バイトでミスばかりしてしまう原因は?対処法や失敗を防ぐ対策、立ち直り方を紹介 | マイナビバイトTIMES
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    バイトでミスばかりしてしまう原因は?対処法や失敗を防ぐ対策、立ち直り方を紹介

バイトやパートでミスばかりが続いてしまうということもあるかもしれません。しかし、一度だけでなく何度もミスが続いてしまうと、職場の人にも迷惑がかかってしまうため、早急に対処する必要があります。本記事では、バイトやパートでミスばかりする原因やミスした時の対処法、事前にできる予防策について紹介します。バイトのミスを防ぎたいという人はぜひ参考にしてみてください。


1.バイト・パートでミスばかりする原因は?

バイト ミス 原因

仕事中のミスは、誰もが起こりうることです。しかし、1回だけでなく、ミスばかり続いてしまうのはなぜなのでしょうか。考えられる原因について紹介します。

仕事の内容を理解していない

仕事内容を理解せずに憶測で行動していると、どうしてミスしたのかが理解できず、ミスが続いてしまいがちです。また、バイトを始めて日が浅かったり、シフトに入る回数が少なかったりすると、仕事をなかなか覚えられずにミスが続くこともあるでしょう。仕事の流れ自体は分かっていても、細かい部分までちゃんと理解していなければ、仕事のミスは続いてしまいます。

仕事の前後の確認不足

バイト・パートでは、工程ごとに仕事の内容が決められていることがほとんどです。1つの作業ごとに間違いがないか確認する癖をつけないと、ミスが続きやすくなるでしょう。特にバイトを始めてまだ日が浅い場合は、仕事に慣れることに意識がいきがちで、仕事の前後の確認を怠りがちです。工程どおりに正しく仕事ができているか、随時確認する必要があります。

メモを取らない、取り方が悪い

仕事でミスをしないためにも、まずはバイト先の上司に言われたことをメモすることが大切です。普段からメモを取らず、記憶力だけで仕事をしようとすると、ミスが続いてしまう可能性があります。また、メモを取っていたとしても、後で見返した時に作業手順が分かるように書かれていなければ、メモを取る意味がなくなってしまいます。

上司や同僚とのコミュニケーションが足りない

バイト先の上司や同僚とコミュニケーションを取ることは、仕事を円滑に進めるうえで大切なことです。ホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができないと、仕事上必要な確認ができず、ミスにつながることも考えられます。仕事はチームで成り立たせることが多いので、コミュニケーション不足はバイト先での失敗やミスにつながりがちです。

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集中力が続かない・注意力が散漫する

仕事中に他のことを考えてしまうなど、集中力が続かないこともバイトでのミスにつながります。また、集中力が欠如してしまうと、モチベーションの低下につながりやすく、集中力を維持すること自体が難しくなります。集中すれば短時間で終わる仕事も、集中力が続かないことで仕事が終わらず、ミスにつながったり、ストレスの原因になったりします。生活習慣の改善やオンオフの切り替えなど、集中力を続けるための対策が必要です。

ミスした原因を振り返らない

ミスや失敗ばかりしてしまう人は、「なぜミスをしてしまったのか?」「何が原因で失敗したのか?」といった、ミスをした原因を振り返らない人もします。こうした振り返る習慣がない人は、同じ失敗を繰り返しやすくなってしまいます。

モチベーションが低く責任感が弱い

どんな職場、職種であれ、バイト・パートとして給料をもらって働いている以上、仕事に対しての責任は発生します。モチベーションが低かったりすると、「掃除で手を抜く」「不愛想な接客をする」といった行動を取るかもしれません。こうした責任感の欠如は、ミスを引き起こしやすくなるだけなく、トラブルの要因にもなるので注意が必要です。

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2.バイト・パートでミスした時の対処法は?

バイト ミスした時 対処法

バイトやパートでミスしてしまった時は、どうすればいいのでしょうか。一般的な対処法について紹介します。

すぐに上司に報告する

バイト・パート先でミスしてしまったら、まずは上司に報告をします。ミスの大小に関わらず、どんなミスをしてしまったのか、今はどういう状況になっているのかを伝えましょう。また、ミスをしてしまった原因についても、丁寧に説明することが大切です。ミスの内容によっては報告が遅くなることで被害が大きくなる可能性があるため、早めに報告することが重要です。

素直に謝罪する

ミスをしたことで迷惑をかけてしまった人がいたら、謝罪をしましょう。もし接客業でお客さまに対して迷惑をかけてしまった場合は、その場ですぐに謝罪をします。お客さまや外部の人に謝罪が済んだら、バイト先の上司や先輩に対しても、謝罪の気持ちを伝えましょう。

ミスを隠そうとするのはNG

バイト・パート先でミスをしてしまうと、そのことを周囲に報告するのも勇気がいります。しかし、ミスを隠そうとすることは基本的にNGです。ミスは周囲の人達にもすぐにバレてしまいますので、隠すことで更に職場での信頼関係が崩れることにもつながります。ミスを認めることが怖いと感じる人もいるかもしれませんが、ミス以上のトラブルを避けるためにも、正直にミスを報告することが大切です。


3. バイト・パートでミスばかりしないための対策

バイト ミスしない為 対処法

バイト・パート先でミスばかりしないためには、まずはミスをする原因を理解し、しっかりと対策することが大切です。ここでは、バイト先でミスをしないためにできることを紹介します。

仕事の目的・内容をしっかりと理解する

バイトでミスばかりしないためには、まずは仕事の目的を理解しましょう。一つひとつの作業にどんな目的があるのか理解できれば、自然と仕事の内容も覚えられます。仕事の内容を理解するためには、まずは作業全体の流れを理解し、次に細かい工程について把握していくのがいいでしょう。忘れないように、メモを取ることも大切です。

メモを取ったり、チェックポイントを作成する

バイト・パート先では覚えることがたくさんあるかと思いますが、上司や同僚から教えてもらったことは、きちんとメモを取るようにしましょう。ミスは確認不足や認識不足で起こることが多いため、ミスが発生しやすいポイントについてはメモをし、チェックポイントを作って確認しながら仕事を進めていきましょう。

仕事内容の予習復習をする

仕事内容については、仕事が終わった後でもう一度自分の頭の中できちんと整理すると、ミスが起こりにくくなります。メモをもとに、まずは仕事内容を復習し、分からないことが見つかったら次のバイトの日に職場で確認しましょう。仕事内容の予習復習をきちんと行うことで、ミスも少なくなります。

なぜミスをしたのか分析し、防止策を考える

ミスをしてしまった時は、なぜミスをしたのかを分析し、ミスをしないための方法をしっかりと考えることが大切です。いつ、どこで、どのような状況でミスが起こったのか、ミスをした時の状況を振り返って防止策を考えることで、ミスが少なくなります。
例えば、伝達ミスやコミュニケーション不足によってミスが起こった場合は、職場の同僚と会話をすることでミスの防止につながるでしょう。

コミュニケーションを取る

仕事の内容にもよりますが、一人で何でもしようとせず、同僚とコミュニケーションを取りながら協力して仕事をすることで、ミスを事前に防ぐことができます。普段からコミュニケーションを取っていれば、ミスが起こる前に同僚が教えてくれることもあるでしょう。
自己判断をするのではなく、分からないことを相談しながら仕事をすることで、ミスを防ぐことが可能です。

業務の段取り・作業の優先順位を明確にする

一日の業務の段取りや、作業にたいしてあらかじめ優先順位を付けておくことはミスを減らす上で有効な手段の一つです。曜日や時間帯によって、忙しなくなるタイミングはある程度予想できるので、自分の行動を明確にしておくことで、適切な対応を取ることができるでしょう。ただ、バイト・パートを始めた頃は、優先順位付けじたいが不明瞭な状態だと思うので、自分で判断せず先輩スタッフや社員としっかりコミュニケーションを取るようにしましょう。

休憩時間を有効に活用する

バイト・パートの休憩時間はミスを減らす上で有効に活用したいものです。蓄積した疲労やストレスが原因でミスや失敗に繋がってしまうこともよくあります。「音楽を聴く」「本を読む」「同僚と喋る」「スマホでゲームをする」などなんでも良いので、自分のなかで明確なリフレッシュ方法を持っておくと、リラックスした状態で仕事に臨むことができるでしょう。もちろん出勤前も同様です。


4. バイト・パートでミスばかりして落ち込んだ時の対処法

ミス 落ち込んだ時の 対処法

バイト・パートでミスばかりしてしまうと、精神的に落ち込んでしまうこともあります。しかし、落ち込んでばかりではなく、気持ちを上手に切り替えることも大切です。ここでは、ミスばかりして落ち込んだ時の対処法を紹介します。

最初のうちはミスをするものだと受け入れる

ミスを受け入れられないと、気持ちを切り替えることはなかなか難しいかもしれません。起きてしまったことを変えることはできないので、まずはミスを受け入れ、前に進むことを意識しましょう。壁にぶつかった経験はこれからの成長にもつながります。

自分を責めすぎない・自己評価を下げない

ミスばかりすると、「自分が悪い」「自分は何もできないのでは」、とネガティブに考えがちです。しかし、大切なのは、ミスをしてしまった時にどのように対処するかです。自己評価を下げず、ミスから学ぼうとする意志や姿勢を意識しましょう。そして、ミスから成長した自分を褒めてあげられるように、努力を重ねていきましょう。

バイト・パート先の先輩に話を聞いてもらう

バイト先でのミスや失敗は、同じバイト先の先輩に相談すると解決方法が見つかるかもしれません。バイト先の先輩であれば、同じようなミスを経験している可能性があります。また、ミスをした自分を相手に知ってもらうことで、距離が近づくこともあるかもしれません。バイト先の先輩や同僚に話を聞いてもらえる環境であれば、一人で悩まずに話を聞いてもらいましょう。

自分に合っている他のバイトも検討してみる

ミスばかりしてしまったり、ミスをしないように予防していても続いてしまう場合は、仕事との相性が良くないのかもしれません。精神的に落ち込む時間が長いようであれば、自分に合ったバイトを新たに探すのもいいでしょう。できないことよりも、できることに目を向けることが大切です。

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5. バイト・パートで謝罪をする際の注意点・上手な謝り方

謝罪をする際の注意点・上手な謝り方

ミス・失敗をしてしまった際、あなたはどのような態度をとっていますか?謝罪をする際の注意点を紹介します。

真摯に受け止め謝罪する

真摯、素直であるということは、相手に悪い印象を与えることはありません。また冷静に現実を受け止めることで、ミスの原因追及も早くなります。ミスや失敗は繰り返さないことが大事です。また、怒られた際には謝罪と同時に、怒られている内容やミスした内容をしっかりと理解したということを相手に伝えるのも良いでしょう。

反省していることを体で表現する

反省しているということを相手に伝えるのは何も言葉だけではありません。怒られている時は、しっかりと相手の目を見て、アゴを引き、怒られている内容をしっかりと聞いているという姿勢が大切です。ただし、睨むように相手を見るのはNG。真剣さが伝われば、相手に対して「次は大丈夫だろう」という信頼も得ることができるでしょう。なお、肩を落とすということで反省の色をみせる表現テクニックもありますが、場合によっては、ただへこむばかりで話を聞いていないようにも見えるので、使いどころを間違えないように注意が必要です。もちろん、言葉で「はい」「おっしゃるとおりです」など、話に相槌をし、話を受け止めているということを表現することも大切です。

弁明がある場合は相手の言い分を聞いてから

怒られている時は何を言っても相手には言い訳に聞こえてしまい、火に油を注いでしまうことになります。それでも弁明をしたい場合には、相手の言い分をすべて聞き、また相手の怒りが収まってからにするのが良いでしょう。その際に、「でも、○○ではないでしょうか」と、頭から相手が間違っているというような表現方法は避け、相手の意見を受け止めつつ、自分の考えを伝えるのが良いでしょう。決して、自分は悪くない、自分は間違っていないと傲慢にならないことです。

こんな態度は絶対ダメ

ふてくされたり、すぐに言い訳をしたり、ただうなだれているだけや相手を睨みつけるなどは、怒られる態度としてもちろんNGです。また、ひたすら謝罪し続けるのも、相手の話を聞いていないように見えるため、なるべく避けたほうが良いでしょう。もちろん怒られているのに、腕組みしたり足を組む、携帯を気にするなどはもってのほかです。


6. バイト・パートでミスばかりしないようにしっかり対策を

バイト先でのミスは誰でもする可能性があります。しかし、ミスばかり続く場合は、仕事の目的や内容を理解できていないなど、何らかの原因がある可能性があります。バイト先でミスをしてしまったら、まずは、どのような状況で起こったのかを分析し、対策をしたうえでミスをしないようにしていきましょう。


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