大学生の貯金額は平均いくら?給料の使い道や貯金方法、バイトで稼ぐコツも紹介! | マイナビバイトTIMES
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    大学生の貯金額は平均いくら?給料の使い道や貯金方法、バイトで稼ぐコツも紹介!

アルバイトをしている大学生は、バイトで稼いだ給料から「交際費」「生活費」「学費」などをやりくりしているかと思います。さまざまな使い道がある中で、バイトの給料を貯金に充てている大学生はどの程度いるのでしょうか。今回は、アルバイトをしている現役大学生100人に給料の使い道や貯金額についてのアンケート調査を行いました。調査結果を用いて解説します。


1.毎月貯金をする大学生は85%と多数派!平均貯金額はいくら?

大学生 平均貯金額

大学生100人にバイトで得た給料を、毎月貯金をしているかどうかを聞いたところ、85%が「毎月貯金している」、15%が「毎月貯金していない」と回答しました。

1カ月の平均貯金額は1万円以上〜5万円未満

大学生バイト 1カ月の平均貯金額

更に、毎月貯金している大学生に対して、1カ月あたりの平均貯金額はいくらかを聞いたところ、最も回答の多かった項目は「1万円以上〜5万円未満」の54%。次に多いのは「1万円未満」の30%でした。限られたバイト代でも「少しでも貯金しておきたい」と考えて、工夫して貯金に回すお金を捻出している大学生も多いのではないでしょうか。


2.貯金をする理由は?旅行や趣味などの「娯楽費」のためが約半数

大学生バイト 貯金する 理由

次に、貯金をする理由について聞いてみると、回答数の多い順に「娯楽費」「生活費」「万が一の備え」という結果になりました。具体的な使い道としては「国内旅行や海外旅行にいくため」「一人暮らしの生活費」などが多くを占めます。その他、「年金などの支払いに充てるため」と将来に必要な経費を見越して貯金をしている人も見受けられました。
また、「活動費」や「準備資金」と回答した人の具体的な使い道としては、「学費」「パソコンなどの備品購入のため」「推し活の資金」「ジム代や美容代などの自分磨きのために使う」「将来的に車や家を買いたい」といった回答がありました。


3.貯金をしていない大学生の給料の使い道は?「貯金をしておけば良かった」という声も

大学生バイト 貯金していない 理由

一方で、バイト代を貯金していない大学生は、バイトで稼いだ給料をどのように使っているのでしょうか。最も多かったのは「娯楽費」。次に「生活費」「活動費」でした。

貯金をしなかった理由は?

貯金をしなかった理由を聞いたところ、「貯金できるほどの余裕がない」といった意見が多く挙げられました。その要因は「部活動に打ち込んでいてあまり稼げていない」「節約しても、もともとの給料が少ない」といった収入が少ないことや、「稼いだバイト代を趣味に全部使うから」「欲しいものや、やりたいことが多い」など、自分のやりたいことに振り切って使っているという回答も見られました。

「貯金をしておけば良かった」という声も

毎月貯金をしていない大学生に「貯金をしておけば良かった」と思うかどうかを聞いたところ、約半数以上が「はい」と回答しました。その理由としては、「お金が急に必要になったとき困る」「生活にあまり余裕がない」という意見が挙げられました。
一方で、「いいえ」と回答した人からは、「特に貯金する必要がない」「学生時代は時間があるぶん、旅行や遊びにも全力で取り組もうと思っている」という意見が見受けられました。


4.賢い貯金方法は?節約している学生も

アンケートでは、貯金する派としない派に分かれましたが、やはりある程度は貯金があったほうが何かと役に立つもの。貯金している大学生は、貯金を優先的に考え、工夫してお金を貯めているようです。ここでは効果的な貯金方法を紹介します。

いつまでにどれだけ貯金するかを決める

まずは「5カ月後までに10万円ためる」のように目標貯金額とその期日を具体的に決めて、そこから逆算して、1カ月に使うお金と貯金額を割り出しましょう。その両方を合計したお金を稼ぐためにどれくらいバイトをする必要があるかを明確にしておきます。このように、具体的な数字ベースで考えると、その目標が現実的なのか、目標達成に向けてどのような行動を取れば良いのかが理解しやすくなります。

普段用の口座と貯金用の口座を分ける

生活費や学費など自由に使って良いお金を入れる「普段用の口座」と、「貯金用の口座」を分けるのも貯金のコツです。毎月の貯金額を決めておき、給料日にそのぶんのお金を貯金用の口座に移しましょう。貯金用の口座に入れたお金は、「目標金額に達するまで絶対に手をつけない」などと自分でルールを決めて管理することが大切です。

節約して出費を抑える

「コンビニの割高な商品の購入を控え、代わりにスーパーで買う」「なるべく自炊して外食を控える」「スマホ代などの固定費を見直す」など、節約を心掛けることも一手。「ちりも積もれば山となる」というように、一つひとつの節約金額はわずかなものですが、継続すれば意外と貯金できるかもしれません。


5.アルバイトで効率良く稼ぐには?

収入を増やすことも、貯金を増やすためには欠かせません。とはいえ、バイト以外にもやることがたくさんあって忙しい大学生活を送る人も多いことでしょう。限られたバイト時間で効率良く稼ぐためにはどうしたら良いのでしょうか。

シフトをたくさん入れる

単純なことですが、時給や日給制のバイトなら、シフトをたくさん入れればそのぶん給料が増えます。1日の出勤時間を増やす、週の出勤日数を増やすなど、自分が続けやすい頻度をキープすることが大切です。あまりバイトを詰め込みすぎて、学業に支障が出ないよう注意しましょう。

高時給のバイトをする

高時給バイトなら限られたバイト時間でしっかり稼ぐことができます。例えば、家庭教師や塾講師、イベント・キャンペーンなどは比較的高時給の求人が見受けられます。また、専門的な知識やスキルが求められることがありますが、エンジニア・サポート・保守、医療・介護・保育などのバイトも高時給が期待できます。

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掛け持ちでバイトをする

しっかり稼ぎたい学生はバイトの掛け持ちがおすすめです。2カ所以上のバイト先があれば、たとえ1カ所のバイトのシフトにあまり入れなかったとしても、給料が極端に減ることなく一定額を確保できるというメリットがあります。ただし、バイトの掛け持ちをするときはスケジュール管理をしっかり行うように注意しましょう。

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単発バイトや短期バイトをうまく使う

1日限りの単発バイトや、3カ月以内の短期バイトは、予定が空いたときなどに気軽にできるところが魅力。長期的にバイトを継続するのが難しい学生や、掛け持ちして働きたい学生などは単発・短期バイトをうまく使うのがおすすめです。

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まかないのあるバイトを選ぶ

従業員の食事を提供してくれる「まかない」があるバイト先や、従業員は割引価格で食事ができるバイト先を選ぶと、ある程度は食費を抑えることができます。レストランや居酒屋、カフェなどの飲食関係のバイトや、ホテル・旅館などの宿泊施設でのバイトなどは、まかない付きの場合も多いようです。

時給が割増になる早朝深夜に働く

夜22時〜早朝5時までの深夜帯は、時給が25%ほど割増になるので、効率良く稼ぐことができます。ただし、深夜帯のバイトによって寝不足になる可能性もあるので、体調などを考慮したシフトの管理は必要です。「真夜中に働くのは辛い……」という人は、22時から24時までなど、少しだけ深夜帯にかぶるように働くのもおすすめです。

長期休暇を利用する

長期休暇は、集中的にバイトをするチャンス。この期間に掛け持ちバイトをしたり、短期バイトやリゾートバイトでガッツリ稼いだり、時間があるからこそ普段は挑戦しづらいバイトをするのもおすすめです。サービス業や飲食業などは長期休暇のシーズンが繁忙期にあたり、求人数が増えるので狙い目です。

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6. 大学生の貯金についてよくある質問

最後に、大学生の貯金に関してのよくある質問を紹介します。

大学生は貯金をしておくべき?

病気や事故など、もしものことがあったときの出費に備えて、貯金しておくに越したことはないでしょう。また、在学中でも教材や部活、就職活動など何かとお金がかかるもの。ある程度のまとまったお金を確保しておくのが無難です。とはいえ、趣味や食事、旅行などを我慢しすぎるのも良くないので、計画的に貯金できると良いですね。

実家暮らしのほうが貯金しやすい?

実家暮らしの場合は、家賃や生活費が多少抑えられることを考えると、貯金しやすい環境だと言えるかもしれません。一方、一人暮らしの場合でも、バイト代に加えて親からの仕送りがある人はいくらか貯金しやすいこともあるようです。

大学生で100万円ためるには?

4年間の大学生活で100万円をためるためには、単純計算すると1年間で25万円、1カ月で約21,000円の貯金をする必要があります。これは決して不可能なことではありませんが、アルバイト代が入ったら貯金に回す分を別に分けて確保しておくなど、工夫して貯金することが大切です。


7. まとめ

今回のアンケートからは、大半の大学生が貯金しているという結果が見えてきました。先々のことを考えると、やはり貯金はしておいたほうが安心なのかもしれませんね。「貯金に向けて新たなバイト先を検討したい」という人は、ぜひマイナビバイトを活用して求人を探してみましょう。単発バイトやリゾートバイト、高時給バイトなどさまざまな求人情報が掲載されているため、自分に合う働き方やバイト先がきっと見つかるはずです。


アンケート概要

調査方法
外部調査パネルによるWEBアンケート調査
調査期間
2024年8月6日
調査対象
アルバイト経験のある現役大学生
回答者数
100名(男性50名/女性50名)

 


 


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