この記事の要約
軽作業バイトは、誰でも気軽にスタートでき仕事内容もさまざま。黙々と作業を進めるのが好きな人や短期間で収入を得たい人にぴったりのバイトです。
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マニュアルに沿ったシンプルで覚えやすい仕事が多く、未経験でも安心してスタートできる軽作業バイト。短期・単発OKとされている求人が多く、繁忙期の求人であれば比較的高時給も期待できるというのも魅力です。学生や主婦(夫)、シニアなど、幅広い年齢の方が働いており、隙間時間にサクッと稼ぎたい方や、初めてのアルバイトを探している方からも人気があります。
今回は、そんな軽作業バイトの仕事内容やメリット・デメリットなどについて詳しく紹介します。
1. 軽作業とは?
軽作業とは、特別なスキルや資格を必要とせず、比較的簡単に行える作業のことを指します。主に工場や倉庫で作業することが多く、荷物を運んで仕分けや梱包をする仕事が軽作業に当たります。軽作業という言葉から「軽いものを扱う仕事」というイメージを持ちやすいですが、必ずしもそうではありません。正確には「比較的誰でもできる、短期間で習得できる作業」のことを指します。したがって、現場によっては重い荷物を運んで仕分けをする場合も。しかしながら、どの現場にも共通しているのは「誰でも始めやすいという点」ですので、未経験者やアルバイトを初めてする人にとっては、始めやすい仕事と言えるでしょう。
2. 軽作業バイトの仕事内容
軽作業バイトは具体的にどのような仕事を行うのでしょうか。代表的な業務を紹介します。
梱包
日用品や食品、衣料品、本、DVDなど、さまざまな商品を段ボールや袋に入れる「箱詰め」「袋詰め」を行い、発送できる状態に仕上げる作業です。商品の大きさや量に応じて適切な梱包資材を選び分ける作業や、商品を傷付けることがないようエアパッキンを巻いたり緩衝材を詰めたりする作業も必要になります。また、ギフト用のラッピングを行うこともあります。なお、指示書や注文書にしたがって商品を集める作業をピッキングと言いますが、このピッキングと梱包の作業をまとめて募集しているところもあります。
検品
出荷前の商品に不備がないか、マニュアルに沿って検査する仕事です。衣料品の場合は糸のほつれや針が残っていないか、食品の場合は異物の混入や型崩れがないか、機械の場合は正常に動作するかなどをチェックします。検査する項目や手順はあらかじめ決められているので未経験でも問題なくできる仕事ですが、ベルトコンベヤーで次々と運ばれてくる商品を途切れることなく確認するなど、作業には高い集中力が必要になります。検品の対象はさまざまなので、自分が興味のある商品を選んで仕事をすることが集中力を維持するポイントになるかもしれません。
仕分け
ベルトコンベヤーで運ばれてくる商品や、配送センターから送られてくる荷物を「配送先別」「保管場所別」などに分類します。仕分ける対象はさまざまで、一般的な宅配便のほか、ダイレクトメールなどの郵便物、缶詰などの食品、本などの印刷物、大きいものではスキー板などのスポーツ用品やテレビなどの家電製品を扱うこともあるようです。立ったり座ったりを繰り返すので、体を動かすのが好きな方に向いている仕事といえそうです。 また、仕分け作業の際に値札やバーコード、成分表、企業ロゴなどのシール(ラベル)を商品に貼る作業を併せて行う場合もあります。このシール貼りの作業だけを募集する求人もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
商品管理
百貨店や量販店などの倉庫、メーカーの工場、物流センターなどで、棚卸しや在庫管理を行う仕事です。商品のバーコードを読み取って在庫状況を調べ、仕入れた個数と売れた個数の差し引きが合っているか、過剰な在庫や欠品が生じていないかなどを確認します。また、食品を扱っている勤務先では、賞味期限や消費期限のチェックを行うこともあります。ただし、商品管理の仕事は「有資格者」「経験者」が応募条件になることが多く、未経験者が採用される機会は少ないようです。
搬入、搬出
トラックなどで運ばれてきた資材などを荷台から下ろし、指定された場所に運び入れるのが搬入の仕事で、これとは逆に現場から廃材などを運び出してトラックなどに積み込むのが搬出の仕事となります。建設現場での勤務が多く、木工ボードや足組のパイプなどの資材や、解体した廃材などを運びます。他に、百貨店の催事場で陳列棚や商品を運び入れたり、オフィス移転の現場で事務機器などを運び出したりするケースがあります。基本的に重いものを何度も運ぶことになります。運搬するものを壁などにぶつけて破損してしまうと弁償になることもあるので注意が必要です。体を動かすのが得意な方にはおすすめの仕事といえるでしょう。なお、軽作業バイトは1日の仕事量が決まっているので、早く終わればそのまま帰ってもOKというケースもあります。
会場設営
さまざまなイベントの会場で設営を行う仕事です。例えばコンサート会場では、音響機器や照明装置などを運び入れる作業からスタートし、機材の組み立てやセッティングをしたり、イスに座席番号を貼り付けて指定位置に並べたりと、責任者の指示にしたがって幅広い作業を行います。周りのスタッフと協力して効率よく作業する必要がありますが、その一方で、一つのものを作り上げる達成感や連帯感を味わうこともできます。また、芸能人や歌手に出会えたり、展覧会の展示品を間近で見られたりするチャンスがあるのも魅力といえるでしょう。
3. 軽作業バイトのメリット
作業がシンプルである場合が多く専門的な知識や資格などがなくても始めやすい
軽作業とは「軽いものを取り扱う仕事」という意味ではなく、「比較的簡単な作業を行う仕事」という意味を持つ言葉です。同じことを繰り返すようなシンプルな作業が多く、ほとんどの場合で細かなマニュアルも用意されているため、専門的な知識や資格がなくても安心して始めることができます。初めてのアルバイトで軽作業バイトを選ぶ人が多いのは、そのような理由があるからといえるでしょう。また、学生や主婦(夫)、フリーター、シニアなど働いている人もさまざまで、年齢を気にすることなく働くことができるのも魅力です。
働き先によって条件は異なるが、服装も髪型も自由なケースが多い
軽作業の仕事は、関係者以外の立ち入りを禁止している工場や倉庫、建設現場などでの作業が中心になります。細かな条件は勤務先によって異なりますが、基本的に接客をする必要がないので、服装や髪型、髪色などに関して制限を設けていないケースが多くなっています。ただし、搬入・搬出や会場設営はもちろん、仕分け作業や梱包作業でも立ち座りを繰り返したり床にひざをついたりすることがあるので、「動きやすくて汚れてもいい服を選ぶ」「髪はまとめておく」などの配慮は必要になりそうです。また、勤務先によっては制服が支給されることもあり、特に食品関係を扱う現場なら、衛生面に配慮してエプロンや帽子、手袋、マスクなどが一式支給されることもあります。 なお、アクセサリーやネイルの着用に関しては、商品を傷つけたり異物混入の原因になったりするので、禁止としているケースがほとんどのようです。
短期や単発の求人が多く、自分の都合に合わせて働きやすい
覚えることが少ない軽作業バイトは、すぐに即戦力として働けることが求められており、1日や1週間といった短期・単発の求人が多くなっています。また、日中だけでなく深夜帯や早朝帯の仕事もあるので、自分のライフスタイルに合わせてシフトを組むことができます。勤務先によっては「週1回4時間だけ」「深夜手当の付く夜10時以降で週2回」といった働き方も可能です。
4. 軽作業バイトのデメリット
ノルマや仕事内容がハードな場合もある
勤務先によっては一日のノルマや目標数が設けられていることがあります。その場合は時間に追われながら作業を行わなければならないので、簡単な仕事でもプレッシャーを感じてきついと思うことがあるかもしれません。ノルマが達成できない場合は、残業をお願いされるケースもあるようです。また、「重い荷物を繰り返し運ぶ仕分け作業」「空調の効いていない工場での検品作業」「高価なガラス製品を扱う梱包作業」「冷凍庫に入ってのピッキング作業」など、ハードに感じてしまうような現場もあります。ノルマの有無や取り扱う商品の情報、勤務先の環境などについては、事前に必ず確認しておきましょう。
同じ作業を繰り返すため、集中が切れるとミスが発生する可能性も
軽作業バイトの仕事は、同じ作業を繰り返すことが多くなるため、慣れてくると仕事に飽きてしまったり、眠くなったりしてしまう可能性があります。万が一どこかで間違えてしまうと、大きな時間ロスが発生することもあるのが、軽作業バイトで注意しなければならないところです。例えば梱包作業の場合、商品の数が合わないと梱包済の段ボールをすべて開封して再確認するということもあります。同じ作業の繰り返しでも「正確さ」や「丁寧さ」は常に求められるので、高い集中力が必要になるといえるでしょう。
5. 軽作業バイトに向いている人
黙々と作業を進めるのが好きな人や、集中力が高い人
軽作業バイトは、自分のペースでもくもくと作業を進めるのが好きな人や、一つの作業に集中して取り組める人に向いている仕事といえます。また、基本的に接客をする必要がないので、コミュニケーションを取るのが苦手な人にも向いているといえるでしょう。仕事に慣れてくると作業スピードはどんどんアップしますが、そこで「楽しい」と感じるか、「退屈」と感じるかは大きな違いです。一つのことを突き詰めて取り組むことができる人にはぴったりの仕事です。
短期間で収入を得たい人
軽作業バイトは、短期・単発OKで日払い・週払いにも対応しているケースが多いバイトです。特に「お中元・お歳暮」「クリスマス」「バレンタイン」といった、繁忙期となる季節ごとの行事に合わせて高時給が期待できる軽作業バイトが増加するので、短期間で収入を得たいと考えている人はぜひチェックしてみてください。
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6. 軽作業バイトの探し方のコツ
軽作業バイトは、誰でも気軽にスタートできるのが魅力ですが、仕事内容は実にさまざま。どんな商品を扱うのか、どんな環境で働くのかということも考慮して、自分に合った働き方を見つけることが大切です。
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