「入職」と「入社」の違いについて、例文を交えながらわかりやすく解説します。ビジネスシーンで使い分けられるよう、違いをしっかり把握しておきましょう。
1. 入職と入社の違い
定義 | |
入職 | 新しい職業や職務に就職すること |
入社 | 新しい企業や会社に就職すること |
どちらも新たな職場で働き始めることを指しますが、対象となる範囲が異なります。
入職は会社だけでなく、学校や病院などさまざまな職場に就くことです。雇用形態に関してもアルバイトやパート、正社員など多様な働き方を含みます。
一方入社は入職に含まれる形態の一つであり、主に企業や会社に就くことです。一般的に正社員として就職する際に使用します。
Q. 履歴書に書くアルバイトの職歴は「入社」で良い?
アルバイトやパートとして企業や会社に就いた場合でも、履歴書の職歴には「入社」と記載して問題ありません。その際、「アルバイト入社」「入社(アルバイト)」と雇用形態を記載しておくと良いでしょう。正社員として就職した場合は、「入社」のみで構いません。
2. 入職と入社の正しい使い方|例文付き
入職と入社の正しい使い方を、例文を交えて紹介します。
【入職を使う際の例文】
「春から新しい病院に入職し、看護師として働いています。」
【入社を使う際の例文】
「春からIT企業に入社し、正社員として働いています。」
企業や会社に正社員として就職する場合は「入社」、それ以外は「入職」と覚えておくと安心です。
3.【理解度チェック】正しいのは「入職・入社」どっち?
入職と入社の違いを理解できたかどうか、以下のクイズにチャレンジして確かめてみてください。
(1)食品会社に総合職として〇〇してから3年が経ちました
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正解は「入社」です。新しい企業や会社に就くことを入社といいます。
(2)高校の教員として〇〇してから3年が経ちました
クリックして答えを見る
正解は「入職」です。新しい職業や職務に就くことを入職といいます。