保育士バイトは資格なしでもきる?保育補助の仕事内容やメリットデメリットも解説 | マイナビバイトTIMES
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    保育士バイトは資格なしでもきる?保育補助の仕事内容やメリットデメリットも解説

この記事の要約

保育士バイトの「保育補助」業務は、無資格・未経験でも保育関係の仕事に興味がある人なら可能です。絵本を読んだり、歌を歌ったり、将来保育の現場で働きたいと考えている人にとっては魅力的なバイトです。

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子どもが好きな人なら、保育園の先生に一度は憧れたことがあると思います。しかし、興味はあっても国家資格を持っていないから、とあきらめてしまっている人は多いのではないでしょうか。実は保育園や幼稚園で働くには、必ずしも国家資格が必要なわけではありません。保育の現場では慢性的な人手不足が続いており、未経験や無資格の人でも応募できる求人は多数あります。

また、保育士バイトは子育てや出産などで離職していた経験者が復職する際、働き先の選択肢の一つとしても考えられます。いきなりフルタイムで働くのではなく、アルバイトから再スタートしてみるのもおすすめです。

今回はそんな保育士のアルバイトとはどんなものなのか、仕事内容をはじめメリットやデメリットについて解説します。


1. 保育士バイトの仕事内容は?資格なしでもできる?

保育士バイト 仕事内容

「保育士」は、児童福祉法にもとづく国家資格が必要で、18歳未満の子どもたちの保育や養育に携わる仕事です。勤務場所は保育所のほか、児童館などの児童厚生施設、児童家庭支援センターなどといった児童福祉施設全般です。年齢や発達に応じた遊びや行事などの生活を通して、子どもたちが基本的な生活習慣や集団生活をこなすためのコミュニケーション能力などを身に付けられるよう、その補助を行います。 保育士バイトの中でも資格が無い場合は、「保育補助」と呼ばれる業務を行うことができます。保育所や託児所などでは、クラス担任や保護者対応、指導計画の作成などは担当しませんが、登園・降園対応や食事補助、園内活動の準備や片付け、散歩の引率といった保育全般の業務を行います。資格がなくても子どもに関わることができる仕事です。 アルバイトとはいえ、子どもの安全など責任を感じることも多い仕事なので、その分やりがいはあります。何より、子どもの成長を間近で見られることに大きな魅力を感じる人は多いようです。


2. 保育士バイトに向いている人の特徴

保育士バイト 向いている人

保育士のアルバイトにはどのような人が向いているのでしょうか。以下で挙げるタイプを参考にしてみてください。

無資格・未経験で、保育関係の仕事に興味がある人

保育関係の仕事に興味はあるが、資格を持っていないという未経験の人でも、保育補助バイトであれば問題ありません。国家資格を持つ保育士の指示やサポートのもとで働くので安心ですし、将来保育の現場で働きたいと考えている人にとっては自分のスキルを伸ばすこともできる仕事です。絵本を読んだり、歌を歌ったり、ダンスをしたりと楽しく過ごすことができます。子育ての経験があれば、それを活かして子どもたちと接することができるでしょう。

ブランクがある人

保育士として働いていた、または保育補助の経験があるという人は、即戦力として重宝されます。未経験者より時給が高かったり、バイトの応募先の選択肢が広がったりと、メリットも多いようです。 また、再就職したいけれど「ブランクがあるので不安」「いきなりフルタイムはハードルが高い」などという人にも保育士バイトはぴったり。収入を得ながら更に実務の経験を積み、慣れてきたら正規職員としての勤務を考えるなどキャリアアップを図ることもできるでしょう。

高収入を目指したい人

共働き世帯の増加により保育園で子どもを預かる時間は長くなっている傾向にあるので、待機児童などの問題解決に向けて、保育士のニーズが高まっています。そのため、なるべく長く働いたり、時給の高い早朝や夜間、休日などのシフトを入れたりすることが比較的容易になりつつあり、働き方によっては高収入を目指すことが可能です。

資格を持っている人

「保育士の資格はあるものの実務経験がない」という人に保育士のアルバイトは特におすすめです。資格を持っている方はより時給面で優遇されやすいという大きな魅力があります。アルバイトとして働き始めた職場が良いと思ったら、そのまま正社員として登用してもらえるかもしれません。


3. 保育士バイトのメリット!保育補助なら資格がなくてもOK

保育士バイト メリット

保育士のアルバイトには、どのようなメリットがあるか紹介します。

保育士の資格がなくても「保育補助」として働ける

保育士に必要な国家資格がなくても、前述した保育補助などとして保育関係の仕事を行うことが可能です。将来子供と関わる仕事をしたいと考えている人や、保育業界に関心がある人にとって、現場での業務に携わることができるアルバイトといえます。

シフトの融通がきく

先ほど述べたとおり、近年、保育園の保育時間は長くなっており、それにともなって職員の就業時間は増えています。国家資格を持つ保育士だけでは人手が足らず、アルバイトをシフトに入れて保育園や幼稚園を運営しているのが現状です。その分、勤務時間の選択肢が増えるため、早朝や夜間のシフトのほか、週1日だけといった働き方の求人も多く出されています。このようにアルバイトを含む多くの職員で運営しているので、保育士のアルバイトはシフトの融通がききやすいと言われています。都合に合わせた働き方が可能なうえ、休暇がとりやすいので、家庭との両立や扶養の範囲に抑えた働き方もできるでしょう。ただし、勤務先の施設によって勤務状況は変わるため、あらかじめ募集内容などを確認しておきましょう。

正社員採用を行っている施設もある

保育士のアルバイトから正社員採用を行っている施設もあります。また、保育補助として働くことで実務を積みながら勉強し、資格を取得できるようサポートしている職場もあります。

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4. 保育士バイトのデメリット!子どもと多く関われないかも

保育士バイト デメリット

保育士のアルバイトには、メリットがある一方で、デメリットもあります。応募する前にチェックしておきましょう。

保育士のフォローがメインで、子どもと多く関われない場合も

保育の現場では前にお伝えしたように、子供たちと触れ合うこと以外にもさまざまな業務内容があります。業務量の多さに対して保育士が不足している状況ですので、保育の現場では、保育士の事務作業をフォローする要因として、アルバイトを雇うことがあります。また清掃やバス運転士といった業務の専任の場合でも、子どもたちと接することは多くありません。子どもと関わりたくて保育士のアルバイトを始めた場合は、「思っていた仕事と違う」と感じるかもしれません。希望がある際は、応募するときにしっかり確認しておきましょう。

子どもを預かっているため責任感が必要

保育するうえで最も気を使うのは子どもの安全です。保護者の方にとって大事な子どもを預かる保育士は、アルバイトといっても責任感をともないます。「危険はないか」「友達との喧嘩でけがをしないか」「病気になっていないか」など、常に緊張感をもって働く仕事であることを心に留めておきましょう


5. 保育士バイトの探し方

保育園は全国にあるほか、昨今では働き方の多様化や共働き世帯の増加に伴い、認定保育園・学童保育など、勤務場所の選択肢も拡がっています。たくさんある求人の中から、職場やシフトなど自分の条件に合ったアルバイトを選ぶのは難しいかもしれません。興味がある人は、ぜひ保育士バイトにチャレンジしてみましょう。

監修

株式会社SBMplus 代表取締役
キャリアカウンセリングスペシャリスト 鈴木 光代 氏

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