目次
- 1.面白い自己紹介ネタと使いやすい例文
- (1)名前・苗字について語る
- (2)あだ名・ニックネーム
- (3)誕生日ネタ
- (4)性格ネタ
- (5)見た目とのギャップネタ
- (6)地元・出身地ネタ
- (7)部活動・サークルネタ
- (8)好きなものを語る
- (9)苦手なものを語る
- (10)ちょっとした特技
- (11)ちょっとした自慢
- (12)自分と似ているもの
- (13)他人からよく言われること
- (14)家族ネタ
- (15)ペットネタ
- (16)前の人の自己紹介に被せるネタ
- 2.面白い自己紹介をする際の注意点
- はきはきと話す
- コンパクトにまとめる
- TPOに合わせる
- 下品・ネガティブな話は控える
- 3.面白い自己紹介で自分の魅力を伝えよう
学校や職場、バイト先、宴会の場など、自己紹介をする機会は何かと多いもの。「せっかくなら面白い自己紹介で相手に良い印象を与えたい!」という方に向けて、本記事ではユニークな自己紹介ネタをまとめました。誰でも使える例文や印象づける話し方のコツも紹介するので、自己紹介が苦手…という方もぜひ参考にしてみてください。
1.面白い自己紹介ネタと使いやすい例文
学校やバイト先でも活用しやすい自己紹介ネタを16個紹介します。例文を参考にしつつ、自分でも取り入れられそうなテーマを選んでみましょう。
(1)名前・苗字について語る
珍しい読み方や響きの名前、意外な由来などがあれば積極的に盛り込んでみましょう。名前に関するエピソードを交えることで、相手もあなたの名前を覚えやすくなります。自分の名前の由来について、あらためて両親に尋ねてみても良いかもしれません。
【例文】
「私の名前は毎那比倍人(ばいと)です。“人一倍努力できる人間になってほしい”ということで倍人と名づけられました。名前に恥じぬよう、精一杯業務に取り組みたいと思います!」「私の名前は毎那比倍子(ばいこ)といいます。姉が2人いまして、長女が倍美(ばいみ)、次女が倍代(ばいよ)と、三姉妹すべてに“倍”が付きます。」
(2)あだ名・ニックネーム
学生時代に呼ばれていたあだ名についてのエピソードを交えてみるのもおすすめです。周りの人がつけてくれたあだ名であれば、第三者視点からのあなたのキャラクターが垣間見えるでしょう。
【例文】
「学生時代いつもお弁当を自分で作っていたのと、当時流行っていたTVドラマの影響もあって、友達からは『シェフ』と呼ばれていました。」「下の名前は倍子(ばいこ)なのですが、高校の入学式の時、前髪を切りすぎて眉毛が丸見えになってしまい、そこから『眉子ちゃん』と呼ばれていました。ばいこでも眉子でも、お好きな方で呼んでいただけたらうれしいです。」
(3)誕生日ネタ
誕生日にまつわるネタを絡めて自己紹介するのも定番です。誕生日に関する家族との思い出や、自分と誕生日が同じ有名人について話すなどでも良いかもしれません。
【例文】
「私の誕生日は12月25日です。誕生日とクリスマスが重なっているため、幼少期はプレゼントを2個もらえていましたが、小学校高学年からは1個になってしまいました。」「私は1月5日生まれなのですが、実は妹と同じ誕生日なんです。毎年お互いにプレゼント交換をするのが恒例になっています。」
(4)性格ネタ
自分の性格を伝えることで、相手もあなたの人柄が少しずつイメージできるようになるでしょう。いま流行りの性格タイプ診断で出た結果をもとに話を広げてみるのもおすすめです。
【例文】
「楽しいことならなんでも大好きな性格です。人がおすすめしてくれたものはすぐ試すタイプなので、皆さんの好きなものやおすすめがあればぜひ教えてください!」「人見知りが激しく、あまり積極的に話すのが得意ではないのですが、逆に親しくなった相手とはどんどん話し込んでしまうタイプです。皆さんともたくさんお話しできるように頑張りたいと思います。」
(5)見た目とのギャップネタ
見た目や雰囲気とのギャップを見せることで、あなたの意外な部分を印象的に伝えられるかもしれません。周りの人によく「意外だね」と言われることがあれば、それを活用してみましょう。
【例文】
「身体が大きめなのでよく“ラグビーとかやってた?”と言われるのですが、学生時代は調理部に入っていました。お菓子作りが大好きで、休日はクッキーやアップルパイを焼いています。おいしさには定評があるので、もしよければ今度食べていただけたらうれしいです。」「周りからは“静かそう”とよく言われますが、実はロックバンドが大好きで、よく1人カラオケで歌っています。音楽好きの方がいたらぜひ語り合いたいです。」
(6)地元・出身地ネタ
自分のルーツを簡潔に紹介することで、相手もあなたの話題を広げやすくなります。地元の名物やよく使われる方言など、出身地に関するネタはいくつかストックしておくと良いでしょう。
【例文】
「出身は大阪です。大阪といえばたこ焼きというイメージがあるかもしれませんが、実際よく家族や友人と作っていました。おいしいたこ焼き作りには自信があるので、タコパをする時はぜひ招待していただけるとうれしいです。」「北海道出身です。実家が『毎那比食堂』という飲食店を営んでいて現在も営業しているので、北海道に行かれる際はぜひ食べに行ってみてください。名物の『毎那比丼』は結構おいしいです。」
(7)部活動・サークルネタ
学生時代の部活やサークルネタも自己紹介では鉄板です。目覚ましい成果がなくても、どれくらい続けていたのかや今後にどう生かせるのかを一緒に伝えられると印象に残りやすいでしょう。
【例文】
「小学校から高校まで陸上部に所属していて、長距離走に注力していました。毎日何十kmもの距離を走っていたので、並大抵のことではへこたれない自信があります。」「幼いころから絵画を習っており、成人になった今でも暇さえあれば絵を描いています。似顔絵を描くことが得意なので、“何かのアイコン用に描いてほしい”という方がいたらぜひお声がけください!」
(8)好きなものを語る
自分が大好きなものを話すことで自然と表情が明るくなり、相手にも好印象に映りやすいでしょう。ただし、あまりにもマニアックな分野だと相手がついてこられない可能性もあるため、分かりやすく説明する工夫が必要です。
【例文】
「とにかく辛い物が大好きで、TVやSNSで話題になった激辛グルメは必ず食べるようにしています。激辛好きの方がいましたらぜひ一緒に食べに行きたいです!」「旅行が好きで、一人でも時間があったらどこかへ出かけています。これまで約20カ国は巡りました。ご当地のお土産にも詳しいので“今後〇〇に行くから良いお土産教えて”と言ってくださればお伝えします!」
(9)苦手なものを語る
あえて苦手なものを話すことであなたの性格的な部分が伝わり、共感が生まれるかもしれません。ただし、あなたの苦手なものは誰かにとっての好きなものである可能性もあるため、否定的な姿勢はなるべく示さないよう意識しましょう。
【例文】
「カラオケがすごく苦手で、どうしても音程がズレてしまいます…その代わり、歌っている人を盛り上げることは得意なので、お誘いいただければ精一杯盛り上げ役に徹したいと思います。」「お酒が苦手で、一口飲むとすぐ顔が真っ赤になってしまいます。ただ、お酒の場の雰囲気は好きなので、食事に行く機会があったらがあったらぜひ誘っていただけるとうれしいです。」
(10)ちょっとした特技
歌まねが得意、タイピングが速いなど、ちょっとした特技や小技をアピールすると、その場が盛り上がりやすくなります。実演する場合は、短時間ですぐ披露できるものが好ましいでしょう。
【例文】
「幼少期はそろばん塾に通っていたため、暗算が得意です。3桁×3桁までであればすぐに答えられます。」「約6年間書道教室に通っていて、段位は七段です。手紙やご祝儀袋など代筆してほしいものがあったらお声がけください!」
(11)ちょっとした自慢
特技とはまた違ったニュアンスで、ちょっとした自慢を織り交ぜるのも良いでしょう。ただし、嫌味が出ないように心掛けつつ、ユーモラスな表現で伝えるのが大切です。
【例文】
「健康には自信がありまして、小学校から高校卒業まで一度も学校を休んだことはありません。12年連続皆勤賞受賞の誇りを胸に、今後も健康状態をキープしていきたいと思っています。」「生まれてから一度も虫歯になったことがなく、周りからもよく“綺麗な歯だね”と褒められます。ご希望があれば私が愛用している歯磨きグッズをご紹介しようと思うので、ぜひお声がけください。」
(12)自分と似ているもの
周りによく似ていると言われる動物やキャラクターになぞらえると、相手もあなたの人柄をイメージしやすくなります。見た目だけでなく、性格や行動パターンから見た似ている部分でもOKです。
【例文】
「どんな環境でも比較的すぐとけこめるタイプで、よく“カメレオンみたいだね”と言われます。その場の状況にあわせて臨機応変に対応したいと思いますので、よろしくお願いいたします!」「イノシシのように一つのことに向かって突き進むのが得意で、猪突猛進とはまさに自分のことだなと感じています。どんなことにもがむしゃらに取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
(13)他人からよく言われること
周囲から「〇〇だよね」と言われるのであれば、それをきっかけに具体的なエピソードを話すと自然な自己PRにもつながります。第三者の言葉を引用することで、客観的な視点からあなたの魅力をアピールできるでしょう。
【例文】
「“声が良く通るね”と言われるので、レストランや居酒屋などで店員さんを呼ぶ際には私にお任せいただければと思います。」「整理整頓しないと気が済まない性格で、周りからも“几帳面だね”とよく言われます。物事をきっちり整えることに喜びを感じるタイプなので、片付けや掃除が苦手な方がいましたらお手伝いさせてください!」
(14)家族ネタ
家族にまつわるエピソードを盛り込むのも一つの手です。あなたの人間性や育ってきた環境の温かさが伝わるような内容をセレクトしてみてください。
【例文】
「家族が映画好きで、幼いころは毎月1回全員で映画鑑賞をするのが恒例でした。おかげですっかり私も映画が好きになり、今でも時間があれば映画館に足を運んでいます。有名な作品は大体見たことがあるので、“〇〇ってどんな話?”と聞いていただければネタバレなしで答えられると思います!」「家族全員が熱狂的な〇〇ファンで、毎年シーズンになると野球観戦に行っています。球場に漂う独特の雰囲気を感じながら、選手の迫力あるプレーを見て応援するのがとても大好きです。〇〇ファンの方がいましたらぜひお声がけいただきたいです。」
(15)ペットネタ
飼っているペットに関するネタも活用しやすいでしょう。名前の由来や日常で起こったエピソードを交えみてください。
【例文】
「実家で猫を飼っていて、家に帰るといつも抱っこして癒されています。名前は“ワッサン”で、体毛がクロワッサンみたいな色だったことから名づけました。猫好きの方がいたらぜひ仲良くなりたいです。」「数年前からインコを飼っているのですが、自分が趣味でやっている格闘ゲームのキャラクターの声マネをしてくるようになりました。必殺技の“〇〇!”という言葉を何度も話していてとても可愛いので、もしよろしければ聞いてあげてください。」
(16)前の人の自己紹介に被せるネタ
前の人が話したネタに被せることで、スムーズに自己紹介ができるケースもあります。共通の場合と反対の場合がありますが、いずれにしても前に話した相手を立てることを忘れないようにしましょう。
【例文】
「先ほど〇〇さんが猫好きとお話しされていましたが、実は私も大の猫好きです!名前は“ゆき”といって、体毛が雪のようにきれいな白色だったことが由来です。同じ猫好きの方と出会えてとてもうれしいです!」「私はものすごいインドアなタイプなので、旅好きとおっしゃっていた〇〇さんのようなアウトドアな方は本当に尊敬しています。一方で、お家の中でいかに楽しむかということに関してはたくさんアイデアを持っているので、機会があればぜひ意見交換をさせていただきたいと思います。」
2.面白い自己紹介をする際の注意点
最後に、面白い自己紹介をする際の注意点を紹介します。自己紹介を考える際は以下の注意点を踏まえながら、適切なバランスの内容に仕上げましょう。
はきはきと話す
どんなに面白い内容でも、話す声が弱々しかったり、不安げな表情で話したりすると魅力が半減してしまいます。初対面の人と話す際は恥ずかしさを感じるかもしれませんが、自分の話をしっかり相手に届けるためにも、自信をもってはきはき話すことを意識しましょう。
コンパクトにまとめる
長い自己紹介は敬遠されるケースが多いため、内容は1分程度にまとめると良いでしょう。短時間でいかにインパクトを与えられるかが大切です。
TPOに合わせる
自分では面白いと思っていても、場所や相手の雰囲気と合っているかは確認したほうが無難です。特にフォーマルな場では慎重にネタを選ぶ必要があります。バイト面接は比較的フランクな場面も多いかもしれませんが、最低限のマナーは守りましょう。
下品・ネガティブな話は控える
ネガティブワードや下品な表現を含む自己紹介は、たとえ笑ってもらえたとしても好印象にはつながりにくいでしょう。面白さを狙うよりも、話を聞いた相手が不快にならないかどうかを基準に、内容や表現を選びましょう。
3.面白い自己紹介で自分の魅力を伝えよう
自己紹介が上手にできれば、相手に覚えてもらいやすくなり、今後の人間関係構築にもプラスに働くでしょう。ただし、面白さに固執しすぎず、相手の立場に立った時にどう感じるかも意識したうえで、ネタを選定してみてください。皆さんの自己紹介がスムーズに成功することを願っています。