そろそろお鍋が恋しい季節になってきましたね。友達と鍋を囲む機会も増えると思います。鍋にはちょっとウルサイというアナタ!今年は、もう「鍋奉行、自由に食べさせてよ!!」とは言わせない、愛される鍋奉行になろうではありませんか。名づけて「愛される鍋奉行レッスン」です。
鍋に昆布を敷く場合、水から入れて、沸騰する前に取り出すのがお約束。しゃぶしゃぶ以外の肉は、水から入れて出汁をしっかりとること。沸騰してしばらくすると食べられます。でも、入れっぱなしにしていると、やわらかい肉も固くなってしまうので注意!
魚は沸騰後に何度かに分けて入れて食べるとふんわりとした身の食感を楽しむことができます。
野菜も水から入れるのではなく、沸騰してから入れるようにしましょう。あまり早くからグツグツ煮ると、うま味と栄養素が抜け出てしまいます! ただし、ジャガイモなどの根菜は火が通るのに時間がかかりますから早めに入れたほうが、他の野菜と食べるタイミングをそろえられますね。
お鍋の間、延々とアクをすくい上げ続けていませんか? アクにはうま味もしっかり含まれていますので、何でもすくえばよいというものではありません。鍋の火が強ければ、アクらしきモノは出続けているものです。
本来鍋を沸騰させてから、火を弱めても残っているものが「アク」なのです。
鍋の前で具を足したり取り分けたりするだけではなく、「なんでこの順番で入れるのか」や「アクとは…」とシッカリ説明もできれば、今年こそ「へえ~そうなんだ」と周りを納得させ、愛される鍋奉行になれるでしょう!
文:編集部