この記事で分かること
バイト履歴書の志望動機欄は、応募者の人柄や仕事に対する姿勢、将来の展望などが読み取れる大事な項目。志望動機欄がきちんと書けていれば、採用される可能性も高くなるでしょう。本記事では、志望動機の書き方に悩んでいる学生向けに、具体的な例文23選や書く際のポイントを紹介します。志望動機の書き方を理解し、採用につながる履歴書を完成させてみてください。
1.バイトの志望動機を書く2つのポイント
バイトの志望動機を書くときには、以下の2つのポイントを押さえましょう。
（1）バイト先に応募する理由を明確に
アルバイト先に応募する理由を明確にすると、志望理由が具体的になります。どこでも通用するような「お金を稼ぎたい」「接客したい」といった理由では、採用者に他のアルバイト先でもいいのではないかと思われてしまうでしょう。「お金を稼ぎたい＝海外留学のために貯金をしたい」「接客したい＝人と話すことが好き」というように、自分なりのエピソードを志望動機に盛り込んでみてください。
（2）自分を雇うメリットを伝える
アルバイト先があなたを雇うメリットを志望理由に盛り込むと効果的です。応募者が多い場合は、アルバイト先にメリットになるような活躍できる人材が優先的に雇われる傾向にあります。例えば、レストランでのホールの求人に応募する場合、「飲食店でのホール経験があり、即戦力になる」ことは大きなメリットになるでしょう。バイト先の求人情報を確認し、どのような人材を求めているか把握したうえで、メリットを提示してみてください。
2.バイト履歴書の志望動機｜定番理由の例文9選
ここからは、よくある志望動機の例文やポイントについて解説します。
学校や家から近い
【例文】
自宅から近く、学業と両立しながら長く働けるのではないかと考えて応募しました。また、普段からこちらのお店を利用しており、スタッフの方がいつも笑顔で楽しそうに働いている姿が印象的だったため、私も一緒に仕事がしたいと思いました。
【ポイント】
職場と家が近いと、自分が通いやすいだけでなく、採用側にも「交通費を支給しなくても良い」「急なシフトの変更もお願いしやすい」といったメリットがあります。ただし、それだけではどこにでも当てはまる理由なので、その会社（店）で働きたいと思う具体的な理由もあわせて伝えましょう。
また、「スタッフの方が楽しそうだった」という点を伝える際は、「いつも笑顔で楽しそう」「手際よくお客さまをお待たせせず」のように具体的なひとことを書けると、更に印象がアップします。
【履歴書添削】誰でもできる！バイトの志望動機「家から近い」「お金を稼ぎたい」の言い換え方
接客を学びたい
【例文】
私は人とコミュニケーションを取るのが好きなので、接客業に関心があります。お客さまと良い関係を築き、笑顔と丁寧な対応を心掛けたいです。
【ポイント】
人と接することが好きというだけでなく「お客さまと良い関係を築き、笑顔と丁寧な対応を心掛けたい」など、自身の成長意欲や「学びたい」という意欲をアピールしてみてください。常に笑顔と丁寧な対応を心掛ける姿勢があることが伝わり、採用担当者に好印象を与えられます。
生活費・学費のためにお金を稼ぎたい
【例文】
私はアルバイトをして大学の学費・生活費を稼ぎ、親の経済的負担を軽減したいと考えています。また、アルバイトを通じて仕事に真摯に取り組む姿勢を学びたいです。
【ポイント】
「一人暮らしの費用を稼ぎたい」など、アルバイトをする目的がはっきりしている場合、具体的な目的を伝える のがおすすめです。目的が明確であることは、アルバイトに対する意欲の高さを採用側にアピールできるため、好印象を与えやすいでしょう。
時給が良い
【例文】
高校生の頃から、海外留学を夢見ていました。大学在学中に語学を身に着けるために、アメリカ留学を考えています。
来年の冬休みに留学するスケジュールを考えているため、時給の良い貴店のアルバイトに応募しました。
【ポイント】
目標のために時給の良い仕事に応募する場合は、達成したい期限を伝えてみてください。具体的なスケジュールを提示すると、志望動機に説得力が増し、志望動機が採用担当者に伝わりやすくなります。
短期のスケジュールの場合、一時的に休む期間があるがアルバイトに戻る予定と伝えると、採用担当者が短期で辞める懸念を払拭できます。
ブランド・店が好き
【例文】
私はカフェ巡りが趣味で、以前からカフェで働くことに憧れていました。特に貴店は何度も利用させていただいたことがあり、おしゃれな雰囲気と、スタッフの方の心配りが印象に残っています。私もこのような素敵な場所で一緒に働きたいと思い、応募を決意しました。お客さまにも私が感じた心配りを提供したいと考えています。
【ポイント】
憧れていた店やブランドを志望する場合は、「やってみたい」という気持ちを素直に書けばOK。カフェに来店されるお客さまに対して自分ができそうなメリットもプラスできると、更なるポイントアップにつながります。
仕事に興味がある
【例文】
教育の仕事に興味があるため、学習塾の求人に応募いたしました。小学生のときから学校の先生に憧れており、大学では教育学部に所属し、小学校の教師を目指しています。生徒に寄り添いながら、成績向上のために精一杯頑張りたいと思います。
【ポイント】
アルバイトの仕事に興味がある場合は、なぜ興味があるのかを説明できる具体的なエピソードを書きましょう。興味があるからこそ、どのように頑張るのかを書くと採用担当者に思いが伝わります。
これまでの経験が生かせる
【例文】
私はこれまで3年間ほどコンビニでアルバイトを経験しました。接客や細かい作業が好きで、レジ打ちや品出しも得意です。この経験を生かしながら、より大きな商業施設で働いてみたいと思い、貴社に応募しました。レジ打ちの速さと正確さには自信があります。よろしくお願いします。
【ポイント】
応募するバイトに生かせる経験を持っていれば、即戦力として採用される可能性が高まります。伝える際には、「どの程度の期間」「どのような経験」を積んだのかを明確に書きましょう。そして、自分の経験から次の職場で役立ちそうなアピールポイントもひとことプラスすれば、採用担当の目を引きます。
社会経験を積みたい
【例文】
私は大学1年生ですが、将来の就職活動に向けて社会人のビジネスマナーを身につけたいと考えています。接客業務はもちろん、電話対応や事務作業などの経験も積みたいです。まずは与えられたことから、一つひとつ責任感を持って仕事に取り組みますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【ポイント】
就活に生かしたいという志望動機は、自分の将来の夢に向かってバイトを頑張ろうとする意欲が伝わります。どのような経験を積みたくてそのバイト先を選んだのかもあわせて述べると良いでしょう。
ただし、経験を積みたいだけだと採用側にメリットは感じられなくなってしまいます。仕事に対する熱意や、今の自分にできそうなこともあわせて書いておきましょう。
先輩・友人にすすめられた
【例文】
楽しそうに働いている販売員の先輩の姿から接客業に興味を持ち、その先輩からすすめられたため、貴店に応募しました。私も先輩と同じように楽しく接客し、お客さまにも楽しんでもらえるような接客ができるように頑張ります。
【ポイント】
先輩にすすめられただけでなく、自分が興味を持っているとアピールしましょう。自分が興味を持った理由やどのように活躍したいのか将来像を話すと、志望動機の説得力が増します。
3.バイト履歴書の志望動機｜職種別の例文11選
アルバイトの志望動機は職種別に異なるため、職種に合った内容に構成しましょう。それぞれの職種の例文とポイントについて解説するので参考にしてみてください。
飲食店（居酒屋・カフェなど）のホール
【例文】
友人と貴店を訪れることを放課後の楽しみにしています。特にタルトと、季節のフルーツを使ったパフェが大好きで、期間限定メニューは必ずチェックしています。また、店内の和気あいあいとした雰囲気にも魅力を感じ、通い続けるうちにだんだんと私も一緒に働きたいと思うようになりました。ホールスタッフとして、貴店のメニューや味の良さをお客さまに伝えていきたいです。
【ポイント】
応募する店の好きな点や料理の感想などを述べると、数ある飲食店の中でなぜその店を選んだのかが伝わります。また、採用されたら自分ができそうなこともプラスしてアピールできれば、より採用者も納得しやすくなるはずです。もし、何かしらの接客経験を持っていれば、異業種でも構わないのであわせて伝えておきましょう。
飲食店（居酒屋・カフェなど）のキッチン
【例文】
子どもの頃から貴店を利用しており、カウンターキッチンの中で調理が行われている様子を覗くのが好きでした。今では料理を作るのが趣味になり、自宅で家族にふるまった時の嬉しそうな顔を見ると幸せを感じます。もっと多くの人に自分が作った料理を食べてもらい、喜んでほしいという思いから、小さな頃から憧れていた貴店のキッチンスタッフに応募いたしました。
【ポイント】
ホールスタッフと同様に、店の好きな点や料理の感想などを述べることが大切。加えて、キッチンスタッフの場合は料理の経験やスキルについても触れておきましょう。仕事で調理経験がない場合は、料理が好きなことや、普段から調理をしていることを伝えてもOKです。普段から料理をしないという方は、マルチタスクが得意など、調理につながりそうな点をアピールしても良いでしょう。
アパレルスタッフ
【例文】
ブランドの洋服が好きで、新作が出るたびにチェックしては購入する、という習慣をかれこれ3年以上続けています。ブランドの魅力を多くのお客さまに知ってもらいたいと思い、応募しました。普段からブラウスやニットなどを愛用しています。ブランドを好きな気持ちは強く、お客さまに多くの魅力を伝えられるのではないかと考えています。
【ポイント】
数多くのブランドのなかから応募した理由を明確に伝えてください。愛用しているアイテムがあれば、普段から着用していることを伝えると好きな気持ちが伝わりやすいといえます。好きだからこそ、どのように接客するのかを書くと採用担当者が働いている姿を思い浮かべやすくなります。
塾講師
【例文】
現在、私は教育学部に在籍しており、将来は中学校の教員を目指しています。塾講師のアルバイトを経験することによって、学習指導や進路相談のスキルを身につけたいと考えています。まずは分かりやすく丁寧に、できるだけ根気強く教えられるようにし、生徒の皆さまの悩みや課題を解消していけるように頑張りたいです。
【ポイント】
塾講師や家庭教師は、生徒の進路や人生を左右するかもしれないという責任感が伴う仕事。志望動機として、自分の夢や生徒への思い、アルバイトのやりがいなどを書くのがおすすめです。自分が塾に通ったり、家庭教師に教えてもらったりした経験があるなら、そのエピソードも盛り込むと良いでしょう。
コンビニ・スーパーのレジ
【例文】
自宅が近く、小さな頃から貴店を利用させていただいています。どこにどんな商品があるのかを覚えるくらいなじみがあり、スタッフの方もとても優しい印象なので、初めてのアルバイトはここで始めたいと思い、応募しました。学校からも近いため、平日も◯時以降であれば学業と両立しながら勤務できます。よろしくお願いいたします。
【ポイント】
レジ業務スタッフの志望動機では、店に対する感想や思い入れ、これまでの接客経験の有無、コミュニケーションスキルなどについて伝えると良いでしょう。また、コンビニやスーパーは常にお客さまの利用者数に合った人員を配置する必要があるため、コンスタントにシフトに入れる人が好まれます。通いやすさをアピールしたり、勤務可能日や時間帯を明確に伝えたりするのもおすすめです。
コールセンター
【例文】
私は人とコミュニケーションを取るのが好きなので、コールセンタースタッフに応募いたしました。前職はコンビニで働いておりコールセンターでの勤務経験はありませんが、お客さまの状況をヒアリングし丁寧な対応ができると考えています。学校から近いので平日であれば17時以降の勤務が可能です。どうぞよろしくお願いいたします。
【ポイント】
コールセンタースタッフの志望動機では、接客経験の有無やコミュニケーション能力についてアピールできると良いでしょう。他のアルバイトに比べると時給が高い傾向にあるので、シフトに多く入れる点や時間帯も柔軟に対応できる点などをアピールできると周りとの差をつけられる可能性があります。
配達スタッフ
【例文】
私は運転が好きなので、配達スタッフに応募しました。普段から原付バイクで通学しており、〇〇地域には土地勘があるため、スムーズに配達ルートを覚えられると思います。また、中学からずっとスポーツを続けているので、体を動かす仕事である点にも魅力を感じています。
【ポイント】
配達スタッフは、普段から運転に慣れていることや、土地勘があることが大きなアピールポイントになります。体を動かすことが好きという点をアピールできると更によくなります。
イベントスタッフ
【例文】
音楽が好きで、アーティストのライブにも定期的に参加しています。アルバイトで働くならば、好きな音楽イベントに携わりたいと思い応募しました。イベントをスムーズに進行できるよう、アルバイトスタッフ同士で協力して作業を行います。土日もコンスタントにシフトに入れるため、貢献できるのではないかと考えています。
【ポイント】
イベントに参加した経験や好きだと伝わるようなエピソードを志望動機に盛り込んでください。スタッフは、イベントの流れを理解していることが重要なため、参加経験があると優遇されます。イベントは土日に開催されることが多く、シフトに入れることもアピールポイントになります。
事務のアルバイト
【例文】
大学では、WordやExcel、PowerPointといったMicrosoft 365のソフトを使って、レポートやプレゼンテーション資料を作成しているため、操作に慣れています。学生のうちから事務のスキルを身に着けたいと考え、応募いたしました。
コツコツと作業をすることが好きなため、パソコンでの情報入力作業や資料の作成なども苦にならず進められます。
【ポイント】
事務のアルバイトでは、パソコンスキルがあることをアピールしましょう。ExcelやWordといったMicrosoft 365ソフトのスキルがあると、重宝されます。
また、基本的に社員の補助をするケースが多いため、人のサポートが好きなことを伝えると採用されやすいでしょう。
倉庫や工場の軽作業スタッフ
【例文】
コツコツ進めていく作業が好きで、組み立てや発送などの仕事をしたいと思い応募いたしました。スピーカーや温度センサーなどを作る電子工作が趣味で、手先は器用なほうです。また、筋トレもしているため、重いものを運ぶことも問題ありません。
【ポイント】
倉庫や工場によっては細かい作業が多いため、黙々と作業することが好きだとアピールすると採用されやすいでしょう。組み立てたものや荷物を運ぶケースもあるため、荷物の持ち運びが苦にならないこともアピールポイントになります。
カラオケ店員
【例文】
普段からK-POPやHIPHOPなどの音楽を好んで聞いており、カラオケも好きなため、応募しました。飲食店でのキッチンの経験があり、フードの提供を生かせるのではないかと考えています。自宅から近いため、深夜のシフトにも問題なく入れます。
【ポイント】
カラオケ店では、音楽やカラオケが好きなことをアピールすると志望動機の説得力が増します。飲食店のキッチンの経験は、カラオケバイトの食事やドリンクの提供に生かせるため、積極的にアピールしましょう。深夜や早朝のシフトの募集もかけられている場合、家から近いことや車で移動できるためシフトに入れることも、アピールポイントの一つです。
4.バイト履歴書の志望動機｜募集形態別の例文3選
アルバイトの業務形態別に、採用につながりやすい志望動機は異なります。ここからは、以下の募集形態ごとの志望動機を解説します。それぞれの業務形態ごとの例文を紹介します。
短期アルバイト
【例文】
大学の夏休みに入るので、時間を有効的に使うために応募いたしました。シフトに関しては曜日・時間共に柔軟に対応できます。どうぞよろしくお願いいたします。
短期バイトの志望理由を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
【履歴書添削】すぐ分かる！短期バイトの志望動機の書き方・伝え方！単発/Wワーク希望の例文も
リゾートバイト
【例文】
夏休みを利用して学費を稼ぐために応募いたしました。過去にコンビニでアルバイトをした経験があり、コミュニケーション能力には自信があります。シフトにも柔軟に対応できますので、どうぞよろしくお願いいたします。
深夜・早朝バイト
【例文】
日中は大学の授業や部活動がありアルバイトが難しいので、深夜・早朝に働きたいと思い応募いたしました。土日であれば日中の時間帯も勤務可能です。どうぞよろしくお願いいたします。
5.バイト履歴書に書く志望動機のNGポイント
バイト履歴書に書く志望動機には2つのNGポイントがあります。採用担当者に好印象を持ってもらうためにも、NG理由や注意点を参考にして、採用されやすい志望動機を書きましょう。
（1）ネガティブな要素が多い
志望動機にネガティブな要素を多く書いていると、担当者のイメージが悪くなってしまいます。例えば「未経験の私でも続けられそうだから」といった理由は避けたほうが無難です。言葉の選び方によって採用担当者に与える印象は異なるため、ポジティブなフレーズを使って志望動機を書きましょう。
ネガティブな言葉は、ポジティブな言葉に言い換えるか、書くのを控えてください。未経験の場合は、似ている職種でのアルバイト経験を生かせることや、新しい仕事にチャレンジしたいなどに言い換えることをおすすめします。
（2）自分の希望のみ書く
授業やサークルが優先といった自分の希望のみ書いていると、わがままで協調性がない人物とみなされる可能性があります。アルバイト先では、一般的にバイトの同僚や社員と共に仕事するケースが多いため、志望動機からチームワークが取れないとみなされると、アルバイト先で活躍する姿がイメージできず、採用されにくいでしょう。
そのため、現在働いているメンバーと協力できそうな印象を与える志望理由を書くことが大切です。チームワークを発揮したエピソードから、飲食店で他のスタッフと協力して食事を提供できるといった志望理由を書きましょう。
6．志望動機が思いつかない場合の対処法2つ
アルバイトの志望動機が思いつかないときは、以下の2つの方法を試すことをおすすめします。
（1）バイトをしたいと考えたきっかけを思い出す
まず、アルバイトをしたいと考えたきっかけを振り返ってみましょう。思い出したエピソードを紙に書きだし、自分の頭の中を整理します。「社会経験を積みたい」「お金を稼ぎたい」といった理由を書き出せたら、自分の中で一番重要なものをピックアップしてみてください。
ピックアップした理由が、アルバイトに応募する志望動機です。志望動機は、アルバイト先に関連するものであれば基本的には問題ありません。そこに、理由に関連する具体的なエピソードを加えれば、説得力のある志望動機になるでしょう。
（2）バイトの応募先を訪問する
何も志望動機が思いつかない場合は、応募先を訪問してみましょう。実際に足を運ぶことで、求人情報票に記載されていなかった魅力を感じ、志望動機が思いつくかもしれません。
「接客が明るく、楽しい時間を過ごせた」「お店の雰囲気が良かった」などの応募先の魅力を見つけられたら、志望動機のエピソードとして書けます。
「素敵な接客を受けたため、私も同じような接客をしてお客さまを喜ばせたい」「お店の雰囲気が良く、お店のファンになったため働きたい」のように、説得力のある志望動機を伝えられます。
7.アルバイトの志望動機を書くときによくある質問｜高校生・フリーターの例文も紹介
ここからは、アルバイトの志望動機を書くときのよくある質問について解説します。
Q.そもそも志望動機を書かなくてもOK？
アルバイトの応募において、履歴書などで志望動機の提出は必須ではありません。志望動機を伝えることで、意欲や適性をアピールしやすくなるのは事実です。しかし、求人案件や募集要項に履歴書などで志望動機の提出が必須とされていない場合や、他の手段で自身の経験やスキルを伝えられる場合は、志望動機を書かなくても問題ありません。
Q.アルバイトの志望動機はどのくらいの量を書けばいい？
アルバイトの志望動機を書く際には、短くても3〜4文、長くても1〜2段落程度の文章で表現することが一般的です。志望動機は具体的かつ明確に伝える必要がありますが、あまりに長くなると採用側に読みづらさを感じさせてしまいます。具体的な経験やスキル、アルバイトへの意気込みを端的に伝えるように心掛けましょう。
Q.高校生がアルバイトに応募する際の志望動機の例文は？
高校生がアルバイトに応募する際の志望動機の例文は、以下を参考にしてみてください。
【例文：家から近い】
家から近くシフトに柔軟に対応できると考えて応募いたしました。通勤にも時間がかからないので、効率よく働けると考えております。
【例文：お金がほしい】
大学の学費を稼ぐために、アルバイトへ応募いたしました。平日の17時以降で勤務でき、土日は10時から勤務可能です。
高校生がバイトに応募する際の例文を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
【高校生バイト】履歴書の志望動機は何を書くの？ 職種別の例文も紹介
Q.フリーターがアルバイトに応募する際の志望動機の例文は？
フリーターがアルバイトに応募する際の志望動機の例文は、以下を参考にしてみてください。
【例文：経験者の場合】
コンビニやカラオケでの勤務経験があり、これまでの接客経験を生かせると思って応募いたしました。コミュニケーション能力を高く評価していただいたことがあり、貴社でもスキルを生かしてお客さまに喜んでいただける接客ができると考えております。
【例文：未経験者の場合】
生活費を稼ぐためにアルバイトへ応募いたしました。軽作業は経験がありませんが、コツコツと業務を行うことが好きなので仕事に生かせると考えております。
8．志望動機で周りと差を付けよう！
アルバイトの志望動機は具体的に書き、働く姿が想像できるようにすることをおすすめします。志望動機は採用担当者に好印象を与えるために、ネガティブな内容を避け、自分の希望だけを書かないようにしてみてください。アルバイト先を探しているときは、豊富な求人が掲載されているマイナビバイトがおすすめです。飲食店からアパレルスタッフ、塾講師などさまざまな職種だけでなく、短期アルバイトや深夜・早朝バイトなどのさまざまな求人が募集されているため、自分の希望条件に合ったアルバイトが見つかるはずです。
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