嘱託社員の意味

嘱託社員とは、雇用期間が決まっている「有期雇用契約」を結んだ非正規雇用の一種です。一般的には、定年を迎えた後に企業と再雇用を結び、非正規雇用社員として働いている方を指します。
有期雇用契約の期限は3年が上限ですが、以下の条件に当てはまっている場合は最長5年となります。
- 専門的な知識、技術または経験を必要とする業務に就く者
- 満60歳以上
嘱託社員と契約社員やパートとの違い
嘱託社員と契約社員、パートのそれぞれの特徴をまとめると以下のとおりです。
嘱託社員 | 契約社員 | パート | |
---|---|---|---|
雇用区分 | 非正規雇用 | 非正規雇用 | 非正規雇用 |
勤務先との契約 | 直接雇用 | 直接雇用 | 直接雇用 |
契約期間 | 有期 | 有期 | 有期 |
労働時間 | 基本短時間 | 基本フルタイム | 週20~30時間 | 給与形態 | 月給 | 月給 | 時給 |
嘱託社員と契約社員の違い
嘱託社員と契約社員の大きな違いは「労働時間」になります。企業によりますが、一般的に嘱託社員は正社員よりも勤務時間が短かったり、労働日数が少なかったりします。その反面、契約社員の勤務時間は正社員と変わらない場合が多いです。
嘱託社員とパートの違い
嘱託社員とパートの大きな違いは「給与形態」です。基本的にパートは時給制、嘱託社員は月給制で給与を支払う企業が多いでしょう。嘱託社員の給与形態は月給制の他に時給制、一括報酬といった企業もあり多様です。
自分のライフスタイルに合った働き方を見つけるためにも、雇用形態の違いを把握することが大切です。以下の記事ではアルバイトと正社員を例に挙げ、メリット・デメリットについても解説しているのであわせてご確認ください。
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アルバイトと正社員の違いは?メリット&デメリットを比較して自分に合う働き方を選ぼう
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