この記事の要約
- イベント設営バイトの仕事内容は荷物の搬入や設営・ミーティングを行う
- 重労働で朝が早いケースが多いのでイベント設営バイトはきついと言われることがある
- イベント設営バイトは日払い・週払いが多いので短期で稼ぎやすい
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休日や長期休暇に開催することも多いイベントやコンサート。これらのイベントを裏から支える設営のバイトは、重い荷物を運ぶことが多く、大変だというイメージを持っている方もいるでしょう。しかし、イベント設営のバイトにはメリットもあり、やりがいを感じられるはずです。そこで、今回は設営バイトの仕事内容を確認しながら、メリット・デメリットについてご紹介していきます。
1.イベント設営バイトの仕事内容
まずは、イベント会場設営のバイトについて、具体的な仕事内容を見てみましょう。
搬入
設営バイトの1日は、荷物の搬入作業からスタートすることが多いです。搬入とは、会場設営用の大道具、照明や楽器、椅子などの荷物を、舞台や荷物置き場に運び込む作業です。迅速に舞台を組む必要があるので、作業員はシステマチックに動いて、荷物を運びこんでいきます。
設営バイトでは、荷物を運ぶ時、「台車班」と「荷降ろし班」というように班を組む場合があります。つまり、トラックから荷物を降ろす班と、台車に乗せた荷物を舞台へ運ぶ班に分かれます。グループで効率よく、ムダのない作業が求められます。
座席を並べる
イベント会場によっては座席を並べることもあります。数1000人以上の規模の会場もあるので、責任者の指示に従いどこのスペースにどのように座席を作るのかを決めると、効率的に動くことができます。
なお、座席を並べる際、座席番号の貼り付けを行う場合もあります。お客さまが席を探すときにわかりやすいよう、見えやすい位置に貼るなど丁寧な作業が必要になります。
ミーティング
イベント設営バイトでは、作業開始時や休憩後など、タイミングを見ながらミーティングを行います。作業班を決めたり、段取りを変更したりする重要な打ち合わせです。すぐに作業をしたいと思うかもしれませんが、作業効率を大きく左右するので、きちんと確認したうえで作業しましょう。
2.イベント設営バイトの時給相場と勤務時間
イベント設営バイトを検討している人にとって、特に気になるのは時給相場や勤務時間ではないでしょうか。詳しく見ていきましょう。
時給相場
下記は、マイナビバイトが調査したエリア別のイベント設営バイトの平均時給です。
エリア | イベント設営バイトの平均時給 |
北海道・東北 | 1,301円 |
関東 | 1,371円 |
甲信越・北陸 | 1,077円 |
東海 | 1,236円 |
関西 | 1,293円 |
中国・四国 | 1,114円 |
九州・沖縄 | 1,120円 |
※2024年1月~2024年12月の1年間の各エリアの平均時給
エリアによってばらつきがありますが、イベントバイトの平均時給は1,200円前後です。特に関東の平均時給は1,371円と他のエリアと比較して高い傾向にあります。実際の時給は応募先によって異なるため、募集要項を確認してみてください。
勤務時間
イベント設営バイトの勤務時間は、基本的に半日〜1日がかりの業務となる場合が多いです。勤務期間は、1日限定の日雇いから1〜2週間の短期、シフト制の長期など募集先によってさまざまなので、自分のライフスタイルに合わせて選択しやすいでしょう。
3.イベント設営バイトはきつい?知っておきたいデメリット
設営バイトは、仕事内容が大変だと言われることもあります。では、どのような部分が大変な仕事なのでしょうか。
重労働
設営バイトは重い荷物を運ぶ仕事です。照明や楽器、設営道具など、さまざまな荷物があります。なかでも、音響用の機材であるミキサー卓は、大変だという意見もあるようです。というのも、重さが100kgを超える場合があることに加えて、精密機械なので乱暴に扱うと故障してしまう恐れがあるためです。
朝が早い
早朝出勤が多いことも、設営バイトの大変さの一つです。朝7時頃から仕事が始まるケースもあり、早起きをしなければなりません。前日の夜からしっかり寝て、キビキビ動けるようにしておく必要があります。
時間に追われやすい
イベントは開始時刻が決まっているので、会場設営はそれまでに間に合うように作業しなければなりません。そのため、作業効率を意識し、テキパキと働くことが求められます。仕事中、ミーティングやチームワークの大切さを感じられるポイントですが、素早く判断・作業をしなければならない点を大変だと感じる人もいるようです。
4.きついだけじゃない?イベント設営バイトのメリット
イベント設営バイトには、他の仕事とは違った魅力もあります。ここでは、この仕事ならではのメリットを見てみましょう。
有名人に間近で会えるチャンスがある
イベントやコンサート会場は、歌手やアイドル、芸能人が来ることもあります。裏方として彼らを間近で見ることができる場合もあるでしょう。また、運が良ければ、握手やサインをしてもらえる可能性もあるかもしれません。
日払いや週払いが多く履歴書不要のケースも
設営バイトでは、給与支払が日払いや週払いであることも多くあります。そのため、「来週までにお金が欲しい」というときも、すぐに働いて短期で稼げるというメリットがあります。履歴書の提出が必要ない場合もあるため、書類の作成が煩わしく感じられる人にも始めやすいのではないでしょうか。
5.イベント設営バイトの体験談
長時間の労働となり大変でしたが、覚えやすい仕事内容かつ時給が高くて良かったです。(10代 女性)
マニュアルに無いことに対応する場面が発生してしまい、フォローをして頂いたが、それでも大変でした。しかし臨機応変に対応する力とコミュニケーション能力がつけられたので良い経験となりました。(10代 男性)
休憩時間まで動きっぱなしのことが多く、体力的にきつかったです。時給が高く、その場に応じた対応力を身につけられた点は良かったと思います。(60代男性)
※イベント設営バイトについての調査
調査方法:WEBアンケート
調査期間:2024年11月
調査対象:イベント設営バイト経験者
6. イベント設営バイトに関するよくある質問
イベント設営バイトに関するよくある質問について回答とともに紹介します。
Q. イベント設営バイトは高校生でも働ける?
高校生可の求人では高校生でも働くことができます。ただし、そもそも校則でアルバイト自体を禁止していたり、許可制にしていたりする高校もあるので、応募前に学校に確認しましょう。また、18歳未満の高校生は保護者の同意が必要になる可能性があるため、同意を得てからアルバイトを始めるのが好ましいです。
参照:【専門家監修】高校生はバイトで何時まで働ける?労働時間に関するルールと注意点を解説
Q. イベント設営バイトに向いている人は?
協力しながら重い機材を運ぶこともあるので、運搬が苦にならない人や人と協力して仕事をすることが好きな人に向いているでしょう。もちろん、開催されるイベントに興味がある人にも貴重な経験となるのでおすすめです。
Q.イベント設営バイトの探し方は?
イベント設営バイトの募集の仕方は大きく分けて以下の3種類あります。
- イベントを主催する会社が直接募集を募る
- イベントを主催する会社から委託を受けた会社が代行して募集を募る
- 派遣会社に登録してから仕事を紹介してもらう
募集するイベントごとに勤務時間や時給、交通費の有無などが異なりますので、自分の希望に合った条件の求人に応募すると良いでしょう。
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