バイトに行きたくない理由と対処法!モチベーションを維持する方法も解説 | マイナビバイトTIMES
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    バイトに行きたくない理由と対処法!モチベーションを維持する方法も解説

「バイトがだるい」「バイトに行くのがめんどくさい」と思ってしまう日もあるでしょう。バイトをする理由や目的は人それぞれですが、一定のモチベーションを保ちながら働き続けるのは難しいですよね。そこで今回は、バイトに行きたくないときの対処法やモチベーション維持の方法を解説します。バイト経験者に聞いた体験談も紹介しているので、アルバイトをしている人は参考にしてみてください。


1.モチベーションが上がらない原因とは?

バイト モチベーション上がらない 原因

バイトのモチベーションが下がってしまう理由はさまざま。バイトのやる気がなくなってしまう原因としては以下が考えられます。

1.新人で職場に馴染めていない

アルバイトを始めたばかりの新人だと、仕事内容や人間関係の不安から「行きたくない」と思う方もいるでしょう。 「仕事を覚えられるか不安」「先輩や同僚と馴染めるか不安」「バイト先の役に立てるか不安」といったように、慣れない環境で働くことにストレスを感じやすいです。

先のことを考えすぎず「今は業務内容をいち早く覚えることが大事だ」と割り切って、仕事をこなすことに集中すると良いでしょう。

2.職場の人間関係が悪い

バイトの人間関係に悩んだ経験があるという人も多いのではないでしょうか。「店長が理不尽なことで怒鳴る」「社員がバイトに仕事をさせて自分が働かない」「勝手にシフトを入れられた」「自己中心的な同僚がいる」など、モチベーションが下がる理由は人それぞれあるようです。

例えば、すべての人に対してあいさつすることを心掛けるだけでも人間関係は変わってきます。ネガティブな言葉を発さない、落ち着きを保つ、上司とのコミュニケーションの機会を常に持つことなどといった小さな心掛けが、人間関係の改善に役立つでしょう。

3.給与条件が合わない

仕事内容と給与が見合わないと、モチベーションが下がってしまうことがあります。正当な評価をされていないと感じてしまい、やりがいが無くしてしまうかもしれません。また、振り込まれた金額が勤務時間や日数と合わないというケースも。この場合はしっかりと就労時の雇用条件を確認し、きちんとその旨を伝えましょう。契約書で昇給が認められている場合、自分から交渉を持ちかけるということも有効です。

4.自宅からの通勤時間が長い

職場までの通勤時間が長いと、バイトへ行くのが億劫になってしまうこともあります。そんな時は、好きな映画やドラマを視聴したり、学校の勉強時間にあてたりして、通勤時間を有効的に活用してみてはどうでしょうか。また、通勤時間に不安を感じる人は、あらかじめ自分の生活圏内でバイトを探すと通いやすいので長続きするでしょう。

5.プライベートな事情

「テストの成績が悪かった」「恋人とうまく行っていない」など、私生活が原因でモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。その場合、失敗してしまった原因を洗い出し改善点・目標を明確にすることや、友達と一緒に遊ぶなど息抜きをすることで、プライベートでの失敗によるモチベーションの低下を防ぐことができるでしょう。

6.仕事でミスをしてしまう

仕事で失敗した経験を持つ人は、多いのではないでしょうか。「お釣りを間違って渡す」「レジを打ち間違えた」などの単純ミスをしたり、「お客さまを怒らせた」「クレームを受けた」ということがあったりすると、たいていの人が落ち込んでしまいます。そのミスが大きければ大きいほど、億劫な気持ちが続いてしまいますよね。

しかし、もしそんな暗い気持ちのまま仕事に臨むと、失敗を連発してしまう可能性が高まります。起こってしまった失敗は仕方ありませんが、ミスを繰り返さないことが大切です。失敗をしたら職場の人やお客さまに謝り、気持ちを切り替えましょう。

7.上司や同僚に怒られる

仕事でのミスや接客態度などについて、上司や同僚から怒られたり、注意されたりすることもあるでしょう。そんな時は、素直に指摘された部分について考え、自分のどこに問題があったのかを理解することが大切です。

しかし、中には「機嫌が悪いと八つ当たりしてくる」「何でも悪態をついてくる」などという人もいるようです。相手の機嫌が悪いことに気付いたら、刺激を与えないように接触を避けた方が良いかもしれません 。

8.仕事が忙しすぎる

仕事が忙しい時には、身体だけでなく気持ちまで疲れてしまい、モチベーションが下がることがあるようです。しかし、来客数や仕事量には必ず波があるので、「これを乗り越えれば落ち着くはず!」と、ゴールを目指して頑張りましょう。

飲食店のディナータイムや、ショップが混み合う連休中などには、あらかじめ時給が高く設定されている場合があるので、働き始める前に確認しておくと良いでしょう。仕事が忙しくても、「収入が増える!」と思えばやる気も出てくるはずです。

9.他のバイトのほうが良く見える

他の求人内容を見たときや他の仕事と比べたときに、自分が働く職場の労働条件が悪い気がして、やる気がなくなる人もいるようです。そうならないためには、就職前の下調べが大切です。時給や手当、通勤時間、必要な交通費、お店の雰囲気などの条件を比較した上で、働きやすいと思う職場を選べば、就職後に少し時給の良い職場を見つけても「今の職場も悪くない」「総合的に考えたらこっちのほうが働きやすい」とポジティブに考えられます。

10.仕事が楽しくない

同じバイトを長く続けて職場の環境に慣れてくると、「同じことの繰り返しで面白くない」「つまらない」と感じる人もいるようです。つまらない時間がたつのは遅く感じてしまいますよね。

そんなバイトの“マンネリ化”を打開するためには、新しいことや楽しいことを探す積極性が必要です。空いた時間に掃除をしたり、ポップを制作したりするなど、身体を動かしていれば、時間の流れも早く感じるはずです。自分に何かできることがないかどうかを、考えてみると良いでしょう。

11.バイトを辞めたい・他のバイトがしたい

採用が決まり、いざ出勤してみたら「希望していた仕事ではなかった」「思っていた環境と違った」ということで、仕事に対するモチベーションが上がらず、「他のバイトがしたい」と考える人もいるようです。自分の気持ちを切り替えることで続けられれば良いのですが、「どうしても辞めたい」という人は、なるべく早めにバイト先へ相談しましょう。

法律上では意思表示をしてから2週間後に退職できる決まりですが、辞める日の1カ月前には遅くとも申し出をしてほしいと望む職場もあります。退職の相談がしにくいからといって「無断で仕事にいかなくなる」「電話で当日退職を申し出る」など、周囲に迷惑をかけてはいけません。くれぐれもトラブルにならないように、マナーを守って退職の手続きを進めることが大切です。

12.自分の時間が取れない

「趣味の時間が欲しい」「就活する時間がない」「遊びに行きたい」など、プライベートの時間が十分に取れなくなると、仕事に対する不満が募り、モチベーションも低下してしまいます。

「勤務量が多い気がする」「時間に余裕が欲しい……」などと感じたら、無理をして働く必要はありません。出勤時間や出勤日数を減らしてもらえるように、バイト先の上司に相談しましょう。しかし、バイトを減らすと収入が減るということも理解しておかなければいけません。時間と収入のバランスも考えた上で、働く頻度を調整することが大切です。


2.バイトに行きたくないときの対処法

バイト モチベーションを上げる 方法

働くモチベーションをアップするには、バイトに対してポジティブな気持ちで取り組むことが大切です。ここでは、仕事のやる気を出すためのコツを見てみましょう。

1.自身の将来をイメージする

バイトをすることは、社会経験を増やすことができる上、自身のスキルアップにも繫がります。これから就職活動を控えている方は、働くことを通じて自分のアピールポイントを増やすきっかけを作れると考えてみましょう。

2.お給料の使い道を考える

「好きなものを買う」「友達と旅行する」「美味しいご飯を食べる」など、お給料が入ったらどんな贅沢ができるか考えてみましょう。それだけでも、やる気アップに繫がるはずです。

3.バイト先の友達と仲良くなる

職場に友達ができることも、モチベーションアップのきっかけになります。自分が休むと友達に迷惑を掛けてしまうという責任感や、友達と遊ぶ感覚で働こうという意識が芽生え、バイトでも積極的に取り組むことができるのではないでしょうか。

4.余裕を持って出勤する

「バイトへ行きたくない」と感じた時には、ギリギリまで家にいるという人も多いはず。しかし、出勤時間に余裕がなくなると焦りが生まれ、余計に追い込まれた気持ちになってしまうものです。

ポジティブな気持ちでバイトに挑むためには、時間に余裕を持って出勤しましょう。早めに職場へ着き、バイト仲間と話をすれば気分が変わることもあります。また、出勤途中のカフェや公園で少し休憩し、気持ちを切り替えてから職場へ向かうのもおすすめです。

5.身体をリラックスさせる

身体のだるさが原因で憂鬱な気持ちになっている場合には、適度な運動も有効です。軽いジョギングや簡単なストレッチをすることが、気分転換に繋がります。

6.自分へのご褒美を決める

「今日のバイトが終わったらケーキを買う」「3カ月後に旅行へ行く」「1週間後に幼馴染と食事」など、自分の士気が上がるような“ご褒美”を設定すれば、自ずとやりがいを持って仕事ができるはずです。

7.親しい人に愚痴を聞いてもらう

暗い気持ちを誰かに相談することでスッキリする時もあります。バイトで嫌なことや悩みがあれば周囲の友達や家族に話してみましょう。共感してもらうだけでも気分が楽になるのではないでしょうか。

8.プライベートを充実させてストレスを発散する

バイトに対するモチベーションを上げるために、プライベートを充実させるというのも有効です。恋人ができたり、学業や部活の成績が上がったりすると、生活全体が楽しくなるはずです。その結果、バイトへもポジティブに取り組むことができるでしょう。友人と遊んだり、家族と旅行に行ったりとプライベートを充実させると、ストレスも発散できるのでリフレッシュにもなります。

9.自分で目標を立てる

バイトがマンネリ化して「つまらない」「やる気が出ない」という人は、自分で目標を立ててみると良いかもしれません。「今日はレジの誤差を出さない」「◯分で陳列作業を終わらせる」など、ゲーム気分で取り組める簡単な目標を設定しましょう。達成感をより多く感じるために、なるべく短期間で達成できる内容にするのがポイントです。

10.睡眠時間を十分に確保する

日々の疲れが溜まってくると体がだるくなり、気力もなくなってしまいます。そんな時には睡眠が第一。しっかりと眠れば気分もスッキリするはずです。

3.【体験談】みんなのバイトのモチベーションを保つ方法は?

仕事のやる気を出すためのコツがわかったところで、ここからはバイト経験者のリアルな声も聞いてみましょう。今回は学生時代にバイトをしたことがある4名に「モチベーションを保つ方法」を教えてもらいました! 

同世代のバイト仲間と仲良くなる(Oさん 20代女性)

オープニングスタッフで入った居酒屋のスタッフ全員が同世代ということもあり、比較的早い段階で仲良くなれました。バイトでしか会えない友達に会えるのが楽しみで、バイトに行きたくないとはあまり思っていなかったかもしれません。忙しい日はテーブルに食器やグラスが山ほど溜まり、洗い物もどんどん増えていきますが、どうやったら早く終われるかを考え、工夫しながら働くのが楽しかったです。
また、バイト終わりにスタッフみんなでご飯を食べに行ったり、休日にはBBQをやったりしていたので、“バイト先に居場所がある”という安心感が、バイトへのモチベーション維持につながっていたと思います。

バイト仲間と一緒にご飯を食べる(Yさん 20代男性)

私がアルバイトをしていた居酒屋には「まかない制度」があり、就業後にバイトスタッフ全員で夜ご飯を食べるという習慣がありました。その日のお店での出来事やそれぞれの学校でのエピソードを語り合ったり、ポーカーをしながら食べたりと、仕事とはまた違う形でコミュニケーションを取る機会が増え、自然と仲良くなれました。「今日はバイトに行きたくないな~」と思う日はもちろんありましたが、バイト終わりにみんなでご飯を食べるあの時間を楽しみに頑張れた部分もあったと思います。仲の良い人が職場にいると自分も働きやすくなりますし、バイトへのモチベーションもキープできるのではないでしょうか。

生活費や交際費のためと割り切って頑張る(Nさん 30代女性)

大学生活の交際費や生活費を稼ぐためにバイトをしていたので、給料日が来ることだけをモチベーションに頑張っていました。バイト中は業務に集中し、どうしても行きたくない時は「これで休んだら卒業できない」「必要な教材が買えなくなる」と考えながら頑張って行くようにしていました。そのおかげでちゃんと卒業でき、就職も決まって良かったです!

アルバイトを楽しむ!(Tさん 30代男性)

僕は大学生の時、居酒屋のアルバイトを4年間やっていました。初めのうちは覚えることが多く、ミスをする場面もあったので、シフトに入る際は常にやる気はありました。徐々に慣れてきた時も、やる気は継続的にあったと思うのですが、何より、居酒屋バイトを楽しんでいたと思います。お客さまとの会話や、アルバイトスタッフ同士のコミュニケーション、さらには少しずつ出来るようになる仕事が何より楽しさを感じる瞬間でした。自分の中で、「どのようにアルバイトを楽しむか」を意識すると、自然とやる気が出てくるかもしれないですね。


4. バイトに行きたくない時のよくある質問

バイト 行きたくない よくある質問

バイトに行きたくないと感じることに関する、よくある質問にお答えします。バイトに行きたくないのは甘えなのか、当日行きたくなくなったらどうしたらいい?といった悩みに回答するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

Q.バイトに行きたくないのは甘え?

バイトに行きたくないと思うのは、決して甘えではありません。「甘えだ」と自分の感情を否定し続けると、やがて心身に不調をきたす可能性もあります。 まずは「バイトに行きたくない」と思った気持ちを受け止め、「なぜ行きたくないのか?どうなるのが自分にとってベストなのか?」と自分に問いかけてみましょう。 漠然としている感情を言語化することで、これからどうするべきかが明確になります。例えば、バイト先の人間関係や仕事内容が合っていないことにストレスを感じているなら、新しいバイト先を探すのもよいでしょう。

Q.当日にバイトへ行きたくないときはどうすればよい?

バイト当日に行きたくないと感じたときは、店長や責任者に連絡して思い切って休むのも一つです。何と言えばよいかわからず無断欠勤すると、バイト先に迷惑をかけてしまい信用も失うので必ず連絡をしましょう。 しかし、当日休むと代わりのスタッフの手配や他のスタッフが仕事をカバーする必要もあるので、バイト先の大きな負担になるのは事実です。 次回の出勤時にはあらためて謝罪と感謝の気持ちを伝えられるとよいでしょう。

バイトを当日休む際に何と伝えればよいかわからない方は、以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

【理由21選】言い訳NG!バイトを当日/事前に休む際の例文・注意点

Q.辞める日が決まっているバイトに行きたくないときはどうすればよい?

辞めることが決まっていても、最後の日まではバイトに出勤しましょう。どうしても行きたくないと感じる場合は、シフトを減らせないか、退職日を早めるのは難しいかなどを店長や責任者に相談してみるのも一つです。 バイトを辞める日が決まっているのであれば、残りの出勤日で他のスタッフへ業務の引き継ぎ、後輩の教育や育成などに注力してスムーズに退職できる環境を整えておきましょう。

まとめ
モチベーションの保ち方は人ぞれぞれ。今回ご紹介した内容を参考に、自分に合ったモチベーション維持の方法を見つけて、アルバイト生活を充実させてみてはいかがでしょうか。

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