Zエンタメアカデミー第三弾★「ぼくたちのあそびば」インタビュー前編 | マイナビバイトTIMES

「ぼくらの未来に、近道を。」をミッションに、マイナビバイトと日本テレビがZ世代向けに立ち上げた共創プロジェクト、Zエンタメアカデミー。

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Zエンタメアカデミー第三弾「YouTubeプロデューサー体験」でコラボした「ぼくたちのあそびば」。

今回は「ぼくたちのあそびば」メンバーである鳥越裕貴さん、高橋健介さん、ゆうたろうさん、井阪郁巳さんにお仕事やアルバイトの経験についてお話を伺いました!

前編の今回はお仕事のお話を中心にお届けいたします。

 


お仕事について

現在のお仕事についたきっかけを教えてください。

鳥越裕貴さん(以下:鳥):何か目立つ仕事がしたいと思っていたので、17,8歳の時にオーディションを受けてこの業界に入りました。

高橋健介さん(以下:高):母親にゲーム機を買ってあげるからオーディションを受けてきなさいと言われたので、当時はこの仕事をしたいというよりかは社会科見学みたいな感覚で行ったのですが、気づいたら仕事になっていた、という感覚ですね。

ゆうたろうさん(以下:ゆ):原宿の竹下通りを歩いていたら、テレビ番組のスタッフさんに声をかけていただいて、2週間後にテレビ番組に出演させて頂いたのがきっかけでした。当時はまさか自分が芸能界に入るなんて思ってもいなかったのですが、僕はやってみれば何でも楽しく吸収できるタイプなので、自発的にというよりはきっかけを頂いて、やってみたら楽しかったというところです。

井阪郁巳さん(以下:井):僕は小さい頃からずっと野球のピッチャーをやっていたのですが、中学3年の時に右腕を骨折してしまって絶望していた時にスポーツもののドラマを見て感動して、俳優という仕事がかっこいいなと思うようになりました。そこで主演の方を調べたら、ジュノンボーイコンテスト出身だったんですよ。ジュノンボーイコンテストのサイトを見たら、今年の応募は残り1日と書かれていて、母に黙って応募しました。受かるとは思わなかったのですが、ありがたいことにジュノンボーイで準グランプリをいただいて、デビューすることができました。

 

俳優のお仕事のどんなところに魅力ややりがいを感じますか?

:初めて舞台を経験した時、お客さんのリアクションを生で感じたことがとても面白く、毎公演違う空気感があるという点が魅力的でした。お客さんと一緒に作り上げる感覚というんでしょうか。それがきっかけでずっと舞台をやりたいと思うようになりました。生の感覚が好きなんですよね。一方、映像の仕事では、撮り方や時間との勝負などがあるため、芝居をコンパクトに決めるところが面白いと感じます。自分は不器用だなと思うこともありますが、それでも撮影現場に行くたびに勉強になります。

:「ウルトラマンX」に出演した際に子供たちが大きくなっても「小さい時に見ていました」と言ってくれたり、関わりのない人からも知ってもらえるようになって、それが自分にとってやりがいに繋がっているかも。リアクションを頂けることが嬉しいですね。

:そもそも僕がファッションを好きになった理由が、自分に自信がなくても好きな服を着て好きなメイクをしたら、自分に自信が持てたからなんです。最初は意識していなかったのですが、やっているうちに役者の仕事もその変身願望の延長線上にあるなと思うように。2、3か月間その人の人生を考えて歩まなきゃいけないので、自信のない自分から離れられる時間も増えるのがこの仕事をやっていて楽しいところであり、自分にフィットしているところだと思います。舞台も1年に1本くらいはやりたいなと思っていますし、映像と全然達成感が違います。映像はパズルのピースが重なっていく感じですが、舞台はみんなと一丸となって向かっている方向やビジョンがあって、その集大成を本番で迎える。みんなが運動会や合唱祭に求めていたのはこの感覚だったんだと気づけました。生配信とかとは全く違うリアクションを皆さんから頂けるので、その達成感とか快感はやっぱり舞台ならではだなと思っています。

:僕が学生時代にドラマを見て助けられたように、僕がお芝居をすることで見てくださっている方が「生きる活力になります」と言ってくれることが魅力だと思います。僕はSNSも大事にしていて、Instagramを3年くらい毎日更新しているのですが、仕事終わりの方が「この一枚で疲れが癒されます」と言ってくれるのを見ると、凄く魅力的な仕事につけているんだなと感じます。他の方の人生を役者として生きることで自分自身の成長にも繋がるし、人を笑顔にできるので、なんて素敵な仕事なんだ、と思っています。もちろん苦しいこともいっぱいあると思いますが、明るい部分も沢山ある仕事だなと僕は思います。

 

お仕事をする上で心がけていることがあったら教えていただきたいです!

:挨拶!結局そこかなと。

:僕は盛り上げるために多少は話を盛ることはあるけど、嘘はつかないことを心がけています。嘘をつき始めると自分がしんどくなるから、基本的に自分が思っていることに反することを言わないようにしているし、やらないようにしています。

:この仕事していると先輩後輩、芸歴、年齢の差もあるのですが、みんなをフラットに見るということを心がけています。先輩方に、絶対に敬語を使わなきゃいけないという世界でもないし、自分が年上だから年下にタメ口を使うということももちろんないです。全員に敬意とリスペクトを払いつつも、変に遠慮をしたくないので、ちゃんとみんなをフラットに見る、接するという点はご挨拶する前から心がけているかもしれないですね。

:周りの方への感謝を心がけています。僕は『テニスの王子様』のミュージカルが決まってから仕事が続くようになったのですが、それを発表した時に事務所の先輩の三倉茉奈さんが「これからいろんな人と出会ってお仕事もどんどん増えていくと思うけれど、周りのマネージャーさんとか、仕事で接する方への挨拶と感謝の気持ちだけは忘れずに、いくみんらしく頑張ってね」と言ってくださって。感謝の気持ちはもちろん常にあるんですけど、薄れていっていると思う時もあって。自分でも「挨拶したっけな」となってしまうこともあるので、その言葉を見ると初心に帰れます。

 

新しいことをチャレンジする時に意識されていることを教えてください。!

:自分らしく行けたらいいなと思っています。疑問に思ったことをそのままにしないっていうのは大事にしていて、疑問に思ったら聞くようにしています。あとは、新しいフィールドなので僕のことを周りの全員が知らないという意識を持って入るのと、自分の色を出すバランスを考えますね。知られていないからといって自分の色を全く出さなかったら僕が呼ばれた意味がないですし、自分を出しすぎても初めての現場ではフィットしないかもしれないし。そこのバランスは心がけますね。

:自分の色は出さんとな。新しい仕事はいろんな人が僕の味方をしてくれて、決まっているところもあると思うので、その人たちのためにも一発かましたいなっていうのはありますね。出るんやったら決めたいなと。

:僕はプライベートも仕事も基本的にイエスマンなので、仕事もスケジュールが空いていたら入れますし、ご飯にも誘われたら行きます。不安とかは特に考えていないからこそワクワクとか楽しみな気持ちだけで臨みますね。ダメだったらそれはそれでいいし、1年後にどうなっているかわからない仕事でもあるので、とりあえず行ってみないとわからない精神で取り組んでいます。失敗したとしても、こうならないようにどうしたら良かったのか考えることができるので、とりあえず全部やってみることにしています。

:僕はかなりのビビりなので、新しいことに挑戦する時って全く向いてないかもしれないし、自分が全然知らない未知の世界で周りにはそれに特化する人もいらっしゃるし、怖いのですが、「とりあえずやってみよ」っていう母の言葉を思い出して一歩を踏み出すということを心がけています。そこに飛び込めば何か起こるかもしれないので、自分を信じて一歩踏み出してみようというのは常に思っています。

 

皆さんが努力していることはありますか?

:スキンケアですね。舞台だとお化粧は結構濃かったりするので、「ちゃんと落とさないと」とヘアメイクさんから結構口酸っぱく言われています。25歳くらいからは、人前に出るし肌くらいは綺麗にしようと思っています。その甲斐もあって僕、あんまり肌が荒れなくて、ストレートの舞台は基本ノーメイクでやっています。

:すべてがインプット・アウトプットだと思うので、プライベートと仕事を分けないようにしています。プライベートでも常に人前で話せるようネタを探してしまっているかもしれないです。旅行に行ってお土産を買う時も、「これをあの人に買っていったらおもしろいかな」とか、そういうことを常に考えちゃっています。

:ファンの方とのコミュニケーション。ショップ店員もやっているのですが、コロナ禍でコミュニケーションの機会がなくなってしまったので、移動時間にはSNSのメッセージを意識して返したりしています。

:読書とSNSです。僕は俳優をやっているのに本を読むのが苦手だったのですが、活字と触れ合うために読書をするようになったら今はもう最後まで読み切ることが当たり前のようにできるようになりました。台本はページ数も少ないですし、何てわかりやすいんだと思うようになりました(笑)。SNSは、3年間毎日自撮りの投稿を続けていると自分のどの角度が綺麗に見えるとかちょっと分かってきて。俺は右のフェイスラインがきれいに見えるのですが、最近では左も好きって言われるようになってきました。見られる意識があると顔って変わってくるんですよね。それも努力して良かったと思います。コメント数も最初4件くらいだったんですけど、今では平均80件くらい着くようになりました。最初は努力だと思っていたのですが、続けるうちに努力と思わずできるようになりました。

 

皆さんのようなお仕事を志している方にメッセージをお願いいたします!

:とにかく学生時代にしかできない遊びをしておくと、将来の思い出話になると思います。今できることをしておいた方が良いです。

:最終的に助けてくれるのは家族だと僕は思うんです。もし親に反対されたら親と喧嘩してまでやるよりは、まずはどうしたら親を説得して、納得してもらえるか考えてみてほしいですね。あとは学生なので、きっちり勉強して卒業してから夢を追ってもいいんじゃないかと。僕自身、芸能活動を続けながら大学を卒業しましたし、もしも夢が叶わなかった場合の保険をかけるというのは決して悪いことではないと思います。

:失敗をたくさんしてほしいなと思います。失敗は悪いことじゃない。僕は学校をちゃんと卒業できていないですが、今、別のステージで戦えているわけなので、自分なりに道を作りながら良い方向に向かうようにこれまでの人生を進んできたと思っています。やりたいことをひたすらやって、失敗して、失敗から学んだことで成功させればいいと思います。遠回りだと思われても、何年後でもいいから、ゆっくり着実に固めていけばいいので、失敗を恐れないでほしいなと思います。

:僕はやりたいことをちゃんと口に出して言うっていうのが大事だと思っています。何かをやりたいって言うのは覚悟が必要だと思うので。僕もジュノンボーイコンテストにエントリーした時には僕のことをよく知らない人から悪く言われることもありましたが、それをなにくそと思って覚悟を持って努力したから今こうして仕事ができているので、自分の行動力を褒めたいなと思っています。とにかくやりたいことを口に出して、本当にやりたいのかを自分で考えて、やりたいなら覚悟を持って言ったら周りが最強の味方になってくれます。

 


 

いかがでしたでしょうか。

「ぼくたちのあそびば」とコラボした、YouTubeプロデューサー体験取り組みの様子はZエンタメアカデミー特設ページで紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

ぼくたちのあそびばやアルバイトについては後編のインタビューをお楽しみに!

 

▼Zエンタメアカデミー 特設ページ

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