【履歴書添削】「スキルを活かして働きたい」はこう書く!採用される志望動機の書き方 | マイナビバイトTIMES

今回もマイナビバイト会員向けに履歴書の添削を実施しました!その中でも、「今までのお仕事に対して非常に熱意は伝わるが、何ができるのかは見えてこない自己PR」や、「せっかく貴重な経験があるのに、具体性がなくて伝わりづらい志望動機」など、書き方を知らないために採用担当者に伝わりづらくなっている履歴書が多かったです。せっかくスキルがあるのに、これではちょっともったいないですよね。この記事を読んで採用担当者にあなたの熱意がしっかり伝わる履歴書を作っていきましょう!


1.「独立」が目標でスキルを身につけたいなら、具体的に記載を

1人目は、独立の目標があり飲食関連のアルバイトを希望される方です。

独立したい 志望動機の書き方

独立を目標にする時の志望動機の書き方

独立が目標ということですよね? もう少し詳しく書いてもらえると、もっと魅力的に見えるかと思います。例えば、

  • おいしくて素敵なお店とはどんなお店でしょうか?
  • ここで働いて身につけたいスキルはどんなことでしょうか?
  • 具体的にいつ頃どのあたりにお店を出したいですか?

など。採用担当者側もあなたが独立に対してどのくらい具体的に考えているのかを知って、一緒に働くイメージもしやすくなりますよ。

経営の経験 自己PRの書き方

自己PRでうまく”強み”を伝える方法

「カフェを経営した経験」これは他の人には無い、貴重なあなただけの強みです。しかし、 「オーナーの立場からでのお客さんにサービス」はどんなサービスができるのかイメージがしづらいです。具体的になにができるということでしょうか? 「カフェを経営した経験」という強みがあるのに、内容が抽象的なため伝わりづらい自己PRになってしまっています。非常にもったいないです。

例えば、

「カフェを経営した経験がありますので、料理や飲み物の提供だけではなく、お店の空間づくり・アルバイトさんへの教育・メニュー開発にも協力することができます」

また、「生年月日だけで判断しないで」と記載がありますが、企業さんが生年月日だけで判断しているように見えるので訂正した方が良いでしょう。

  • 自己PRでの強みの記入は具体的にすることを心がけて

2.志望動機に必要な3要素を記載しよう!

2人目は、一般事務のバイトを希望される方です。

人のサポートをするのが好き 志望動機の書き方

志望動機に必要な3要素とは

志望動機に必要な要素をしっかり詰め込めています! 志望動機に必要な3要素とは

  • 自身の経験
  • 経験を通じて得たこと
  • 応募の動機

また自身の経験やそこで得たことを踏まえた上で、志望動機へ繋げている流れもとても良いと思います!

努力するのが好き 自己PRの書き方

「努力する」を自己PR欄でうまく伝える方法

とても良い書き方だと思います!具体的なエピソードも添えていただくことで、自己PRからあなたがどんな人なのかイメージしやすくなります。「努力する」という強みを、働く上でどのように活かしたいのか書けばより良い自己PRになるでしょう!

  • 「努力する」という強みはどう活かせそうかを具体的に

3.将来に向けてスキルを身につけたい時は「どのようにやる予定か」を詳しく!

3人目は、アルバイトを通じて仕事のスキルを上げたい方です。

スキルを身につけたい 志望動機の書き方

志望動機「スキルを上げたい」の書き直し方

動機としてはよいと思いますが、どのように日本語能力とスキルを上げていきたいのか明確に書きましょう!そこに記載した内容が志望する職場でないとならない理由の肉づけになります。

やる気をアピールしたい 自己PRの書き方

採用担当者に伝わる自己PRの書き方

自己PRでは、「気持ち」より「経験値やスキル」をアピールしましょう。さらに、今までの経験値や培ったスキルを活かし、どのように成長していきたいのかを書くのも良いでしょう。あなたの将来のビジョンを叶えられる職場か、採用担当者側でも判断できるため、ミスマッチのないバイト探しができます。

  • 自己PRには「気持ち」より「経験値やスキル」のアピールを

4.熱意よりも見られるのは「志望先で何ができるのか」

4人目は、接客経験のある方の志望動機・自己PRを添削しました。

経験について 志望動機の書き方

経験について志望動機への記載の方法

志望動機とは、「なぜその職場で働きたいと思ったのか」を答える項目です。しかし、「今まで経験したお仕事をなぜ始めたのか」の記載になっていないでしょうか? 様々なお仕事を経験されているので、それを踏まえて「お仕事を選んだ理由」を書くと良いでしょう。

加えて、誤字にもご注意を。会社で「つとめる」場合は、勤めると表記します。二つとも違う漢字です。

旅行サービスへの熱意 自己PRの書き方

自己PRで「熱意+α」を伝える方法

自己PRから、旅行関連サービスに対して並々ならぬ愛情を持たれていることが推察できます。熱意は素晴らしいと思います!ただし、1点アドバイスです。『あなたはそこで何ができますか?』これに具体的に答えてください。

例えば、

観光やグルメなどの分野でコンシェルジュとして勤務した経験から、お客様の要望に応えるだけではなく私からご提案を差し上げることができます。

また、「半コンシェルジュ」は「コンシェルジュ」の間違いでしょうか。気を付けましょう。

  • 志望動機には「お仕事を選んだ理由」を書きましょう!

5.まとめ

過去の経験やスキルをアピールする時には「自分にはこんなスキルがあること」以外に「そのスキルを活かして、志望先では何ができるのか」を記載しましょう。また、将来に向けたスキルを身につけたい時には「なぜそのスキルを身につけたいか」「どのように取り組む予定か」を書けば、採用担当者もあなたと一緒に働いているイメージをしやすくなります。志望動機と自己PRは、採用担当者の立場になって読んだ時にはどう思うかを考えて書くようにしましょう!



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