「給料」と「給与」の違いについて、例文を交えながらわかりやすく解説します。ビジネスシーンで使い分けられるよう、違いをしっかり把握しておきましょう。
1. 給料と給与の違い
定義 | |
給料 | 各種手当を除く基本給のこと |
給与 | 各種手当を含むすべての報酬のこと |
どちらも企業が従業員に支払う報酬ですが、示す範囲が異なります。
給料は給与の一部である、基本給を示します。一方給与は基本給をはじめ、通勤手当や残業代などすべての報酬を指す総称です。
2. 給料と給与の正しい使い方|例文付き
給料と給与の正しい使い方を、例文を交えて紹介します。
【給料を使う際の例文】
「新しい会社では給料が高いので、転職して良かった。」
【給与を使う際の例文】
「給与の詳細を見たら、交通費と住宅手当が含まれていた。」
基本給に関しての場合は「給料」、すべての報酬に関しての場合は「給与」と覚えておくと安心です。
3.【理解度チェック】正しいのは「給料・給与」どっち?
給料と給与の違いを理解できたかどうか、以下のクイズにチャレンジして確かめてみてください。
(1)今月の〇〇には賞与が含まれていた。
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正解は「給与」です。各種手当を含むすべての報酬のことを給与といいます。
(2)アルバイトの〇〇は時給制なので、働いた分だけ稼げる。
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正解は「給料」です。各種手当を除く基本給のことを給料といいます。