大学での友達の作り方は?人見知りでも仲良くなるコツは?体験談をもとに解説 | マイナビバイトTIMES
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    大学での友達の作り方は?人見知りでも仲良くなるコツは?体験談をもとに解説

待ちに待った大学生活。しかし、そこで多くの人が直面するのが「友達作り」の壁ではないでしょうか。授業やサークル、新歓イベントなど出会いの場はたくさんありますが、どうやって話しかければいいのか、どんなきっかけで仲良くなれるのか分からないこともあるでしょう。この記事では、友達作りのコツ、気軽に話すためのポイントなどを現役大学生の体験談と共にご紹介します。大学生活をより楽しくするためのヒントをぜひチェックしてみてください。


1. どこで出会う?大学の友達ができたきっかけは?

大学 友達 きっかけ

現役大学生を対象にアンケート調査を行い、大学1年生のときに友達と出会ったきっかけについて聞きました。その結果をもとに、友達とどこで出会ったのか、どのようなきっかけで仲良くなったのかを1位から順に解説していきます。

1位:授業やゼミ

授業は大学生活で最も身近な出会いの場です。例えば、近くにの席に座っている学生に授業で分からないことを聞いたり、ペアワークやグループディスカッションを通じて自然に会話が生まれたりすることがよくあります。特にゼミでは、少人数で一緒に研究や発表を行うため、深く話す機会が増え、友情や信頼感が生まれやすいのが特徴です。

回答者の声

  • ペアワークが多い授業で、隣に座った人に話しかけて課題をするうちに仲良くなった(大学1年・19歳女性)
  • ゼミが同じで話すことが多く、夏休みにみんなでバーベキューをしたことでより一層距離が近くなった(大学2年・20歳男性)

2位:部活やサークル

部活動やサークル活動は、共通の趣味や興味を持つ仲間が集まるため、会話が弾みやすく、仲良くなるのも早いかもしれません。合宿やイベントを通じて更に絆が深まることもあります。活動規模によって雰囲気が異なり、大規模なサークルで多くの人と交流したり、小規模なサークルで深い関係を築いたり、自分に合った選択をすると良いでしょう。

回答者の声

  • 部活動で同じ目標を目指してほぼ毎日のように練習していくなかで仲良くなった(大学4年・22歳女性)
  • 同じサークルに所属していて、一緒にご飯や飲み会などに参加するうちに仲良くなった(大学2年・20歳男性)

3位:バイト先

バイトは、収入を得るだけでなく、他大学の学生や社会人などさまざまなバックグラウンドを持つ人々と交流できる場所です。仕事中や休憩時間にコミュニケーションを取る機会が多く、共通の目標に向かって一緒に働くことで、自然と仲が深まりやすくなります。こうした環境で出会った仲間とは、長い友情を築くことができるかもしれません。

回答者の声

  • バイト先で何度か同じタイミングで出勤するうちに会話が増え、自然と仲良くなった(大学3年・21歳男性)
  • バイト先で一人暮らしのコツなどを共有するうちに親しくなった(大学4年・22歳女性)

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4位:入学式やオリエンテーション

入学当初は、多くの学生が「早く友達を作りたい」と考えています。そこで、入学式やオリエンテーションは、話しかけるには絶好の機会と言えます。「同じ学科?よろしくね」「どの授業を履修するの?」など、近くの席に座っている人に気軽に話しかけてみると、会話が弾むかもしれません。

回答者の声

  • 入学式で隣の席の人に話しかけられ、連絡先を交換して徐々に仲良くなった(大学4年・22歳男性)
  • 入学時のオリエンテーションで席が近くなった子と話し、そのままご飯を食べに行った(大学3年・21歳女性)

5位:友達の紹介

すでに仲の良い友達がいる場合、その友達を通じて新しい出会いが広がることもあります。友達の紹介であれば、話題を探しやすく、初対面の緊張感も和らぎやすいでしょう。

回答者の声

  • 友人の紹介で会話が増え、自分と共通の趣味で盛り上がり、仲良くなった(大学3年・21歳女性)
  • 基礎ゼミで一緒になった子と仲良くなり、その子の友達とも関係が広がった(大学4年・25歳男性)

6位:イベントやボランティア、インターンシップなどの課外活動

課外活動では、共通の目的を持つ人々が集まり、自然と親しくなりやすいです。ボランティアやインターンシップなどでは、一緒に活動することで仲が深まり、他学年や他大学の学生とも出会えるチャンスがあります。

回答者の声

  • ゲームイベントの活動で同じチームで活動して仲良くなった(大学3年・21歳男性)
  • ボランティア活動に参加して友達ができた(大学3年・21歳女性)

7位:SNSを通じて

SNSやオンラインプラットフォームなどを活用して友達を作る方法もあります。これらは、共通の趣味や興味を持つ人などとつながりやすく、テキストでコミュニケーションをとる機会が多いのが特徴です。SNSのフォローやメッセージをきっかけにリアルでも会う仲になるケースがよく見受けられます。

回答者の声

  • SNSで相互フォローし、頻繁にメッセージをするようになった(大学3年・21歳女性)
  • 同じ学科のメンバーのLINEグループができて、そこで雑談や授業の課題を相談するうちにどんどん仲良くなった(大学4年・22歳女性)

2. 仲良くなりたい人への話しかけ方

新しい友達を作る第一歩は、自分から積極的に話しかけることです。そこで、仲良くなりたい人に話しかける時のポイントを紹介します。

笑顔であいさつする

笑顔で明るくあいさつすることで、相手に親しみやすさや安心感を与えることもできます。「おはよう」や「おつかれさま」といった短い言葉でも、声のトーンや表情を意識するだけで印象が大きく変わります。あいさつを通じて場の雰囲気が明るくなり、相手も「この人と話してみたい」と感じやすくなるかもしれません。

気軽な質問をする

会話のきっかけとして、相手が答えやすい簡単な質問から始めると良いでしょう。例えば、「次の授業って何だっけ?」「どのサークルに入っているの?」といった大学生活に関連した話題や「出身はどこ?」「何かバイトしてる?」といった簡単な質問がおすすめです。ただし、質問攻めにならないよう相手の様子を見ながら会話を広げることを心掛けましょう。会話のネタに困った場合は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

>>>暇つぶしに使える会話ネタ18選|マイナビバイトTIMES

連絡先やSNSを聞く

会話が弾んだり、共通の趣味を見つけたりした時に、自然な流れで連絡先やSNSを交換してみましょう。メッセージやSNSを通じて日常的にやり取りをすることで、お互いをより知ることができ、関係が深まることも多いです。ただし、無理に聞こうとすると逆効果になることがあるので、相手の反応を見ながらタイミングを考えることが大切です。

相手を褒める、感謝を伝える

褒められたり、感謝を伝えられたりして嫌な気持ちになる人はあまりいません。「ゼミでの発表、すごく分かりやすかったよ」「〇〇してくれてありがとう」などと具体的な言葉にして伝えてみましょう。そうすることで相手も徐々に心を開いてくれて、会話が自然と弾みやすくなることもあるでしょう。


3. 人見知りでも大丈夫!友達を作る時の心構え

新しい友達を作ることに苦手意識を持っている人は、自分でそのハードルを高く設定しているかもしれません。そこで、友達作りの心構えをお伝えします。

完璧を目指さない

「仲の良い友達」に完璧な理想像を描きすぎず、まずは「あいさつができたらOK」「1日1回、一言交わせればOK」くらい気軽に考えましょう。焦らず、少しずつ関係を築いていくことが大切です。

1対1の少人数から仲良くなる

いきなり大人数のグループに飛び込むのはハードルが高く感じるかもしれません。まずは1対1や少人数のグループで関係を築くことから始めましょう。一人ひとりと深く関わることで、その輪が広がり、自然と友達の数も増えていくはずです。授業で隣の席に座った人や、サークルで近くにいる人、同じ班のメンバーなどに声をかけてみると良いでしょう。

聞き手になる

自分が話すことに苦手意識がある人は、聞き手になるほうがスムーズに会話が進む場合もあります。相手の話に対して「そうなんだ!」「面白いね」などと相づちを打って共感したり、質問を挟んだりすることで、会話が自然と続きやすくなります。

誘われたら参加してみる

無理に参加する必要はありませんが、友達から誘われたら受け入れてみると良いかもしれません。いつもと会う場所や環境が変わると会話が弾んだり、友達の新しい一面を知ることができたりして、お互いの距離が縮まることもあります。また、最初は気が進まなくても、参加してみると意外と楽しいことが多いです。

焦らず時間をかけて友達を作る

周囲が次々に友達を作り始めても、「自分も早く友達を作らなきゃ」と焦る必要はありません。自分のペースで、人との出会いを楽しみましょう。そもそも人との出会いが少ない場合は、バイトを始めてみたり、サークルやイベントなどに参加してみたりすることで、気が合う人が見つかることもあります。


4. そもそも大学で友達を作るメリットは?

大学 友達 メリット

友達がいれば、大学生活で経験できることの幅が広がります。ここでは、大学で友達を作る具体的なメリットを解説していきます。

情報交換をして助け合える

大学生活では、授業内容や試験範囲、課題の進め方、更には就職活動やインターンシップなど、多くの情報が必要です。そうした時に、友達とお互いに知っている情報や経験を共有し、助け合うことができます。また、ノートを共有したり、試験前に一緒に勉強したりすることで、効率的に楽しく学ぶこともできるでしょう。

人との交流によって視野が広がる

大学にはさまざまなバックグラウンドを持つ学生が集まっています。異なる価値観や意見を持つ友人と交流することで、自分の視野がぐっと広がります。また、新しいことに興味を持ち、自分自身の成長にもつながることがあるはずです。

友達との思い出ができる

大学生活の中で、友達と過ごした時間はかけがえのない思い出になります。授業後にカフェで語り合ったり、サークルの合宿で盛り上がったり、時には旅行に行ったりと、そんな経験の積み重ねが、大学生活をより充実したものにしてくれるでしょう。

得意分野を生かして協力できる

一人ではなかなか挑戦しづらいことも、友達と一緒なら思い切って踏み出せることがあります。また、複数人いるからこそ、お互いの得意分野を生かして協力し、何かを成し遂げることもできるでしょう。

心の支えや相談相手ができる

大学生活は楽しいことばかりではなく、ストレスやプレッシャーを感じる場面もあるかもしれません。そんな時、気軽に悩みを打ち明けられる友人がいるだけで、ふっと心が軽くなることもあります。また、友達と話すことで解決策が見つかるかもしれません。ときには励まし合い、ときには一緒に笑い飛ばしながら、乗り越えていくうちに、友情もより深まっていくことでしょう。

人脈が広がる

大学時代に築いた友人関係や先輩・後輩とのつながりは、新しい出会いやチャンスを引き寄せるきっかけになることもあります。これにより、学生生活がより充実するだけでなく、卒業後、社会に出た時にもあなたを支える大切な財産となるでしょう。


5. 大学で友達作りがうまくいかない時の原因と対策

大学で友達を作るのが難しいと感じているなら、その原因を見つけて対処することで状況を改善できることがあります。以下では、よくある原因とそれに対するアドバイスを紹介します。

話しかけづらい印象を持たれている

無愛想で無口な態度を取るなど話しかけづらい雰囲気を出していると、周囲の人から距離を置かれてしまうことがあります。そこで、笑顔で自分から話かけるだけでなく、清潔感のある身だしなみを意識することも重要です。第一印象を良くすることで、周囲との距離が縮まりやすくなります。

受け身で、自分から行動することが少ない

友達を作ることに苦手意識がある人は、誰かが話しかけてくれるのを待つ「受け身の姿勢」になっている傾向にあります。しかし、周囲も同じように遠慮して話しかけられずにいるかもしれないので、自分から行動する姿勢も必要です。人と関わる場に積極的に参加し、勇気を持って話しかけると、友達になるきっかけが生まれるかもしれません。

無理に相手に合わせようとしている

友達を作ろうとするあまり、自分を飾ったり相手に合わせすぎたりすると、一時的に関係は築けても、友情が長続きしないことがあります。そのような関係は、自分が疲れてしまうだけでなく、相手にも本音が伝わりにくくなり表面的な関係に終わってしまうというデメリットも考えられます。自分の好きなことや考えを素直に伝えることを意識しましょう。

テキストでのコミュニケーションがそっけない

テキストでのやり取りは、直接会話するよりも感情やニュアンスが伝わりにくくいため、誤解が生じやすいという特徴があります。特にお互いのことをよく知らない段階では、「了解」「OK」といったシンプルな返事や、スタンプのみの返答が続くと、相手は「興味がないのかな」とネガティブに感じてしまうことも。対策としては、「ありがとう」「助かったよ」などの感謝の気持ちや、共感を示す言葉を挟み、相手への配慮を忘れないようにしましょう。


6. まとめ

大学での友達作りは、少しの工夫と勇気で大きく変わります。まずは、自分から積極的に行動する姿勢を大切にしましょう。また、無理に相手に合わせすぎず、自分らしさを大切にすることで、長く続く友情を築けるはず。一人ひとりの出会いを大切にしながら、良い友人関係を築き、大学生活を楽しんでくださいね。


アンケート概要

調査方法:外部調査パネルによるWEBアンケート調査
調査期間:2025年1月17日〜1月20日
調査対象:現役大学生
回答者数:500名(男性184名/女性316名)

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