バイトにおけるシフトの断り方|理由別で例文8選を紹介! | マイナビバイトTIMES
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    バイトにおけるシフトの断り方|理由別で例文8選を紹介!

バイトはシフト制であることが多く、欠員が出ると「シフトに入れないか」と急に依頼されることがあります。「予定があって入れないけど断りにくい」「入れるけど疲れているから断りたい」といった場合は、どのような言い方をするべきか迷ってしまうでしょう。
そこで本記事では、バイトにおけるシフトの断り方を紹介します。理由別で8種類の例文も紹介するので、断り方にいつも困ってしまう人はぜひ参考にしてください。


​​1.バイトのシフトを頼まれたら断ってもいいの?

バイトのシフトに入ることを頼まれた場合、断っても問題ありません。
店長やバイト先の担当者などから「◯日の◯時からシフトに入ってもらえない?」と依頼されることもあるでしょう。予定がなくて入れる場合であっても、シフトに入るかどうか決めるのは労働者の自由であるため、断っても問題ないです。

ただし、曖昧な返事をしたり、返事を先延ばしにしたりするとバイト先に迷惑がかかるため、入るのか断るのかはっきり伝えましょう。予定を調整したい場合は「◯時までには回答します」と具体的な回答期限を伝えると親切です。

バイトのシフトを強いるのは違法になるのか?

雇用契約の範囲内であれば、雇用主は従業員の勤務時間やシフトを命じられます。欠員が出たからシフトに入ってほしいと依頼すること辞退は、違法にはなりません。
ただし、バイトなのに明らかに労働時間が多かったり、シフトを勝手に決められたりする場合は違法であると言えます。

違法な働き方を強いる「ブラックバイト」については、以下の記事で詳しく解説しています。ブラックバイトの特徴や見分け方を紹介しているので、ぜひ併せてご確認ください。
ブラックバイトとは?特徴12選や回避するための見分け方を徹底解説!


2.バイトのシフトに急に入ってくれと言われた場合の基本の断り方

バイトのシフトを断りたい場合は、以下の基本を押さえておくと良いでしょう。

早く回答する

欠員が出て人数確保が必要な場合、バイト先の担当者は急いで出勤できる人を探す必要があります。対面で依頼された場合でも、できるだけすぐにスケジュールを確認してその場で回答できることが望ましいです。
断った場合でも、すぐに返事をもらえれば別の人に声をかけるアクションが取れるため、担当者も動きやすくなります。明確な返答をしないまま長時間待たせるくらいであれば、はっきり断ったほうが良いでしょう。
当日のシフトのように急ぎの場合は、電話で回答するのがおすすめです。

はっきりと断る

「出られるかもしれない」「ちょっと確認しないと分からない」など、曖昧な返事は避けましょう。断るならはっきりと断ることで、バイト先の担当者が別の人に依頼できるようになります。
本当に確認が必要ですぐに答えられない場合は、いつまでに回答するのか伝え、提示した期限までにきちんと回答しましょう。

相手を尊重した言葉選びをする

シフトの変更は、相手も申し訳ないと思って依頼している場合も多いでしょう。相手の立場に立って考え、丁寧な言葉で断るように心掛けてください。
例えば「めんどくさいので出たくありません」や「決められたシフト以外に出るのは無理です」など冷たい態度をとるのは不適切です。「申し訳ないのですが、その日は予定があるので出勤が難しいです」といったように、丁重に断ることも社会人としてのマナーです。
本当にそう思っていたとしても、良好な人間関係を構築するために言葉選びには気を付けましょう。

申し訳ない気持ちも伝える

シフトを断る際は、どのような理由を言うべきか迷うでしょう。理由に関わらず、シフトを断ることに対する申し訳ないという気持ちもきちんと伝えることが重要です。相手も人間なので、シフトの依頼をして横柄な態度で断られたら嫌な気持ちになります。断る際には、文頭に「申し訳ないのですが…」と添えたり、最後に「ご協力できずすみません」と言ったりなど、あくまでも「協力したい気持ちはある」という旨を伝えると良いでしょう。


3.バイトにおけるシフトの断り方例文8選|学生も要チェック!

以下では、シフトを断る理由別に例文を8選ご紹介します。どのような言い回しで伝えるべきか迷ってしまう方は、ぜひ参考にしてください。

バイトを休む際の例文は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
バイトを休む理由30選!ずる休みしたい時は?当日・事前に休む際の例文

予定がある場合の断り方

休みの日であればバイト以外の予定が入っている場合もあるため、「予定がある」というのは、断りやすい理由になるでしょう。
ただし「美容院」や「買い物」など自分だけで行う予定の場合、バイト先によっては他の日に変更してバイトに入ってくれないか依頼されることもあります。スムーズに断りたいのであれば「実家に帰る」「イベントに行く」など、他の誰かとの用事やその日でないと行けない予定を理由に断ると良いでしょう。

▼例文
その日は友達と〇〇のコンサートに行く予定なので、シフトに入るのが難しいです。

家庭の事情がある場合の断り方

祖父母のお見舞いや、兄弟の送り迎えなど、家庭の事情があればバイト先も納得しやすいでしょう。具体的に言いたくない場合は「親の手伝い」のように、ざっくりした内容で伝えても問題ないです。
また「友人の結婚式」など、家族にかかわらなくても、冠婚葬祭であればどうしても外せない用事として認識されるでしょう。

▼例文
申し訳ないのですが、その日は親の手伝いをしないといけないため、シフトに入るのは難しいです。

体調不良や通院が理由の場合の断り方

体調不良の場合は、無理せず休むことが重要です。無理に出勤すればバイト先の他の人にうつしてしまったり、本来出勤するべき日に休んで迷惑をかけてしまったりすることがあります。
また、通院している場合も、ストレートに伝えればシフトに出られないことを納得してもらえるでしょう。

▼例文
申し訳ありません。今日は体調が優れないため、出勤するのは難しいです。

別のバイトのシフトが入っている場合の断り方

ダブルワークをしている場合は、別のバイトのシフトが入っていてもおかしくありません。事前にダブルワークしていることをバイト先に伝えていれば、正直に別のバイトですでにシフトが入っていることを伝えてください。
掛け持ちしていることを伝えていない場合は、シフトを依頼されたタイミングで伝えるのは難しいでしょう。曖昧な回答はせず「他の予定がある」と言って、はっきり断るようにしてください。

▼例文
その日は別のバイトでシフトが入っていて、出勤ができません。

学業を優先したい場合の断り方

学生であれば授業・ゼミ・テストなど、学業を理由に断れば問題なく納得してもらえる可能性が高いです。本業は学業であるため、学業をおろそかにしてでもシフトに入ってほしいと強いられることはないでしょう。
また、学生でなくても資格取得試験や検定試験などの予定があれば、シフトを断っても問題ありません。あらかじめ試験勉強中であることを周知しておくと、シフトを依頼された時に断りやすくなるでしょう。

▼例文
すみません、その日はテストを控えた最後の休日で勉強時間を確保したく、シフトに出ることが難しいです。

サークルや部活を優先したい場合の断り方

サークルや部活も、学生としての重要な活動の一つです。学業を優先したい場合と同じく、サークルや部活の予定があってバイトに入れないことは、断る理由として自然でしょう。
大会や合宿といったイベントではなく、普段の練習のような活動であっても、シフトを断ることは可能です。日ごろからサークルや部活の話をしておくと、より断りやすくなるでしょう。

▼例文
申し訳ないのですが、その日はあいにくサークルで大事な予定があるため、シフトに入ることが難しいです。

就活の予定がある場合の断り方

学生であれば、就職活動で忙しくなる時期もあるでしょう。就職活動は、卒業後の進路を決める大事な用事なので、シフトに入れない理由として素直に伝えて問題ありません。大学1年生や2年生の場合も「インターンがあるので」「合同説明会があるので」などと、具体的な理由を伝えれば、納得してもらえるでしょう。

▼例文
すみません、その日はあいにくインターンに参加する予定なので、出勤が難しいです。

行きたくない場合の断り方

特に予定はないものの、バイトに行きたくない日もあるでしょう。元々決められたシフトでなければ、出勤するかどうかは個人の自由であるため、断っても問題はありません。ただし、ストレートに「行きたくないから無理です」だと印象が悪いため「すでに予定があるため」というように、簡単な理由を添えて断るのがおすすめです。

▼例文
あいにくその日は友達との約束があるため、シフトに入れません。協力できず申し訳ありません。


4.バイトのシフトの急な依頼に対応するメリット

バイト シフト 急な依頼に対応

バイトのシフトの依頼は、断らずにそのまま承諾するという選択肢もあります。急な依頼に応えることで得られるメリットもあるため、事前に把握しておくと良いでしょう。

月収が増える

バイトであれば、働いた分だけ稼げるため、予定より多くのシフトに入れば自ずと月収も増えます。少しでも多く稼ぎたいと考えているのであれば、無理のない範囲でシフト依頼に応じると良いでしょう。
また、単純な労働時間の増加による月収アップだけでなく、場合によっては頼りがいのある人材として、時給が上がりやすくなることもあります。

バイト先での信頼度が上がる

急なシフト依頼に応じれば、まずは感謝されるでしょう。欠員が出れば他のメンバーの負担が増えたり、お店のサービスの質が低下しやすくなったりするといったデメリットが起こります。
シフトの依頼を受け入れて増員できれば、そのような事態を回避でき「◯◯さんのおかげでスムーズに営業できた」と感謝の言葉を伝えてもらえることもあります。自分の都合を優先することも大事ですが、バイト先のことも考えてシフトに入ってあげることも検討しましょう。バイト先で信頼度が上がれば、人間関係が良くなって働きやすくなる可能性もあります。

自分が休みたい時に依頼しやすくなる

急なシフト依頼を断らなければ、自分がシフトを変更したい場合に依頼しやすくなるでしょう。バイト先の人も「この前シフトに入ってくれたから、今回は変更させてあげよう」という気持ちになる可能性が高いためです。
急に大事な予定が入ったり、体調が悪くなったりして出勤が難しくなった際に、すぐに代わりが見つかるのはメリットになるでしょう。


5.バイトにおけるシフトの断り方に関するよくある質問

バイトにおけるシフトのメールでの断り方

シフトの依頼は、メールで連絡が来ることもあります。メールで返信する場合は文面での回答になるため、より丁寧な敬語を使うようにしましょう。

▼例文
〇〇店長

お疲れさまです。〇〇(自分の名前)です。
シフトの件ですが、その日はあいにく予定があり、出勤することが難しいです。
 
ご要望に添えず申し訳ございません。

上記のように「お疲れさまです」というあいさつ、シフトを断る理由、協力できないことに対する謝罪を入れると良いでしょう。


6.バイトのシフトを断る際は例文の断り方を参考にしてみよう

バイトのシフトは、依頼されても断って構いません。早く・はっきりと・丁寧な言葉遣いで回答し、協力できないことに対する申し訳ない気持ちもきちんと伝えることが重要です。
断る理由やシチュエーションによって、さまざまな言い方ができるため、実際に断る際は今回ご紹介した例文を参考にしてみてください。
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