【高校生バイト】履歴書の志望動機は何を書く?理由・職種別の例文も紹介 | マイナビバイトTIMES
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    【高校生バイト】履歴書の志望動機は何を書く?理由・職種別の例文も紹介

アルバイトの応募に必要な志望動機。高校生の場合は「自分でお金を稼ぎたい」「好きなものを買いたい」などいろいろ理由があるかもしれませんが、本音をそのまま履歴書に書くのではなく、適切な表現で記載しましょう。本記事では高校生がアルバイトに応募する際に通りやすい志望動機の書き方を例文と共に紹介します。


【理由別】高校生の志望動機の例文

高校生ならではと思われる志望動機は、アピールの仕方を間違えてしまうとマイナス要素になってしまうこともあります。以下の例文を参考に、本音をどう表現すればいいのかを把握しておきましょう。

(1)家や学校から近い

「家から近い」「通いやすい」という理由でアルバイト先を選ぶ高校生は少なくありません。まだ未成年であることを踏まえても、その理由は決して間違っていないでしょう。しかし、「家が近いからです!」と正直に言うと「それだけの理由で?」と思われてしまう可能性があります。そうならないために家が近い利点を補足するようにしましょう。

【例文】
家から近いので、親も安心して応援してくれています。また、通いやすいことから急なシフト変更にも対応できると思います。

(2)お小遣いを稼ぎたい

「お小遣い稼ぎをしたい」というのもよくある理由です。しかし、「お金さえ稼げればどこでもいいのか?」と思われてしまっては元も子もありません。どうしてお金が欲しいのか、そのお金を稼ぐためにどうしてこのバイトを選んだのかが伝わるようにしましょう。

【例文】
私はこれまで親からお小遣いをもらってきましたが、もう高校生になったので自分の欲しい物は自分で買えるようになりたいです。そのなかで、興味がある仕事である××を選びました。

(3)友人が働いている

仲の良い友人が働いていて誘われたから、というのも立派な志望動機になります。ただ、「友達と一緒に働きたい!」という理由だけだと「遊びに来たのかな」と捉えられてしまう可能性も否めません。なぜ友人と共に「ここで」働きたいのかが伝わるようにしましょう。

【例文】
友人がすでにこちらの店舗で働いており、仕事の忙しさも聞きましたが、それ以上に店舗全体の雰囲気の良さや従業員同士のコミュニケーションの良さを聞きました。初めてのアルバイトは雰囲気の良い職場でスタートさせたいと思っていたので、今回応募いたしました。

(4)元々好きなお店だった

元々自分が好きだったお店で働くというケースもあります。どんなお店なのかを知っている分、強みになる可能性もあるでしょう。そのお店の好きなところや、自分が働く側になった際にどうしていきたいかなどを具体的に伝えてみてください。

【例文】
こちらのお店は私が小さな頃から来ており、店員さんの対応が優しくて好きでした。アルバイトをするなら最初はこのお店がいいと思っていたため、応募しました。お客さまに心地良い時間を過ごしていただけるような丁寧な接客を心掛けたいです。

(5)社会勉強のため

高校生にとって、アルバイトは社会に踏み出す第一歩。そのため、「社会勉強をしたい」というのも十分アピールポイントになります。

【例文】
接客業務でさまざまなお客さまとコミュニケーションを図りながら、立ち居振る舞いや会話の仕方など社会勉強をしたいと思い、応募いたしました。


【職種別】すぐに使える志望動機の例文

次に、職種別に使える志望動機の例文を紹介します。実際の採用担当者の方の声も合わせて参考にしてみてください。

(1)レストラン

【例文】
よく家族でこちらの店に来ていました。店員さんがいつも笑顔で接客してくれて、キラキラして見えました。私も同じように輝きたいと思い、応募いたしました。私も笑顔を絶やさずに明るい接客で、お客さまを幸せにしたいです。

【例文】
小さな頃から来ていたお店で、特に××(商品名)が大好きでした。キッチンのアルバイト募集の求人を拝見し応募いたしました。初めてのアルバイトのためできることは少ないかもしれませんが、早く仕事を覚えてお店の役に立ちたいと考えています。

ガストの採用担当者の声

「思い出のある場所をアルバイトとして選んでいただけたこと、とても嬉しく思います。これまでの体験を今度は店舗で働くスタッフとして、お客さまに笑顔を届けるために一緒に働くことができればもっとうれしいです。条件面は状況によって変わりつつありますので、志望動機を重視しています。『人見知りを克服したい』『料理は苦手』という志望動機でも経験を積めばできるようになりますので、安心して働いて欲しいです。」

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サイゼリヤの採用担当者の声

「本音で動機を言ってくれることはうれしいことです。好きで応募してきてくれる方のほうが印象は良いです。特に好きな商品は〇〇です。などと具体的に名前が出てくるとうれしいです。」

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(2)コンビニ・スーパー

【例文】
コンビニは私たちの生活になくてはならない存在だと感じており、そんな場所だからこそ経験できることがあると思います。こちらのコンビニは家からも近く、通いやすいため、両親も賛成してくれました。

【例文】
こちらのスーパーは訪れる方の年齢層が幅広く、それぞれのお客さまに適した接客の仕方やより良いコミュニケーションの取り方の勉強ができると感じています。困っている人がいたら積極的に話しかけ、手助けできるような接客を心掛けたいです。

ライフの採用担当者の声

「志望動機は人柄を確認する際に確認させていただいており、実はそこまで重視はしておりません。希望の勤務時間や曜日と希望職種があるかどうかが大きいです。高校生の方にお任せする仕事はレジや商品の品出し、マニュアルに沿ってする清掃など、単純作業がメインとなるので未経験の方でも問題ありません。仕事に対して意欲的な方や社会勉強、学校終わりの時間で働いてみたいなど、バイトデビューの方も大歓迎です。」

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(3)ファーストフード

【例文】
小さな頃から家族でこちらのお店に来て、食事を楽しんでいました。店員さんが笑顔で出迎えてくれるのが嬉しく、ご飯も大変美味しかったので、今度は自分がもてなす側に回りたいと思い、応募いたしました。

【例文】
よく家族で訪れていて、いつも丁寧で優しい店員さんに憧れていました。私は今回が初めてのアルバイトでまだ接客経験もありませんが、お客さまに楽しく、気持ち良い時間を過ごしていただけるよう、笑顔で頑張りたいと思っています。

(4)居酒屋

【例文】
ファミリータイプの居酒屋によく両親に連れて行ってもらっていて、あの賑やかな雰囲気が好きでした。私は人と話すことが大好きなので、お客さまにも笑顔で接することができると思います。

【例文】
お客さまとフランクに話しながら接客ができるところを探しており、居酒屋がいいのではと思いました。高校生なので22時までしか働けませんが、その分丁寧な接客を心掛けます。

(5)ドラッグストア

【例文】
コツコツと進める作業が好きなので、商品陳列や荷物出しの作業をやってみたいです。こちらのドラッグストアは商品数も多いので、やりがいがありそうだと思い応募いたしました。

【例文】
薬品の世界に興味があり、実際の薬剤師さんはどんな仕事をしているんだろうと思い、応募いたしました。自分の仕事をしながら実際の薬剤師さんの仕事を見て、将来に生かしたいと思います。

マツモトキヨシの採用担当者の声

「志望動機は重視しています。商品に興味がある方は大歓迎です。特に化粧品・医薬品に特化している為、興味があると更に良いです。新商品や流行を早くキャッチしたい方は商品を先取りして知れるため、やりがいにつながると思います。マツモトキヨシは薬剤師だけでなく、登録販売員の在籍も多いため、医薬品に興味がある方は医薬品の知識をつける事もでき、実際に登録販売者の業務を知ることができます。医薬品の相談も多く、登録販売者の接客を知ることで興味を持ってもらえるとうれしいです。」

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ココカラファインの採用担当者の声

「志望動機は重視しています。荷出しは主作業でもありますが、接客を重視しているので、接客に興味がある方ですと更に良いです。地域密着の店舗も多く、明るく、楽しく働ける方と一緒に働きたいです。ココカラファインは薬剤師だけでなく、登録販売員の在籍も多いため、医薬品の質問が来た時も一緒に接客することで接客を通して医薬品を覚えていけます。病院に行くまでではないけど…というお客さまに寄り添った接客をする事で地域社会に貢献できる仕事です。」

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ウエルシア薬局の採用担当者の声

「お客さまに気持ち良くお買い物いただけるようまずは明るく元気にあいさつ・接客できる方を重視しております。また、人に寄り添える協調性のある方、従業員同士でコミュニケーションを取れる方を採用したいと考えております。その他、積極的な興味・関心事のある志望動機であれば一緒に働くうえで嬉しく思います。」

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参考記事:高校生の初めてのアルバイト先は?いつから始めた?アンケートをもとに解説


志望動機を書く際の注意点

ここからは、バイトの志望動機を書く際の注意点を4つ紹介します。

(1)楽そう・誰でもできそうはNG

アルバイトを選ぶ理由に「楽そう」「自分でもできそう」と思うことは誰でもあります。しかし、応募する際にそれをそのまま伝えてもあまり良い印象は与えられません。「なぜ自分でもできると思ったのか」「どうしてやれそうだと思ったのか」をできるだけ深掘りして言葉にするようにしましょう。

(2)自分のアピールポイントも忘れない

志望動機に欠かせないのは「なぜそのバイトに応募したのか」ですが、同じくらい大切なのが「アピールポイント」です。バイト先は「あなたはここで何ができるのか?」を知りたがっています。「誰にでも笑顔で接することができる」「物覚えは早い方なので商品もすぐに覚えられる」など、自分にできることを素直に伝えていきましょう。

▼スキルを生かした自己PRの書き方はこちら
バイトでスキルを生かして働きたい/身につけたい方向け!履歴書の書き方

(3)誤字脱字を確認する

志望動機を書くのは履歴書になるので、公的な文書になります。文字が間違っていないか、抜けている文字がないかはよく確認しましょう。志望動機を書いた後は一晩寝かせて、次の日以降にミスがないかもう一度確認することをおすすめします。

(4)はっきり丁寧な文字を意識する

「字を丁寧に書こうとしたか否か」は読んだ人に確実に伝わります。「自分は字が下手だ」と思っている人も、できる限り丁寧に書くようにしましょう。また、履歴書では修正液を使用せず、間違えたら新しく書き直すようにしてください。


バイト面接での注意点

バイト 面接 注意点

面接では、できないことは正直に「できない」「したことがないので分からない」と伝えたほうが良いでしょう。その際にただ「できない」ではなく「これからは挑戦してみたいと思う」という意志を一緒に伝えたほうが好感度が上がります。

参考記事:バイト探しに悩む高校生や大学生も必見!マイナビバイト新サービスの体験や評判は?


素直な気持ちをしっかり伝えよう

初めてアルバイトをする時、そもそも履歴書を自分で初めて書く高校生も多いはず。特に志望動機は人によって違い、さまざまな選択肢があるために迷いがちです。「お金が欲しい」「家が近い」という動機も決して間違っていません。アピールの仕方次第で雇う側の受け取り方も変わるので、「自分が相手だったらどう思うか」を考えてみてくださいね。


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