長期休暇である夏休みは、たくさん遊べる時期であると同時に、アルバイトに精を出し、お金を一気に稼ぐことができる時期でもあります。高校生の皆さんはそろそろ新学期が始まる時期ですが、大学生はまだまだ夏休み真っ只中という方がほとんどではないでしょうか。そこで今回は、みんながこの期間にどのような働き方をしているのか、「夏休みの働き方」について調査しました。
1.夏休みはアルバイトの勤務を増やす人が多い!
「あなたは夏休みにアルバイトの働き方を変えていましたか」という質問について、10~20代の男女にアンケート調査を行ったところ、110名から回答を得ることができました。
一番多かった回答は「普段のバイト先での勤務を増やした」30.9%という結果になりました。2位以下は、「普段のバイトのみを行い、働き方は変えなかった」19.1%、「普段のバイトに加えて夏休み限定の短期バイトをした」8.2%と続き、「普段はバイトをしていないので夏休み限定の短期バイトをした」と「夏休み中はアルバイトを休んだ」はともに4.5%、「普段のバイト先での勤務を減らした」は3.6%でした。
2.アルバイトを増やす理由は、「空いた時間で効率良く稼げるから」
一番多く選択された「普段のバイト先での勤務を増やした」についての自由回答には、「時間に余裕ができたため、勤務時間や日数を増やした」という声が多くありました。長期休暇中は時間に余裕ができるため、その時間をアルバイトに費やす人が多いようです。その他、「稼げる時に稼ぎたい」「暇な時間を持て余すくらいならお金にしたい」などの声もありました。また、「普段のバイトに加えて、夏休み限定の短期バイトをした」の項目を選んだ人は、「お金を稼ぎたいから」「短期バイトは時給が良いから」などの理由を挙げていました。
このように、夏休みにアルバイトを増やす人は、「お金を稼ぎたい」という気持ちが強いことがわかりました。
3.夏休みにアルバイトを増やさなかった人の理由は?
2番目に回答が多かった「普段のバイトのみを行い、働き方は変えなかった」の自由回答には、「現状に満足している」「自分の時間を確保したいから増やさなかった」などの声がありました。また、「夏休みでも学校に行かなければならなかった」など、夏休み期間にサークルや部活、ゼミなどがあるため、アルバイトの勤務時間を増やしたくても増やせない人がいることも分かりました。
また、「夏休み中はアルバイトを休んだ」「普段のバイト先での勤務を減らした」の項目を選んだ人の自由回答には、「長期休暇は実家に帰省するため、勤務日数を減らした」「しっかりと遊ぶため」という理由が挙がっていました。お金を稼ぐよりも、家族や友だちと過ごす時間や自分の時間を大切にする人もいるようです。