コンビニバイトの平均時給はいくら?相場や深夜勤務、昇給ポイントも紹介 | マイナビバイトTIMES

この記事の要約

  • コンビニバイトの時給相場は地域別最低賃金と同額または少し上乗せした額
  • 昇給のポイントは、勤怠ルール遵守や期間、接客態度、積極的な姿勢など
  • 昇給を妨げる要素は、遅刻・欠勤、ミスの頻度、勤務態度の悪さなど
  • 効率よく稼ぎたいなら深夜・早朝シフトがおすすめ
  • 昇給は仕事ができて信頼される人材に成長することが一番の近道

コンビニのお仕事を探す

シフトの融通が利きやすく、店舗数も多いことから人気が高いコンビニバイト。本記事では、コンビニバイトの時給相場や昇給するためのコツを紹介します。コンビニバイトを検討している人は参考にしてみてください。


1.【全国47都道府県別】コンビニバイトの時給相場

コンビニバイトの時給は、地域別最低賃金と同額または少し上乗せした額で設定されていることが多いでしょう。マイナビバイトに掲載されているコンビニの求人の地域別平均時給は以下のとおりです。

都道府県 平均時給 最低賃金 差分
北海道 1034 1010 +24
青森県 1018 953 +65
岩手県 965 952 +13
宮城県 994 973 +21
秋田県 961 951 +10
山形県 959 955 +4
福島県 964 955 +9
茨城県 1030 1005 +25
栃木県 1037 1004 +33
群馬県 1014 985 +29
埼玉県 1105 1078 +27
千葉県 1122 1076 +46
東京都 1212 1163 +49
神奈川県 1193 1162 +31
新潟県 1021 985 +36
富山県 1064 998 +66
石川県 1047 984 +63
福井県 1080 984 +96
山梨県 1037 988 +49
長野県 1017 998 +19
岐阜県 1046 1001 +45
静岡県 1078 1034 +44
愛知県 1133 1077 +56
三重県 1069 1023 +46
滋賀県 1040 1017 +23
京都府 1080 1058 +22
大阪府 1142 1114 +28
兵庫県 1078 1052 +26
奈良県 1024 986 +38
和歌山県 1005 980 +25
鳥取県 985 957 +28
島根県 999 962 +37
岡山県 1028 982 +46
広島県 1064 1020 +44
山口県 1030 979 +51
徳島県 1010 980 +30
香川県 1008 970 +38
愛媛県 999 956 +43
高知県 987 952 +35
福岡県 1029 992 +37
佐賀県 979 956 +23
長崎県 987 953 +34
熊本県 985 952 +33
大分県 997 954 +43
宮崎県 968 952 +16
鹿児島県 958 953 +5
沖縄県 999 952 +47

例えば、2024年度における地域別最低賃金が1163円だった東京都の場合は「時給1212円(+49円)」、地域別最低賃金が1114円の大阪府では「時給1142円(+28円)」となっています。

コンビニバイトの求人を探す際は、時給がその地域の最低賃金と比較してどのくらいに設定されているかを見てみてください。

※平均時給データ【マイナビバイト調べ】
マイナビバイト2024月11月掲載分
直雇用(正社員・アルバイトパート・派遣社員等)のみ
エリア:全国


2. コンビニバイトの昇給ポイント

アルバイト雇用された際に交わした雇用契約書に「昇給:有」などと記載されていれば、昇給の可能性は大いにあります。時給アップの権限はほとんどオーナーや店長にあるため、いかにオーナーや店長に昇給を交渉するかがポイントです。ここでは、時給アップの交渉をするにあたって意識しておきたいことをまとめました。

(1)勤怠ルールが守れているか

「勤怠」とは出勤や退勤、休憩や休暇などの出勤状況のこと。これは正社員やアルバイトといった雇用形態に関係なく、仕事をするうえで守るべきルールです。無断で遅刻や欠勤をすれば、当然評価は下がるので注意しましょう。

(2)仕事を任せてもらえているか

一人で責任を持って仕事ができるようになるまでは一人前とはいえません。すべての業務をスムーズに行うには、ある程度の期間は必要でしょう。一定の期間継続できて、仕事が一通りできるようになれば、一人前と認めてもらえるはずです。

(3)気持ちの良い接客ができているか

笑顔はもちろん、清潔感のある身だしなみや、接客にふさわしい丁寧な言葉づかいなど、いつでも気持ちのいい応対ができるような心掛けが大切です。「あの店のスタッフはいつも接客が良くて気持ちがいい」とお客さまに感じてもらえ、店全体の評価に貢献できるように意識しましょう。

(4)積極的に仕事ができているか

誰かに言われたことだけでなく、自ら考えて進んで動けているかどうかは、評価の対象になります。レジが混雑してきたら、並んでいるお客さまに気を配りながらスピーディに応対できているか、指示をされる前に品出しや掃除などが行うことができているかなど、オーナーや店長は日常的な作業も細かくチェックしています。

また、新しいアルバイトが入った時、親切に指導できているかなど、リーダー的な役割を果たせていれば評価もあがるでしょう。「あの人がバイトに入ってくれていたら助かる」と頼ってもらえる存在になることで、信頼も厚くなり、昇給につながりやすくなります

(5)シフトに貢献しているか

少人数のスタッフでやりくりする店舗が多いため、休み希望が重なれば「この日、誰か出てもらえない?」とオーナーや店長から声がかかることもあるでしょう。こういう時に、嫌な顔をせずに進んでシフトに協力することは評価につながり、時給アップにも一歩近づけるはずです。


3. コンビニバイトで昇給が遠ざかるNG行動

一方、時給アップを遠ざけるNG行動も具体的に見ていきましょう。

(1)遅刻や欠勤が多い

無断の遅刻や欠勤はもちろん、理由があってきちんと連絡をしていても、急な休みが続くとなかなか信頼はしてもらえません。欠員が出ると他のスタッフがカバーすることになり、負担をかけてしまいます。予定が分からない日はそもそも休みの希望を出しておくか、前もって「この日は、授業が長引く可能性があり、場合によっては遅刻するかもしれません」などと相談するようにしましょう。

(2)ミスが多い

始めてすぐの頃ならミスも大目に見てもらえますが、同じ失敗を何度もくり返してしまうと評価は下がってしまうでしょう。不安なところはマニュアルをチェックしたり、メモを読み返したりして、できるだけミスをしないように心掛けたいですね。

(3)勤務態度が悪い

仕事中にスマホをさわったり、業務を怠って同僚と私語をしたりするのはマイナスポイント。勤務態度が目に余る場合、解雇されることもあるため注意が必要です。

(4)店のグチを言う

ネガティブな声は店長やオーナーの耳に入りやすいもの。いつどこで誰が聞いているか分かりませんし、自分の印象を悪くするだけなので、お店への不満を職場で口にするのは避けましょう。

(5)お客さまの悪口や噂話をする

店や店長のグチだけでなく、お客さまの悪口や噂話もNGです。お客さまに失礼な行動が見受けられると、昇給にはつながりにくくなるでしょう。


4. コンビニバイトの時給が上がる時間帯

「できるだけ早いうちから効率よく稼ぎたい」という人には、深夜・早朝シフトがおすすめです。22時から5時までの深夜労働した場合、25%の深夜割増賃金が発生するため、基本時給が1000円の場合は1250円になります。

また、深夜労働以外の時間でも、朝9時までは時給が高めに設定されているケースもあるため、早起きが苦でない人は早朝バイトもチェックしてみてください。 どちらの時間帯も効率的に稼ぐことはできますが、生活が昼夜逆転にしたり、寝不足になったりと、体への負担がかかるのがデメリット。生活全体のバランスを考えて働くことが大切です。

なお18歳未満の場合、22時から5時までの深夜勤務はできません。18歳でも高校生は深夜勤務不可としている店舗が多いため気を付けましょう。

コンビニのお仕事を探す


5. 昇給はお店との信頼関係が大事

コンビニバイトで時給アップを狙うなら、仕事ができて信頼される人材に成長することが、一番の近道です。積極的に仕事をして、店長や同僚から頼られる人材になるよう日々コツコツと努めましょう。

それでも昇給が見込めそうになければ、店長やバイトリーダーに「どうやったら時給が上がりますか?」と正直に聞いてみるといいでしょう。具体的な改善ポイントを知ることができるだけでなく、「君、やる気があっていいね!!」とやる気を買ってくれるかもしれません。

高校生や学生には、コンビニがアルバイトデビューという人も多い職場。気軽にチャレンジして、時給アップも目指しましょう。

▼【経験者100人に聞く】コンビニバイトってどんな感じ?きつい?楽?覚えること一覧を紹介

コンビニのお仕事を探す


TOP