『物事を覚えることが好き』なあなたにオススメ。軽作業業界の正社員の仕事とは? | マイナビバイトTIMES
  • 探し方

    『物事を覚えることが好き』なあなたにオススメ。軽作業業界の正社員の仕事とは?

商品の仕分けや梱包、検品、会場の設営や備品の搬入・搬出などを総称して呼ばれるのが「軽作業」です。オンラインでのショッピングが当たり前になり、日々さまざまなイベントが開催されている昨今、軽作業はなくてはならない仕事。この記事では、軽作業が向いている人の特徴や正社員の仕事内容など、軽作業の正社員の仕事についての基本的な情報を解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。


1.軽作業の正社員に向いている人の特徴

バイト 応募電話 事前準備

軽作業の仕事の特性と、自身の性格や得意なことが合っていれば、正社員として働き続ける選択肢を視野に入れやすいでしょう。どんな人が軽作業の正社員に向いているのか、その特徴を解説します。

『物事を覚えること』が好き

仕分けや検品などの軽作業の場合、商品の種類が非常に多く、商品ごとの梱包や検品の仕方、商品の保管場所など覚えることは多岐にわたります。そのため、細かなことを一つひとつ覚えるのが苦にならない人は適性があると言えるでしょう。会場設営の場面でも指示された作業内容を覚えて、それを着実にこなしていける人はマッチするはずです。

ルーティン作業が好き

軽作業の現場では、作業手順などが具体的に示されていて、マニュアルに沿った仕事がほとんどです。同じ動作や工程を繰り返し行う「ルーティン作業」が好きな人には向いているでしょう。ただし、ルーティン作業にも、仕分けやシール貼りなど作業ごとに細かく指示があります。指示を守って正確に仕事ができることも軽作業において大切なスキルです。

もくもくと手を動かしたい

軽作業の現場では、一定の時間内に一定数の作業を終える必要があるため、作業への集中力がものを言います。スポーツの世界などで「ゾーンに入る」という表現をよく耳にしますが、それくらい集中してひたすら目の前の作業に没頭できる人は、軽作業の仕事に向いているでしょう。

スケジュールを遵守できる

軽作業の現場では、商品の発送日や設営作業の完了日など、決められた納期に向けて作業を進めることがほとんどです。そのため、きちんとスケジュールを守れる人が向いていると言えるでしょう。また、現場を取りまとめる立場の場合は、期日に作業を終えられるような段取りや、効率の良い作業方法も検討しなければなりません。期日から逆算してやるべきことを考えられる人は、適性があるでしょう。


2.軽作業の職種と仕事内容

バイト 応募電話 トーク例

ひと口に「軽作業」と言っても、仕事内容はさまざまです。代表的な職種とその仕事内容について解説します。自身に合いそうな作業はどれなのか、仕事や会社選びの参考にしてください。

検品・梱包・仕分・商品管理の仕事内容

倉庫やメーカーの工場などに保管されている品物を出荷するためにはいくつかの工程を踏みます。最初に行うのが、注文書に記載されたとおりに品物を集める「ピッキング」という作業です。次に、その品物に不備がないか、注文数と発送数に間違いがないかなどをチェックする「検品」を行います。また、配送中に荷物が傷つかないように包むのが「梱包」。包んだ荷物をドライバーが配送しやすいように、配送ルートや種類ごとに分けるのが「仕分」です。そのほか、在庫数の確認、倉庫内の整理などは「商品管理」の仕事になります。いずれもスムーズな配送のために作業の正確性が求められます。現場によってはフォークリフト免許があると、仕事の幅が広がるかもしれません。

搬入・搬出・会場設営の仕事内容

企業や自治体、学校などが主催するイベント、アーティストのコンサート、選挙、資格試験など、全国各地で開催される多種多様な催しにおける会場設営業務も軽作業の仕事の一つです。一般的には、テーブルや椅子、照明や機材などを会場内に運び込む「搬入」から作業をスタートします。複数のグループに分かれて、搬入を効率よく進めた後、テーブルや椅子を並べたり、舞台を組み立てたりします。コンサートなどの場合、椅子の後ろに番号を貼るなどの作業があるケースも。イベントが終われば、備品を素早く搬出して、会場の原状復帰をします。

正社員LP


3.軽作業の正社員とアルバイトの違い

バイト 応募電話 注意点

軽作業の正社員になった場合、アルバイトとはどのような違いがあるのでしょうか。気になる待遇面や勤務形態などについて、詳しく見ていきましょう。

正社員とアルバイトの勤務形態

基本的にアルバイトはシフト勤務、正社員は定時勤務かシフト勤務を取り入れている企業があります。24時間稼働する業種は夜勤も含まれるので、午前、午後、夜間などで時間帯を区切ってシフトが割り当てられます。深夜割増賃金が発生する夜勤を目当てに働く人もいるでしょう。勤務形態は会社によって違うため、入社前にきちんと確認しておくのがおすすめです。

正社員とアルバイトの給与体系

アルバイトの場合は、時給もしくは日給制で給与が支払われることがほとんどです。一方、正社員になると月給制で固定給が支払われる場合が多いため、比較的、安定した収入が見込めるでしょう。また、会社によって金額や回数は異なりますが、正社員はボーナスが支給されることも多いです。

正社員とアルバイトの仕事内容

軽作業のアルバイトは基本的に、正社員やリーダーの指示にしたがって、与えられた業務を丁寧かつ迅速に遂行する役割を担います。商品の仕分けや梱包、検品、会場設営のための搬入・搬出など、現場での作業が多いでしょう。
一方、正社員として就業した場合でも、アルバイトと同様に先輩社員の指示に従いながら現場での作業から取り組み始めます。現場である程度の経験を積んだ後は、管理業務にシフトしていく可能性もあります。スタッフが決められた手順で作業しているか、納品しなければならない締め切りに間に合うか、他部門との連携・調整、その他、アルバイトのシフト管理や作業の指導をする場合もあるでしょう。


4.軽作業の正社員になるメリット・デメリット

バイト 応募電話 対処法

軽作業の正社員になると、どのようなメリットが見込めるでしょうか。また、一方でどのようなデメリットを認識しておけば良いでしょうか。正社員として働く前の心構えとして、知っておくと良い点を紹介します。

軽作業の正社員のメリット

多くの軽作業の企業では、未経験者も正社員として歓迎され、アルバイト同様の業務から始めることができます。さらに、正社員は健康保険や厚生年金保険をはじめとし、資格取得支援や子育て支援といった福利厚生が受けられることもあります。こうした働き方や制度によって、生活の安定につながるでしょう。
また、本人の希望や実力に応じて、キャリアアップや昇給の機会が与えられます。ただし、キャリアアップが必須ではありません。ポジションは現状維持して担当業務を極めたり、管理職への昇進を目指したりと、さまざまなキャリアの選択肢を持つことができるのが正社員のメリットです。

軽作業の正社員のデメリット

軽作業の企業や仕事内容によっては、正社員でもそこまで給与が高くない場合があります。
また、勤務の面では、アルバイトの欠員を正社員が埋めなくてはならず、イレギュラーな勤務が発生する可能性や、配置転換で別の仕事に異動になる可能性がある点は、デメリットと言えるでしょう。この場合、アルバイトやスタッフのマネジメントが主な仕事になって、本来やりたかった軽作業そのものに従事する時間は減るかもしれません。コツコツとルーティン作業に向き合いたい場合は、あらかじめ上司などに伝えておくと、勤務面のデメリットを防げるでしょう。


5.軽作業の正社員についてよくある質問

バイト 応募電話 よくある質問

これから軽作業の正社員になりたいと考える人の中には、入社後の不安を抱いている人も多いかもしれません。そこで、軽作業の正社員を目指す人から寄せられた「よくある質問」にキャリアアドバイザーがお答えします。

Q1. 軽作業の正社員は未経験でも務まりますか?

「未経験者歓迎」の軽作業の求人であれば、正社員でも検品や梱包、シール貼り、組み立てなど特別なスキルなどを必要とせず、覚えやすい仕事からスタートします。拘束時間はアルバイトより少し長いかもしれませんが、仕事内容はアルバイトとあまり変わらないため、安心して仕事に取り組むことができるでしょう。ルーティン作業が多いので、集中力があり黙々と作業することが苦手でなければ、未経験でも軽作業の正社員の仕事は務まります。

Q2. 人と話すのが苦手なので、軽作業の正社員が務まるか心配です。

軽作業の仕事は、正社員であっても一人で仕事を行うことが多く、単調な作業を継続できる集中力のほうが必要とされる場面が多いため、人と話すのが苦手な人でも心配ないでしょう。特別なコミュニケーションスキルは求められず、先輩社員などからの指示を理解して、返答できるようであれば大丈夫です。

Q3. 勤務形態に「シフト勤務」と記載されていたら定時勤務はできませんか?

求人情報の勤務形態に「シフト勤務」と書かれていれば、原則として決められた勤務形態に基づいて業務に就く必要があります。もし家庭の事情などで夜勤や早朝勤務が難しい場合は、ミスマッチになる可能性があるため、面接で具体的なシフトの決め方や時間設定などについて質問してみましょう。面接官に「この勤務形態で大丈夫ですか?」と聞かれた場合、応じるのに難しい事情があるのなら、理由を添えて伝えるようにしましょう。

Q4. 軽作業の正社員になると、転勤があるのでしょうか?

求人情報に「勤務地限定」など書かれていれば、基本的に転勤はありません。一方、多くの営業所名や倉庫名が書かれていたり、「勤務地の希望考慮」などと書かれていたりする場合は、将来的に転勤の可能性があります。もし何らかの事情で転勤が難しい場合は、面接で理由を添えて説明するようにしましょう。また、最初から勤務地限定の「エリア採用」や、営業所や工場が一カ所しかない企業へ応募するのもおすすめです。


6.キャリアアドバイザーからのアドバイス

軽作業の正社員を目指す人のなかには「責任を負う立場になるのでは」「多くの業務を担うことになるのでは」などの不安を感じている人もいるかもしれません。しかし、軽作業の正社員の仕事内容は、原則として仕分け、梱包、検品、ピッキングなどのアルバイトと同様の仕事から行います。段階を踏んで仕事を覚えるため、未経験者でも気軽に始めやすい仕事と言えるでしょう。
また、アルバイト経験があれば、自身の強みになります。丁寧・正確に仕事に取り組んだ経験や、繁忙期の業務経験、効率的に短時間で作業を終わらせた経験などを採用担当者に自信を持ってアピールしてみましょう。
軽作業は「物事を覚えること」「ルーティン作業」「もくもくと手を動かす作業」が好きな人に向いている仕事なので、どれか一つでも当てはまるものがあれば、ぜひ積極的に正社員に応募してみてください。応援しています!

軽作業のお仕事を探す


監修者

有限会社キャリアドメイン 
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)
代表取締役 谷所 健一郎(やどころ けんいちろう)氏

https://www.careerdomain.net/


TOP