この記事の要約
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アルバイト面接に落ちる理由には、企業が出している募集要項や条件に合っていない場合もあれば、面接時に採用担当者が応募者に対して持つ印象が関係している場合もあります。
アルバイト面接に受かるためには、一緒に働きたいと思わせられる熱意や準備が重要です。落ちることが多い人の特徴や落ちないための対策について、この記事で見ていきましょう。
1. アルバイト面接に落ちることが多い人の7つの特徴
アルバイト面接に落ちることが多い人には、いくつかの特徴があります。7つのポイントを見ていきましょう。
言葉遣いや態度などのマナーが備わっていない
アルバイト面接に落ちることが多い人には、言葉遣いや口調、態度などのマナーが備わっていないことがあります。あいさつができていなかったり、正しい敬語が使えていなかったり、語尾を伸ばすような話し方をしていたりするコミュニケーション面にも注意が必要です。採用担当者に「目上の人に対する言葉遣いが分かっていない」「お客さまとのコミュニケーションが難しそう」などという印象を持たれてしまうと、評価が下がるでしょう。
また、提示された仕事内容に対して「自分ならこれくらいできます」と高圧的な話し方が目立つ場合も、横暴な態度に感じられて、悪い印象を与えてしまうかもしれません。アルバイト面接に受かるためには、正しい言葉遣いと謙虚な姿勢を意識する必要があります。
面接の時間を守れていない
アルバイト面接は、採用担当者が仕事の合間を縫って行ってくれているため、時間厳守が基本です。準備や移動に手間取ったり、面接時間を誤って認識したりして遅刻しないよう注意しましょう。約束の面接時間よりも10分前には面接場所の近くに到着しておき、5分前になったら訪問するのがベストです。
到着が早すぎると、面接開始時間まで採用担当者が別の仕事をしていたり、面接場所の用意ができていなかったりする場合があります。よかれと思って早く到着しても、かえって迷惑をかけることになりかねないため、早く着きすぎたときは近くで待機し、質疑応答の受け答えの見直しや、身だしなみの最終チェックをしておくといいでしょう。
もしも、公共交通機関のトラブルなどやむを得ない理由で遅刻しそうなときは、遅れそうだと分かった時点で応募先に電話するのがマナーです。面接時間にギリギリ間に合いそうな場合でも、自分の見解で判断せず、遅刻する可能性があることを理由と共にきちんと伝えましょう。思わぬアクシデントに焦ってしまいますが、連絡の際は落ち着いておわびの気持ちを込めて伝えれば、特段悪い評価にはつながらないでしょう。
身だしなみや髪型に清潔感がない
アルバイト面接に落ちやすい人は、応募先の業種に適した身だしなみや髪型をしていないケースがあります。アルバイト面接の基本の服装は、学生の場合は清潔感を意識した服装(高校生の場合は制服でも可)、社会人の場合はキレイめな私服かスーツです。髪型に清潔感があることやヒゲを剃っている、もしくは整えられていることも大切なポイントです。
また、応募先の業種や雰囲気に身だしなみを合わせることも重要です。例えばアパレル関連のアルバイトなら基本の服装にさりげなく個性を出すように工夫すると、採用担当者から一目置かれる可能性があるでしょう。
そもそも募集している条件を満たしていない
そもそも企業が出している募集要項の条件を満たしていないと、落ちる可能性が高くなります。例えば「シフト週4日以上1日6時間以上~」「夕方、夜勤で働ける人」など、働いてほしい勤務日数や時間帯が記載されています。他の時間帯でも空きがあれば採用してもらえるかもしれませんが、基本的には募集条件を満たしているか確認してから応募しましょう。
応募先から指定された持ち物を持参しない
アルバイト面接の際、準備するよう事前に指定されていた持ち物を忘れてしまうのも、もちろん印象はよくありません。準備すべき持ち物が多い時は、チェックリストを作って前日に確認すれば、忘れ物を防ぐことができます。
必ず面接の前日には持ち物を準備しておき、当日家を出る前には、再度忘れ物がないか最終確認をしましょう。応募先から持ち物について何も連絡がない場合は、電話やメールで一度確認するのも良いでしょう。
また、以下のものは持ち物に関する連絡がなくても持っていくと安心です。
- A4サイズの書類が入るサイズのカバン
- 筆記用具
- 印鑑
- メモ帳
- スケジュール帳
- 携帯電話
- 財布
- ハンカチ・ティッシュ
履歴書を事前に送っていない場合は、上記の持ち物に加えて必ず持っていきましょう。その他、求人票のコピー、常備薬、折り畳み傘、スーツの場合はストッキングの予備、モバイルバッテリーなどを持っておくと、いざというときに安心です。採用担当者にも準備がよくできていると好印象を与えられるかもしれません。
履歴書が丁寧に書けていない
アルバイト面接で提出する履歴書は、丁寧に書く必要があります。学歴や職歴、資格など重要事項が書かれている履歴書は公的な文書であり、黒のボールペンで書くこと、一字でも間違ったら1から書き直すことが基本です。履歴書に誤字脱字があったり、間違い箇所を修正テープなどで訂正していたり、証明写真が曲がっていたり使いまわした跡があったりすると、採用担当者からの印象が悪くなるでしょう。
志望動機や自己PRは面接でも聞かれることが多いですが、緊張してベストな回答ができない可能性もあります。受け答えに不安があっても、履歴書が採用担当者に魅力的に映れば熱意は伝わるので、丁寧に書きましょう。
応募先ならではの志望動機がない
採用担当者にとって、なぜアルバイトを希望したのか志望動機が明確であることは重要なポイントです。自宅から近いから、希望する勤務日数や時間帯に合っているからなども正当な理由ではありますが、応募先ならではの必要性を感じられません。
採用担当者は、面接希望者が自社にどんな魅力を感じて働きたいと感じたのか知りたいのです。そのため、応募先にどんな想いがあって応募したのかを伝える必要があるでしょう。
2. アルバイト面接に落ちないための7つの対策
アルバイト先が出している募集要項や勤務条件を満たしていても、面接で落ちてしまう可能性は誰にでもあります。反対に、募集要項や勤務条件を満たしていなくても、面接での受け答え次第で採用される可能性もあります。
アルバイト面接では、採用担当者に「働いてもらいたい」と思ってもらうことが大切です。あなたの良さを最大限に伝えるためにも、ここで紹介する対策を行っていきましょう。
応募の段階からマナーを守る
アルバイト面接を通過するためには、応募の段階からマナーを守りましょう。アルバイト先と一番最初に接点を持つ機会になるため、応募時の印象は大切です。電話でアルバイトに関する問い合わせをする場合、忙しい時間帯を避けて連絡するのが基本です。例えば飲食店の場合、ランチタイムやディナータイムといったお客さまが多い時間帯は避けて電話をするようにしましょう。
電話がつながったら「〇〇と申します。アルバイトの求人情報を拝見してお電話させていただきました。ご担当者はいらっしゃいますでしょうか。」と名前と求人を見たことが相手に伝わるようにハキハキと話しましょう。
電話での問い合わせではなく求人サイトから応募した場合、入力した電話番号にアルバイト先から電話がかかってきて面接日の調整をするケースもあります。まず最初に「お忙しいところお電話いただきありがとうございます。」と感謝を伝え、相手からの質問に対して簡潔に回答し、電話を終えるようにしましょう。
面接に適した身だしなみで好印象を与える
アルバイト面接での身だしなみは、採用担当者が持つあなたの第一印象になります。服装がカジュアルすぎると採用担当者からの印象が下がる原因になる可能性があるため、デニムや丈の短いパンツ、サンダル、大ぶりのアクセサリー、派手すぎるネクタイなどは避けましょう。
服装や身につけるものの色合いは、黒、紺、茶などベーシックなカラーが無難です。清潔感があり、アルバイト先の雰囲気やTPOに合った身だしなみができていると、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
正しい敬語の使い方を覚えておく
正しい敬語が使えていないと面接に落ちる可能性があるため、敬語の使い方を覚えておきましょう。普段自分が敬語だと思って使っている言葉でも、実は敬語ではないケースもあるため要注意です。
また、採用担当者と家が近かったり、趣味が合ったりして、会話が弾み和やかな雰囲気になったとしても、必ず敬語で話す必要があります。緊張が解けたとしても、親や友達と会話するような言葉遣いにならないように気を付けるべきです。面接前に、最低限の敬語は使えるように勉強しておきましょう。
予想される質問への回答を考えておく
アルバイト面接での質疑応答はある程度予想がつくものです。なかでも、志望動機や希望の勤務時間などは履歴書に書いてあっても再度聞かれることが多いため、質問への回答を整理しておくと堂々と自信をもって話せるでしょう。
面接の最後に、採用担当者から何か不安な点や質問はないかといった逆質問をされることもあります。その際、まだ確認できていないことがあれば質問するようにしましょう。例えば合否結果はいつ頃連絡をくれるのか、急に休む必要が出た場合の連絡方法や休みやすさなど、気になることについて確認しておけば、採用後の食い違いを防ぐことにつながります。
さわやかな笑顔でハキハキと話す
アルバイト面接では、さわやかな笑顔でハキハキと話すことを心掛けると採用担当者に好印象を与えられます。相手の目を見てハキハキと話したり、時折笑顔を見せられたりすると、あなたの明るさが伝わるでしょう。
さわやかな笑顔でハキハキと話してあなたの人柄が伝わると、「問題なく職場に馴染めそう」「他のアルバイトスタッフとも良好な関係を築けそう」など、コミュニケーション面の問題がないと思ってもらえる可能性があります。人と話すときに目を合わせると緊張感が増してしまう場合は、採用担当者の眉間のあたりを見ながら口角を上げて話すことを心掛けてみてください。
前職を辞めた理由でネガティブな発言は避ける
アルバイト面接では、前職を辞めた理由を聞かれるケースもあります。もしも「仕事がきつくて辞めた」「人間関係が悪かった」などのネガティブな理由から辞めた場合、正直に答えるのは避けたほうがいいでしょう。ネガティブな発言をすると、「採用後も仕事や人間関係に関する愚痴を言いそう」「不満があったらまた辞めそう」などと思われてしまう可能性があります。
辞めた理由を聞かれたとき前職のことは悪く言わず、経験を生かして新たな業種にチャレンジしたいと思ったからなど、ポジティブな退職理由を伝えるようにしましょう。
応募先だからこそ働きたいと思った熱意を伝える
アルバイト面接で受かるためには、志望動機で仕事へのやる気や応募先だからこそ働きたいと思った熱意を伝えるのが重要です。応募先の企業方針や仕事内容に興味を持った、雰囲気に魅力を感じたなど具体的な志望動機があると、採用担当者にあなたの熱意が伝わりやすい傾向があります。
また、次回の面接や採用後のスケジュール、始業時期などを聞かれたときにすぐに答えられるように準備しておくと、仕事に前向きな姿勢や意欲をアピールできるでしょう。スケジュール帳やアプリですぐに確認できるように準備して、面接に臨むことをおすすめします。
3. アルバイト面接で落ちる人からよくある質問
最後に、アルバイト面接で落ちてしまう人からよくある質問を紹介するので参考にしてください。
アルバイトの面接中に落ちるフラグはある?
面接中に分かる落ちるフラグとしては、面接時間が極端に短いことがまず挙げられます。通常アルバイト面接の時間は30分程度かかるのが一般的です。しかし、希望の勤務時間や志望動機、これまでの経験から採用するのが難しいと判断された場合は、準備していた質問を切り上げ、面接を10分程度で終わらせる採用担当者もいます。
また、面接後や採用後の話をされないことも落ちるフラグになります。前向きに採用を考えた場合、採用担当者は勤務開始日や働く前の手続きについて説明をするケースが多いです。しかしながら、必ずしも不採用が決まったわけではないため、合否の連絡がくるまで諦めずに待つようにしましょう。
落ちたアルバイトの面接にもう一度応募できる?
一度落ちたアルバイトに、もう一度応募すること自体は可能です。しかし、アルバイト先の状況が変わっていなければ、基本的に再度応募しても採用してもらうことは難しいでしょう。イチ早くアルバイトを見つけたいのであれば、他のアルバイトを探すことをおすすめします。
アルバイトの面接で逆質問はすべき?
アルバイト面接で逆質問をされた場合は、何かしら気になることを質問することをおすすめします。「特にありません」と答えても大きな問題ではありませんが、逆質問はやる気や熱意をアピールするチャンスでもあります。
気になることが思い浮かばない場合は、事前にアルバイト先のホームページやSNS、仕事内容に関する情報を調べ、質問を考えておくことをおすすめします。うまく逆質問ができれば、「働きたい思いが強い」と採用担当者に思ってもらえるかもしれません。
アルバイトの面接で落ちる確率は?
合否が決まるのは応募先の状況や条件によるので、確率を出すことは難しいでしょう。中には募集が殺到してやむを得なく不採用となるアルバイト先もあります。したがってアルバイトの面接に落ちることを恐れず、気になった求人には積極的に応募してみてください。
4.アルバイト面接に落ちる原因を理解して採用されるように生かそう
アルバイト面接に落ちやすい人の特徴には、面接時の身だしなみや話し方、態度などのマナーに問題がある場合や、履歴書の不備などさまざまな理由が挙げられます。また、自分の希望する応募先に採用されるためには、その応募先だからこそ応募した熱意を伝えることも大切です。
希望しているアルバイトで採用してもらうためにも、応募連絡時や面接でのマナーや気をつけるべきポイントを押さえておきましょう。しっかりと準備して、心に余裕を持って面接に臨めば、あなたの魅力や仕事への意欲を十二分に伝えられるはずです。