この記事の要約
目次
- 1.夜勤バイト(深夜バイト)のメリット|夜勤は楽すぎ?
- (1)夜勤バイトは日中に比べて楽に働けることがある
- (2)夜勤バイトは時給が高い
- (3)夜勤バイトならWワークをしやすい
- 2.夜勤バイトのデメリット|深夜バイトはやめとけと言われる理由は?
- (1)睡眠不足で不健康になりやすい
- (2)周りの人と予定を合わせづらくなる
- (3)リスクを伴う業務を任されることがある
- 3.大学生向け|夜勤バイト(深夜バイト)のおすすめ8選
- コンビニ
- カラオケ
- 漫画喫茶・ネットカフェ
- 居酒屋
- ファミレス
- 警備員
- 交通誘導
- ガソリンスタンド
- 4.主婦(夫)向け|夜勤バイト(深夜バイト)のおすすめ7選
- 倉庫・工場
- データ入力
- 清掃
- ホテル
- コールセンター
- 介護スタッフ
- 病院の夜間受付
- 5.夜勤バイト(深夜バイト)に関するよくある質問
- Q.夜勤バイトで落ちる理由は?
- Q.夜勤で寝られるバイトはある?
- Q.高校生でも深夜バイトはできる?
- 6.自分に合った夜勤バイト(深夜バイト)を見つけてみよう
学業やサークル活動で忙しい大学生や、家事や子育てで忙しい主婦(夫)であれば、効率よく稼げる「夜勤バイト」への応募を検討している場合もあるでしょう。本記事では、大学生や主婦(夫)向けの夜勤バイトを15種類紹介します。夜勤バイトのメリット・デメリットについても解説しているので、夜勤バイトを始めようか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
1.夜勤バイト(深夜バイト)のメリット|夜勤は楽すぎ?
まずは、夜勤バイトのメリットを紹介します。
(1)夜勤バイトは日中に比べて楽に働けることがある
夜勤バイトは、深夜のお客さまが少ない時間帯に働く場合、比較的作業量も少なく、楽に働きやすい点がメリットです。日中に対応できない清掃や、事務作業に集中できるところも魅力となるでしょう。
「興味のある職種があるけど、日中の忙しい時間帯に働くのが不安」という人でも、夜勤バイトであれば働きやすい可能性があります。まずは作業量が比較的少ない夜勤バイトとして働き、慣れてきたら日勤バイトに変更してみるのも良いでしょう。
(2)夜勤バイトは時給が高い
夜勤バイトでは深夜手当がつくため、日勤バイトよりも稼ぎやすいといえます。労働基準法※では、22時〜翌朝5時の間に働いた場合、通常の時給に25%以上割り増しするように定められています。
例えば、日勤の時給が1,000円であれば、夜勤の時給は25%割り増しの1,250円以上になります。効率的に稼ぎたい人であれば、夜勤バイトを検討してみると良いでしょう。
※参考:労働基準法「第三十七条(時間外、休日および深夜の割増賃金)」
(3)夜勤バイトならWワークをしやすい
副業が可能なバイト先であれば、夜勤バイトを選ぶことで他の仕事とWワークしやすくなります。ただし、昼も夜も働いていると体調を崩しやすくなる可能性があるため、急にお金が必要になった際や本業の仕事が減ったときなど、一定の期間のみで行うほうが良いでしょう。
2.夜勤バイトのデメリット|深夜バイトはやめとけと言われる理由は?
夜勤バイトのデメリットは、主に以下の3つです。デメリットもきちんと理解したうえで、夜勤バイトを検討してみてください。
(1)睡眠不足で不健康になりやすい
通常は朝に起きて夜に寝る生活習慣のところ、夜勤バイトでは深夜に活動するため、睡眠サイクルが崩れてしまうことがあります。そうすると深い眠りにつけず、睡眠不足や健康状態の悪化につながることもあるでしょう。
食生活の乱れや日光を浴びる機会の減少も、健康を害する原因になってしまうため、夜勤バイトをするときはいつも以上に健康に気をつかった生活が重要となります。日中にしっかり睡眠をとったり、栄養バランスのとれた食事をしたりなど、体調をコントロールできるようにすると良いでしょう。
(2)周りの人と予定を合わせづらくなる
夜勤バイトで働いている場合、日勤で働いている友人や家族と予定を合わせづらくなります。生活リズムが異なるため、プライベートを一緒に過ごせない機会が増えるでしょう。夜勤バイトが何日も続くようなシフトはなるべく避け、生活リズムをリセットできるよう調整をするのがおすすめです。
(3)リスクを伴う業務を任されることがある
バイト先にもよりますが、夜勤バイトでは同時にシフトに入る人数が少なく、場合によっては一人で業務をこなすこともあります。人目につきにくい場所では、犯罪に巻き込まれるような不測の事態が起きるリスクもあるでしょう。
深夜に仕事をするため、出勤時はなるべく人通りの多いルートを選んだり、室内のチームで作業する仕事を選んだりするなど、安全面も考慮してバイト先を選んでみてください。
3.大学生向け|夜勤バイト(深夜バイト)のおすすめ8選
大学生向けのおすすめ夜勤バイトは、以下の8つです。
コンビニ
コンビニの深夜バイトでは、搬入される商品の検品や陳列、清掃がメインの仕事になります。お客さまが少ないため、レジや接客業務よりも、忙しい時間帯には対応できない場所の清掃や事務作業が多いでしょう。深夜の時間帯は人手不足になりやすいため、シフトに入りやすい傾向もあります。
コンビニバイトについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。
【経験者100人に聞く】コンビニバイトってどんな感じ?きつい?楽?覚えること一覧を紹介
カラオケ
カラオケでは、受付や会計をする「フロント業務」や個室への配膳や清掃を担当する「ホール業務」といった仕事があります。一般的に夜勤バイトは来客数が少ないケースが多いなか、カラオケは金曜日・土曜日・祝日前日は深夜まで混雑して忙しい場合が多いでしょう。
また、バイト先によってはカラオケ料金の割引が受けられることもあるため、カラオケが好きな学生さんに向いています。
カラオケバイトの内容について詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
大学生におすすめ!カラオケバイトの内容やメリットとは?面接での志望動機例もご紹介!
漫画喫茶・ネットカフェ
漫画喫茶・ネットカフェでは、受付で精算を行ったり、フード・ドリンクを作ったりするのが主な業務です。深夜の時間帯では、漫画やDVDの整理、品出しがメインの仕事になります。漫画や雑誌の新刊が入荷されると最新の本をチェックできるので、漫画好きの人におすすめできるバイトです。
漫画喫茶・ネットカフェのバイトに興味がある人は、以下の記事もご確認ください。
応募・面接前にぜひ!漫画喫茶バイトの仕事内容を再確認
居酒屋
居酒屋では、主にお客さまに注文を聞いて料理を運ぶホール係と、調理をするキッチン係に分かれています。居酒屋は時給が高い傾向があるため、夜勤バイトの中でも特に給料が高い仕事を選びたい場合は、検討してみると良いでしょう。
また、若い人が働いている場合が多く、お店によっては賄いが出る場合もあるため、一人暮らしの学生におすすめのバイトです。
居酒屋バイトについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
居酒屋バイトはきつい?業務内容・時給相場・向いている人の特徴を紹介
ファミレス
ファミレスのバイトは、ホールであれば注文を受けて料理を運び、キッチンであれば料理を作ったり食器を洗ったりするのが仕事内容になります。どちらもマニュアルがきちんと用意されていることが多く、バイト未経験でも働きやすいでしょう。
ファミレスバイトのメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
シフトの融通がききやすいファミレスバイトは、大学生にとって働きやすいバイト!メリット・デメリットも合わせて紹介
警備員
医療施設・ビル・駐車場・マンションなどを警備してまわるのが、警備員の夜勤バイトです。屋内での業務であれば休憩室が用意されていることも多く、仮眠をとりながら、適度に休んで働けます。研修制度はしっかりしているため、警備員の仕事が初めての場合でも、取り組みやすいでしょう。
警備員バイトの内容については、以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひ併せてチェックしてみてください。
警備員バイトの意外なメリット7選|仕事内容&大変なポイントも
交通誘導
交通誘導とは、道路工事などの屋外現場で、車両・歩行者・自転車の交通整理を行い、スムーズかつ安全に工事が進むよう支える仕事です。道路工事は夜間に行われることが多いため、夜勤バイトとして募集を見つけやすいでしょう。日中と比べて交通量が少なく、ゆったり働きやすい点もメリットです。
ガソリンスタンド
24時間営業のセルフのガソリンスタンドでは、夜勤バイトの仕事があります。給油操作のモニター確認が主な仕事ですが、日中よりも利用者が少なく、忙しくない場合が多いです。夜勤バイトで、できるだけゆったり働きたい人に向いているでしょう。
ガソリンスタンドバイトに興味がある人は、ぜひ以下の記事も併せてご覧ください。
ガソリンスタンドバイトはきつい? 仕事内容やメリット、向いている人の特徴などを解説
4.主婦(夫)向け|夜勤バイト(深夜バイト)のおすすめ7選
主婦(夫)向けのおすすめ夜勤バイトは、以下の7つです。
倉庫・工場
倉庫や工場では、必要な物品をリストにもとづき選び出す「ピッキング」や、倉庫内の物品を定められたルールにもとづき分類し、整理する「仕分け」といった作業があります。スピードを求められる場合もありますが、人とコミュニケーションを取ることが少なく、淡々と作業できるのが特徴です。短期・単発の募集も多いため、短期間で一気に稼ぎたい人にもおすすめの夜勤バイトです。
倉庫・工場で働くバイトに興味がある人は、ぜひ以下の記事も併せてチェックしてみてください。
ピッキングとはどんなバイト?仕分けとの違いやメリット・デメリットを解説!
データ入力
データ入力は、顧客情報や売り上げなどを指定の場所に入力する仕事です。タイピングの速さと正確さが求められるため、PC業務を行った経験がある人にはぴったりなバイトになるでしょう。服装や髪色も規定が厳しくない場合が多く、自由に働きたい人にも向いています。
データ入力バイトについて詳しく解説している以下の記事を確認し、メリット・デメリットについてもチェックしてみてください。
データ入力バイトは大学生におすすめ!仕事内容やメリット&デメリットを紹介
清掃
ビルや店舗などが閉店した深夜に、店内を清掃する夜勤バイトがあります。一人ではなく、チームで作業をすることが多いため、分からないことがあったときに教えてもらいやすい環境です。バイト先によっては「24時まで」「25時まで」といった時間指定をすることも可能なので、無理のない範囲で働きやすいのもメリットです。
清掃バイトについては、以下の記事で詳しく解説しています。
シニア世代におすすめの清掃アルバイトの魅力!資格の取得で待遇&年収アップも目指せる?!
ホテル
ホテルの夜勤バイトでは、夜間に到着したお客さまんのチェックイン対応や、電話対応などが主な業務となります。業務を通して高い接客スキルを身につけられるのは、メリットになるでしょう。24時以降はお客さまも就寝していることが多いため、フロントの仕事も少なくなり、夜間は比較的楽に仕事ができます。
ホテルバイトの内容を詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
ホテルバイトはきつい?働くメリットや面接時の服装・質問も
コールセンター
コールセンターの夜勤バイトでは、問い合わせのような電話対応をするインバウンド業務が多いです。例えば、クレジットカードの紛失対応や車の事故・ロードサービス、鍵の紛失対応などを行います。セキュリティが行き届いたオフィスで働ける環境なので、深夜帯でも安心して働きたい人におすすめのバイトです。
コールセンターバイトの詳細については、以下の記事もご確認ください。
コールセンターバイトは本当にきつい? 仕事内容や時給相場、メリット・デメリットについて解説
介護スタッフ
介護スタッフが夜勤バイトをする場合は、老人ホームのような介護施設で、就寝時の介助・夜間の見回り・館内の清掃などを行います。朝方になれば、朝食の準備をすることもあります。介護福祉士などの資格がなくても応募できたり、週1で働けたりする求人もあるため、主婦(夫)にもおすすめです。
介護関連の仕事に興味がある人は、以下の記事もぜひ併せてご覧ください。
【専門家監修】介護・福祉・ホームヘルパーのアルバイトについて紹介! 自分の都合に合わせて働きやすいって本当?
病院の夜間受付
夜間の病院では、深夜に来院する患者の対応をする「夜間受付のバイト」が募集されていることがあります。救急車からの電話対応、医者や看護師への取り次ぎといった業務を担います。医療系の資格がなくても採用されやすく、冷静に対処できる人であれば、誰でもチャレンジしやすいでしょう。
5.夜勤バイト(深夜バイト)に関するよくある質問
最後に、夜勤バイトに関するよくある質問を2つ紹介します。
夜勤バイトで落ちる理由は?
夜勤バイトであろうと、日勤バイトであろうと、面接に落ちることはあります。面接に落ちる場合は、以下の原因が考えられるでしょう。
- 言葉遣いや態度などのマナーが悪い
- 面接の時間を守れていない
- 身だしなみや髪型に清潔感がない
- そもそも募集条件を満たしていない
- 応募先から指定された持ち物を持参しない
- 履歴書が丁寧に書けていない
- 応募先ならではの志望動機がない
アルバイト面接に落ちる人の特徴を以下の記事でも解説しているので、あわせてご覧ください。
アルバイト面接に落ちる人の特徴7選!落ちないための対策を解説
夜勤で寝られるバイトはある?
看護師の夜勤バイトの中で、通称「寝当直」と呼ばれるバイトがあります。急変対応やナースコール対応が少なく、休憩時間を長めに取れるのが特徴です。看護師の仕事で夜勤バイトをしたいものの、体への負担を減らしたいといった場合にはぴったりなバイトになるでしょう。
高校生でも深夜バイトはできる?
高校生の深夜バイトは法律上禁止されています。
高校生(18歳未満)が働ける時間は、原則22時までと定められていることが主な理由です。
詳しくはこちらをご確認ください↓
関連記事:高校生はバイトで何時まで働ける?労働時間のルールと注意点を解説【専門家監修】
6.自分に合った夜勤バイト(深夜バイト)を見つけてみよう
夜勤バイトでは、日勤よりも作業量が少ない場合が多く、時給も高くなります。さまざまな夜勤バイトがありますが、自分に合った夜勤バイトをすることで、楽しく効率的に稼げるようになるでしょう。気になるバイトがあるものの、いきなり忙しい時間帯から働くのが不安であれば、夜勤バイトから始めてみるのもおすすめです。
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