6月の花嫁といえば、女子の憧れジューンブライド! ヨーロッパでは、「6月に結婚した人は幸せになれる」という言い伝えがあります。一方、日本は梅雨真っ只中にもかかわらずそんなヨーロッパの言い伝えにあやかって結婚式の人気シーズンです。
そこで、結婚式にお呼ばれした時に恥をかかないように、大切なマナーのポイントを押さえておきましょう。今週から3週連続です。
結婚式の招待状が届いたら、なるべく早く返信してあげましょう。多くの場合は招待状を送るかどうかの段階で、あなたに出席してもらうかの確認の連絡をしてくると思います。したがって一般的には出席の返信をしますが、もしも急に欠席しなければいけない場合は、ひとこと電話でその旨をお詫びしてから、欠席の返信をしましょう。
また、自分宛の「様」や「御」といった文字、返信ハガキの先方向けの「行」の字は、返信の際に2本線で消しておきましょう。2本線ではなく「慶」という文字を上から書き重ねて消すのも◎。
さらに、ハガキの余白にお祝いのひと言を書き添えこと! メールでカンタンに済ませるなんてダメ!
ご祝儀で悩む人も多いようです。年齢や間柄にもよりますが、友人、同僚の場合は3万円が目安です。20代前半の学生で、バイト仲間のお祝いであれば、2万円でもOKでしょう。中には「交通費がかかるからご祝儀は1万円!」と交通費をご祝儀と混同している人もいるようですが、これはマナー違反!
また、ご祝儀袋は、オシャレなデザインのものがありますが、これは略式です。あまり重厚で立派な袋を選んでしまい、開いたら中身(金額)とつりあっていない!? ということが起こらないように、袋と中身のバランスにも気をつけましょう! お札は必ず、新札で。
招かれる場合に、オシャレで場を華やかに演出することは、大切ですが、花嫁よりも目立つファッションはNG。
特に、白いワンピースは、花嫁のウエディングドレスとかぶってしまい、失笑を買ってしまいそう。また、髪の生花の飾りは、花嫁のもの。お呼ばれしたときには、造花かビーズの飾りなどで髪をドレスアップしましょう。
文:編集部