デリバリーバイトはきつい?業務内容や時給、メリット・デメリットなどを解説 | マイナビバイトTIMES
  • 探し方

    デリバリーバイトはきつい?業務内容や時給、メリット・デメリットなどを解説

コロナ禍でニーズが高まり、求人が急増しているデリバリーバイト。最近では「隙間時間に2~3件だけ」といった完全歩合制の働き方もできるようになり、学業やサークル活動などで忙しい大学生からも人気を集めています。

今回はそんなデリバリーバイトの業務内容や雇用形態、よくある質問、働く上でのメリット・デメリットについて紹介します。


1. デリバリーバイトの仕事内容

デリバリー バイト 仕事内容

デリバリーバイトは、お客さまから電話やネットを通じて注文を受けた料理などの商品をお店でピックアップし、自転車やバイクで指定場所に届けるというシンプルな業務を行います。定番のピザ店のほか、すし店やファストフード店、ファミレス、居酒屋など、さまざまな店舗で配達員のアルバイトが募集しています。 また、新たな働き方として注目されているのが業務委託配達員です。個々の配達員がデリバリー代行サービスを行う事業者と業務委託契約を結び、飲食店の配達業務を行います。この2つの雇用形態について詳しく説明します。


2. デリバリーバイトの2つの雇用形態

デリバリー バイト 雇用形態

デリバリーバイトの雇用形態は大きく分けて2種類。それぞれどのような働き方なのか紹介します。

アルバイト配達員

お店と雇用契約を結び、シフトに沿った時給制で勤務するのがアルバイト配達員です。勤務時に必要となる備品などは店側が用意してくれるため、初期費用は一切かかりません。また、研修制度や業務のマニュアルがしっかり整備されているので未経験の方でも安心配達件数に関わらず時給が発生するので、安定して稼ぎたい方にぴったりのアルバイトです。1日3時間など短時間での勤務や週1日の勤務ができる場合があり、日払いや週払いに対応したお店があることもポイントでしょう。 電話で注文を受け付けている店舗上がり次第、お客さまの元へ配達するといった流れとなります。

業務委託配達員

業務委託配達員は、デリバリー代行サービスを行う事業者と業務委託契約を結び、完全歩合制で勤務します。自転車やバイクなどの配達車両のほか、配達時のバッグ、スマートフォン、ヘルメット(バイクのであれば、お客さまからの注文内容や住所の情報などを聞き取る「電話対応業務」を行うこともあります。注文内容をキッチンや厨房に伝え、商品を作っている間に配送先までのルートをチェックします。その後商品が出来場合は必須)なども自分で用意する必要があるため初期費用がかかります。なお、車両にスマホを取り付けるスマホホルダーや、スマホの電源が配達中に切れそうになったときに使用できるモバイルバッテリーなどを準備しておくと安心です。ただ、時間に縛られず自由に働けるというのは大きな魅力。配達1件ごとに報酬が設定されていて、数をこなすほど稼ぐことができるので、慣れてくれば自然と得られる金額がアップします。また、忙しい大学生活のスキマ時間を有効活用できるので、他のアルバイトと掛け持ちすることも可能です。 業務の流れとして、まずお客さまからの注文通知をアプリで確認し、該当する商品を販売する飲食店へ商品を受け取りに向かいます。その後お客さまの元へ商品を届ければ配達完了です。基本的なやりとりなどは、専用のアプリを使用して行います。

デリバリーのバイトを探す


3. デリバリーバイトの時給

下記はマイナビバイトが調査したデリバリーバイトを含む、デリバリー・バイク便のエリア別の平均時給です。

エリア デリバリー・バイク便の平均時給
北海道・東北 1,063円
関東 1,204円
甲信越・北陸 1,024円
東海 1,079円
関西 1,111円
中国・四国 1,030円
九州・沖縄 1,021円

※2024年1月~2024年12月の1年間の各エリアの平均時給

関東エリアが最も高く1,204円となっております。実際の時給は働く企業によって異なりますので、詳しくは求人をご確認ください。

デリバリーのバイトを探す


4. デリバリーバイトの実態を紹介!

デリバリー バイト 実態

ここではデリバリーバイトの実態を質問と回答形式で解説していきます。

Q. 配達する際に地図を覚える必要はある?

A. 結論から言うと、ある程度は地図を覚えたり読み取ったりする力が必要となります。例えばピザ店の配達員は、配達前に大きなエリアマップで届け先を確認し、ルートを覚えてから出発するのが基本です。とはいえ、最初は先輩配達員が同行してくれますし、もし道に迷ったとしても店に電話してルートを確認すれば良いので安心です。 業務委託配達員の場合、スマホの専用アプリを通して依頼を受けるため、画面の地図上にピックアップするお店や配達先が表示されます。それをナビ代わりにして配達できれば問題ありません。

Q. 1時間に何件くらい配達するの?

A. 少ないときで1時間に1~2件ピークタイム(11~14時、17~20時)や繁忙期(GWやお盆、年末年始など)は1時間に4~5件配達することがあります。配達ノルマはないことが多いですが、店舗によるので、あらかじめノルマの有無を確認しておきましょう。

Q. 配達がないときは何をするの?

A. アルバイト配達員はチラシの配布のほか、店舗での調理補助や電話対応などを任されるようです。 一方、業務委託配達員は配達作業時以外に報酬は発生しないため、どこで何をしても自由。公園のベンチで本を読んだり、無線LANのあるファストフード店で動画を見たりと、好きに過ごせます。ただし、配達依頼が入ったときに素早く対応できるよう、飲食店が多く集まる場所で待機するのが無難です。

Q. 雨の日はどんな格好で配達するの?

A. アルバイト配達員の場合、店舗から雨具が支給されます。更に屋根付き三輪バイクを導入しているお店が多いので、多少の雨なら問題なく対応できるでしょう。 業務委託配達員は、自分で用意した雨具での配達となります。レインウエアだけでなく、スマホ用の防水ケース、バッグを覆うレインカバー、レインシューズなどを自費で一式そろえる必要があります。ただ、雨の日でも快適に業務を行えるため、あらかじめ準備をしておくことをおすすめします。

Q. 免許取りたてでも大丈夫?

A. バイク免許を取得したばかりなら、アルバイト配達員として働くのがいいでしょう。先輩配達員が、バイクの安全な乗り方から整備方法まで丁寧にレクチャーしてくれます。面接時に免許を取りたてだということを確実に伝えておきましょう。免許を持っていることが募集要件に含まれている場合もあるため注意してください。


5. デリバリーバイトのきついところ・デメリット

デリバリー バイト デメリット

デリバリーバイトがきついと言われている主な理由は何でしょうか?ここでは主に考えられる理由2つを紹介します。

悪天候のときほど忙しくなり大変

激しい雨や大雪など、外出したくない方が増える悪天候の日ほど配達依頼が集中するため、仕事が忙しくなります。また単に忙しいだけでなく、配達時の視界が悪くなり路面も滑りやすくなるので、事故の危険性が一気に高まります。天候が悪い日に働く時は気を付けましょう。

配達時のミスでトラブルに

指定の配達時間に間に合わない、サイドメニューを積み忘れた、料理の中身をこぼした、お釣りを間違えたなど、配達時のミスが起こってしまうこともあるでしょう。場合によっては、相手から怒鳴られたり、支払いを拒否されたりするなど、トラブルに発展することもあります。


6. デリバリーバイトの良いところ・メリット

デリバリー バイト メリット

デリバリーバイトはきついことだけでなく、メリット面もあります。ここでは主なメリット6つについて紹介します。

時給が高めに設定されている

事故に遭う危険性が常に伴うことから、時給は高めに設定されています。同じお店でも、調理や電話応対を担当するスタッフと比べると、100円ほど高く設定されている場合があるようです。

お客さんからチップをもらえることも

お釣りをそのままくれるなど、ごくまれに配達先でチップをもらえることがあります。その場合、アルバイト配達員は税金の関係上お店に報告することが必須ですが 、業務委託配達員はポケットマネーにできます。缶コーヒーや使い捨てカイロなどをもらえることもあるようです。

一人の時間が多い

配達は基本的に一人で行うので、人付き合いが苦手という方も気楽に働けます。ピークタイムや繁忙期は運転している時間がほとんどで、あっという間に時間が過ぎますよ。

服装や髪型、髪色の自由度が高い

主に屋外での業務となり、接客する時間が短いデリバリーバイトは、服装や髪型、髪色の自由度が高くなっています。とはいえ、短パンやサンダルなど、不衛生な印象を与える服装や配達時に危険と考えられる服装はNG。細かな規定は店や事業者によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

働けば働くほど健康的な体に

自転車で勤務する場合、長距離の移動が発生することもあるため、ダイエットやトレーニング効果が期待できます。仕事をすればするほどお金を稼げて健康的な体も手に入る、一石二鳥のアルバイトといえます。

まかないでお腹も満足

飲食店でアルバイト配達員として勤務すれば、まかないや社員割引を利用できるケースも。好きな食べ物からアルバイト先を探してもいいかもしれません。


7. デリバリーバイト 探し方のコツ

シンプルで覚えやすい仕事でありながら給料が高いなど、多くのメリットがあるデリバリーバイト。2つの雇用形態があり、自分に合った働き方ができるのも魅力です。自転車やバイクの運転さえ気にならなければ、大学生活と両立できる絶好のアルバイトなので、ぜひ検討してください。

デリバリーのバイトを探す


TOP