【2024年最新版】全国最低賃金ランキング!全国平均は1055円に | マイナビバイトTIMES
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    【2024年最新版】全国最低賃金ランキング!全国平均は1055円に

最低賃金は各都道府県で異なり、労働者の生活状況や経済状況の実態に照らし合わせてその金額が毎年見直されています。2024年度の最低賃金の改定についても、多くの労働者や雇用者の関心を集めていることでしょう。この記事では、厚生労働省からの公式発表をもとに、2024年の全国47都道府県の最低賃金がどの程度改定されるのかを解説しつつ、改定後の最低賃金ランキングを紹介します。


1. 2024年度の最低賃金の全国平均は1,055円

最低賃金の全国平均 2024年

厚生労働省は2024年8月29日、都道府県労働局に設置されている地方最低賃金審議会が答申した令和6年度の地域別最低賃金の改定額を取りまとめたと発表。これにより、47都道府県で「50円~84円」の引上げが行われ、引き上げ平均額は歴代最高の51円に。改定額の全国加重平均額は1,055円(昨年度1,004円)となりました。

参考元:全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました|厚生労働省


2. 2024年度版!全国最低賃金ランキング

2024年度の47都道府県別最低賃金は以下のとおりです。金額の高い都道府県順に掲載します。

順位 都道府県名 最低賃金額 引上げ額
1位 東京都 1163
(1113)
+50
2位 神奈川県 1162
(1112)
+50
3位 大阪府 1114
(1064)
+50
4位 埼玉県 1078
(1028)
+50
5位 愛知県 1077
(1027)
+50
6位 千葉県 1076
(1026)
+50
7位 京都府 1058
(1008)
+50
8位 兵庫県 1052
(1001)
+51
9位 静岡県 1034
(984)
+50
10位 三重県 1023
(973)
+50
11位 広島県 1020
(970)
+50
12位 滋賀県 1017
(967)
+50
13位 北海道 1010
(960)
+50
14位 茨城県 1005
(953)
+52
15位 栃木県 1004
(954)
+50
16位 岐阜県 1001
(950)
+51
17位 富山県 998
(948)
+50
17位 長野県 998
(948)
+50
19位 福岡県 992
(941)
+51
20位 山梨県 988
(938)
+50
21位 奈良県 986
(936)
+50
22位 新潟県 985
(931)
+54
22位 群馬県 985
(935)
+50
24位 福井県 984
(931)
+53
24位 石川県 984
(933)
+51
26位 岡山県 982
(932)
+50
27位 徳島県 980
(896)
+84
27位 和歌山県 980
(929)
+51
29位 山口県 979
(928)
+51
30位 宮城県 973
(923)
+50
31位 香川県 970
(918)
+52
32位 島根県 962
(904)
+58
33位 鳥取県 957
(900)
+57
34位 愛媛県 956
(897)
+59
34位 佐賀県 956
(900)
+56
36位 山形県 955
(900)
+55
36位 福島県 955
(900)
+55
38位 大分県 954
(899)
+55
39位 鹿児島県 953
(897)
+56
39位 青森県 953
(898)
+55
39位 長崎県 953
(898)
+55
42位 岩手県 952
(893)
+59
42位 高知県 952
(897)
+55
42位 宮崎県 952
(897)
+55
42位 熊本県 952
(898)
+54
42位 沖縄県 952
(896)
+56
47位 秋田県 951
(897)
+54
  全国加重平均額 1055
(1004)
+51

※括弧内は前年度の最低賃金額
参考元:令和6年度 地域別最低賃金 答申状況|厚生労働省


3. 2024年度の最低賃金はいつ発表される?

例年最低賃金の改定は10月1日から発効され、2024年度も早い地域では例年通り2024年10月1日に発効される予定です。各都道府県によって発効予定日が異なるため、自分のエリアの詳しい発行予定日はこちら(厚生労働省)から確認してみてください。


4. 最低賃金制度についておさらい

最低賃金制度とは、雇用者が労働者に支払わなければならない賃金の最低額を定めた制度のこと。最低賃金は、1時間働いたときにもらえる給料つまり「時給」で示され、その金額は各都道府県によって異なります。なかには特定の産業を対象に設定されている最低賃金もあります。なお、最低賃金の対象となるのは毎月支払われる基本的な賃金のみで、残業代やボーナスは含まれません。 また、最低賃金制度は働く人が基本的な生活を送るために必要な最低限の収入を確保するための制度であり、「中央最低賃金審議会」という議会で毎年議論のうえ最低賃金額が見直されます。

参考元:最低賃金|厚生労働省


5. まとめ

アルバイトをしている方にとって、最低賃金は給料に直結する重要なもの。より時給が高いバイトを検討したい場合は、マイナビバイトで求人を探すことができます。以下の「稼げるバイト特集」などを参考にして、バイト探しを進めてみてくださいね。

【高校生・大学生】稼げるおすすめのバイト30選|選ぶコツやメリット・デメリットも解説


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