第4回では、データ入力や試験監督、採点バイト、コールセンターなどオフィスでの内勤のバイトを希望される方の志望動機・自己PRを添削しました。
「データ入力は未経験だけど、どんな自己PRを書けばいいか分からない」
「時間が合う時だけ試験監督バイトに入りたいがどんな自己PRを書けばいいか分からない」
「コールセンターでの業務経験を、履歴書にどう書けばいいか分からない」
という方は、今回の記事を読んで、履歴書作成にお役立てください!
1.採点バイトで「丁寧な仕事」ができる理由は?過去の経験を元に自己PRに加えましょう
1人目は、採点のバイトを希望する方です。
「時間の有効活用」を志望動機に書く時の注意点
3人目の方と同じく、志望動機を抽象的に書いてしまうと採用する企業から過度な期待をされてしまう可能性があります。「水曜日以外の平日の10時~16時が空いている」など具体的に書くことをおすすめします!
「丁寧な仕事をしたい」を自己PR上で伝える方法
丁寧な仕事をしていきたいという意気込みはとても大切です! でも、なぜそう思ったのでしょうか?
採用担当者側からすると、あなたが丁寧な仕事ができるかどうかをこの一文からは、読み取ることができません。なので例えば、
「家事が終わった後の12時過ぎから、子供のお迎えまでの16時の時間の時間は空いているので働きたい。」「少しでも収入を上げたく、別の仕事と掛け持ちでバイトをしたい。」
など過去の経験を元にした自己PRの記載に直していきましょう!
- 一文では説得力に欠けるので、過去の経験で書けることがないか探してみましょう
2.なぜ試験監督バイトを選んだか?短期希望なら具体的な期間の明記を
2人目は、試験監督のアルバイトを希望している方です。
志望動機「短時間で働きたい」の書き直し方
志望動機とは「なぜ」そこで働きたいのかを答える項目です。志望動機が具体的であればあるほど、企業側もちゃんとあなたのことを理解した上で採用してくれます。 そのため、以下3つのポイントを改めて考えた上で、書き直してみてください。
- 短期間・短時間とは具体的にどのぐらいを想定しているか
- なぜ短期間・短時間で働きたいか
- 「短期間、短時間」で働けるバイトの中でも、なぜ試験監督を選んだのか
例えば、
「本業の〇〇〇が閑散期で12月まで平日の日中の時間が取りやすいため、短期間で働ける試験監督バイトを選びました。また、高校生の時に予備校で模擬試験を受け、ある程度当日の流れを理解できています。その時の経験を活かすことで、スムーズな試験運営をできると考え、志望致します。」
自己PRであなたの意気込みを伝える方法
意気込みは良いと思います。これにもう少しあなたなりのエピソードを入れてあげるとさらに良くなると思います。
例えば、
「前回はとても緊張しましたが、将来に向かって一生懸命試験に向かう学生たちの姿が印象的で、また次も学生たちの大切な時間のお手伝いをしたいと決めていました。」
ただし、上記の内容はあくまであなたの”思い”であり、あなたの強みではありません。そのため、志望動機への記載が良いでしょう。なので、自己PRにご自身の経験を記載するのであれば、「過去に試験監督として働いた経験がある」「試験監督としてこんな活躍をした」といった内容の記載がよいかと思います。
- 意気込みは志望動機で伝えよう!+αでご自身のエピソードの記載を
3.コールセンターバイトの経験は具体的な業務内容を書き、働くイメージを持ってもらおう!
3人目は、コールセンターの受電バイトを希望される方です。
応募先と「勤務時間が合う」ことを具体的に書く方法
働く時間が良いと思ったのはなぜでしょうか?日数が良いと思ったのはなぜでしょうか?この理由を書いてください。ご自身の状況と照らし合わせ、どのように希望が叶えられるのか具体的に書いてみましょう。
なお、「良かった」はあなたの所感であり、志望動機とは「良かった」と感じた理由です。この点はご注意ください。
「コールセンターでの経験」の自己PR上での伝え方
ご存じかもしれませんが、コールセンターの業務は多岐に渡ります。 なので、企業はどんな業務を経験されていたかを知りたがっています。受信型か発信型か、具体的にどんな案内を行ったのか等を履歴書に記載しておくと、面接官があなたの経験やスキルを引き出しやすくなるのでおすすめです。
さらに、その当時どのような活躍だったか、どんなやりがいを感じていたかを具体的に記載しましょう。採用担当者も、あなたが働くイメージが湧きやすいです。
例えば、
「私は一年間、コールセンターの発信型の業務の経験があります。具体的には、○○のキャンペーンのご案内をしていました。丁寧に分かりやすく伝えることを心がけて案内をし、成約に至った時に達成感を感じました。その時の対応の経験は今回応募するコールセンターの受電バイトでも活かせると考えています。」
- バイト経験を書く時は働くときに意識したことを具体的に書こう !
4.タイピングが「好き」だけでは自己PRにはならない!スキルについても記載を
4人目は、データ入力のバイトを志望する方です。
「隙間時間」について記載する時の注意点
意外と採用担当者が気にしているとのは、「隙間時間とは何と何の隙間か?」ということ。
採用担当者は「ちゃんと働ける時間を確保して、仕事に集中する人に働いて欲しい」と思っています。あなたが時間を確保できていること、集中して仕事に臨める状態であることを志望動機で伝えてください。例えば、
「家事が終わった後の12時過ぎから、子供のお迎えまでの16時の時間の時間は空いているので働きたい。」「少しでも収入を上げたく、別の仕事と掛け持ちでバイトをしたい。」
等、背景や状況を伝えてあげると応募の動機がくみ取りやすいですよ
「好き」について自己PRでうまく書く方法
一般的に「タイピングが好き」という人は想像がつきにくいです。何かを調べるでも楽しむでもなく、タイピングだけが好きって人ってなかなかいないですよね? なので、「普段からPC操作をする仕事や趣味をしていて、タイピングをよくする」と言った方が伝わりやすいです。
また、好き=長く続けられるといったPRはやや安易かもしれません。
お仕事になると拘束時間が出てくるので、ご自身の「好き」という感覚で描いているイメージと、実際の業務は異なるかもしれません。
「タイピングが好き」であれば、お仕事に活かせるスキル・経験があれば併せて記載しましょう。スキルや経験は業務に直結するので、採用担当者としても活躍してくれるかどうかの判断をしやすくなります。
- 隙間時間について書く時は「何と何の隙間なのか」を具体的に!
5.まとめ
オフィスワークバイトに限らず、第3回の添削でもお伝えしましたが、履歴書に記載する内容を自分の中で練っていないと志望動機や自己PRは薄くなりがちです。書くのが難しいと感じたら、自分には今までどんな業務経験があるのか/仕事をする時にどんなことに気をつけたのか/学生さんの場合、日頃の行動から希望するバイトで求められるスキルに合うところはないか、過去の経験を今一度棚卸しして、その上で作成しましょう。より採用担当者を納得させる履歴書が完成します。
6.試験監督/採点バイト/事務系求人応募前の3つのチェックリスト
- 仕事内容は具体的に書かれているか
NG例:一生懸命働きます、自分なりに頑張ります。
OK例:過去に○○というエピソードがあるので、自分は一生懸命取り組めます。
- スキルや経験について記載があるか
NG例:タイピングが好き、PCに関わるお仕事がしたい。
OK例:PCを使って色々なことを調べて書くことが好きで、毎日続けていたので、データ入力の仕事には自信があります。
- 隙間時間で働ける仕事を選んだ理由を書いてあるか
NG例:空いている時間を有効につかいたい。
OK例:平日の14時から18時は子供を保育園に送ってから時間が空いているので働ける。