1日限定の単発バイトは、その日限りで完結する仕事のため、未経験でも気軽に応募できる求人が多いのが特徴です。求人によっては通常のアルバイトに比べて高収入を狙えることもあるでしょう。今回は、2022年11月に株式会社マイナビが実施した全世代対象のアンケートをもとに、単発バイトの勤務時間や給料の支払われ方、タイパ※が良いと感じる単発バイトなどについて詳しくご紹介します。
※タイパとは「タイムパフォーマンス」の略で費やした時間に対する満足度のこと。費用対効果を意味するコストパフォーマンス(コスパ)にならって作られました。
アンケート概要
調査方法
外部調査パネルによるWEBアンケート調査
調査期間
2022年11月25日〜2022年11月26日
調査対象
単発(1日限定)バイト経験者
回答者数
100名(男性50名/女性50名)
タイパがいいと感じた単発バイトは「イベントスタッフ」「試験監督」
まずは、タイパが良いと感じる単発バイトについて聞きました。なぜそう感じたのか、理由もあわせて見ていきましょう。 同率1位は「イベントスタッフ」「試験監督」という結果に。「イベントスタッフ」のタイパが良いと感じる理由には、「休憩が多い」「予定より早く終わっても1日分の給料がもらえた」などの条件の良さや、「イベントの雰囲気を楽しめた」という満足度の高さがあるようです。
「試験監督」の場合は、「時給が良い」「試験中はその場にいる必要があるが忙しくない」のほか、「元高校教員だったのでスムーズに業務をこなせた」という声も。
3位、4位は「工場/ピッキング」「デリバリー」。「工場/ピッキング」の理由には「単純作業でやりやすい」「人間関係のストレスが少ない」などの声があったことから、タイパに加えて仕事が合うかを重視している人に選ばれているのかもしれません。一方「デリバリー」には、「思っていたより疲れが少ない」という体力面に魅力を感じている人もいるようです。
単発バイトは日勤で、1日「1万円〜1.5万円」稼いでいる人が多数
次に、単発バイトの勤務時間と1日の収入について聞きました。勤務時間は主に「8時から19時」の間で、夜間に働く人に比べて、日中に働く人が多い結果に。また、「健康のために早朝から始まるバイトをしている(70代・男性)」という声も見られました。アルバイトを通して生活リズムを整えているケースもあるようです。
そして1日の収入は、2位と僅差ですが「1万円以上、1.5万円未満」が最多でした。8時間労働と仮定して計算してみると、時給1,250円以上。勤務時間についてのアンケート結果を踏まえると、日勤で高収入を狙える単発バイトを選んでいる人が多いのかもしれません。
単発バイトの給料の支払い方法は、「手渡し」「即日払い」というケースも
続いて、単発バイトの給料の支払われ方については、「後日払い」で「8日以降の支払い」というケースが最も多い結果になりました。
働いたその日に給料を受け取ることができる「即日払い」や「手渡し」があるのも単発バイトの魅力ですが、「後日払い」で「8日以降の支払い」が多かったことからは、給料を受け取るタイミングに関してはこだわりすぎず、単発バイトを探しているとも言えるでしょう。
ちなみに、単発バイトには「日払い」という支払い方法もあります。「即日払い」と似ていますが、「給与計算をする上での締日は1日単位」という意味なので、実際の支払いは翌日以降になる場合が多いようです。応募する単発バイトが希望する支払い方法をとっているかどうかも、よく確認すると良いでしょう。
まとめ
最後に、単発バイトをどのように探したかを聞いてみたところ、「WEBサイトなどを使って自分で探した」「知人や親の紹介」という声が寄せられました。マイナビバイトでもさまざまな単発バイトを紹介しています。仕事内容や勤務時間、給料の支払い方法など、自分に合った条件のアルバイトを探してみましょう。