年収の壁とは?

年収の壁とは、手取り収入が減少する可能性のある年収の境界線のこと。主に、控除が適用されなくなることで、税金や社会保険料の負担が増える場合があります。
年収の壁一覧
年収の壁の種類と概要について解説します。以下の一覧表をご確認下さい。
年収 | 概要 | 配偶者の控除 |
---|---|---|
100万円 | 超える場合、本人に住民税が課せられる | – |
103万円 | 超える場合、本人に所得税が課せられる | 「配偶者控除」を受けられる上限 |
106万円 | 従業員数51人以上の企業における社会保険加入条件の一つ。年収がこの額を超えると社会保険料の負担が生じる | ‐ |
130万円 | 超える場合、親や配偶者の扶養から外れ、自ら社会保険に加入しなければならず、保険料の負担が生じる | ‐ |
150万円 | ‐ | 最大金額の「配偶者特別控除」を受けられる上限で、150万円を超えると控除額が段階的に減少する |
201.6万円 | ‐ | 「配偶者特別控除」を受けられる上限で、201.6万円以上になると控除がなくなる |
100万の壁
住民税が発生する基準となる金額
103万円の壁
所得税が発生する基準となる金額
106万円の壁
アルバイト先で社会保険に加入する目安となる金額
130万円の壁
親や配偶者の社会保険上の扶養から外れる基準となる金額
150万円の壁
配偶者が受ける「配偶者特別控除」を最大金額で受けられる基準となる金額
201.6万円の壁
「配偶者特別控除」が適用される年収の上限となる金額
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【簡単解説】103万の壁はいつ廃止?超えたらいくら払う?
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