじっくり向き合った結果、志望校に合格してもらうことができました。この経験を貴社で活かし、たくさんの生徒の力になりたいと思っています。
  • 引越し

    子どもの頃からずっと柔道をやっているので、体力には自信があります。私は身長166cmと男性としては小柄かもしれませんが、毎日ランニングと筋トレをしており、練習では100kgを超える相手を投げることもあります。また、普段から体を鍛えているからか、めったに体調を崩すことがなく、高校時代は3年間無遅刻無欠席でした。貴社でも自分のパワーを発揮し、スムーズに作業できるよう尽力したいと思います。
  • 居酒屋など飲食/フード

    私は調理師免許を持っており、これまでに他の居酒屋や和食レストランで働いた経験があります。どの店で働いたときも、「お客様に一番おいしい状態で食べてもらう」ことを第一に考えていたので、ホールスタッフと連携を取り、お客さんの食べるスピードを共有するように心がけていました。貴店でも、お客様に一番おいしく食事してもらうためにスタッフと協力しながら、尽力していきたいと思っています。
  • イベントスタッフ

    私は、何度かコンサート会場周辺の警備をするバイトをした経験があります。人混みをいかにスムーズに誘導できるかを考えて働いていました。また、困っている人を見つければ優しく声をかけるよう心がけていました。そのため、相手に気を遣う力が自然と養われたと自負しています。貴社に採用されましたら、イベントにいらっしゃるお客様の様子を伺い、相手に喜ばれる心配りをしていきたいと思います。
  • カラオケ

    バスケットボールサークルの代表を務めています。 部内の練習プランを立てたり下級生にアドバイスをしたり、 また昨年は他大学のチームにも働きかけて合同練習を企画しました。 自分の意見を出しつつも、みんなの意見を調整してグループ全体を取りまとめていくことが得意です。 この力を活かして、アルバイトでも仲間と協力し、良いお店作りに貢献したいです。

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