この記事の要約
- バイトの応募はWeb応募と電話応募のどちらを選んでも選考の可否に影響はない。自分の性格や先方の都合に合った方法を選択することが大切。
- Webで応募する際は誤字・脱字に注意し、志望動機は使い回さない。
- 電話で応募する際は電話をかける時間帯に注意し、通話環境を確認する。
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バイトに応募するとき、Webと電話のどちらにするべきか迷ったことはありませんか? この記事では、Web応募と電話応募についてそれぞれのメリット・デメリットや注意点を詳しく解説します。マイナビバイトをはじめ、これからバイトに応募する方はぜひ参考にしてみてください。
Web応募と電話応募のどちらを選択するべき?
結論から言うと、Web応募と電話応募のどちらを選んでも選考の可否に影響はありません。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の性格や先方の都合に合った応募方法を選ぶことが大切です。
Web応募 | 電話応募 | |
メリット | 気軽に応募可能 複数の求人に応募しやすい |
選考がスピーディに進みやすい |
デメリット | 選考に時間がかかる場合がある | 時間帯や場所に制限される |
Web応募のメリット
気軽に応募できる
Web応募のメリットは、時間や場所を選ばずに応募できることです。例えば、オフィスや店舗の営業時間内に電話をかけるのが難しい場合でも、Web応募なら問題ありません。更に、応募する時点では、担当者と直接話をする必要がないため、口頭での受け答えに自信がない方も安心して応募できるのもメリットの一つです。
複数の求人に応募しやすい
Web応募はフォームに入力する必要事項用のテキストを事前にまとめておけば、複数の求人へ簡単に応募できます。複数社にエントリーする場合は、Web応募のほうが効率よく進められるでしょう。
Web応募のデメリット
選考に時間がかかる場合がある
Web応募のデメリットは、返信がなかなか来ない場合の対応に迷うことです。応募をしてから面接日を決めるまでの間に、応募先の担当者からのメールや電話での連絡を待つ必要があります。担当者も応募者からのメールを常にチェックしているわけではないため、メールを送るタイミングによっては選考に時間がかかることもあります。
明確な基準はありませんが、1週間以上経っても連絡が来ない場合は、問い合わせをしてみましょう。
電話応募のメリット
選考がスピーディに進みやすい
電話応募のメリットは、選考がスピーディに進むことです。応募先に電話をかけ、採用担当者と話すことができれば、その場で面接日が決まったり、面接や働き方に関する疑問を解消できたりします。また、電話応募は事前の準備が少なくて済むのもメリットの一つです。
電話応募のデメリット
時間帯や場所に制限される
電話応募のデメリットは、電話をかける時間帯や場所に制限されることです。 電話をかける際は、応募先の営業時間内であることはもちろん、なるべくお店が忙しい時間帯を避けたほうが良いでしょう。また、電話をかける際に周囲が騒がしいと、スムーズなコミュニケーションがとりにくいため、静かな場所を選んで電話をかける必要があります。
【返信例あり】Web応募の手順とマナー
PCやスマホからWeb応募を行い、面接日を決めるまでには、事前準備を含めていくつかのステップがあります。Web応募の手順とマナーを詳しく見てみましょう。
- 【STEP1】応募前に募集要項を整理
- 【STEP2】入力フォームに必要事項を入力
- 【STEP3】バイト先からの連絡を待つ
【STEP1】応募前に募集要項を整理
Web応募のメリットの一つは、落ち着いた環境で情報を整理できることです。応募する前に応募要項を見直し、勤務先、仕事内容、時給といった条件が、自分の希望と合致しているかどうかを確かめてください。
〈チェックすべき応募要項の例〉
- 仕事内容
- 勤務時間などのシフト
- 働き始める時期
- 勤務場所
- 時給
- 面接で必要な書類(履歴書など)
- 面接の日時や場所
【STEP2】入力フォームに必要事項を入力
次に、入力フォームに必要事項を入力します。以下の基本情報のほか、職歴や志望動機などの記入を求められることもあります。
〈入力フォームの必要事項の例〉
- 名前
- ふりがな
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- メールアドレス
- 現在の職業
入力途中で誤って送信してしまったり、タイムアウトして入力内容が消えてしまったりすることを防ぐため、送信する文章はPCやスマホのメモ帳機能を使って、じっくりと推敲するのがおすすめです。
また、フォームに入力する際には、以下の2点に注意してください。
誤字・脱字に注意
Web応募の場合は、一度送信してしまうとやり直しがきかないため、誤字や脱字がないか、念入りにチェックしましょう。また、記入欄は任意項目を含め、すべての欄を記入すると、選考のための判断材料が多くなり、結果的に採用につながる可能性が高くなります。
志望動機は使い回さない
似たような職種のアルバイトに複数応募する場合、必要事項のテキストは使い回しできますが、志望動機は同じ文面を使い回さずに、応募先ごとに用意しましょう。志望動機を使い回した場合、採用担当者に「一斉送信したのかな」「うちの会社にあまり興味がないのかな」などと思われやすく、あまり良い印象を与えない可能性があるためです。
【STEP3】バイト先からの連絡を待つ
Web応募後、面接に進む場合は採用担当者から連絡が来ます。連絡はメールか電話のどちらかで来るため、両方のケースに対応できるよう、心の準備をしておくことが大切です。メールで返信が来た場合と、電話で返信が来た場合の2パターンの応対の仕方を解説します。
メールで返信が来た場合
メールで返信が来た場合は、早朝や深夜を避けて当日中にこちらから連絡をしましょう。当日中が難しい場合は、翌日中などなるべく日にちが経たないうちに返信するのがマナーです。メールの宛先に複数人のアドレスが入っている場合は、「全員に返信」機能を使って返信し、応募先の関係スタッフ全員にメールの内容が共有できるようにします。件名は内容が分かるよう、「Re:」が頭についたままで構いません。
Web応募をした後は、メールを見逃さないよう、メールボックスをこまめにチェックするほか、迷惑メールフォルダに振り分けられていないかも確認しておきましょう。
〈メールの返信をする際の例文〉
【件名】
Re:面接希望日時の件【本文】
株式会社○○商事 人事部 △△様先日アルバイトに応募しました、□□(氏名)です。
このたびは面接日程のご連絡をありがとうございます。ご提示いただいた日程で承知しました。
XX月XX日XX時に御社の○○事務所に伺います。当日は、何卒よろしくお願いいたします。
―――――――――――――
□□□□(氏名)
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:000000@0000.jp
―――――――――――――
面接日程の連絡をしてくれたことへのお礼を伝えたうえで、提示された日時に面接に行けるかどうか回答してください。先方から提示された面接日時に問題がない場合は、「いただいた日程で、承知しました」と書いた後で、確認のため「○月○日○○時に○○に伺います」と日時を記入してください。
面接日時の変更をお願いする場合は、「大変申し訳ないのですが」などと、おわびの言葉を添えたうえで、指定された日程の前後で複数の候補日を書くようにしましょう。
さらに詳しく面接のメール返信について知りたい方は以下の記事を参照してみてください。
>>>【例文12選】不安なら要確認!バイト面接のメール返信マナー
電話で返信が来た場合
Web応募をした後、採用担当者から電話で連絡が来ることもあります。電話の場合は、その場で応対しなければいけないため、いつ電話がかかってきても良いように準備しておきましょう。
〈電話で応対する際のポイント〉
- 非通知や登録していない電話番号の着信を拒否する設定になっていないかを確認
- いつ電話がかかってきても良いように、メモの用意をしておく
- 質問事項を事前に洗い出しておく
- 明るくハキハキと応対する
- 相手の話を聞き取れるよう、静かな場所に移動する
- 面接日時や場所、担当者名を復唱して確認する
- 電話を切るときは「ありがとうございました」とお礼を伝える
【トーク例あり】電話応募の手順とマナー
電話応募をする場合は、リアルタイムでやりとりするため、話す内容や会話の流れを事前にイメージしておく必要があります。電話応募の手順とマナーを見てみましょう。
- 【STEP1】電話をかける前に質問事項を整理
- 【STEP2】バイト先に電話をかける
- 【STEP3】バイト先からの連絡を待つ
【STEP1】電話をかける前に質問事項を整理
電話応募のメリットは、採用担当者と直接話ができることです。電話をかける前に質問事項を整理しておくと、その場で回答してもらえる可能性があります。面接日程が決まった後に再度問い合わせをして、相手を煩わせないで済むよう、質問事項を事前に準備しておくことが大切です。
〈質問事項の例〉
- 仕事内容
- 勤務時間などのシフト
- 働き始める時期
- 勤務場所
- 時給
- 面接で必要な書類(履歴書など)
- 面接の日時や場所
電話をかける時間帯に注意
応募先の業種によっては、1日の中でお客さんが混みあうピークタイムがあります。具体的には、飲食店ではランチタイムとディナータイム、スーパーでは夕食用の食材を買いにくる人が多い夕方などが、ピークタイムに当たります。この時間帯を避けて電話をかけましょう。
〈業種別のピークタイム例〉
一般企業
8:00~10:00/16:00~18:00飲食店
11:00~14:00/18:00以降スーパー・コンビニ
6:00~8:00/12:00~13:00/17:00~19:00アパレルショップ
16:00以降/土日・祝日
快適な通話環境であるか確認
通話中に周囲が騒がしいと、会話が聞き取りにくくなりますし、場合によっては良い印象を与えにくくなります。電話をかけるときはできるだけ静かな場所を選び、話し口を手で覆うようにして話すと、相手がこちらの声を聞き取りやすくなります。また、通信環境が良いかどうかも確認するようにしてください。
【STEP2】バイト先に電話をかける
事前準備が整ったら、応募先に電話をかけます。最初に自分の名前を名乗り、アルバイト応募の件で電話した旨を伝え、担当者に代わってもらえるようお願いします。このときに「お忙しいところ恐れ入ります」などと、相手を配慮する言葉を添えるのを忘れないようにしましょう。
〈応募先に電話をかけるときのトーク例〉
電話口の相手が出たら
「お忙しいところ恐れ入ります。私、〇〇店のアルバイト求人を見てお電話をしました、△△と申します。採用担当者の方はいらっしゃいますでしょうか」採用担当者に代わったら
「お忙しいところ恐れ入ります。△△と申します。〇〇店のアルバイト求人を見てお電話をしました」面接日時が決まったら
「〇月〇日の午後△時ですね。どちらに伺えば良いでしょうか」
「それでは、当日は〇〇に伺います。何か持参するものはございますか?」
※面接日時や場所を復唱するのがポイント電話を切る前に
「承知いたしました。それでは、当日はよろしくお願いいたします。失礼いたします」
丁寧な言葉遣いを心掛ける
電話応募では、応募時の応対からも自分の印象が伝わります。そのため、応募時から面接が始まっていると言っても過言ではありません。応募先の採用担当者に良い印象を持ってもらえるよう、丁寧な言葉遣いを心掛け、明るくハキハキと話すようにしましょう。
詳しい面接の電話返信については以下の記事をチェック
>>>【トーク例あり】バイト応募先への折り返し電話はなんて言う?
【STEP3】バイト先からの連絡を待つ
電話をかけた際、電話口が採用担当者だった場合は、その場で面接日程が決まることもあります。ただし、電話応募先の窓口と採用担当者が別だった場合は、採用担当者からの折り返しを待たなければなりません。相手からの主な返信の方法には、メールと電話の2種類があります。
メールで返信が来た場合
メールで返信が来た場合は、当日~翌日以内を目安に、早めに返信しましょう。
電話で返信が来た場合
電話で返信が来た場合は、明るくハキハキと応対することを心掛けましょう。 事前に、非通知や登録していない電話番号の着信を拒否する設定になっていないかを確認しておくことも大切です。
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