『盛り上げることが好き』なあなたにオススメ。イベント・キャンペーン業界の正社員の仕事とは? | マイナビバイトTIMES
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    『盛り上げることが好き』なあなたにオススメ。イベント・キャンペーン業界の正社員の仕事とは?

コンサートや展示会、サービスのPRなどのイベントや、試食・試飲販売、サンプリング、アンケート調査など、さまざまな形態で行われるイベント・キャンペーン。これらは企画から会場設営、運営まで、多様な職種が一丸となって成り立っています。この記事では、イベント・キャンペーン関連の正社員について、向いている人の特徴や仕事内容、アルバイトとの違いなど基本的な情報を解説していきます。正社員になるか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。


1.イベント・キャンペーン関連の正社員に向いている人の特徴

イベント・キャンペーン 正社員 向いている人

イベント・キャンペーン関連の正社員の仕事の特性と、自身の性格や得意なことが合っていれば、正社員として働く意欲も湧きやすいでしょう。そこで、イベント・キャンペーン関連の正社員には、どのような人が向いているのか、その特徴を解説します。

『盛り上げること』が好き

参加者に楽しんでもらうことが、イベントの開催目的の一つです。そのため、場を盛り上げることが好きで、人々に満足感や良い経験を提供することに喜びを感じるサービス精神が旺盛な人には、会場での接客や運営などに適性があるでしょう。基本的に盛り上げることが好きな人は「どうしたらお客さまが楽しんでくれるか」という視点で人の感情や状況に気を配り、自ら進んで行動できるという長所を備えています。状況に応じて思いやりのある行動をとり、適切なサポートをもたらすことができるでしょう。

活気のある雰囲気が好き

音楽やスポーツ、アニメなど、どのジャンルのイベントやキャンペーンでも共通の趣味を持った人が集まり、賑やかな場になります。活気のある雰囲気の中で仕事をしたい人は、楽しみながら仕事に向き合えるでしょう。勤務環境が自分に合っていると、働くモチベーションを維持しやすく、長く働き続けることにもつながります。

コミュニケーションが好き

多くの人が携わることで一つのイベントやキャンペーンが作られるため、コミュニケーションが好きで、誰とでも分け隔てなく接することができる人は、対人関係のストレスが少なく仕事をやり遂げられるかもしれません。また、業務を進める上で必要な情報を適切に伝え、思いやりのあるコミュニケーションをとれることは、大きな強みになります。

企画を考えるのが好き

イベントやキャンペーンを開催するためには、「企画」を立てることから始まります。そのため、企画を考えるのが好きな人は楽しみながら仕事ができるでしょう。企画を立てる際には、クライアントの要望や市場のニーズなど多角的な視点も重要なので、日頃からニュースやSNSなどでトレンドをチェックする習慣がある人は、その経験が役立つかもしれません。

計画を立てるのが好き

イベント・キャンペーン関連の職種によっては、計画力が求められるものもあります。一つのイベントを開催するためには、テーマ決め、予算の組み立て、集客のための広告活動、必要な人員の確保など、さまざまな事前準備が必要になります。滞りなく進行するためには入念な計画・管理が重要になるのです。


2.イベント・キャンペーン関連の職種と仕事内容

イベント・キャンペーン 職種 仕事内容

イベント・キャンペーンに関連の仕事には、PRやイベント企画、アンケートなどさまざまな種類の仕事があります。各仕事の内容や、持っていると役立つスキルについて解説します。

サンプリング・PR・デモンストレーションの仕事内容

「サンプリング・PR」とは、お客さまに商品やサービスの魅力を伝えるため、試供品やノベルティ、ティッシュ、チラシなどを配る仕事です。現場によっては、着ぐるみやコスチュームを着用して仕事をすることもあります。
また、スーパーなどでよく目にする試食・試飲販売などは「デモンストレーション」と言います。お客さまに実際に体験してもらうことで商品の魅力を説得力のある形で伝え、販売につなげる仕事です。研修が用意されている場合が多いので、これといった資格は必要なく、未経験でもチャレンジできます。

イベント企画・運営の仕事内容

イベントを開催するための企画を考えるのが「イベント企画」の仕事です。認知度アップやサービスの利用促進などクライアントの要望・目的に合わせて、どのようなイベントにするのかアイデアを出しながら、テーマ、ターゲット、演出、集客方法などの施策を考えます。企画したものを企業に売り込むケースもあります。
一方で、「イベント運営」は企画をもとにイベントを形にする仕事です。会場の設営、スタッフの配置、持ち場ごとの作業フロー、タイムテーブルといったあらゆる準備を並行して進める必要があります。イベント規模が大きくなるほど、スタッフ数や来客数が増えるため、取りまとめる業務も多岐にわたるでしょう。イベント業務管理士などの資格を持っていると役立てることもできます。

アンケート・調査の仕事内容

サービス向上やマーケティングのために対象者に向けてアンケート調査を行うのが「アンケート・調査」の仕事です。現場で配布するアンケート用紙に回答を記入してもらったり、インターネットを利用して回答を集めたりと、その方法はさまざまです。

また、専門の調査員が自ら対象者と対面して話を伺う「出口調査」「街頭調査」「インタビュー調査」などの方法もあります。消費者のリアルな声を聞き、その人の心理や考えを深く探りたいときに対面での調査方法が用いられることが多いようです。
正社員として働く場合、アルバイトが回収した調査結果を分析・レポートしたり、クライアントへ提案を行ったりする仕事も任されることがあります。

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3.イベント・キャンペーン関連の正社員とアルバイトの違い

イベント・キャンペーン 正社員 バイト 違い

イベント・キャンペーン関連の正社員とアルバイトは、雇用形態の違いによって、勤務形態や給与体系、仕事内容も変わってきます。どのように違うのか、詳しく見ていきましょう。

正社員とアルバイトの勤務形態

イベント・キャンペーン関連のアルバイトの勤務形態は、シフト制もありますが単発や短期が多いようです。イベントやキャンペーンの開催期間に合わせて求人が出され、1日から数週間など勤務できる期間が限られていることも一般的です。イベント・キャンペーン関連のアルバイトのみで毎月の出勤日数を安定させるためには、都度、求人情報をチェックして、計画的にスケジュールを立てる必要があります。
イベント・キャンペーン関連の正社員の場合、企業によって異なりますが、1日8時間・週5日勤務が一般的です。イベントやキャンペーンの開催日に関わらず働けるため、毎月の勤務日数が確保されやすいでしょう。
人が集まりやすい休日に合わせてイベントが開催されることが多いため、アルバイト・正社員に限らず土日・祝日に仕事が集中することもあるでしょう。

正社員とアルバイトの給与体系

アルバイトの給与は、一般的に日給や時給で支払われます。日給の相場は1万円前後と、比較的高めの傾向にありますが、勤務できる日がイベントやキャンペーンの開催期間中と、その前後に限られているため、収入は安定しづらいかもしれません。
一方、イベント・キャンペーン関連の正社員の場合は、月給制や年俸制の固定給がほとんどで安定した収入が見込めます。イベントの企画・運営のサポートを行うアシスタントからキャリアをスタートし、できる仕事の幅を広げたり、昇格したりすれば、キャリアアップによる昇給も期待できます。

正社員とアルバイトの仕事内容

イベント・キャンペーン関連のアルバイトの場合、主にイベントやキャンペーン会場の案内や設営、管理など当日の現場スタッフとしてイベントをサポートする仕事に携わります。
イベント・キャンペーン関連の正社員であっても未経験であれば、最初は先輩社員や上司の指示のもとで、イベントやキャンペーン会場の運営からスタートすることが多いでしょう。企業により業務内容は異なりますが、具体的には参加者のチケットや荷物確認などの会場受付、会場案内、セキュリティーチェックなどを行います。現場で基礎となる経験を積んだのち、企画や制作、予算管理といった業務にシフトしていくのが一般的な流れです。もちろん、現場の業務を続ける選択肢もありますが、さまざま業務を経験することで、より自分の適性に合った仕事が見つかる可能性が高くなります。


4.イベント・キャンペーン関連の正社員になるメリット・デメリット

イベント・キャンペーン

イベント・キャンペーン関連に興味があれば、自分の趣味や知識を仕事に活かせる場面も多々あるでしょう。ここからは、イベント・キャンペーン関連の正社員になるメリットとデメリットについて詳しく解説します。

イベント・キャンペーン関連の正社員のメリット

イベント・キャンペーン関連のアルバイトの場合、シフトの入り方が不定期で、毎月の収入にばらつきが出やすいですが、正社員の場合は、毎月一定の勤務日数で、安定した収入を得られます。そのため、仕事と生活のバランスがとりやすくなることがメリットとして挙げられます。
キャリアに関しては、イベントやキャンペーン会場での運営だけでなく、企画から携わることも希望できます。自分のアイデアを形にし、お客さまから反響があった際には、より一層の手応えを感じられるでしょう。また、業務の幅が広がることで、接客スキルやコミュニケーション能力だけでなく、スケジュール管理能力やスタッフをまとめる統率力などを培うことができるでしょう。

イベント・キャンペーン関連の正社員のデメリット

正社員になると業務の幅が広がって経験を積めるというメリットがありますが、そのぶん、忙しくなるかもしれません。企画立案のための調査やリサーチ、マニュアルの作成、事務仕事など裏方としての業務も多くあり、結果的に残業が発生する可能性も高まるでしょう。残業の有無や平均残業時間については、面接時に採用担当者に聞いて確認しておくと安心です。


5.イベント・キャンペーン関連の正社員についてよくある質問

イベント・キャンペーン 正社員 よくある質問

いざ、自分がイベント・キャンペーン関連の正社員として働くとなると、さまざまな疑問が浮かぶかもしれません。業界未経験の場合は、仕事のイメージが付きづらく、尚更、不安になることでしょう。そこで、イベント・キャンペーン関連の正社員を目指す方から寄せられた「よくある質問」にキャリアアドバイザーがお答えします。

Q1. イベントに参加することが好きで、イベント・キャンペーン関連の正社員に興味がありますが、自分が正社員として仕事ができるか不安です。

イベントに参加することが好きならば、イベント会場の運営スタッフの仕事について、ある程度は把握しているかと思います。そこで、あなたが運営スタッフとして働いている姿をイメージしてみてください。
働いている姿がイメージできれば、いくつか求人情報を見て、興味のある会社へ応募してみるといいでしょう。初めのステップとしては、「話を聞いて仕事のイメージを具体的にするため」という目的で応募してみることがポイントです。採用担当者から話を聞いた上で、考えていたものと違えば、別の企業のイベント関連の求人や、他業種の仕事を見てみることもできます。
話の内容が自分のイメージに近く、「働きたい」と思うことができれば、選考を進めたり、似たような求人に応募したりしてみましょう。また、求人情報に「未経験者歓迎」と記載があれば、研修体制が整っていることが多いため、未経験でも心配しなくて大丈夫です。

Q2. イベント・キャンペーン関連の正社員のキャリアの積み方や将来像について教えてください。

未経験で、会場の運営としてキャリアをスタートした場合、まずは現場で自分の業務を全うし、経験を積むことが大切です。数々のイベントに関わり実績ができれば、企画や運営、予算管理といったポジションに昇格していく道があります。将来的に、業界における経験や人脈を活かして、インベントプランナーとしてフリーランスで活動する人や、イベント運営会社を起業する人もいます。
一方で、あまり強くキャリアアップを望んでいなくても、イベント・キャンペーン関連の正社員として働き続けることは可能です。上司から与えられた仕事をきちんとこなす働き方もありますし、会場で「お客さまと関わる仕事をしたい」という正社員も多くいます。自分に適した職種が見つかれば、そこに専門的に携わるという選択肢もあるでしょう。

Q3. 広告代理店の正社員としてイベントに関わりたいのですが、未経験でも仕事に就くことはできますか?

目指している広告代理店の規模によっても採用の難易度は異なりますが、大企業や中小企業に関わらず、興味のある広告代理店の求人があれば、積極的に応募してみるといいでしょう。大手広告代理店の選考は多くの応募があるため、「難しい」と言われることもありますが、求める人材と合致する経験があれば、その経験を強みにして大いにアピールしましょう。

Q4. イベント運営会社で語学力は活かせますか?

イベント運営会社によりますが、海外アーティストが出演する国内フェスティバルや、海外と関わりの深いイベントも開催されています。イベントに参加する海外のお客さまとコミュニケーションを取ったり、 英語版のパンフレットを準備したり、海外のクライアントと打ち合わせをしたりと語学力を活かせる場面もあるはずです。海外と関わりがあるイベント会社の企業研究をして「語学力を活かして何ができるか」を自分なりに説明できるよう準備すれば、採用担当者に自分の強みをアピールできるでしょう。


6.キャリアアドバイザーからのアドバイス

イベント・キャンペーン関連の正社員になるか迷っている人は、正社員を目指したい理由や、具体的にやりたいことを整理してみてください。「盛り上げることが好き」「企画を考えることが好き」などと考えたなら、ぜひチャレンジしてみるべきです。イベント・キャンペーン関連は、若い人の感性や企画が受け入れられやすい仕事。正社員の仕事に就けば、やりたい仕事を実現できる可能性が高くなります。
必ずしも「正社員だからキャリアアップしなければいけない」ということもなく、働き方改革により労働環境も改善されてきています。不安を感じることがあれば、採用担当者に聞いたり、調べたりして、一つずつ解消しましょう。その過程を繰り返すうちに、業界の知識が身に付き、より自分の希望する働き方が明確になる相談者の方もよく見られます。企業の数だけ働き方があるため、積極的に応募してみると良いですね。

正社員LP


監修者

有限会社キャリアドメイン
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA) 
代表取締役 谷所 健一郎(やどころ けんいちろう)氏

https://www.careerdomain.net/

公開日:2024年04月25日

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