バイト面接で聞かれる質問10選!辞めた理由や逆質問の回答例も解説 | マイナビバイトTIMES
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    バイト面接で聞かれる質問10選!辞めた理由や逆質問の回答例も解説

アルバイトの面接に臨む際、「何を聞かれるんだろう」「質問にうまく答えられなかったらどうしよう」と不安に思ってしまうに向け、アルバイトの面接でよく聞かれる質問と回答例を紹介します。質問にうまく答えるコツも解説するので、アルバイトの面接を控えている方はぜひ活用してみてください。


バイト面接でよく聞かれる質問と回答例

面接では主に志望動機やシフト希望などが質問され、回答は採用の可否に影響します。回答例を参考にどう答えるか考えておきましょう。

(1)前のバイトを辞めた理由

アルバイト経験がある場合、以前のバイトを辞めた理由を聞かれることもあるでしょう。家庭の事情といったやむを得ない理由であればそのまま伝えて問題ありませんが「職場に嫌いな人がいた」といったネガティブな理由であれば話す必要はありません

「学業に集中したかったから」「新しい仕事に挑戦したかったから」といったポジティブな理由に置き換えて話せば、心証が悪くなりにくいでしょう。

【回答例】
「以前のアルバイトは受験のために退職しました。受験が終わったのでまたアルバイトを始めたいと思い、応募いたしました。」

「希望するシフトになかなか入れなかったため、退職しました。退職を機に新しい職種にも挑戦したいと思い、こちらのアルバイトに応募しました。」

(2)バイトの志望動機

志望動機を聞かれたら「なぜこのアルバイトに興味をもったのか」をわかりやすく伝え、意気込みをアピールしましょう。

「家が近い」「時給が高い」といった条件面だけでなく、 「接客が好き」「お店やブランドが好き」といった前向きな動機を伝えれば、意欲が伝わりやすいでしょう。

【回答例】
「アルバイトを志望した理由は接客業に興味があるからです。こちらには何度か来店したことがあり、非常に親切な対応をしていただいたため、ぜひこちらで働きたいと思っていました。通学している大学(高校)が近い場所にあるのも理由の一つで、学校が終わった後はそのまま出勤できます。」

「高校生になり、自分のお小遣いのためにアルバイトをしたいと思って応募しました。こちらの店の●●(雑貨・お菓子・洋服など)が好きで、ぜひ働きたいと思っていました。」

(3)これまでのバイト経験

面接ではこれまで経験したアルバイトを質問される場合があります。バイト経験があれば、仕事内容や勤続年数、習得したスキルを伝えましょう。

前職で得た経験やスキルがプラスになると採用担当者に判断されれば、採用に一歩近づきます。アルバイトが初めての場合は正直に「初めて」と伝え、未経験でも頑張ると意欲を伝えましょう。

【回答例】
「以前はコンビニで1年ほどアルバイトをしていました。品出しやレジ操作、発注業務を行っていました。」

「アルバイトをするのは初めてですが、早く仕事を覚えられるように頑張ります。」

「週4日勤務で10~14時が希望です。できれば土日は休ませていただきたいですが、柔軟に対応します。」

(4)自分の長所

面接で自分の長所を聞かれたら、具体的なエピソードや根拠を交えながら答えることがおすすめです。 採用担当者は長所を聞いてどのような人物か判断するため「まじめに仕事に取り組んでくれそう」という印象をもたれるアピールを考えてみましょう。

【回答例】
「長所は人見知りせずにいろいろな人と仲良くなれる点です。部活動に所属しており、チーム内でも積極的に仲間とコミュニケーションをとって連携を深めています。人とのコミュニケーションが得意なので接客業でも生かせると思います。」

「私の長所はまじめに作業に取り組み、細かい仕事でも丁寧にやり抜ける点です。前職では事務作業の丁寧さや、作成資料の正確性の高さを評価していただきました。」

(5)バイトの開始時期

アルバイトの開始時期を聞かれたら、いつから働けるか明確な日程を伝えます。 すぐに働ける場合は「明日から」と答えても良いですし、初出勤日が遅くなる場合は理由を添えて期日を伝えましょう。

【回答例】
「勤務は明日からでも可能です。」

「今週はテスト期間のためアルバイトが難しく、●月●日から勤務できます。」

(6)希望のシフトや勤務時間

シフト制の場合、面接では希望する勤務時間や週何日働けるかを聞かれます。質問されたら 確実に出勤できる日程を伝え、もし調整可能なら先方の要望に臨機応変に対応する姿勢を見せると良いでしょう。

【回答例】
「平日は18~22時で週3日程度勤務可能です。土日も勤務できますが、どちらかは休みにしていただきたいです。」

(7)年末年始や長期休暇のシフト

年末年始や長期休暇のシフトを聞かれる場合もあります。 長期休暇中に休みが欲しい場合は、あらかじめ申告しておくと申請しやすくなるでしょう。

【回答例】
「大学の夏休み期間は通常のシフトと変わらず勤務できますが、お盆の期間のみ、帰省のため休みをいただきたいです。」

「年末年始は予定があるため、12/30~1/2までお休みをいただければと思います。」

(8)試験期間のシフト

一般的な大学では、前期(7月中旬~下旬)・後期(1月中旬~2月初旬)の2回に試験が分かれており、この時期は「シフト減らしたい」「休みたい」と伝えても問題はないでしょう。

無理に「出られます」「調整します」と答えるのではなく、素直に伝えると良いでしょう。

【回答例】
「7月・1月の中旬頃から2週間程度試験期間となるため、この時期はシフトの回数を減らしたいです。また時期が近づいてきたらご相談させてください。」

(9)通勤方法と通勤時間

通勤方法と通勤時間を聞かれたら、通勤に使う交通機関を挙げて通勤にかかる時間を答えましょう。 高校や大学からアルバイト先に向かう場合は、学校からのルートも伝えておくと安心です。 もし自転車やバイクで通勤したい場合は、使用可能か確認した上で停める場所を聞いておきましょう。

【回答例】
「自宅からこちらまで●●線を利用して15分程度です。学校はこちらの徒歩圏内にあり、歩いて10分程度です。」

「自宅からは自転車と●●線を利用して20分程度です。学校からはバスと徒歩をあわせて20分程度かかります。」

(10)バイトの掛け持ち

学業との両立という観点だけでなく、シフト状況を把握しやすくするためや税金手続きのために他のバイトの掛け持ちについて聞かれる場合があります。また、バイト先によっては情報漏洩対策という観点から同業他社でのバイトを禁止している場合もあるでしょう。

そのためすでに働いているバイト先があれば仕事内容や勤務状況を正直に伝えるようにしてください。

【回答例】
「居酒屋のキッチンスタッフとして週2回、主に水・金曜日の16時から約6時間働いています。そのためこちらのバイトではその他の曜日で入ることができます。」


バイト面接で「質問はありますか?」と聞かれた場合

「質問はありますか?」と聞かれた場合の対応方法について、「聞いたほうが良いこと」と「聞くべきではないこと」の2パターンを紹介します。

逆質問で聞いたほうが良いこと

  • 合否結果の連絡時期と手段
  • シフト提出と決定のタイミング
  • 試用期間研修期間の有無
  • 試用期間や研修期間の時給
  • 体調不良といった緊急時の連絡先

面接時に就業規則や待遇、福利厚生に関する不明点を聞いておくと、後々トラブルに巻き込まれにくくなるでしょう。

【逆質問のトーク例】
「研修期間はございますか。また、研修期間の時給は通常の時給と異なりますか。」

「シフト希望は何日ごろに提出すればよろしいでしょうか。」

逆質問で聞くべきではないこと

  • 待遇や給与に関すること
  • HPや会社案内に記載されている内容
  • すでに説明された内容
  • 漠然とした質問

上記のような質問は、話を聞いていない・バイト先のことを調べていない・熱意が感じられないとマイナス印象を与えかねません。

例えば、「職場はどんな感じですか」「初めてでも大丈夫でしょうか?」といった質問は内容が漠然としており、面接官が答えづらくなってしまいます。「従業員の皆さんはどのような雰囲気の方が多いのでしょうか?」「はじめてのバイトで不安があるのですが、業務内容について積極的に質問しても問題ないでしょうか?」と、具体的に質問しましょう。

また、待遇や給与に関することを質問するのは問題ありませんが、それだけだと条件面だけを気にしていると捉えられる可能性があります。 待遇や給与について聞きたい場合は「逆質問された際に聞いたほうが良いこと」で紹介した他の質問と合わせて聞くのがおすすめです。


バイト面接の質問にうまく答えるコツ3つ

ここからは質問にうまく答える3つのコツを解説します。ポイントをおさえて本番でスムーズに答えられるようにしましょう。

姿勢・表情・口調に配慮する

質問にうまく答えるには「姿勢・表情・口調」に配慮することが重要で、美しい姿勢や親しみやすい表情、聞き取りやすい口調を意識すれば好印象をもたれるでしょう。

きれいな姿勢でいるためには、立っているときと座っているときに背筋を伸ばすことを意識します。表情は、口角を上げた自然な笑顔をつくることがポイントです。

口調に配慮する際は、早口にならないようゆっくり話すことを意識しましょう。 緊張するとつい早口になってしまいますが、相手が聞き取りやすいよう焦らずゆっくり大きな声で話すことが大切です。

結論ファーストで答える

結論ファーストとは、質問に対する結論や答えを最初に話し、あとから理由を伝える話し方です。 理由や根拠を先に話すと、相手は最後まで結論が分からないため、話したい内容がうまく伝わらない可能性があります。長々と話さずシンプルに話すことを意識し、面接の質問には結論ファーストで答えるようにしましょう。

嘘をつかない

面接の質問に対して嘘をつくことは避けましょう。内容によっては、嘘だと分かった時点で採用が取り消されたり、解雇になったりする恐れがあります。


バイト面接に関するよくある質問

最後に、バイト面接に関するよくある質問について回答します。

Q.履歴書不要のバイト面接で聞かれることは?

応募先企業に「履歴書は不要です」と言われた場合でも、面接では履歴書に記載する内容を聞かれることが多いでしょう。以下の項目は口頭で答えらえるように準備しておくと安心です。

Q.バイト面接にはどんな服装で行くべき?

バイト面接時の服装は「清潔感」と「シンプル」を心掛けましょう。清潔感があれば制服でも私服でも構いません。制服は着崩さず、私服の場合は奇抜過ぎないシンプルな服装を選びましょう。

バイト面接の服装とマナーについては以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:【バイト面接の服装マナー】春夏・秋冬の注意点や職種別のポイントを解説

Q.バイトの面接で落とされるサインは?

バイトの面接で落とされるサインがあるかどうかは、面接官の口癖や行動の癖にもよるため一概にはいえません。 ただし次のような言動があった場合、落とされるサインである可能性があります。

  • 面接官の口数が少なく素っ気ない
  • 面接時間が短い
  • バイト開始日や希望シフトに関する質問がない

条件の不一致やスキル不足は仕方のないことですが、面接時の態度や身だしなみは気を付ければ改善しやすいといえます。 自分の口調や服装を振り返って、好感度を高める所作を意識しましょう。

Q.バイトの面接は何分前に着けば良い?

バイトの面接会場には約束の時間の5~10分前に着く ようにしましょう。 また、電車の遅延や道に迷ってしまうといったトラブルを考慮して、会場付近には30分前に着くことが理想です。

Q.バイトの面接時にはどのような声のかけ方をすれば良い?

面接会場に到着したらまずあいさつをして、面接に来たことと担当者の名前を伝えます。

【回答例】
「こんにちは、アルバイトの面接に参りました、●●と申します。ご担当者の●●さまはいらっしゃいますでしょうか。」

Q.「質問ありますか」と聞かれたとき「ない」と答えても良い?

「質問ありますか」と聞かれたとき、質問がなければ「ない」と答えても構いません。疑問がなければムリに質問せず「すべて説明していただいたので質問はございません。ありがとうございました」と丁寧に返答しましょう。

Q.高校生・大学生が初めてのバイト面接に落ちる理由は?

高校生・大学生が初めてのバイト面接に落ちる場合は、以下のような理由が考えられます。

  • 募集要項の条件と合わない
  • スキルが不足している
  • 履歴書の不備が多い
  • 面接の態度や身だしなみに好感が持てない
  • 面接での会話の印象がよくない

第一印象が悪いと、その後の面接内容によっては挽回できず不採用になる可能性があります。初めてバイトをする高校生・大学生が面接に行く際には、身だしなみを整え社会人としてのマナーを守るようにしましょう。

面接時に意識するべきポイントについては以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:【初めての方必見】バイトの面接前に準備・気をつけること

Q.バイトの面接後、1週間連絡がない場合はこちらから問い合わせても問題ない?

バイトの面接後、1週間連絡がない場合はこちらから問い合わせても問題ありません。

バイト先に問い合わせる際には「面接時にお伝えした連絡先に不備があったかもしれないと思いご連絡いたしました」と伝えると良いでしょう。詳しくは以下の記事もご覧ください。

関連記事:バイトに応募して連絡が来ない時の対処法は?問い合わせ例文付き


万全の体制でバイト面接に臨もう

本記事で紹介した内容を振り返りながら、想定した質問に自分なりの回答を用意し、万全の体制で面接に臨みましょう。 案件が豊富なマイナビバイトでアルバイトを検索し、自分に合った労働条件のアルバイトを探してみてください。


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