マイナビバイト会員の皆様から、志望動機・自己PRの募集を行い、実際の募集企業側とのやり取りがある担当者が添削を実施しました!今回は特に「短期バイトで働きたい」「週〇日アルバイトに入りたい」という場合にどう志望動機を書けばいいのか分からない方が多い印象でした。
「大学生で初めて短期バイトに応募するが何を書けばいいか分からない」
「週2日勤務しか入れないが、どうやってアピールすればいい?」
「単発バイトの志望動機の書き方が分からないので例文が見たい」
と言う方は、ぜひ今回の添削内容をチェックしてお役立てください!単発アルバイト未経験の高校生の方も参考にできる内容です。
1.単発バイトを希望する時は短時間「しか」働けないより得意なことを記載
1人目は、単発かつWワークでのバイトをご希望の方です。
「単発、Wワーク」を志望動機に書く時のポイント
「なぜ単発で働きたいのか」「なぜこの店舗の求人を選んだのか」志望理由に肉付けできるとよりよいです。「学業と両立させたいため」「昔から好きな物を取り扱っているから」などのささいな動機でOK!
「短時間で精一杯働ける」を自己PRに書く方法
「精一杯働ける」ことを証明するためには、あなたの過去の経験を踏まえて書くことで具体性を出していきましょう。
さらに、自己PR欄はポジティブな表現を心がけて。「短時間しか働けない」より「私、〇〇が得意です!」等のポジティブな内容に直した方が好印象です!
- 志望動機は「なぜこのお仕事を選んだのか」説明する項目。選んだ動機は些細な理由でも、しっかり書いておきましょう
- 自己PRはポジティブな表現を心がけて
- 「精一杯頑張ります」には過去の経験にもとづくエピソードを書いて、説得力をアップ!
2.週2勤務希望なら「なぜこの条件の求人を選んだのか」を具体的に
2人目は、週に希望の働きたい日数が決まっている方からのご応募です。
「週2日勤務」を志望動機に書く時のポイント
「なぜ週2勤務希望の条件を選んだのか」を具体的に書きましょう。例えば、「子供が週3で習い事があるため、平日2日なら働ける」等、企業側でも事情を知った上で採用してくれるので無理なく働けます!
「今までの経験」を自己PRに書く時の注意点
ご自身のアルバイト経験を書いているのは良いですね!ただ、もっと魅力を伝えてもいいのでは。「具体的にどんなお仕事をしていて、どのくらいの期間で働き、その時に頑張ったエピソード」を追記すれば、説得力のあるアピールポイントを説明できますよ!例えば、
「食品倉庫でのピッキング作業の経験が3ヶ月あります。伝票に記載の物品を正確にピッキングする必要があり、指差し確認をしてミスしないよう注意することを意識して働きました。そこでの経験を活かせるのではと考えています。」
- 週2勤務で働きたいなら「なぜこの条件の求人を選んだのか」を具体的に書きましょう
- 今までのバイト経験については正確に記載!説得力のある自己PRに
3.短期バイトで人気の「シール貼り」仕事を想像できない時は求人を読み返して
3人目は、シール貼りのバイトへ応募を希望される方です。
志望動機に「シール貼り」経験を記載する時の注意点
「案外」という言葉を使うのは危険です。人によっては「あなたの仕事は世間ではコツがいらない仕事と見られている」と言っているかのように捉えてしまうかもしれません。
採用担当者にとっては、あまり良い気はしないですよね。
素直に「手先の器用さを活かしたお仕事がしたい」と伝えるのが良いと思います。
「手先の器用さ」を自己PRに書く時のアドバイス
商品のシール貼りというお仕事を深く想像してみてください。
そこに必要なのは手先の器用さだけでしょうか?
- 同じことを黙々とできる集中力
- 数をこなせるスピード
- 商品が変わっても正しい位置に貼れる記憶力や学習力
- 期日を守れるスケジュール調整
など、あなたが応募しようとしている求人にはそのヒントが隠れています。
そこを見た上で、ご自身の経験を元に2点ほどアピールできると今以上に採用担当者に伝わる自己PRが完成します!例えば、
「私は以前1か月シール貼りのバイトの経験があります。シール貼りは数をこなせるスピードが求められる仕事だと思います。私は、シフトに入る度に時間内にひとつでも多く貼れるよう意識して働きました。その時の経験を活かし、今回も正確さを念頭に働きます。」
- 言葉を使う上で不安になった時は、今一度調べた上で書きましょう!
- 求人原稿にはヒントがたくさん!必ず読み返した上で自己PRの作成を
4.短期バイトでスキルアップを望むなら「伸ばしたいスキル」を記載
4人目は、転職までの間にスキルを身に着けられるバイトを希望する方です。
「スキルアップがしたい」と書く時の注意点
今までどのようなお仕事をしていたのでしょうか。大きなアピールポイントになる可能性があるので、ぜひ具体的に記載しましょう。
さらに、「別の作業でスキルアップ」とは応募先にどんなことを期待していますか?具体的にどんなスキルを伸ばしたいのかを書けると、もっと説得力のある志望動機になります!
「適応力」について自己PRに記載する時のポイント
適応力とは『新しい環境にすぐに適応し、以前の環境にいた頃と同様のパフォーマンスを発揮できる能力』のこと。「1日立ちっぱなし、動き回り、周りを見て行動する」という内容の自己PRは、『その場にあわせて臨機応変に行動ができる』方が意味が近いため、その方向で修正するのが良いでしょう!そのため書き直すとしたら、
「私は以前やっていた○○の仕事で、1日立ちっぱなし、動き回り、周りをみて行動する仕事に就いていました。そのため、今回応募する○○の仕事でも、臨機応変に行動ができると考えています。」
など「臨機応変」を自己PRに入れてみましょう!
- 応募先にどんなことを期待しているか、具体的に伸ばしたいスキルを記載!
- 今までの仕事内容は具体的に書いて、どんどんアピールしましょう
5.”進級・進学”などのエピソードは自分の中のポジティブな変化と結びつけて
5人目は、大学進学と共にホールスタッフのバイトを始めたい方です。
「年齢的な変化」を志望動機にする時のポイント
「自分のために使うお金は自分で稼ぎたいと思った理由」を年齢的なものではなく、「大学生になり経済的にも自立をしたいと思った」というようなポジティブな変化に置きましょう!この方が、しっかりとした考えを持ってる人だと思ってもらえます。
自己PRで「自分の趣味」をアピールする方法
料理作りをすることがホールスタッフとして働く上で、どんなことに活かせるのかを記載しましょう。なぜなら、今の自己PRだとキッチン志望ではと思われる可能性があるためです。例えば、
「私は料理を作ることが趣味です。さらに、自分が作った料理を誰かに食べてもらう時、こだわった点などを説明をすることも好きです。その時の経験は、ホールスタッフで料理の案内をする時に活かせるのではと考えています。」
もしくはご自身が持つ、ホールスタッフ=接客のイメージを改めて説明した上で、強みを書くのはいかがでしょうか。
- 年齢的な変化は「自分の中のポジティブな変化」に結びつけて
- 仕事に対するイメージを説明した上で自分の強みを書きましょう
6.まとめ
志望動機・自己PR添削にご応募いただいたみなさま、ありがとうございました!また次回の更新をお待ちいただければ幸いです。